2017年10月6日金曜日

1084「近未来2」2017,10,6

 興味があることは、生きる、死ぬ、の差は何処にあるかです。その違いは身体を借りているか、いないかだけです。身体が無い方は時間が無いのです。私は3回死に損なった人間ですので、その人間が持っている特権があります。
 亡くなった方の御魂送りはしっかりしてあげないと駄目です。御魂は傍にいて、安心すると次の時空、未来へ行って違う事をしているのです。
 死ぬ時の衝撃が頭の歪みとして残ります。それが未来で、そこの歪みに触れるとそれがインストールされて、身体は別だがその意識が蘇ることがあります。
 私達は身体の着ぐるみを借りているので、しっかり綺麗に使いきることです。この身体を癒すには食べものが大事です。身体に良いものでも最近は具合が悪い事があります。人間模様が複雑怪奇になってきています。

 先ず、自分の小ささに気づくことです。身体を脱いだ我は記憶の我で、5次元の空間にいます。現在が3次元で、時間があると4次元です。その根底は5次元で意識の世界です。ガスの存在で呼び名が無い空気みたいなものです。我々は死んだ人は寂しいと思うのですが、向こうに行った人は勝手にやっています。
 死に方ですが、死んで意識だけになってその時にどうするかです。亡くなった瞬間に意識がはっきりします。意識がクリアーになるので、直ぐに時間をずらすのです。そして3日後の未来を思うとそこへ飛べます。
 しかし、その時ぼっーとしていると、その場に吸収されて個でなくなり、3次元的な全体に吸収されてしまい我の個が消えてしまいます。その時に時間をずらすと我の個体でいられるのです。
 歴史が本当はどうなのかと意識を飛ばすと、そう思うだけでそこへ行けます。その様にして死後の世界を楽しめます。自分が蘇生できるかどうかというのは、3日後にまだ荼毘にふされていないと生き返るこという事です。

 身体の悪いところを治せるのが5次元の意識です、その意識が身体を作っているのです。そこと繋がっているので自分の意識で治せます。もし癌になった時、落ち込むと癌は大きくなりますが、深刻に考えないと治ります。癌で死ぬ予定の日に山登りをするのです。危険な崖をロープで歩くと生きる意識が蘇ります。意識の中で治った自分を呼びかけるのです。

 九州、佐賀の人で終末医療を受けていた方がいました。その人が西宮の私の講演会に来ました。その方は酸素マスクをして、白髪で苦しそうでした。その方の主治医は患者がやりたい事をさせるドクターでした。3ヵ月後に、私が熊本に講演に行ったら、そのドクターとその人の旦那さんが来ていました。講演会の帰りに病院に寄ってほしいと頼まれました。その患者さんは今日が峠で、もうどうにもならない状態だったのです。
 終末医療をする中で、患者さんは木内さんに会いたいと願ったといいます。その病院に行き、その人のレントゲンやCTの映像と健康な人の映像を出してもらい、その人の映像と健康な人の映像を見比べて、私は健康な状態に戻ると意識で描いてもらったのです。30分位かけて、ゆっくり念じて理解させました。その様にして自分で想像して細胞を動かす事を教え込んだのです。
 2週間後、ドクターから電話があり、木内さんは一体何をしたのか?と言われました。患者さんは驚くほどに改善していた、というのです。木内マジックだ、とドクターに言われました。兎に角、良くなって良かったです。6ヵ月後に九州で講演会がありました。手伝いの女性がいてお茶を出してくれたのですが、その女性があの時の患者さんだったのです。見違えるほどで、ほとんど回復した事例です。

 本人が治す意志があったか、どうかです。死ぬ間際の時、諦める瞬間があります。中国で私が死亡体験をした時に、私は母親のおにぎりを食べて死にたいと思ったのです。そしたらその時に、私の細胞も同調して変わったのです。血管がぼろぼろで縫合できなかったのが瞬間に縫合できるように変化が起きていたのです。後でドクターにあの時何かあったでしょうと言われました。皆、同じ様に出来るのです。
 死ぬ間際にドクターに委ねると、自分で生きることを放棄したことになり、助からないのです。ですから往生際が悪い方が良いです。そのきっかけには食べ物が良いです。食べもので生きようという雰囲気になるのです。田舎の食べもの、生まれ育った時の食べもの、その菌とか栄養素が身体に合うのです。それが薬です。食べもので身体を癒せます。地元で治せるのが一番です。