2014年6月14日土曜日

312「縄文スピリット3」2014,6,13

 磐神社から次に向かうのは北上市にある樺山遺跡です。天命塾では何度も訪れるお気に入りの遺跡です。小高い丘は林と草原でかつての住居跡で、小屋が復元されていて、西方に開けて田んぼ、北上川、北上山地の山々が綺麗に見下せる心地良い処です。丘を下りたところに資料館があり、その辺りにはストーンサークルが何個も点在しています。






 神人さんがこのストーンサークルがどのようなものだったのか尋ねられました。その時の応答です。
「皆を集めしある場所。
 我々を何の目的で調べている。
 ここは我等の墓だ。我等の埋葬の仕方があったのだ。
 住居と離れた場所にこのように祀った。」
 のんびりと縄文の世界を皆さん満喫しました。





 次も岩手県北の一戸町にある御所野遺跡です。駐車場からの入り口のゲートを入ると長いドウム型の透明の回廊で長い橋を渡り、出口を過ぎるとそこは縄文の世界で、タイムゲートを通り抜けた感じです。ここでも楽しくゆったりと自然の懐に抱かれる喜びを味わいました。神人さんはこの旅で沢山の写真を撮影し、ビデオも撮影していましたが、なかなかの腕前です。





 今日最後の目的地は青森県八戸市の種差海岸です。是までの内陸部の縄文世界から一転して広大な海の世界が開けました。荒々しい大岩に打ち寄せる波、広く拡がる芝生と太平洋が水平線の彼方に空と接する雄大な世界です。
 この海岸の美しさは有名で、多くの絵画や小説などでも取り上げられています。日本画の東山魁夷の作品「道」は有名です。私もこの絵を見てとても魅了されたのですが、そのモチーフが種差海岸だと言うのを知って驚きでした。
 陽が沈みかけ観光客もまばらになり暫し波音と潮風に身を洗いました。神人さんはどんどん波打ち寄せる海岸迄岩を登り下り進んでいき楽しんでいます。神人さんは八戸で生まれ育ち、ここ種差海岸はお気に入りで良く訪れる様です。





 今日のホテルは種差海岸から直ぐの八戸シーガルビューホテル花と月と渚で、部屋から海が見える最高のロケーションです。懇親会も和気藹々交流を深めさせていただきました。二次会では皆さんに神人さんからメッセージ、助言が成されましたが、私は1次会で飲んだ少々のお酒で既に酔ってしまい睡眠状態でした。その私に頂いたコメントを書き留めて下さった方がいて、後で教えて頂きました。以下の内容でした。

「大久保さんは、自分で悟って得ていくことが好きな人なので案外、人の言葉は必要としない人。すごくプロセスとして考えていくことに喜びを感じ、そのきっかけさえもらえれば、たたたたっと自分でこなしていける人。だからお伝えとかも、短い。必要としていない。長々と言われるのが好きな人は、かまってもらいたい人、見てもらいたい人、その逆が大久保さん。あまり言ってもらいたくない。でも、そのきっかけだけが欲しい。
 もともとエネルギー、力がある人。方向性さえ確認さえできれば、その後は、ばーっと自分で行ける人。その行ってる感が好きな人。きっかけをくれることを求めているだけ。確認だけ、ぽっと出来たら、よしっ行ける。答えを自分で出していく、それが人より早い。人が悩んで出していくところを よっしこうだと3つくらい決めてしまう。リーダー気質、頼りがいがある。方向性の不安材料として、人との別れがあると見失う。何か間違っていたのか…と。そこが結構もろい。自虐的になったり、八つ当たりしたりする。もろい部分は別れ。作りあげることは、ばーっとエネルギッシュだけど、その途中で別れがくると自分でも止めたり、離れたり、壊し始めたりする。それが大久保さんの課題でもある。
 その時大事なのは、周りのサポート。築き上げて来た天命舎の仲間は、その辺りを理解しているとは思う。うまくサポートしてくんであげて、そこを埋めてあげると自分で壊れないですむ。すごくそこはデリケートな人。そこを埋めてあげるとちゃんと超えて進んで行ける。そこを見られたくもない、関わってもらいたくないけれど、だけど、関わって欲しい。周囲は、さりげなく、そこをくんであげると、ありがとうって進んで行ける。そういう資質。ちゃんと理解できている人じゃないと関わっていきにくい。理解できる人が周りに固まっている、Tさん、Kさん、離れていてもサポートしてくれて、それですーっと超えていける。」
 後で聞いて、へぇ~、という感じでしたが、ありがたい助言です。前日のライブの後に懇親会に向かう時も私の事で神人さんが話した事も聞きました。私を守っている霊団、守護霊はしっかりしていて、だからぶれずに出来ているとか。これも聞いて、へぇ~、と言う感じでした。
 私が寝ている間に、皆さんに多くの心えぐられる、強烈なコメントが神人さんからあったようです。アラハバかれる、それへの反応はそれぞれで、後遺症が出た人もいたとか。

 お蔭様で翌朝は早朝から目覚めて、お風呂が開く時間まで散歩に出かけました。快晴で海が綺麗で風も初夏の感じです。八戸で生まれ育った私も、このように地元で泊まった事は無く、完全な訪問者で、とても新鮮な感じの旅人気分です。

 最初の訪問先は、蕪島です。うみなこの繁殖地で有名で、私が小さい頃は、この蕪島海岸が海水浴場でよく泳ぎに来ていました。今回は沢山のうみねこが飛来して来ていて、丁度繁殖の時期でした。ラッキーです。






 鳥居の脇にうみねこ爆弾を防ぐ為に傘が置いてあります。女性陣に優先使用で、参道の階段を進むと、ここかしこに巣箱があり、母鳥が卵を抱いています。卵からかえった雛鳥もいて、最高のタイミングで観察できました。神社を参拝して、皆さん無事バスに戻って爆弾の被害も無くホッとしました。しかし、後で指摘されたのですが、何と、私のジャンパーに被爆跡が見つかったのでした。あ~、当たっちゃった。大当たりです。