2016年10月11日火曜日

723「帰省」2016,10,11

 9月15日に久しぶりに田舎の八戸に新幹線で帰って来ました。兄の見舞いと秋彼岸前ですがお墓参りです。いつもは車で帰りますので、2002年12月に東北新幹線が八戸駅開業していますが、その当時何度か新幹線で帰っていますので、新幹線利用は10数年振り位でしょうか。
 今回の列車はやぶさ3号でしたが、6号車9番C席で、数字は3,6,9です。料金も3600円です。切符を購入していて乗車前に車両、席等を確認したのですが、幸運の数字で今回の八戸行きは善きことのように想い、心軽やかです。


 八戸駅まで1時間20分程で着きますのであっという間です。八戸駅の駅舎も綺麗になっていて、きょろきょろと物珍しくうろついて、西口の駅レンタカー窓口に向かいました。西口に下りるのも初めてで、駅前の整備が行われていて新しい街が出来上がりつつあります。

 車を借りて先ず十和田市に向かい、1つ用件を済ませました。帰り道に六戸町にある鶴喰(つるばみ)若宮八幡宮に寄って来ました。ここは今年の5月にあわ歌の中山博さんとの陸奥戸開きの旅で訪れたところです。
 杉林の参道のところに桂の巨木があります。樹齢400年を越える見事なものです。心地が良い、お気に入りの場所です。暫し、桂とエネルギー交流して森林浴を楽しみました。


 神社から八戸に向かう途中で、前を走る車のナンバーが111です。写真を撮ろうとしたのですが手振れでミスりました。八戸に戻り走行していると今度は、39のナンバーに遭遇しました。私はぞろ目のナンバーや、39などお気に入りの数字に遭遇すると善きサインと思って、一人で楽しんでいます。新幹線の番号に続いて車でもそのサインを頂いたので、先祖始め、地元のご縁の方々も喜んで下さっているのでしょう。


 八食センターで美味しいお鮨の昼食を食べましたが、八戸は漁港で美味しい魚が豊富にあります。ついつい食べ過ぎてしまいましたが、一人で八戸を行動するのは久しく無いことです。新鮮な喜びです。
 お腹を満たして、八戸の名所の種差海岸を目指して車を進ました。途中、私の生まれ育った町内などを通りましたが、面影残る懐かしい風景と、様変わりした景色のコントラストが時代の変化を強く感じます。
 鮫の蕪島はうみねこの繁殖地で有名です。昨年11月に蕪島神社が火災で全焼したニュースを聞いていましたが、遠目に見た蕪島は人工物が消えて、自然のままのすっきりした小島で、うみねこ達も飛びかい、これはこれでよい感じに思えましたが、神社の再建計画が進んでいるようです。

 種差海岸は先の震災の復興に繋げようと国立公園に指定されて、ビジターセンターが出来て観光客のための環境整備が進んでいます。初めて中を見学しましたが、地元の知らない事が沢山で面白く学べました。
 良い天気です。芝生を歩いてしばし海と太陽と心地よい風のハーモニーを楽しみました。芝刈り後のようで、草を集めていましたが、広大な面積の手入れは大変です。種差海岸はいつも綺麗な芝で手入れが行き届いていて嬉しいです。うみねこさんものんびり散歩しています。


 兄の入院先の面会時間は15時からですので、その前にお墓参りに向かいました。お花と線香を買いお参りしましたが、2年ぶりかもしれません。両親、ご先祖様方に日頃のご加護に感謝と御礼をして、これからも宜しくと念じ、草取りをする時間も無く早々に失礼しました。



 病院に向かう途中で11のナンバーの車に遭遇しました。自分なりにラッキーサインを頂いて良い感じです。兄を見舞い、いろいろ話を伺いましたが、先ずは元気そうで大丈夫でしょう。面会時間が思いのほか長くなり、慌てて八戸駅に車を進めました。途中、給油を済ませて新幹線の発車10分前にレンタカーを返して難なく済ませることが出来ました。
久しぶりの帰省でしたが、盛りだくさんの予定を上手い具合に全て出来て目出度し目出度しです。