2016年1月8日金曜日

556「丙申年」2016,1,7

 七草粥を頂く、1月7日になりました。正式には人日(じんじつ)の節句と言います。五節句の一つで以下の様な日のようです。
「人日(じんじつ)とは、五節句の一つ。1月7日。七種粥を食べることから七草の節句ともいう。また、霊辰(れいしん)、元七(がんしち)、人勝節ともいう。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。」

 ちなみに五節句は以下です。
1月7日:人日(じんじつ)七草の節句 七草粥
3月3日:上巳(じょうし)桃の節句・雛祭 菱餅や白酒など
5月5日:端午(たんご) 菖蒲の節句 菖蒲酒。関東では柏餅、関西ではちまき。菖蒲湯 の習俗あり
7月7日:七夕(しちせき)七夕(たなばた)裁縫の上達を願い素麺が食される 
9月9日:重陽(ちょうよう) 菊の節句 菊を浮かべた酒など
なお、新暦では3月3日・5月5日・7月7日は同じ曜日となるようです。

 今年2016年は丙申(きのえさる)の干支です。運気的には2月3日の節分からですが果たしてどのような年運の年なのか調べてみましたので1部紹介します。
「丙申は、干支の組み合わせの33番目になります。干支の組み合わせには五行という考え方があり、干支の干と支の性質を木・火・土・金・水で表します。
 丙は「火の兄」が語源になっていて火の性質。申は「金」の性質を持っています。
専門家によれば、丙申(ひのえさる)は「形がはっきりする」「地が固まる」年なのだ
そうで、どちらかと言えば何かを始めるというより、これまでの頑張りが形になって評価される。とかこれまで気づかなったことに気がつく。とか。あやふやなことにけじめがつく。とかいろんな意味で、変革の年とされ何かしらの時代が動くとされています。」

「いろいろと抵抗にあい、面倒なことが生い茂って陰気になりがちで、従来の勢力と新しい勢力とが衝突するばかりだった2015年の年から、2016年はようやく陽気に変わり、繁茂しすくすくと成長を示していくことが示されています。その事象は夏あたりに顕著に現れることとなるでしょう。
 しかしながら、現実に紛糾してくるさまざまな勢力や動きというものに如何に対応し、果敢に処理していくかが問われる年ともなるのが2016年です。それを怠ると更に2017年以降は更に手が付けられなくなる程面倒なことになるので、多事多端で大きな変革期となる2016年という年は、如何に時代の趨勢を見極め、目先のことに囚われずに将来をきっちりと見通した上で、誰が何を求めているのか、臨機応変に正しい判断と責任ある行動が求められる年となることが予想されます。
 1776年の丙申年には、アメリカ独立戦争やアメリカ独立宣言が発布された年になります。
 1836年の丙申年には、テキサス独立戦争(アラモの戦い)が起き、テキサスがメキシコから独立を宣言した年です。1956年の丙申年には、スーダンがイギリスから独立、 モロッコやチュニジアがフランスから独立、日本は国際連合に加盟した年です。
 こうしたことから、大きな変革が起きる周期にあたるのが丙申年ともいえるでしょう。」
http://shutou.jp/blog/2015/10/04/post-2016/

「申(サル)は古代、将軍の意味です。猿田彦大神が九州にニニギの命を送り届ける際には五伴緒の先頭で道案内をなさいました。導きの神たる所以です。また、飛鳥奈良時代に、戦場ヶ原で戦となった際には荒神(朝日長者)の孫小野猿丸様が弓矢で加勢に行っています。
 いずれ猿と人につけるときには、それは大王の将軍なのです。あの織田信長公も秀吉を猿と言ったわけです。第六天魔王の将軍、というわけです。長い間、猿とは、将軍を意味する言葉だったことが解かります。
 この申という文字は曰くに「丨」退くと書きます。天子に背を向けず退いて階下より情勢を上奏するので将軍です。ゆえ、申し上げます、等敬語で言うわけです。
 曰くに「丨」神の御前に上下の立場あれども一律平等に皆「日」陽気に照らされ和を以って貴しとなせば、それを示さば神が喜びます。日本古代の歴史上の乱。壬申と書いて、激しく呻く。
 申は、うめきともいいます。怒りや痛さや苦しみに耐えかねても辛抱です。例えて太刀を抜かれたその時、逃げてはそのまま斬られます。逃げずに堪忍し、間合いを無くして苦しみの基である心と向い合い、坐り面壁し正しい呼吸でそれを越える歳です。自己を習い、自己を見つめる一年に。今、この先に伸びる命に、乾杯。」
http://ameblo.jp/hirohito33/entry-12112377434.html

 如何でしょうか。他にもあるのでしょうが興味のある方はお調べください。
 私がかつて学んだ数霊で言うと、2016年の直霊は9で干支は申です。師の教えで数を分析して読み解くと以下のように言えます。
「この年は大きくみると、親切、柔和なようでいて物事の乗り変わりで破壊性が出るようです。個人では言葉や感情が反転して自爆的な様相が出て人間関係等を阻害します。つまり環境に影響を受けて隠れた所で宿業が出て、それが物事の始まり、最後の締め括りで起き、感覚的になり,自己主体の一貫性の無い、本質が無い言葉になります。ですから、言葉をしっかり掌握しないと後手、後手になります。また感情が壊れコントロールが難しく、自分の深層の欲望、野望を読み取られて破局性を呼びやすいとも言えます。そこで権威に乗ろうという無意識な欲望が起きても、その権威は積み重ねがないのでそれは難しいようです。つまり情報やムードに乗るのは自分の実体が無いということなので、社会的アンバランスで時間が経つと崩壊現象が起き、壁があってもどうしてもそれを昇れないことが起きます。自分の中にそのような性能があればあるほど自分で欠陥を作って自分自身を阻害します。最後の言葉、表現に十分に気をつけないと自分の欠陥が出ることになります。
 この年はシビアに自分自身を見つめ強い意志力で、自分が出るのではなく受け皿に徹することで自分を極め、実らせるようにすることです。」

 最後にはせくらみゆきさんのブログの新年1月2日のお言葉の一部を紹介します。
「2016年のキーワードを一言でいうと、「観自在」です。簡単に言えば、あらゆるものにとらわれずして、あらゆることを愉しみましょう、ということです。そのためには、
・イノチの視点から常にものを見る訓練
・直観力・識別力を磨くこと
をお薦めします。どうぞ、健やかな心と身体をもって、この世界を、思う存分、謳歌することが出来ますように。あらゆる瞬間、あらゆる時と場で、あなたのイノチが誇り高く輝いていますように。「わたし」とは、愛を奏でる楽器です。」
http://hasekura-miyuki.com/diary/blog