2016年4月7日木曜日

595「しらべ1」2016,4,6

 仙台も桜の花が咲き、春の暖かい風、太陽の光に身体が緩んで喜びが自然に湧いてきます。人間は諸々の拘束、束縛から解放され、素に戻りたい衝動に動かされます。自分への気付きと共に、自らが望む世界を夢描く楽しみと、それが現実化した時の感動は生きている歓喜に満たされます。
 桜の花の咲く木の下には怪しげなエネルギーがあると、梶井基次郎の短編「桜の木の下には」にありましたが、冒頭の「桜の樹の下には死体が埋まっている!」との書き出しの物語は、若い頃に読んで驚きと好奇にかられ、強く印象に残っています。
 今日6日には仙台の桜が満開になったようです。春のエネルギーによって何かが動き始めるようです。

 Kさんがアイリッシュハープを注文したと聞いたのは今年の1月始めでした。同じ頃にみつゆきさんから天命舎に電話がありました。それらのことにある繋がり、ある意図を感じて1年ぶりにみつゆきさんのコンサートと個人レッスンを企画しようと思いました。その事をみつゆきさんに電話でお伝えしたら喜んで来てくださることになりました。その電話の会話の中で生体エネルギーのしらべSがとても欲しいと話されていました。少し余裕が出来たら是非お求め下さいとお伝えしていました。

 みつゆきさんには平成25年3月の私の誕生日に始めて仙台に来ていただき、私へのプレゼントコンサートを開催しました。
彼にとって縄文の世界、東北は、若い頃の自転車の旅での癒しの体験で、感動の出逢いの地でした。みちのくの自然、人情は心がやさぐれていた己を再起させる大きな働きになったようです。そしていつか再来を願っていましたが20年ぶりでそれが実現したのでした。その憧れのみちのく仙台は、想像した通り、こころ休まる喜びのエネルギーに満ちていて、出会う方々にもその人間性に心地良さを感じて居られました。

 更に彼にとって想像だにしなかったことに遭遇したのです。それは同じ楽器で演奏している自分の奏でるハープの音の変化でした。かなりベストな条件、稀にしか体感出来ない演奏を、ここでは自分がいともたやすく奏でている、自分の能力の飛躍に遭遇したのです。
その変化の元となる、会場の天命舎の環境、場作りとの驚きの出逢いでした。その原因が生体エネルギーの存在であり、その活用技術の凄さ、素晴らしさへの確信となりました。
 彼は楽譜を読めないようで、作曲も録音してそれをベースに曲を作っているようです。西洋音楽の知識を学ばずに、ダイレクトにアイリッシュハープに癒される体験からこの道に進んでいますので、感性が全てです。ですからレッスンも楽器に触れ、奏で、身体で会得していく。そしてその都度、心身とハープとに共鳴、共感での癒しを体感でき、安らぎを頂けるようで、通常のハープの教本を使ったものとは大分違います。ですから初体験の方が涙することが多々あり、弦の響き、調べが身体に深く染み入り、バイブレーションが張り詰めた緊張の壁をすかすかに緩めてくれるのでしょう。

 その彼の感性は鋭く、音の違い、エネルギーの違いを感じるのです。彼にはそれ以降、年に3回ほど都合6回位、仙台に来て頂きましたが、毎回、天命舎の生体エネルギー的技術加算を環境にして行きましたので、驚きと共に、彼の能力の向上が顕著になって行きました。彼は大阪で日頃活動をしていますので、その環境の差、違いを痛切に感じているようです。
 環境によるエネルギー収奪と励起が起こることを体験していますので、自分を守るために環境を作る必要を痛感しています。ですから自らも必要と思える生体エネルギー資材、天音、携帯しらべ、携帯しらべくきみ、トワXボード、しらべ、クーナル等を使用してきています。彼にとって生体エネルギーの世界は必需になって来ています。
 昨年3月にコンサートを開催してから暫くお休みしていました。主催者として継続の為には、本当に必要な方々の要望が起きるまで難しい状況でした。しかし、今年の1月にそのきっかけを頂いた様に思いました。そしてこの4月2、3日に開催することが出来ました。

 それに先立ち3月始めにみつゆきさんから、しらべSの注文を頂いたのです。早速に送りましたら、今回仙台に来る時には、肌身離さずにありがたそうに持参して来ていました。
 しらべは電磁波、FM電波を利用した生体エネルギーの情報発信機で、環境を整え、能力を向上させます。しらべSの機能は、特に植物、生物の能力を向上させるものです。
 今回、彼はいろいろの事情があり、かなり疲弊していました。食事も1日1食ほどであまり食べられない様でした。以前には2人前は優に食べる健啖家でしたので驚きです。そんな彼を蘇らせる力をしらべSは提供しているようで、終日身近に置いて活用しているのです。

 2日の個人レッスンにはKさんはじめ常連の皆さんがこぞって参加して下さいました。Kさんには1月に注文したアイリッシュハープが出来上がり3月下旬に届いていましたので持参していました。彼女も始めてみつゆきさんのアイリッシュハープに出会った時に、その響き、調べ(しらべ)に共感して感涙していました。こころから心身を癒すこの楽器を身近に奏でたい思いに駆られたようで、念願が叶って楽しみに遠路、参加して下さいました。
 個人レッスンは驚きの進捗、向上だったようです。大阪の生徒さん達とは大きな違いがあるようで、みつゆきさんも通じ合える喜びで、とてもイキイキして楽しげにレッスンをされています。
 コンサートの冒頭にはレッスンを受けた方々のアンサンブルから始まりましたが、素晴らしい演奏を披露して下さいました。