2015年9月13日日曜日

484「地の理3」2015,9,12

 和賀川は真昼山地の和賀岳に源を発する北上川の支流です。弁天島は西和賀町を南北に流れる和賀川の中、旧沢内村弁天地区にあります。川幅40mほどの中にある島で、両岸から橋が掛けられていて、島の中には厳島神社が鎮座しています。このあたりは和賀川の川底は岩で、弁天島も岩で出来ていています。岩の形の違いから、島の両岸の川の流れ、景観がまったく違います。西側が浅く、川幅が狭く、滑り台を流れ落ちるような急流で、男性的です。方や東側が少し深く、幅広で緩やかな流れで、女性的です。川には沢山の魚が見えます。両岸の景色を満喫しながら水のエネルギーを受けました。





 弁天島の神社の前に岩が地面から露出しています。その岩を囲むように、田沢湖であった絵の配置で立ってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「8個に囲まれ、天地繋げば、その8個は大きな和(輪)となし、渦となし、
 その身の中心、光を発して、宇宙なり。」13:08


 田沢湖での絵の配置は天地繋ぐもので、そこで大きな輪をなし、渦をなすことでその身の中心から光が発せられるようです。

 何か大仕事を終えた感じで弁天島から5分程の昼食のお店に向かいました。下見で自家製麺が気に入ったところです。皆さんでいろいろお好みで注文をして大満足、大満腹です。



暫しのんびりしていよいよモンゴルの相似形の地、穴を目指します。

 女神山は真昼山地にあり、秋田県と岩手県の県境に山頂を持つ標高956mの山です。
県道1号線から西に折れて下前方面、女神山登山口を目指します。舗装道路を過ぎ砂利道を6キロほど進みます。下見をした道ですから安心して狭隘な山道を走らせます。
 登山口駐車場には車は無く、私たちだけです。白糸の滝を目指して登山道を下り登ります。太陽も姿を現して輝きをもたらしてくれています。かれこれ20分ほど歩いて、これまた下見の時よりスムーズにあっという間に着いた感じです。




 最後の川の渡し木の橋を渡り白糸の滝の全貌が見えると皆さん声を発して見上げ、近くへと進みます。私も最後の方の到着を確認して、滝の方に進むと左手でTさんが「こっちにも滝がある」との声が聞こえました。
 私も分岐を少し登って行くとあるではありませんか。姥滝です。白糸の滝と同じ川が山間で分岐して表裏をなしている感じです。先ほどの弁天島の川の流れのようで1つ川が分かれ又合流する。そしてその景観は別物で将に雌雄を分ける感じです。



白糸は繊細で大きな懐があり穴のようなV字渓谷の奥から流れ落ちる女滝です。方や姥滝は4段の急流で名は姥でも男性的な姿の雄滝です。



 まずは白糸の滝で規定の配置を成してあわ歌を響かせました。なんとも言えないエネルギーが力吹き出て、滝の水滴、マイナスイオンとして全身に降り注がれます。元気の源を満々と頂いた感じで、いきいきと力が漲ります。そこでのお言葉は以下でした。
「新たに繋ぐ、この旅。
 開きて、繋ぎて、伝えるを、定めて、伝え、共々に、
 大きなる結びを致しましょうぞ。
 共々、ひとつのこの身なり。
 しっかりと守りて参ります。
(拍手)
 直ちにお繋ぎ申し行く。
 天(雨)降り、地は湧き、人皆繋ぐ。」15:15

 ここでも途中の拍手の後からのお言葉は違う存在から発せられたようです。
「共々ひとつのこの身なり。」
「直ちにお繋ぎ申し行く。天(雨)降り、地は湧き、人皆繋ぐ。」

「天(雨)降り、地は湧き、」この言葉そのままのことが起きていたことを旅の終わりに知ることになります。そして「人皆繋ぐ」です。




 歌い終えて、集合写真も明るい光、エネルギーで満たされています。その後は皆さんで裏側の姥滝を見てその表裏の面白き世界を楽しみました。


 渓谷からの登りの帰路も頂いたエネルギー、活力で皆さん軽快な足の運びであっという間に駐車場に戻ることが出来ました。


 中山さんから、この地がモンゴルでのお言葉
「モンゴルの北端のある地方の岩山の麓に、地表から吹き出る穴、地下の入り口」
 に該当するとの事でした。そして今朝の車中の
「崩れし大きなる地へ、密かにありし大きなる所。」
 の3箇所のうちの1つであることも明らかになりました。
 心身の充足、充実感と共に大きな達成感で次の目的地、湯川沼に向かい、県道1号線に戻り南下していきます。