2015年9月16日水曜日

486「地の理5」2015,9,14

 出つぼはブナ林の中にありました。大きさは小さな池と言う感じで倒木が池を埋めているところもありますが、澄んだ緑青色で、湖面から滔々と水を湧き出していました。
「ブナ林に囲まれた”出つぼ”は長さ15m、幅8m、深さ2mで、水温は常に7℃という冷たさで、森の中にぽっかりと空いた水辺はオアシスのような佇まいを見せています。」と紹介されていますが、将にそのままのところでした。



 暫し鑑賞して、自然の妙を堪能しました。池から少し上がった林の中に丁度よい空間が用意されていました。その中で規定の配置で方位を決めてあわ歌を響かせました。


 その時のお言葉です。

「この大き山、鎮まりて永き年過ごし来たりて、深き地を保ちたり。
 是より参る新しき時、篩いは大きく成りなって、全てを変える時、至り。
 この地の底と共々動き、北は大きな広がり持ち行き、遥かなる西へと繋がり行きます。
 あ~ あ~ あ~ あ~
 共に参らん是よりも。共々成るなり。変わり行かん。」11:28



「新しき時、篩いは大きく成り全てを変える時に至り、この地の底と共々動いて北は大きな広がりを持って西へと繋がる」とあります。
 ここでも歌い終わって中山さんは直ぐに動けない感じです。地からのエネルギーは想像以上に強烈で、きついようです。それだけ今まで封じられていたその力が各地で呼応して動くということは計り知れない影響が現われるのかもしれません。
 実は昨日も各所でそのような地の力を受けておられて、是までの天からのエネルギーとの違いを話されていたのでした。
 帰りは途中、小休止して戻りましたが、雨は降ることもなく、この大いなる地を後にすることが出来ました。



 次の目的地は鳥海山の裾野を少し下った元滝伏流水です。10数キロのところです。滝近くの駐車場まで車を進め、少し歩いて到着です。
「元滝伏流水は元滝の下流200m位の所にあります。現在は元滝と言えば元滝伏流水を指す場合が多く元滝には通行禁止になっています。元滝伏流水は鳥海山の伏流水が岩の隙間から流れ出てきている感じがしてとても神秘的な感じがします。高さは5m、幅は30m程度の小さい滝ですがその清涼感は想像を超えます。写真ではなかなか伝わり難いのですが、外気との温度差があまりにもある為に周囲が霧状に包まれているのです。その為か滝周囲は苔が張り付き、滝の白と苔の緑のコントラストが絶妙で来る人を感動させてくれます。奈曽の白滝よりはメジャーではありませんが、感動と清涼感はそれを凌駕すると思います。」
 


 直ぐ近くの奈曽の滝のような大きさ、豪快さはありませんが魅力的な世界です。岩の中から湧き出てくる水は、地から湧くエネルギーそのものの情報を満載しています。各所から湧き出るこの湧水滝の景色は見事なものです。
 先ほどの出つぼは地底から湧き出る世界ですが、こちらは岸壁から湧き出る世界です。この元滝伏流水と獅子が鼻湿原出つぼは平成の日本の百名水に選ばれていますが、納得の名水です。
 川にせり出した平らな巨石の上は、皆が揃って歌うには丁度良さそうです。苔むした岩を何個か注意深く渡り、全員が無事に規定の配置に就けました。


そこで滝に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「立ち上り来るこの地の力は大きく成り行き、全てを変える。
 光とひとつと成り行けば、ここにある全ては働きを新しく致す。
 皆々様方、変わり行き、共々に来る日を受ける身と成られませ。
 多くの知らせは是より活かし行く。
 知りて致さぬば、そのままなり。
 しっかりと為されませ。」12:55

 「皆々様方、変わり行き、共々に来る日を受ける身と成られませ。多くの知らせは是より活かし行く。知りて致さぬば、そのままなり。しっかりと為されませ。」とあります。厳しきことです。大変化に望む構えをしっかりと定め、情報を受けて成すことを、しっかり念を押されています。情報を受けたその役割の方が使命を果たさなければそのままこの変化の時を逃すことになりそうです。


 時間は既に13時を過ぎています。直ぐに昼食会場に向けて車を走らせました。ここでも中山さんはかなりエネルギーの変化を受けておられた様です。車を走り出したら直ぐに眠りに就かれられました。皆さんもその地からのエネルギーの影響は少なからず受けていました。

  昼食は、にかほ市象潟にあるお寿司屋さんです。日本海で獲れた魚満載の海鮮丼と海草蕎麦です。既にランチの時間も終わる間際ですから、奥の個室の座敷で直ぐに食事を美味しくいただけました。
 しかし食べきれない方も多く、お腹が満たされて睡魔に襲われる方もいます。それもこれも午前中に巡った地での影響のようです。中山さんもあまり食が進みません。食べ終わっても食後の珈琲を飲んで暫し休息が必要です。横になって休む方もいて、昼の営業閉店時間の2時半まで休ませていただきました。丸池で合流する予定の山形のNさんから13時過ぎに既に丸池に到着しているとの連絡がありましたが、暫くお待ちいただくことをお願いしました。