2017年9月2日土曜日

1050「真向法1」2017,9,2

 真向と書いて「まっこう」と読み、真向法といえば健康の体操として認知されています。
ウイキペディアには以下の様に記されてあります。
「真向法(まっこうほう)は長井津が創始した健康法の一種。四つの動作を行うことで姿勢のゆがみを調整し、身体をやわらかくして心と身体の健康を保つ。起床時か就床前に行う。1日3分程度から、畳一畳程度のスペースで簡単に行えることが特徴。」

 真向法の真向きは「まむき」と読み、その意味は「まっすぐに向かうこと。真正面。まむかい。正しい方向に向くこと。また、その向き。」とあります。人生に真向きに進む方法が真向法と言えるかも知れません。


 私は真向法を始めて35年ほどになります。お陰様で日々、元気に過ごしております。縁あって仙台で真向法を指導するようになって33年目を迎えています。指導することは、常に自分自身を健康であるように、努めて学び、行をして高めて行くことが課せられますので、ある意味で一番の健康法かと思います。
 真向法は4つの動作を自修する法で、基本はシンプルで時間要らずで、身体の要の腰を中心に全身のバランスを整え、自発力、自己調整能力を高めてくれます。内容がシンプルであればあるほど、奥が深いものです。体操の基本は同じとしても、その意味、内容は指導者の伝え方によって大きな違いがあります。
 私自身が体会得した技法を生徒さんにお伝えして、その効果を自覚して頂き、自分の健康への不安を払拭し、健康への可能性を感じて、自らがやってみよう!と1歩踏み出して実践して頂くこと。最終的に自分で問題点を改善し、正常化できる健康法を会得頂くことが目標になります。

 教室に参加するのは昔から腰痛の方が多いのですが、最近は膝の不調を訴える方が増えています。その他、身体の硬化、肩こり、偏頭痛、耳鳴り、等々色々な課題を持って教室に参加します。私は先ず、本人の自覚を促し、気付きを得ることを優先してお話します。
 身体の不調は心身の疲労、意識の鈍化、重力に順応できない機能低下、筋力不足、バランスの乱れなどが原因と思えますが、本人の自覚はあまりありませんし、誰かに治してもらうことを期待して自分で治すという方は稀です。ですから、基本的な事をお話をして、次に実際に体を動かし、その前後の変化を体感して頂き、そこに因果関係がある事を理解して頂きます。
 私は背景に文明化、電化製品か含めて生活環境の変化が身体能力を阻害し、ある意味での機能退化、老化現象の加速がある様に思います。当然、そこには自分の事は自分でする、身体への手入れ、自覚と覚悟が乏しいようにも感じます。
 私も指導し始めた頃は基本事項だけで、その前提条件、背景を見抜くことが出来ませんでしたが、年を重ね習熟して来て、理論的にも追及して来ましたので、相手に気付きのチャンスを提供出来ることが多くなって来ています。
 私の担当する真向法教室は30名前後の参加者がありますが、毎回、初めての方がどなたかの紹介、インターネットで検索してお越しになります。その出逢いは私にも楽しみであり、その方々の期待に応える?指導が出来るかが、当然、重要な事になります。
 病態が改善する可能性を感じて頂くこと、自分に必要なことを継続してみようと、体操の必要性を自覚して頂く事、そしてひとえに自宅で、日々実践して頂けるか、更に又、教室に足を運ぶ楽しみを得られるかです。

 身体の多くの不調に付いて簡単に纏めると以下と考えられます。
 重力系の身体加重のバランスが崩れる事、姿勢の乱れ等で関節周囲の筋肉等が疲弊し、それが固定、固着化して関節の可動性、機能が衰えていく事で引き起こされるもの。筋力の衰えがそれを増長する。その状態を可逆的に回復できないと、やがて痛み、機能不全、器質的変化を来たし重症化する。
 対応策は、
 重力のバランスを取る事。
 ある程度の筋力を付けて姿勢保持が出来る様にする事。
 関節の可動範囲、機能性を高める様に柔軟にする事。
 是に対して真向法+αで可能と思います。
 そして生きる全ての基本は呼吸法にあります。

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