2013年5月31日金曜日

213「新世界2」2013,5,31

  安倍ノミックスなるものが、黒田日銀総裁に異次元金融緩和を打ち出させ4月4日から新たな扉開きが成されています。日経平均が13000円台から16000円台まで急上昇したあと5月23日に今年最大の1143円の急落し、それから乱高下して昨日30日は今年2番目の737円下げています。債券相場も急落して 為替の円安とトリプル安になっています。果たしてこれから如何なるのでしょうか。 欧米諸国を始め全世界的な大恐慌の最中にあり、資本主義経済の破たんが直ぐそこまで来ているようでもあります。お金という信用創造のシステムで架空の価値が実体を支配し、支配者の教育が人間の概念、潜在意識をもコントーロールして隷属化され、人間本来の役割、使命、能力がスポイルされていて、自然環境、生態系すら破壊されていく道は、人類の集団破壊行為にすら思われます。
 既に仕組まれ、始動した機械の動きは止めようも無く進んで行きブラックホールへと吸い込まれ、果たしてホワイトホールが次なる世界への放出を成すのか未来は分かりません。極から反転するとしても人類に大きな試練になる事は間違いなさそうです。そこで次なる想造への目的手段を明確に得て実践して行くには、次元を超えた視点想創が必要で、それで人間の能力を飛躍的に高め、大いなる生かす力の助けを頂くことでしか新たなパラダイムを作り出していけないようです。
 私に果たして如何なる使命、能力があるかは定かではありませんが、是までの生きてきた軌跡の中に打ち出された点は明らかに私でしか無いものがあります。人の縁、活動の拠点、そして心、身体のあり様。歩かされ歩いてきた今がベストとして更なる展開、進展が縁する方々、仲間と人類自然に必要とされるものでありたいと思います。縁した先人の叡智、技術、人間力に学び、それを活用させて頂き、実践の継続の中で、いのちの営みを次なるいのちの為の新たな前提条件にと願うこの頃です。
 そして仙台天命塾、仙台テンメイを場として加速度的に何かが動き始めている実感があります。嬉しき楽しき幸せな渦、ラセンで、その拡がりです。

 5月18日木内鶴彦さんの講演会でした。
 「今は終末論的な話が多いが、多くの人は未来に希望を持てない状況のようだ。日本にはこれからも地震が起きるが大きなものは別だ。地球という星はエネルギー放出が必要となると地震が起きる。それを促すものは何か。それは太陽の活動周期にリンクしている。太陽の核融合の活動変化は11年周期で起きている。太陽が活発になると地球が活発になる。重力波は真空でも伝わる。太陽のエネルギーが強くなると軌道が遠くなり、弱くなると太陽に引き寄せられる。軌道をずらすほどでないがエネルギー放出が起きると地震、火山活動が生じる。ひずみエネルギーだ。
 高温度の水蒸気が地球の上の方が圧力が弱いので飛び出すのが火山。その時に大雨が降り雷が起きる。水蒸気爆発が起きて中で電気が発生して、地表は−で空間は+で発光現象が起きる。
 24歳ごろ地震予知協会で研究して活躍していた。地震はある程度予知はできた。今太陽は大きい変動を起こしていないので地球が滅ぶような大きなことは起きない。地震は起きるが起きたらどう被害を回避するかが問題だ。心の準備程度の事で良いのか。もし東京に行って地震が起きた時どうするか。考えている人と考えていない人で違う。自己の危機管理は必要だ。国が保証してくれるように錯覚しているが果たして信用できるか。まずは自己責任、自己管理が大事で助かっていくらの世界だ。
 お金があってもお金の価値が無くなったら都会では生きられない。田舎では生きられるし、循環して完結できる。今起きている気候変動は人災以外の何ものでもない。これからお金が機能しなくなり、機能し無くなったら近い将来に今の社会は崩壊する。それに代わるモデル計画を作り、ある意味でテーマパーク的な村を作って社会実験所を作っていけたら良いと考えている。
 そこでは太陽光発電により、蓄電器に蓄電して、電線が無く、直流で使用して行ける。更に太陽光を活用してごみ処理も出来、農産物の自給自足を目指して、余分な農作物は村外に販売する。一品持ち寄りで参加する各人の得意な役割を果たして行ける循環型の村作りを作って行く。総戸数100個ほどで考えて会社組織の中で社会実験をして行くのが良いように考えている。
 福島原発事故の放射能の影響をどうするのか。既に炉心シンドロームしていてどうしようもない状況だ。鉛の建屋でシールドする必要があるが出来ていない。政府は直接影響がないと言っているが、北半球を放射能は回りやがて孫子の時代に子供を産めなくなる可能性がある。体内の放射能をどうして放出させるか。太古の水は金属を吸着して放出することが出来る。これからは太古の水をどんどん活用して行く。
 自立できる手段を必要に応じて講じて行くことで未来は明るい。終末論的発想を持つことは無く、これから地球環境を取り戻し、継続可能な産業構造を作って行くことを実践して行く。」
 
 今年はいよいよ木内さんの社会実験の現実化に着手できるタイムラインに来ているようです。更に雛形、モデルケースを震災の影響を受けた東北の地で作れればいいなと考えているようです。そしてやがて仙台テンメイがその受け皿になるかもしれません。
 木内さんを囲んでの宿泊懇親会も、天命塾定宿の作並温泉岩松旅館で遅くまで語りあいました。
 翌日は皆さんでテンメイ大和農場を訪れました。途中、私の忘れ物を取る為に私の歯科医院に寄って頂きましたが、木内さん初めてでしたので暫し見学会になりました。小一時間ほど生体エネルギーに充ち溢れる空間を満喫して頂きました。皆さん気持ちが良いとすっかりリラックスして寛いで、バッハのレコードまで聞いていただきました。生体エネルギーのフルーツガーリックは美味しいと皆さんに好評でした。
  
 石神山精神社を参拝し、山の上の麓城跡を巡り大和農場に到着です。お不動様に御参りし、農場を散策して白き石も見て頂きました。木内さんからは是と言ったコメントは白石にはありませんでしたが、石の表面に刻まれた象形を見つけて明らかに人工的に配置してある役割に使用したものだろうとのことです。






























後は生体エネルギー建築資材を活用したまほろば舎で暫し休憩、お話会です。瞑想には最適の環境ですから皆さんいい感じです。





大和亭も内覧して頂きましたが、今年始め活用してから木内さん初めてですからテンメイの早い進展に驚きです。昼食も手作り味噌汁等で美味しく頂きました。午後はお昼寝して後は木内さんのお話を伺いましたが、新たな可能性が見えてきました。私達にも既成概念を外していく新たな視点が芽生えてきているようです。
「認めただけが世界であり、肯定しただけが自分である、そして自分が即ち世界である」
は出口日出麻呂氏の言葉ですが、私が好んで使わせて頂いています。意識の広がりで世界を新たに作る出す人間の想念が、ある媒体を通して触発されて、縁ある方々と共鳴共振して行く予感です。皆さんと新しい雛形を楽しく作り、必要とされる新しい世界が繰り広げられることを念願しています。
 農場で参加者の方が四葉のクローバならぬ五葉のクローバーを見つけられました。この地の御用が見つかったのかもしれません。