2017年6月23日金曜日

979「癒しと医療1」2017,6,23

 6月3日にホリスティック医学協会の仙台講演会が開催されました。今回は仙台にいて時間が空いたので何年かぶりに参加してきました。「ひとを癒すホリスティック医学、見えないものを診るちから」と題して3名の方のお話と演奏が行なわれました。
 開演に少し遅れて参加しましたので途中からですが内容を紹介します。

 最初は日本ホリスティック医学協会名誉会長の帯津良一先生のお話でした。遅刻しましたので途中からです。講演案内に記されている講演の要旨は以下のようです。
「物理化学的方法による“治し”と治癒力を喚起する“癒し”を統合させた上に、治療者と患者の関係性が加わることで、人は治り、癒えていきます。そしてホリスティック医学では、いつか必ず迎える死に向かって、生と死の統合を究極っとしてきました。本来が死後の世界を含めた虚空にまで拡がっているとすると、ようやくホリスティック医学が目指してきた道の本質が見えて来るのです。」
 以下は講演内容です。

「私は都立駒込病院にいて食道癌が専門でやっていましたが、開業する時にスタッフを求める時、集中治療室の看護婦を婦長に、大学の1周り下の後輩を副院長で、更に事務長として銀行員だった竹馬の友にお願いしました。総婦長の候補は3人いたがその内の1人だった。とても支えてくれて、何でも受け入れてくれました。
 漢方の勉強をして、病院に導入しようという時に中国から来たドクターの面倒を、彼女は良く見てくれた。そして癌患者の食事に薬粥を出すことができました。又、ゲルソン療法を導入する時にも婦長が体験にアメリカへ行ってくれました。1週間の体験研修の報告は、「自分の排便が良くなったこと。人間は野菜を飛べる様に出来ていること。ゲルソン療法は塩抜きの野菜食だが、3日目に頭痛になったので持参した塩昆布を食べたら頭痛が消えた。塩は必要だと分かったと。」でした。
 彼女が公務員を辞めて、こちらの病院に来てくれて後悔していないかと思っていました。何しろ公務員で努めると年金を始め色んなメリットがあったのですから。やがて、自分が生前葬をするので参列してくれと言ってきました。それなら私の所に来た事を肯定しているなと思い、安心しました。 
 この道をこのまま進もうと思います。そしてこれまでのホリステック医学から大ホリステック医学を目指して行くつもりです。
 大が付くものには、ヒポクラテスの大ギリシャの表現があります。その他に大航海時代があります。それでは大ホリスティックと小ホリステックとの違いは何かです。

 人間は場の中の存在です。場の中を移動しています。自然界では階層をなしていて、そこには場の階層があります。そのような事は、松本譲二先生、多田富雄先生、清水博東大薬学部教授が言っています。
 内臓が場を作り、細かくは細胞、元素、素粒子、・・で出来ています。それはさらに人間を取り巻く、家庭、職場、会社、学校、地域、社会、国家、地球、宇宙・・と内外に場をなしている原理があります。上の階層は下の階層を持ち合わせていて、上はもっと持っています。人間の病気を捉えるには臓器では足りないのです。ホリスティックでないと駄目です。

 これまでは人間のホリスティック医学をやって来ましたが、細胞、元素、素粒子からしないと駄目です。全体像は、部分の総和で捉えられないと、全体として見ないとならないのです。しかし全体論の陥り易いものは、人間の全体とは、人間としての階層は現象だけでなく、更には関係性の無限の橋渡しとして捉えないと駄目だ、という事です。

0 件のコメント:

コメントを投稿