2014年11月28日金曜日

371「ひたむき1」2014,11,28

 もう今年も師走を迎えます。あっという間に月日は巡り行きます。元気でいろいろ体験し、楽しく過ごせることに感謝です。私の健康法の基本は30数年継続している真向法体操です。そして10年程に成る座禅断食です。どちらも私が指導者として皆さんにその場を提供し、善きご縁の中で教え育ませて頂いてきました。これまたありがたいことです。
 
 11月7日から9日まで35回座禅断食会を開催しました。毎回参加者の皆さんでその会の雰囲気、内容が変わります。今回は初めての方が半数近くを占めていましたがとても良い感じで過ごすことが出来ました。一言でいうと参加している目的、己の健康への意識がしっかり定まっていて、坐禅に集中できていたようです。
 




今回も会場の設定には生体エネルギーの仕掛けで環境を作り、生態系をプログラムしました。そして、前回との大きな加算は、飲用水が格段とレベルが上がったことです。8月末に私の医院に新次元水誘導翻訳装置きわみを設置しました。その変化は驚くものでこれまで設置していたきわみに加算しての内容は将に新しい次元というにふさわしいものです。
 座禅の合間の休憩時間は部屋に帰らずに、やはり会場で横になって休む方がほとんどです。説明していないのですが身体が自然に心地の良い処を感知しているのでしょう。
 今回も明けの食も美味しく頂けました。全員、宿便出しも出来て満願成就出来ました。一人初めての方が1時間過ぎて歩いても出なかった方がいました。私が指圧をしたところ、目出度く宿便を出すことが出来ました。これで仙台会場ではこれまでの記録が更新できました。
 
 片付けも終わって最後にミーティングをします。皆さんの3日間の感想をお聞きする楽しい時間です。今回参加された方の中から何人か紹介します。先にKさんです。

 最近3回続けて参加のKさんは遅刻して参加でした。11月1日から転職して参加も危ぶまれたのですが、数日前に覚悟を決めて参加の決断をされました。しかし、神奈川から仕事を終えてくると仙台駅からのバスは無く、最寄りの白石蔵王駅からタクシーしかありません。約7000円ほどタクシー代がかかり、到着が夜の10時頃と言います。
 しかし彼はその日の参加を決めて実行に移しました。予定よりも新幹線にもスムーズに乗れて、福島駅で白石蔵王駅に停車のやまびこに乗り換えの為に待合室で時間待ちをしていたそうです。そこで隣り合わせの方と話したらその方も白石蔵王に行くとのことです。何しに行くのかと問われて、蔵王高原荘で座禅断食会に参加する事を話すと、その方も遠刈田温泉まで行くと言うではありませんか。そしてその方の軽トラに乗せて頂くことが出来て8時半前に到着できました。お蔭でその日の最後の坐禅も出来ました。
 彼は速読の会でこちらの断食会に参加したAさんからこちらの断食会を教えて頂いて、生体エネルギーを駆使していることで興味を持ったようです。既に速読の会でも法蔵さんの坐禅断食会を経験していましたので、体感して理科系の人間として理屈を確認しようと思ったようです。
 半信半疑ながら断食期間中の反応や、予後の状態がこちらの方が良いようです。どうやらこちらの会が馴染んだようで連続参加になりました。そして前回の7月の時に携帯しらべを購入していました。その効果があった様で、体調も良く、更に職場でヘッドハンティングされることに成り、悩んだ末に11月の新しい職場に就くことに成りました。今回の断食会で心身ともリセットして、リフレッシュして再スタートを切ろうとの意図がありました。アンケートに以下のように書いて下さいました。

「11月から転職したので、身体も心もリセットしたいと思い、今回の坐禅断食会に参加させて頂きました。お蔭様で、身も心も新たにスタートできそうです。
 途中からの参加でしたが、軽トラに送ってもらえる幸運もあり、何か今までの自分からの変化も感じております。神奈川から遠いのですが、また参加させて頂こうと思います。」

 前向きな姿勢で、最初に参加した今年の春とは別人の様です。いろいろな事が好循環を遂げてきている事を実感しているようで、事の仕組み、前提をどう捉えたら良いのかが判断できるようになって来ています。嬉しいことです。今の生活の改善すべき課題も明確に分かってその対策の方法をお伝えしましたが、必要な商品を直ぐに購入されました。納得して更なる前進が楽しみです。

  宿便出し最後のSさんの感想です。
「断食と坐禅、両方とも初めての体験でした。2日目、3日目、朝のだるさも初体験で、多少の不安もありましたが休憩をはさんで、プログラムが良く考えられていて、気力、体力、無事、乗り越えられました。
 会場も清浄な雰囲気で、集まった方々も親しみやすく、ありがたかったです。
 断食後の宿便出し、予想外に最後の一人になってしまい、あせりを感じ始めましたが、大久保先生の指圧と、Kさんのアドバイスで無事に達成できほっとしました。
 明けの食事の食材やお茶、水がエネルギーに満ちていると感じました。生体エネルギーについてより意識して行こうと思います。」
 
 同じく初めての参加の方、2人の感想です。
「今回、座禅断食会に初めて参加させて頂きましたが、とても楽しかったです。他で2回程断食をしましたが、まったく中身が異なり新鮮でした。私にはこちらの断食が合っていると思いました。
 座禅も想像より全く苦ではなく、20分はあっという間でした。15回もやっていた気もしませんでした。初日夜の頭痛と3日目朝のだるさ以外は快調でした。あけの食事も大変美味しかったです。野菜そのものの味がこんなにも甘く、美味しいものだと久しぶりに思い出しました。
 普段便秘気味で排便があるかとても心配でしたが、45分後に出始めたのでホッとし、すっきりしました。とても爽快な気持ちで、食事を頂いてから元気になりました。
 ここで出会えた皆さんと大久保先生とサポートして下さったTさんに心から感謝いたします。ありがとうございました。次、又お会い出来るのを楽しみにしております。」

「ニンジンジュース断食(石原先生)3回、酵素断食(やすらぎ)1回やってきましたが、それらがお遊びの様に感じられる程、真剣な3日間でした。2日目夜まで楽勝の気分だったのですが、3日目朝から吐き気が強く、でも仮眠を取りながら、自分の体調を観察出来て良かったです。
 Sさん、Tさん始め様々な経験談、楽しくありがたく拝聴しました。オリジナルの野口先生の断食会や他の会も日程によっては参加しようと思いましたが、大久保さん、皆さんの話しを聞き、ちょっと考え違いました。」

 次はベテランの方々です。
「今回、参加するにあたり、夫、娘から素直な気持ちで受けて!と言われ、自分にもよぅく言い聞かせました。その気持ちのせいか、座禅中、呼吸を整え、100を数える回数が今迄よりも多く、嬉しく思いました。
 2か月間、便秘に苦しみ、絶対に座禅断食しかないよ!と娘に言われ、いつも二人旅だったのに、一人旅にチャレンジし、皆さんに沢山の便秘の食事法も教えられました。いつもマクロビ食に心がけているのですが、やはり坐禅断食に勝るものはないと思います。」

「お蔭様で無事参加することが出来ました。仕事の疲れがたまっていたのですが、座禅の数息、体操、十分な睡眠でスッキリリフレッシュできました。(環境のお蔭もあると思います。)
 回を重ねるごとに、断食中の手の甲の黒ずみ(紫色というか)が無くなってきているので、きっと腸の具合も良く成って来ているのだと思います。これからも続けて参加させて頂きたいと思います。
 いつもながら、心地良い環境設定、明けの食事への配慮ありがとうございました。」

 全員の感想を紹介したいところですが、これらの中でも十分に、皆さんのひたむきな姿が今も浮かびます。いつもながら散会の時の皆さんの笑顔、明るさは来た時とは別物です。お宿のスタッフの方もその変化をおっしゃってくださいます。その笑顔がお世話をさせて頂く私たちにとってありがたい、ご褒美です。次回は27年3月20~23日で開催です。また再開できることを楽しみにお別れをしました。
 断食会の日程の中に、夜の最後の座禅が終わってする、「おやすみ真向法」と朝起きて6時半からの読経の前にする「おはよう真向法」を指導させて頂きます。これは自由参加ですので今まではまちまちの時がありましたが、今回は全員が参加して下さいました。嬉しいことです。
 真向法は素晴らしい健康体操です。私にとって体操との機縁による恩恵は計り知れないものがあります。しかし私は計らずも大事なことを知らずに真向法を実践していました。 
 その事とは、11月15日の東北地区真向法研修会の時に佐藤良彦会長からお教えいただいた、「真向」とは「ひたむき」と読むという事です。初めてお聞きして、えっそうなんだ、と驚きでした。

2014年11月21日金曜日

370「次元の扉4」2014,11,18

はせくらみゆきさんのお話は楽しいものでした。簡単に紹介します。
「ハートが一番大事で、共振して行くのは松果体が中心で動きます。目を手でふさぎ、視覚情報をカットして、意識を松果体へ合わせます。そして疲れを集めて癒すように呼吸をして息を吐く。このワークで共振が出来やすくなります。
 今日の講演会に向けて昨晩、天、宇宙は我を通して何を伝えたいのか問いかけて寝ました。普通は翌朝には情報がダウンロードされているのですが、今日は舩井幸雄先生の優しい顔が浮かびました。
 ハイパーコミュニケーションは太古の昔にやられていた事で、そこに素直に戻るだけ。私たちは自然の分身で分かって当たり前です。自分がそう思うと周りが変わり、位相が変わります。今の自分のこの姿が無いとこの世の体験が出来ないし、体や心は神が与えてくれた楽器だと思う。

 20年前に、舩井幸雄さんから電話がありました。私が描いた絵を見て、私がある情報を得ていて書いていると感じて下さったようです。そして舩井先生の著書「エゴからエバへ」(1995年出版)、の絵を描かせて頂きました。
今、将に共に作り出す時代に突入した。出来ないと言うと、出来ない量子を探し、出来ない現実を創ることになります。今年、舩井勝仁さんとの共著でお金に対する認識を変える事の為に「チェンジマネー」を書きました。
 お金と自分の関係性は以下です。
私達は豊かに成る様に出来ていて、元々豊かだ。
物心共々に豊かにならないと、それは途中で、生成発展途上だ。心が豊か、物が豊か、心が豊かで物貧しいが人の本来の姿だ。粒子性、波動性の共に物質、精神が豊かで享楽する世界へ行く。

お金は何かと自問する。私は11年前に脳卒中で半身麻痺になりました。その時に「時が来れば死ぬ。それまで成長し続けられる。」、そう思った時にお金の概念が変わりました。そしてお金はいのちを表す道具と考えました。
感謝して、必要なものが必要な時に自由に手に入る。豊かさは、いのちの喜びを表すものです。
神、神の「か」は見えない力エネルギーで、「み」は見える力。奇しきありがたき力にありがとうございますと言うのがお金の真の意味です。
お金の価値を変えるのがミロク世への入り口で、今の経済体制は終わるのでそれをきちっと看取ってやりたい。自分がお金になったと思って財布に入って思う、どこへいきたいのかと。そのように使うことです。
 
今は終焉のラインを越える変化の最中で、地球はプラズマベルト体に入っています。地球の中心が暖められ、宇宙情報で励起していて、それを地磁気から身体が背骨を通して瞬間に受けているので体も変化して行っています。後は許可をするだけ。己の能力、弱者と成る事を認めた想像主として許可するだけです。
地球はシーター波とアルファー波の中間の波動を出しています。人間は普通はベータ―波の意識で生きています。意識の状態がアルファー波以上になると、マインドシフトが起きてミロクの世を創ります。そこは競争から共生への世界で、必要な時に必要な人に繋がる世界です。
隣の人と手と手を繋ぎ、T字形になり、手の温もりで繋がりを感じられ、そのぬくもりの後にいのちを感じられる。そして統合の意識へ向かう。意識革命は全体で一つです。1つで個々ですが全体に繋がっている。そしてどこへも行ける。観自在で、全体意識で観れてどこへも行ける。
音を響き、振動として感じていますが、振動の本質的働きは同じです。今回「おとひめカード」を作成しました。
「あ」は愛、愛が遍く調和したのが「わ」、和。「ま」は本質的中心で、真のものでないと成就しない本当の音の時代です。母胎の中にいる時の感じを感じるのが名前の響きです。得意分野で肉体を持った神として表すことが氏名、使命です。活性している和の民が日本人です。
潜象と現象を結ぶのが言葉です。そして想いと行動を繋ぐのも言葉です。
想い×言葉×行動=エネルギーの高さ
音、言葉は光りを通す波です。想念体、想いが真のことであれば実現しまる。自信を持って話す事です。全てに潜在意識が優先します。
子供みたいに今起こっている事を完全肯定して、感謝することが幸福へ繋がり、全て満たされることになります。今必要なものが十分に今ここにある。その愛と充足からスタートすると全てはOKです。
言葉、コトバ、光透波。愛を持って想い、語り、行動することです。」
 最後に「ふるさと」の三番をミロク世のさきがけ人として皆さんと歌いたいと思います。
「志をはたして 
いつの日にか帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
ミロク明けた ふるさと」」
 この、ふるさとの3番には、物質性に囚われると解らなくなりますが、根源に還すコードが入っています。
「全てはあっさり上手くいく。」この事はチェンジマネーの本質で。信念体系が現実を創っています。つまり見たい世界を見たいように見ているのが現実です。
お金はエネルギーです。私はお金の減らない封筒を持っています。そこでは仮想通貨を実現することができます。その為に信念体系をどう変えて行くのかです。貨幣が破綻するかもしれませんが無くても大丈夫です。そこはデーターの移行だけで、ただ銀行口座の金額が増減しているだけです。それを増やす方向へ持って行くだけです。それの為には「他の人の幸せを増やそう。」と思うと増えて行きます。
 流れに乗ること。そしてやるべき事を好きになる自分に成ることです。そうすると。「そして全てはあっさり上手く行く。」
 なんともあっさりと次元の扉を開く、意識の転換の秘訣を簡潔明解にお伝え頂きました。「そう思えば、そうなる。」「全てはあっさり上手く行く。」で自の意識の次元は開かれて様です。

はせくらさんと神田昌典さんのジョイントでおとひめカードが出来ました。お互いがその出逢いが必要で、新たな扉を開いたようです。神田さんのお話もとても面白く伺えました。一部を簡単に紹介します。

「並行現実主義の勧め。希望のストーリーを描き続ける事、そしてコピーライティングで言葉の力で売り上げを作ることができる。その言葉でお客の視点が変わって、琴線に触れることで出来る。インターネットは将に言葉が作る世界だ。
 言葉の力で異なる世界へシフトする。具体的に、社員のモチベーションが上がり、意識が変わり、経営の現実が変わる。その上手く行く言葉の背景には一定のパターンがある。
 全能思考とは、与えるもの、利他の中に、お客のこと等を考えて思考を深めて行くとブレイクスル―する。しかし言っている事とやっている事が違うと視点の転換が出来ない。それを転換させる。
 物語とは潜在意識での夢物語り。行動は顕在意識で行動のシナリオを作る。そうすると偶然がシンクロして起きる。全能思考で物語を描くと現実化して行き、予知も起きる。
 2010年に悟った。「なぜ思ったことが実現するのか。」が解った。思う事で時空が歪み、質量が増えると空間が曲がる。思考エネルギーが空間を歪めている。一人の場合は歪みが小さいが多くなると大きく歪む。場が緊張する新しい言葉やコンセプトが生れると別次元から新しいソリューションが入り込む。
(ソリューション:解答、解決策、解決、解法、溶解、溶液などの意味を持つ英単語。IT業界では、顧客の抱える問題・課題を解決したり、要望・要求を満たすことができる製品やサービス、およびその組み合わせのことをソリューションということが多い。)
 そうすると、フローやシンクロニシティ―、有り得ない出逢いが高い確立で生じる。ある臨界点を超えると起きる。そして新しい現実へ移行する。
今のパラダイムに囚われない新しいものへと変わって行く。そこには制限がなく、努力はいらないし、時間の縛りもない。それらは思考の囚われでしかなく、異次元がもたらされる。思考の重力が100%になるとリアリティー、現実、現象界へジャンプする。
 2010年にガン(悪性黒色腫)になった。仕事を止めて、未来チャートを作成して行動した。内観、懺悔、ガン等の沢山の本を読んだ。「幸せはガンがくれた」ではイメージ療法で物語を作り生きていたが、それはフーチャーマッピングと同じだった。
 ガンをハッピーにしよう。ハッピーになれば本来いるべきところへ帰ってくれる。病気のある世界から、無い世界へシフトする。普通に人は余命の年数のシナリオを作るが、逆にガンのない世界へ向かう。ラジカル・レミッション。
 現実は折り重なっているのでどの現実を選ぶかだけ。いろいろなところに認識のロックがかかっている。その信念体系を変えないとだめ。取り外すには潜在意識で変えて行動する。信じて行う事で実現する。それは認識変更への可視化ステップで出来る。
 これからは日本人の持っている利他性が突破口となり現実が変わって行く。」
 
 色々な方々の認識、意識、技術でこれから必要な世界への扉が開かれてきているようです。各自が何が必要なのかがその次元の扉を開く決めてです。
 
先日13日朝9時に出張から仙台空港に帰って来て医院に戻る高速道路で素晴らしい虹に遭遇しました。太白山を覆うように出ていました。太白山は金星のゲイトとも言われます。その虹に向かって車を進め、その日は快調に仕事が出来ました。
 そして11月15日早朝に天命塾のHPを開けるとカウンターが88888でした。これまたラッキーな転換点に遭遇できました。身近なところで平行異質宇宙、次元の扉開きが始まっています。







2014年11月17日月曜日

369「次元の扉3」2014,11,16

 佐藤先生と舩井勝仁さんの対談です。勝仁さんが絡むことで先生の話しも分かりやすくなりますので、初めての方にはありがたい内容です。簡単に紹介します。

「次元の扉を開くことでお話を伺って行きます。
 製品には製品を作った人の思いが出る。普通は、時間は一方向で不可逆だが、しかしそこには可逆が可能だ。無の時には、時と間と量がある。そして現象界では法則の周期を持つ。そしてそこでは目的として作られた仕組みが正常に進む法則がある。
 しかし人間の能力は戻れるし、若返りはできる。瞬間に戻ると異変を起こすのである過程を経る。
 可逆が出来たら明らかに次元の扉を開く事だ。

 今の多くの人達は、今だけ、自分だけ、お金だけの考えに畳み込まれているので、2次元にしか生きていない。その意識を手放すと3次元になる。そこは愛の世界で怖いものがないし、そこでは「全てはあっさり上手く行く」の世界だ。

 意識、能力をいろいろと使いこなせる人は良いが、出来ない人は学問で学んで使いこなせば良い。しかし学問が出来ない人はそれが出来る資材を使えば良い。
 佐藤先生が作った機械などを使いこなせば良いですね。

 普通はエントロピーが増大すると言われているがエントロピーが減る。時間の周期で、100年生きるとしたら、200年はそれを1とすると100年は0,5で、200年では倍の能力を持ったことを意味する。

「うんご」をすることで「ぎょぎ」が出来る。天に通じる行を始める時には、前提条件に遡ると全部出来る。ここから始める事。それで次が目的で、己の持つ無の扉を開く。自分の前提条件は何か。細胞生命体の中にある各自の能力が違う。そこでは無空無を変え、瞬間生命現象をしている。何も考えていなくても行をしている。
 生体エネルギー発生装置を使って寝ると、寝ている時の行を優位にしている。己の前提条件はムココクで、全ての前提条件は無。空は営みであり、営みをすると無となり前提条件になる。つまり瞬間生命現象と無空無をセットで全てが持っている。それは意識生命体でなくてもある。動いて考えなくても次の前提条件を作っている。何も考えなくても能力が上がって行くのが環境で出来る。

 有形で無いものも無空無で、能力も無空無を持っている。意識は先まで連動していて、計画通りでその位置が付いている。それを変更しても加算が起きている。
 具体的手段では、人工岩盤を作る事で環境を一変することが出来る。無の扉を開くと、ムココクが変わる。しかし同じムココクなのに意識を持たないと変わらない。
 毒は人の生命を脅かすから毒だ。もし健康で無かったらどうか。それは考え方が低いだけ。今までしてきたことを無しにしないと無の扉は開けない。そして次元を行ったり来たり出来るし、無の扉を開ける。でもそれをすると困る人がいる。それは今の権力者であり、今の状況が都合が良い人達だ。

 想創は思案のこと。創想は進化のこと。ここには今の学問を前提としたものとしていないものある。
 すたさ超伝導、「すたさ、すたかさ、たがまき」で特別な能力を引き出せる。因子が反応してくれるし、未知を作る事がそこへ行けること。
 すたさは能力のことだが、想像主が作ってくれたものは3%しか機能していない。それを機能させることで新たな世界を拓ける。」

 今回は先生の最先端技術の多くの物を会場に持参して下さっていました。特にそれらの機器を通した電気、いるなけみ電気、すたさ超伝導の電気を使用することがS社さんに先生が特別に許可して下さっています。S社さんはレーザーを使用して色々なものに彫刻をしています。今回講演会に参加した方へのプレゼントのカードの印字もS社さんがしていました。
 その今日だけ会場で使用許可が出た電気でレーザー彫刻を鏡に「すたさ、すたかさ、たがまき」の文字を彫刻されています。この文字も先生の許可があり始めて登場するものです。講演会でもその手鏡が紹介されました。
 鏡は対象物を映し出す機能を持ちます。しかしその鏡面に特別な電気を通したレーザー光で情報を処理することで、鏡そのものの内容機能性質が変わり、準拠位置エネルギーが高まり、生体エネルギー準拠位置が上がります。
 つまり鏡を構成している元素の前提条件を瞬間に、目的に応じた内容に教育し高めるのです。更に、そこに記された文字の内容で、その文字が持つ意味の機能が発揮されるようになります。それは将に若返り、能力の成長加算可逆をもたらす魔法の鏡と言えます。


  今回は展示ブースの三分の一は生体エネルギー関係の会社で占めています。その中でもそのS社のブースは沢山の方で賑わい、その鏡は即完売となりました。私も小さいキーホルダータイプの鏡を幸運にも購入できました。ラッキーです。

 展示ブースでは農産物、加工食品など多数の生体エネルギーが展示販売されていました。その中でも環境音楽家の小久保隆さんのブースも人気でした。
 生体エネルギーで特別加工されたヒーリング環境音楽のCD「ナチュラル コンフォート 美への導き」もかなり売れ行きが好調の様でした。このCDは原版作成の段階で生体エネルギーの処理を施している初の試みで将に新時代のさきがけと成るものです。チラシ案内には以下に記されています。
「このCDは、全製作過程において生体エネルギー技術が応用されています。豊かな水の流れに起こる音や、生き物たちが奏でる音など、さまざまな美しい音は存在します。近年は自然環境劣化により、自然の音源にも歪がうかがえます。
 CD製作過程でも、本来聞こえる音が消えてしまったり、音の持つ生命感すら失われています。本CDは、自然の音が持つ本来の躍動感や生命感を、可能な限りCD音源でお届けできるよう、製作に生体エネルギー技術がほどこされました。美しい空間作りを目的として生まれた、香り漂うナチュラルな音色の音楽CDです。」


 この音源は長野の生体エネルギー研究所のある東御市の聖の地で収録された自然音も含まれています。このCD作成の作成段階から数々の生体エネルギー技術の提供を受けていて、物語り作りなどについても佐藤先生の協力を頂き、視聴を重ねて佐藤先生のOKが出て出来ています。限定1000枚で製作されています。
 10月の長野で開催された生体エネルギー秋期特別セミナーで発売され、早々に私も購入しました。心地良く響く情報で、空間の内容が変わっていのちが豊かに成る感じです。今は仕事場、私の部屋、車の中と一日中その音の空間で過ごしています。

 今回このブログがNO369号です。369でミロクです。巡り合わせですから今回、新しい次元の扉を開き、ミロクの世に入るには丁度のタイミングだったのでしょう。
 摩訶不思議な鏡と空間装置される音響情報や色々の電気、電磁波や、建築資材等の生体エネルギー技術で「可能の扉、次元の扉」が開けそうです。
 佐藤先生のお話に合ったように、次元の扉を開きたければ以下の方法があります。
「意識、能力をいろいろと使いこなせる人は良いが、出来ない人は学問で学んで使いこなせば良い。しかし学問が出来ない人はそれが出来る資材を使えば良い。
 佐藤先生が作った機械などを使いこなせば良いですね。」

 環境が意識を作ります。今は環境劣化が著しいので本来持っている自分の遺伝子情報が機能できなく、物体遺伝子支配にすらなって、種々の病変などが引き起こされています。自分で想定できる世界で素晴らしいものは優性の世界で、想定できない世界が未知の世界で超優性の世界です。
 いまある宇宙、地球、その環境、生態系は想像主が作った物語次元です。しかし私たちはその仕組み、法則を未だしっかりと知り得ていませんが、その環境に活かされています。人間が想造主から与えられた能力で今、これから必要とされる環境、生態系を作ることは生体エネルギー理論、技術で出来そうです。
 その中で無の扉を開き、無空無の瞬間生命現象の繰り返しの行の中で、培われ育まれる私たちの能力は身体の遺伝子的能力、機能を高めるだけでなく、新たな情報、成長加算可逆の内容をセットして遺伝子に情報として設定して行けそうです。つまり能力の向上と身体的若返りです。

 全ては必要度が未知を拓き、道を開きます。勝仁さんの言葉にあった以下の言葉です。
「今の多くの人達は、今だけ、自分だけ、お金だけの考えに畳み込まれているので、2次元にしか生きていない。その意識を手放すと3次元になる。そこは愛の世界で怖いものがないし、そこでは「全てはあっさり上手く行く」の世界だ。」
 ここの最後の言葉は、「全てはあっさり上手く行く」多分、はせくらみゆきさんの言葉の様に思います。翌日はセミナーには、そのはせくらみゆきさんが登場しました。

2014年11月15日土曜日

368「次元の扉2」2014,11,14

  1日目の午後は佐藤政二先生の3時間、講演会で、テーマは「次元の扉を開く」です。
 今回の講演会に参加した方には、舩井勝仁さんから佐藤先生にお願いしてスペシャルのプレゼントが用意されていました。
 プログラムの冊子には「生体エネルギーを使った「有意の思いの実現をサポートする品」をプレゼントいたします。」と書かれています。
 会場入り口で頂いた封筒にはスペシャルなカードが入っていました。カードには生体エネルギーマークの中心に難しい字が書いてあります。行の中に業がある、佐藤先生の作られた言葉で「うんご」という字です。裏にはその意味が書かれています。

「うんごとは、有意の人が、有意の思いを実現させる為に必要なエネルギーが入った言葉です。また、災いを克服する力もあります。有意の思いを実現させるための前提として、人類・宇宙・自然に認められる行動をしている必要があります。
 舩井勝仁が皆様にプレゼントする言葉を、佐藤政二先生が想造し、選んで頂きました。」


  長野の生体エネルギー研究所の勉強会ではおなじみの言葉ですが、一般の方には、えっ!これなに!の感じだと思いますがとても力がある強力なカードです。ありがたく頂きました。
 
 冒頭に、舩井勝仁さんからお話がありました。
 佐藤先生とお父様とのご縁、そしてご自分が佐藤先生の元で住み込み研修を3か月されたこと。今回のさきがけで、有意の人に是非とも次元の扉を一緒に開いてほしいと願い、佐藤先生にそれが出来る様に今回3時間にわたり、生体エネルギー理論、技術を通して既成概念を打ち破る、将に次元の扉を開いてほしいと思っている事等のお話がありました。

 次に、大阪府立大名誉教授、生活健康学研究所所長の清水教永先生の生体エネルギー技術を活用した研究結果が話されました。その内容を簡単に紹介します。
「今回、日本の科学者3名がLEDの技術でノーベル賞を受賞された。ノーベル賞は昔は研究発表から80年位かかっていたが最近は短い期間で受けられている。それはある研究環境のみで大発見されている。その人の思いがどこから発するのか。それは空間における環境生態系の影響だといえ、その影響が地球全体へ広がって行くさきがけと思える。
 環境、場が大事でその中で身体が活性化されている。生体エネルギー技術を活用して、これまで科学的手法で数々の実験を行ってきているがその内容をお話ししたい。
 電波、電磁波を発する、いのちえしらべE、ES、ESV各4台、で生態系を作り、そこにしらべ、しらべS各1台を設置した実験区と、何も設置していない対象区とで各種の実験を行った。」
 
 その結果は以下の様ですが、驚きの内容です。
 ・SIgA(イムノグロブリン):実験区で有意に高まる。免疫力UP、ストレス耐性UP。
  生体反応が初期に起きて、3週間で個体差にバラツキ起きて、更に向上して行く。
 ・活性酸素:疲労に関係して病気の元に成る。快適療法を行って1日30分歩行する。実験区は有意に低下、対象区は変わらず。
 ・抗酸化力:実験区で有意に高まり、対象区は変わらず。
 ・テストステロン(男性ホルモン):減少するとうつ病になる。実験区有意に高まる。対象区は不変。
 ・インスリン感受性:運動療法、レジスタンストレーニング、複合的トレーニングで行う。代謝率が実験区で優位に高まる。
 ・EEGフィードバック:脳波の反応を感知しながら自分の意識で治せる。大脳活性値が実験区で高まる、対象区は不変。脳波α波、シーター波で注意集中すると20%→35%へ。300~500人に1人位の結果が沢山の人で出る。
 ・GDV、バイオフォトン(生物発光):電子の自由化。発光強度、面積とも有意に高まる。水が影響を受けるので体液が反応する。
 ・放射線による細胞損傷と修復能力。アポトーシス(自滅)率と生存率を測定。:実験区ではアポトーシス率が通常細胞より下がって細胞回復、修復率が有意に高まる。防御すると細胞生存率高い、アポトーシス下がる。
 ・天音S(携帯電話、スマートフォンの充電器):実験区は活性酸素減少、抗酸化力向上。電磁波は脳へ悪影響、精子能力低下

 空間に電磁波を利用して生態系を作る事で、その中で人間にとって色々な身体機能が高
まり、増して健康になって行く事が実証されています。是まで物質として体に作用させて
いましたが、空間のエネルギー情報が身体の機能を向上させて信じられない答えが出てい
ます。これは画期的な事に思えます。
 最後に清水先生は以下の言葉で締められました。
「見え無いものに気付いて、それを自覚することで感性が変わる。人間としていのちのウエルフェアーへの道で、健やかないのちの繁栄の道だ。生体システムは酸化還元のバランスを考えるサイエンスである。」

 次は佐藤政二先生のお話です。会場にはコンクリートのブロックが置かれ、しらべ等
の装置も設置されています。お話の内容を紹介します。
「私が自信を持っていることは、元素を使いこなさないと農業が出来ないが、それを50年以上やっていること。
 包丁は鉄で出来ているか、鉄を変えることで、切った後の物質の能力を高め、味覚も良くなっている。生態系生体システムプログラム産業ではある一定以上の準拠位置を作れる。
環境によって精神性が意識として変わる。1回やって答えが出ても、まだ答え的で他で
再現できないと答えだと思っていない。」
 まず実験をして体験してもらう事になりました。内容は割愛しますが実験区では明らかに味が良くなります。更にそれ以上の情報を受けると更に味が良くなりどんどん変化して行き、被験者の方も納得しています。その結果を踏まえてお話が続きます。
「上を知らないと、最低でも最高に思う。
 成長加算可逆系の場を通して、人間の能力が変わったのか、酒の能力が変わったのか。それはどちらも変わっている。
 放線菌の能力を上げられるものが本物の土だが、土壌に万有引力が高い粒子構造を作り、コンピューター的生態系を作る。我々の身体にはタンパク質、必須アミノ酸の能力が一番必要だが、そのアミノ酸の硫黄の能力でタンパク質が決定されていく。硫黄の結合能力だ。
 連作障害を治すことが出来る。今までの次元は窒素、リン酸、カリだけ。陰イオン交換容量、陽イオン交換容量を活用して、保持力を持たせて生態系を作る。
 真正腐食はプログラムして作られたもの。それらによりATP産生、タンパク質の第3次構造の内容を多様化してくれるもので個性がでる。今のサブリメント栄養学ではダメ。何が作ったものか、土のリン酸吸収係数までコントロールすること。その有機化の内容を明確にする。
 ナズナ、ハコベの雑草が薬草になる。薬用ニンジンの様にウドを薬用に変えられる。これまで考えられなかったことが出来る、その次元の扉を開く。
 無は全ての前提であり、空は営み。我々は無空無をし、繰り返している。どの能力の無空無にしたいのかで違う。
 次元、物語に辿り着く前に準拠位置がある。それを明確にするのに自分の意識生命体としての反応をどうするかだけ。肉体は遺伝子的反応で出来ている。胃と肝は違うが同じ遺伝子、相似的にある。
「いるなけみ反応系」では、その能力で細胞が劣化したものを優性に導き、更に加算が出来る。半身萎凋病、根こぶ病、壊疽性乳房炎等も治せる。全てはどの環境で、どの生態系でセットするかが次元を決める。

 空間に新しい生命体を作る。そこにタンパク質的要素の物語を作る。タンパク質は硫黄が要だ。そうすると新しい植物の能力を作り、レタスを薬草的にすることが出来る。それは硫黄化合物をどの反応系で使うかだ。
 空間の行(ぎょう)の次、「うんご、ぎょぎ、まごく」、とあるが、ぎょぎはお釈迦様的な人、教えを作れる人のことを言う。PH依存型でなく、エネルギー依存型でないとダメ。
 空間に「まげびき、どゆごけ、じしきり、じしまみ、みょさみ、みみい」、で作る。それは摩訶不思議な力を使って1に出来るもの。
 車の排気ガスで砂漠を直すことも可能だ。有機化農法で有機物を入れて好気的微生物90%、嫌気性菌10%で多糖を作る。
 良質堆肥の定義があるが、木質のリン脂質のレシティンを作り、リン脂質を高める。そうすると完熟トマトを1週間持たせることができる。普通のものは未完熟でないと出荷出来ない。
 毒とは生きる力を奪ったから毒で、それを助けたら薬だ。それは資材の能力次第で決まる。
 人間が作ったもので空間の能力を1つにして使う。産業別に建築を指導するが、どの能力を作ったらその空間、建物が必要とされるか。
 サブリメントだけではダメ。物体をどの能力にするか。車を電気だけで能力を変えられる。元素を使う産業では出来る。
 放射線の能力をある環境を通すと変えられる。その次元を開く。それは無の扉を開くこと。
 前提条件を知らないから毒を薬に出来ない。薬草も更に高められる能力の次元がある。不完全タンパク質では物語が通用しない次元でしかない。
 農業者の私が他産業分野の人にそれらのものを作ってもらう。今までの常識は生態系を無視している。まずは自分の環境を作り、準拠位置の次元、物語の次元、宗主神の次元を作る。
 細胞生命体の進化を明確にしてその上で、水の中で何故我々が生きられないのかと考えるところから始まる。
 青酸カリを毒にしないその手段がある。具体的に次元を使うとしたら一番最初の法則を作ったもの、法則を使うもの。その為に、「いるなけみ」に「にむゆえか」がセットされて使える。
 生きている目的は何に? 幸せは何に? お金でなく何でも作れる能力が必要だ。その能力の準拠位置が本当の資本と言える。今の不可能を可能にする条件は、まず不可能が分かる事。定義できないとそれすらない。そこでは常識が邪魔をする。
 車で若返る事ができるし、それは元素の能力を変えることで出来る。金属1個で全てを1つにする生態系が出来る。」

 初めての人にはやはり難解なお話になったようですが、えいやーでなく理論で誰でもが出来る技術にすることで産業化が出来ます。自分の持つ物語の扉、次元を開くには既成概念を越えた新知見を体験して行くしかないように思いました。全ては必要度でしょう。休憩をはさんで次は佐藤先生と勝仁さんの対談です。

2014年11月10日月曜日

367「次元の扉1」2014,11,10

 11月1日に横浜のパシフィコ横浜で舩井さきがけ・フォーラム2014がありました。このようなイベントには最近参加していませんでしたが久々に行ってきました。


主催をしている舩井勝仁さんとは長野の生体エネルギー研究所の勉強会で顔を合わせますし、今回は佐藤政二先生も3時間にわたって生体エネルギーについて「次元の扉を開く」と題して講演されます。先生も今年の10月に開催された秋期特別セミナーに引き続き、特別な会と位置付けて全力投球で臨まれていて、最新の資材、環境設定をしてお話しされるという事でしたのでこれは是非とも参加しようと思った次第です。
 舩井幸雄さんが2014年1月19日に81才で亡くなられています。私が20数年前に彼の著書に出逢い、ある意味怪しい世界?に興味を抱いて、いろいろな方面への学びの始まりのきっかけを頂きました。ある意味ではこのような世界への扉を開くきっかけを頂いたのが舩井幸雄さんだったようです。ですから当時の舩井オープンワールド等にも参加をして多彩な情報に触れていました。
 そこで始まったご縁が、トータルヘルスデザインの近藤洋一さん、天外伺郎さん、黒沢吾耶さん等です。後で知ったのですが、佐藤政二先生も舩井さんとご縁があり、生体エネルギーには特段の関心を示していて、舩井勝仁さんがアメリカから帰って来たばかりの頃に数か月にわたり佐藤先生の処に住み込みで研修に派遣されていたとのことでした。
 また、初期のころの秋期特別セミナーには数年にわたり舩井幸雄さんが特別講演をして下さっていました。そんな経緯も有って舩井勝仁さんが生体エネルギーの勉強会にも定期的に参加されています。佐藤先生も勝仁さんの能力を評価され、これからも更に磨き上げることを願っておられて種々の協力支援をして下さっているようです。

 さて、ウイキぺデイアによると舩井幸雄さんの思想は以下のように記されています。
「“気”、“波動”、“宇宙意識との調和”、“潜在意識の開発”、“あの世”などの宗教的なキーワードをよく使う。出口王仁三郎、日月神示、プラス思考の影響が強い。
 船井が伝えたいポイントは、著作によりまちまちだが、表現を変えながらも繰り返し勧めるキーワードは、「素直、プラス発想、勉強好き、なら成功する」「全ての物事に感謝しながら生きよ」「短所を見ず、長所を伸ばせ」「人からもらうことより人に与えることを考えよ」「思いは実現する」(プラス思考)「全ては「必要」「必然」「ベスト」」「過去オール善」などである。
 一方で、亡くなる直前の2014年1月6日に自身サイトで公開した文章では『いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。』と述べている[2]。」

 ここの最後の部分の脚注[2]は 舩井幸雄.com - 2014年1月6日「いま一番知らせたいこと、言いたいこと」からの引用です。最近はほとんど舩井幸雄さんの事については情報に触れていませんでしたが、このブログを書くにあたって初めて目にしたものです。
 その舩井幸雄comの内容の一部を紹介しますが以下でした。
「2014年1月7日 今年のポイント
 皆さま、明けましておめでとうございます。
 2014年の正月を心から祝いたいと思います。
 私の拙い直感力では、今年は変化の年になるだろうと思います。ただ、いま、直感力がするどくなっています。
 まず日本の政治ですが、ワンマンで、ばらまき型、インフレ志向の安倍内閣は、壊れる可能性が強いでしょう。
 お金の値打ちを下げ、失業者は別にしても、収入がふえず、大多数の中小零細業者が困りつつある現状は、浅はかな安倍晋三さんへの過大な期待にあったことに、大多数の国民が気づくはずです。今年は安倍内閣の支持率は30-40%に下がるでしょう。しかも早急にです。
 経済的には、一部の輸出型大企業は別にして、エネルギーなどの輸入で物価が上がり、これも庶民にまではっきり分ると思います。それに消費税の増税で、かなりの「てんやわんや」となるように思われます。増税はこわいですよ。
 それ以外の面でも、不満が国民からとび出し、絶対多数にあぐらをかく自民党政権を心底からゆさぶると思います。
 日本は本来、技術的にもすばらしく、国民は勤勉、質素な特性を持っています。ただマスメディアが、安倍政権一辺倒なので、去年は判断を狂わされましたが、多くの国民は、そのことに今年は目覚めるでしょう。
 一方、世界的には、アメリカの不況はどうにもならないし、中国も問題をかかえすぎであることが分ります。EUも寄せ集め国家連合の歪みが、あちらこちらで火を噴き出し、やはり先進国で安定しているのは日本であるらしいことにも、日本人は気づくと思われます。
 こんな年にどう生きるべきか……ということですが、日本人は、勤勉、質素で、技術指向がやはり国民性からみて第一の特性でしょう。これを活かすことです。
 ついで、本当のことを実感として知り、それの可否を調べることだと思います。マスメディアの発言は半分は問題外にしてください。それよりも自分の感覚でつかんで、調べ、そして本当のことを知ってほしいのです。
 現実に地に足をつけて考えてほしいのです。
 いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。そうしますと、「あっ」と、びっくりするほど、自分のしていたムダに気づくでしょう。間違いも分ると思います。

 いずれにしましても、今年こそは、地に足のついたよい仲間をつくり、仲間間で助けあい、地道に生きてほしいのです。一人ではムリだと思います。 
 いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。
 ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。
 ただ、将来への夢と希望は忘れないようにしてくださいね。これらは大事です。
 いま半病人の私は、直感が冴えています。
 それゆえ、多分、ここに書いたようになるでしょう。 ……と思っています。」
 この年頭所感にはとても大きなメッセージが記されているように思います。多分この事を受けて、勝仁さんが今回の舩井さきがけをお父さんのころとは違った意味で、また単なる追悼の会ではなく、新たな門出として企画された様に思いました。

 舩井幸雄さんの最後に書かれた舩井幸雄com2014年1月28日は以下のものですが、亡くなられてから公表されています。
「死を考え続けた12/25~1/12の私の心身状況
 私は先月(2012年12月)25日からきょうの午前中(1月12日午前中)まで、病院や医師のところへ行く以外、ほとんどBEDに伏せたきりでした。
 これは今月(1月)28日のHPの発信文ですが、今朝、歯科医師のところへ行き、もどって来てから、この貴重な記録をとりあえず残しておこうと、ペンを走らせはじめたのです。
 この間は、テレビ、パソコンなどはもとより、来た多くの年賀状も、誕生日祝いにも一切目を通さず、もちろん文字も書かず、BEDに伏せたきりというより、それ以外には、カラダがどうにもならなかったのです。
 ただ、最低限、大至急必要とする1日に4-5枚のFAXに目を通し、その返事だけを書きました。
 この間に毎日来た何十枚か百枚をこえるFAXは机の上に積んだままになっています。
 そして、毎日、いつ死ぬのか……とのみ、横になって考えていました。
 といっても、横になるのも大変でした。あちらこちらが痛く、特に右下第2臼歯の根尖性歯周炎は「究極の歯痛」と言われるだけに「睡れる」というような状態でなく、喰べにくいし、話せないので、痛みに耐えかねて、BEDの中でも身も心もおきどころのない状態でした。痛みどめ(ボルタレン)も、あまり効果がなかったようです。
 当然、自らも体力の衰えがよく分り、立って歩くと足元がふらつきます。
 今朝、歯科医師に、口内のその場所を消毒してもらい、ようやく痛みが一時的におさまったので、ペンを走らせはじめたのです。
 もちろん、充分の手当はしてきました。この歯も順当なら1月16日に抜歯予定です。
 それと、もう一つ私には、つらい病気がありました。オーラルジスキネジア(舌が自動的に上下、左右に動き回る)です。
 舌が口内の左端や右端にくっついたり、上下動が止まらなくなり、これも、意図せずにおこるだけに、どうにも対処がむつかしく、神経内科の大学教授の主治医のアドバイスどおりには対応できず、いざオーラルジスキネジアの動きがはじまると、カラダをよじるほど痛く、毎日何時間かは、これに悩まされつづけました。
 当然、少し症状がおちついた時は、目を閉じて考えることになります。
 なぜこんなに苦しまねばならないのか? 思い切って死んでしまえばどうなるのか? 
 ……できれば死んでしまいたいな? など……と。
 どうすれば死ねるのか? ……自殺などはしたくない。
 何にすがり、何にたよればよいのか……本当に大変でやむなくBEDに伏せたきり悶々としていたのです。こんな日々でした。
 いつも勉強していたので、人の本質は死なない、カラダは死んでも私の本質は絶対に生きている……ということまでは分ります。
 そのうちに、私とほぼ同じような病気をされ、それを乗り越え、現在大活躍中の人がいらっしゃることも1人だけ見つけました。
 どうして、その人が元気になられたか……発病されたのが私よりも何十年も若い時だったこと、大変な苦労の末にそれを乗り越える強いパワーと意志を持たれたからのようですが、私には、とうていマネができそうにありません。
 ここまで書きましたら、舌のジスキネジアが動き出し、痛みはじめました。
(少し楽になるまで、BEDに伏せります。(1月12日 pm0時12分)原稿も少しストップします。)

 ところで私は、オーラルジスキネジアのため、ここ何年か人並みに飲食はしていません。家内がつくってくれる特製の柔らかい物しか口内を通らないのです。お酒なども何年も飲んでいません。
 ヨダレにも悩まされています。
 ただ、首から下は健康(?)なので、腹はへります。しかし少しでも喰べるのはそれなりに口内が痛いのです。でもそれをおして、1日に何回か喰べたくなります。事実、喰べています。それを実行していました。
 生きることへの執着といいますか、「人体はすごいな」と思います。
 こんな状態でも生きねばならないのか……どうして死ねないのか? 
 痛いのをムリして喰べ、またBEDに伏せながら何回も何十回も考えました。
BEDに伏せていても、昼は睡くないからです。
 結局分りませんでした。
 そのうち、死ぬ時になれば分るだろう……それまでは私の心身をお創り給い、いま、この苦痛を与えてくださる神さま(?)になるべく苦痛を少なくしてください……とおすがりするしか仕方がないと思うことにしました。他に考えようがないのです。
 きょうもまた、これからBEDに伏せて、同じ質問を自分というか「神さま」にくりかえすことになると思います。
 そして、例日のようにオーラルジスキネジアの痛さで、夕方にはのたうち回ることでしょう。
 あらゆる考えうる手はやりました。
 しかし、ここ何日か、それしか仕方がないのです。くり返しです。
 そのうち、気が狂って、おかしくなるのかも分らないと思います。
 それ故、病気の辛さとその体験、そして究極は人間は死を考えることを、きょうは綴りました。
 この原稿が発信される1月28日までに、少しでもよい方に私の実情の変ることを期待して、ありのままの昨年末からきょう(1月12日)までの自分の心身の状況を告白しました。よろしく。」
 しかし1月19日に鬼籍の人となってしまいました。最期の病苦との苦悩の様子が分かります。舩井幸雄さんに色々な評価がありますが大きな役割があった方に思います。そんな方の遺志を継承したご子息の勝仁さんには進化、発展させて新たな次元の扉を開く役割を期待します。佐藤政二先生もそのようなお気持ちで今回の舩井さきがけには臨まれたように感じました。
 1日目の最初の大ホールでの講師は江本勝さんでしたが、10月17日に71才で急逝されていたので舩井勝仁さんとご子息が登壇され江本勝さんの追悼のお話になりました。明らかに時代の主役は変わって来ています。