2014年10月13日月曜日

362「日高見遠野6」2014.10.12

 今日は巡りがとても順調に進み時間的余裕があります。最終目的地の樺山遺跡に余裕を持って臨みたいので、昼食後に予定していた呼ばれ石、続石を先に訪れることにしました。

 呼ばれ石は遠野市宮守町にあり、国道396号線の道端にあります。後で訪れる続石を過ぎ、南部曲り家の千葉家が右手高台にあります。200年前に建てられた160坪ほどもある大きな南部曲り家で国の重要文化財です。更に進み、宮守観音も過ぎて暫くするとソフトクリーム屋さんがあります。その先のカーブを曲がって直ぐに目的の、呼ばれ石があります。



 案内板があり以下のように記載されています。
「いつの頃とも知れぬ昔、この近くで作業する者に向かって、ふもとから家人の昼呼ばり(昼食時を知らせる)する声を真似たり返事したりするのは、どうやらこの巨岩のいたずらであるらしい。さては狐狸の化身かと狩人を頼んで一発打ち込んでからは、人の声に呼応することもなくなった。里人は今でも、胴体に鉄砲玉の傷跡があるというこの巨岩を「呼ばれ石」と呼んでいる。」

 石の周りは草刈りがなされていて綺麗になっています。巨大な石の上に石塔が立っていますが、何か書かれていますが判読できません。その石に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。

「改めてここに申すは、ここにありて宇宙の大きなる知らせ受けて、皆々に伝えたきが、皆々分からぬ方々なり。
 呼べども伝わらず、永き時過ごしたり。どなたにお知らせ致すかを。(拍手)
 是より60日の後、お受けいたす。お呼び成され。合図の音は。(拍手)
 たらりこ、たんたんたんたんたらり。(拍手)
 承りたり。」11:48

 何と、この石は宇宙の大きな知らせを受けて伝える役を成して来たのに、呼べども伝わらずだったようです。是より60日後に受け取り交信が出来る様に成るようです。60日後とは12月4日ですが、特にその日にここに参る必要はなさそうです。またひとつ扉は開かれネットワークが整います。嬉しきことです。



 早速に皆さんと喜びのご褒美を頂くべく、すぐ下のソフトクリーム屋さんに行きました。道路から少し脇に広い駐車場もある小奇麗なお家があります。
 ほとんどの方は暖かい小豆ソフトクリームを食べましたが、始めて食べましたがなかなか絶妙な味で美味しかったです。この地区で採れる小豆を毎朝、煮て作っているようですが、おばさん一人でてんてこ舞い、大繁盛でした。



 小腹を満たして次は先ほど通り過ぎて来た続石に向かいます。

 続石は駐車場から10分ほど山道を登った先にあります。
巨石が3つありますが一つが上に載ってあります。その石は笠石と言われ、幅7m、奥行き5m、厚さ2mの大きさで絶妙なバランスで下の石の上に重なっていて、将に奇岩です。これはドルメンと言われる物の様です。
「ドルメンとは支石墓(しせきぼ)のこと。数個の支石の上に長方形に近い天井石を載せたもので、ブルトン語で dol は「卓」を、men は「石」を意味する。支石墓は、西ヨーロッパ、インド南部、東南アジア、中国沿海部と広範囲に分布するが、数においては朝鮮半島がもっとも多く、支石の足が長い「北方式」と短い「南方式」に分類される。
 日本には、縄文時代晩期の九州北西部に出現し、弥生時代の前期に終焉する。形態はいずれも支石の短い「南方式」で、朝鮮半島の支石墓に比べ規模も小さい。」

 遠野物語拾遺第11話に出てきますが古代人の墓とも、武蔵坊弁慶が持ちあげて作ったとも言われていますが、不思議な世界です。
「綾織村山口の続石(つづきいし)は、此頃学者の謂ふドルメンといふものによく似て居る。二つ並んだ六尺ばかりの台石の上に、幅が一間半、長さ五間もある大石が横に乗せられ、其下を鳥居の様に人が通り抜けていくことができる。武蔵坊弁慶の作ったものであるといふ。昔弁慶が此仕事をする為に、一旦この笠石を持って来て、今の泣石といふ別の大岩の上に乗せた。さうすると其泣石が、おれは位の高い石であるのに、一生永代他の大石の下になるのは残念だと謂って、一夜中泣き明かした。弁慶はそんなら他の石を台にしようと、再び其石に足を掛けて持ち運んで、今の台石の上に置いた。それ故に続石の笠石には、弁慶の足形の窪がある。泣石といふ名も其時から附いた。今でも涙のように雫を垂らして、続石の脇に立っている。」遠野物語拾遺第11話

 ここには中山さんと一緒に以前に訪れています。今回の巡りでは、巨石の間に立って音を発する流れで来ていますので、ここでも巨石の間に全員が入ってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「離れることなく、皆々その身を保ち、永き時ここにあるは平らかに、揺らがずあるため、振動少なく、永き保ちおるなり。
 ただただ驚くでなく、ひるがえってその身と合わせるは、大きなる教えと成り行きましょう。
 只々の思いを持ち行かれませ。」12:54

 何とも奥深い言葉です。只々驚くのでなく、わが身と考え合わせることで大きな教えと成ると言います。絶妙な自然の妙、不思議も己に見出し、そして只々の思いで生きて行く事が勧められています。



 丁度おりてきて13時15分ほどです。昼食を13時半に予約しているのでこれまたベストタイムです。昼食は道の駅遠野風の丘でひっつみ定食を頂きました。ハイシーズンは土日の予約は受け付けないのですが、再々お願いしてどうにか個室で用意して頂ける幸運に恵まれました。この日はjR釜石線をSLが走るという事で特に大賑わいでした。食事を頂いている13時57分頃に道の駅の脇の線路を汽笛を鳴らして通り過ぎました。これも稀な事、ありがたいもの様で、今回の巡りの祝福のようにも思えました。
 
食事中の中山さんとのお話の中で後で訪れる多岐神社の事で次のお言葉がありました。
「訴えておられます。
 二つと無き大きなる思いと共にあり。
 是よりの事、大いに心配りて働きたし。
 なにとぞ参加許されたし。
 本日参りたその時に、光を発して頂きて、ひとつと成りて参りたし。
 タイセン タンタルル ラーリ。」14:03


 何とも心強い、嬉しい申し出でです。多岐神社でその意味が明らかになりました。

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