2014年10月19日日曜日

365「大和10月10日2」2014,10,19

 10日は良い天気に恵まれました。中山さん達をホテルに迎えに行き、私たちは皆さんより早めに大和に向かいました。12時の儀式に先立ち10時10分からTさんにあったお言葉に従い、中山さんとTさんで執り行う儀式が先ずあります。それには私とOさんが立ち会う事になっています。
 昼食の用意などのサポートをお願いしている先発隊と南川ダム湖畔の七ツ森湖畔公園で合流して大和農場に9時40分頃に到着です。
 早々に白石を見に中山さんと行きましたが、畑は猪さんが耕してくれた跡が、そこかしこに見えます。白石の周りをぐるりと耕してくれています。先日の台風18号が来襲した直後の10月6日に大和に行った時には、白石が完全に島になっていましたが、今日はすっかり水が引けています。
(1 0月6日の白石)
10時と11時の儀式は白石ではなくまほろば舎前の3つの円の中心で行う事に成りました。この円は、2年ほど前にまほろば舎が出来た時に中山さんから、石を丸く並べて3つのサークルを作り、その各中心と3円が重なり出来る中心に大きな石を置くことを言われて作成したものです。そこに光の柱を立てて、響かせるようにと言われていました。そしてその周りにブルーベリーの木が12本植えられています。それは白石がまだ土の中から掘り出される前の事です。なぜかグーグルマップでその円が見えるのです。驚きの時代である意味恐ろしきことです。
 
 10時10分にTさんと中山さんが3円の中心に、南北を向いて背中合わせに立ち、あわ歌を響かせました。光が二人に降り注がれているのが分かります。


 響かせ終わってのお言葉は以下です。
「うましみ ゐづりて この地にあるは 大きなる嬉しきなり。
 はらからの大きなる身なれば、これより発して、わ を繋ぎ行く。
 フーム ウール―ウ。」10:23


 Tさんを通してこの地の柱と成る儀式が出来ました。12時の儀式に向けて、まずは第一段階の前提条件が整いました。

 10半には今日参加の皆さんが揃いましたので、大和亭で資料を基に、今日の儀式の概要、各自の配置を決めてお伝えしました。その時中山さんから以下の簡単な挨拶がありました。
「是までの事は10月で一区切りになります。今日の儀式を通して、皆さんから受けた光をそれぞれが発して頂く時に成ります。くれぐれも宜しくお願いします。」



11時11分からの儀式は中山さん、Tさん、Oさんと私の4人で行います。先ほどの3円の中心に東西南北の四方に向かい背中合わせに立ちます。皆さんは周りを囲むように立って立会いして頂きます。あわ歌を響かせるのは中心の4人だけです。時間前にスタンバイして定時にあわ歌を歌い始めました。


響かせ終わって中山さんから以下のお言葉がありました。
「さあ さあ 集いて参られませ。
 全ての皆々、是よりこの地より発する響きと光を受けて、
 大いなる明日へ参りましょうぞ。
 皆々繋ぐ わ と成られませ。」11:27


 11時11分の儀式もしっかり出来ました。第2段の条件も出来て、いよいよ後は12時の儀式を待つばかりです。

 12時の5分前には全員が白石の所定の位置に立ち、準備は万端整いました。
 今回の配置の立ち方ですが、白石の中心に私が北向きに立ちます。後の内側の円の8人、その外に位置どる14人全員が外を向いて立ちます。いつもは皆さん内側を向いて円をなしてあわ歌を響かせていましたが、この外向きでの儀式は初めてのことです。


 あわ歌を3回、あいうえお3回、あ~1回で響かせます。12時5秒前からカウントダウンして12時ジャストに開始されました。
 私は最初の1曲目は北を向いたままで、2曲目はその位置で右回りで8方に向きを変えながら1週し、3曲目は左周りに音を発しました。中心にいる私には皆さんの声が外に向かって発せられているので、あまり響きとして聞こえません。他の方にも私の響きは、私が向いた時には聞こえますが他の方にはかすかな音だったようです。
 外に向かい発して響かせ合うのはとても大きな力が必要で、これまでとは別次元の事でした。しかし、全てはしっかりと執り行う事が出来ました。
 終わって中山さんから以下のお言葉がありました。

「遥かに望みたこの時を、迎えたるは真に嬉しきこと成り。
 晴れ渡りたこの空と古きこの地を皆々で繋ぎたり。
 是より、この地球の多くの地にて、大きなる繋ぎと結びを皆々様、方々、全てが行ない、
 ふむ うるう
 やがて大きな  が広がりて、新しきへ参る。
 ありがとうございます。」12:42



 何とも嬉しきお言葉です。儀式の目的は達成できたようです。終わって皆さんと集合写真を取りましたが、その後に白石を見ている中山さんが石がキラキラ光り出しているとおっしゃります。確かに輝きが違ってきています。白石に降り注がれる大きな光の帯もあります。

  今日は10時の儀式から12時の儀式まで太陽の光は強烈でした。南に向かって立つ方が顔面にその光を浴びて凄いエネルギーを直接頂いたようで、顔のほてりが尋常でなく、暑くてどうしようもなかったようです。

 終わって次は大和亭での直会です。炊事班が時間の合間に作ってくれたキノコ汁とお弁当で楽しい歓談の中で頂きました。少し休んでから、まとめを含めて、これまで成された日高見の巡りの旅のことを簡単に私が話し、更には今日からのことなど諸々について中山さんからお話がありました。中山さんのお話の概要は以下です。

「10月中に1区切りを付ける。11月は又、新たな事になる。あわ歌を続けている方々に、天地を繋ぐことを各地でやってほしいい。今日のことを踏まえて、しっかりと思いを定めて、これで次へ進んでいける。
 宇宙全体が進んで行くのに、地球も一緒に行けることに必要なことだ。しかしずれて幅が広がる事を恐れている。人が大事で、人間が定めてやっていけるように整えて行くことが一番大事なところだ。
 今日、3回に分けて儀式をしたのはそれを示している。発して行って欲しいことをやって見せた。その人のところに下りてくる。あわ歌会もくっ付いてやっているので入りやすい。我と咬むことでしっかりして根付かせたいということ。それを先祖も、その一統も待っているようだ。
 一人でする時は、自分の細胞に響かせるようにすること。大勢でする時に内に向いてやると響くが、今日の様に外に向かってするとそれ程でない。
 5万年から1万年前は地球の活動が激しかった。阿蘇は3万年前、鹿児島の姶良(あえら)でも噴火をし、十和田湖も3回噴火している。その時に、逃げた人達が生き残った。天災で人間が移動している。逃げてもしょうが無い、どんなことでも大丈夫の心を作ることが大事だ。
 私にもいろんな事があるが、そこでは言えないようなもっともっと心配する事があるが、ただただあわ歌を歌って過ごすことにしている。しかし、それを見ることに成るだろうが、動揺しないで過ごせる様にすること、早く光の人に成る事が大事だ。しかし光の人とはどんな人か分からない。
 かつて巨石を繋ぐ光のネットワークがあった。今回の巡りでも巨石を繋いで響かせたが、石の記憶は凄い。人間がやるのは天地を繋ぐこと。繋いで十字にして、光を繋いで活かして行く仕組みがある。今日の儀式では丸に十字と九曜紋で十字の形でした。
 これから11月から新たな始まりで来年の8月までに全国10か所するが8月の仙台以外未定だ。今年の12月に仙台での集いで皆さんに必要な事を伝えて、いろいろな質問に答えて行く。」


 さらっとお話になりましたがかなり厳しい事が待ち受けているようです。縁ある方は是非とも12月の集いに参加して頂けると良いかと思います。
 今日の12時の儀式であったお言葉の中の「ふむ うるう」の意味ですが、「現象界に新たなる物質を生む音」と言う事だそうです。音が現象を生み出すことを信じることが出来るのかがポイントの様に思います。

 大和の白石での今年の一連の儀式は滞りなく無事に行う事が出来ました。忙しい中に毎回参加して下さった皆様に深く感謝申し上げます。しかしこれも、終わりの始まりです。人間としての役割を果たしていく次なる段階を迎えます。各自の想いをどこに定めて、活かして行くのかが全ての始まりです。大いなる篩いは我の都合の良いように、目こぼしはなさそうです。共に縁ある方々と、激変の環境にあってもぶれない心で光を発して行きたいものです。
 次への繋ぎの機会が12月13,14日のあわ歌の集いに成りそうです。縁ある皆様のご参集をお待ちしております。

 3時半には大和を後にして帰路に着きました。中山さんと少数の方で、仙台駅前のお店でささやかな、然し、とても意味深い分散会をさせて頂きました。


 以上をもって、御蔭様で2014年10月10日の全てを終える事が出来ました。次回、12月に又、この仙台の地で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。