2017年10月10日火曜日

1088「青龍2」2017,10,10

 最初は法体の瀧は、さぞや山中の険しい場所にあるのかと思っていたのですが、実際のこの驚きの世界に、心ワクワク、嬉しい気持に満たされます。
 ここは「釣りキチ三平」のクライマックスシーンを撮影したところで、映画の中では「伝説の楽園」と表現されたようです。私は映画を観ていませんのでそのシーンを知りませんが、楽園と評されるに価する素晴らしいところです。
 上玉田川が法体の瀧として流れ落ち、直ぐに右側から流れ来る下玉田川と合流し、子吉川として下っていきます。
 
 法体の瀧に付いて以下の様な紹介があります。
「鳥海山の豊富な雪解け水、湧水を集め3段にわたって流れ落ちる豪快な滝です。
法体の滝は霊峰鳥海山の水を集めて下りながら、山頂に面して落ちる流長100m、落差57.4m、滝幅3m~30mの末広がりの名瀑で日本の滝100選にも選ばれています。  
 一の滝上流部、二の滝河床に見られる大小無数の甌穴(おうけつ)群は、10万年前の溶岩が削られて生じたもので、秋田県名勝及び天然記念物第一号に指定されています。
 映画「おくりびと」でアカデミー賞・外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督の映画「釣りキチ三平」のクライマックスシーン巨大岩魚の住む「夜泣谷」として登場しました。
 滝上流部の「玉田渓谷」は絶好のハイキングコースになっています。
 滝の名前の由来は、形が修行僧が僧衣をまとっている姿(法体)に似ており、一説には弘法大師・空海が、地元の村を訪れたとき、不動明王が現れたため空海が滝に拝礼したと言われます」


 赤いつり橋を渡り、展望所への登りの山道を進みます。展望台からは法体の瀧の全貌が見えます。三段に流れ落ちる姿は巨大な龍体です。瀧は青龍と言われていますが、法体の瀧は鳥海山の巨大な青龍です。暫し、自然の素晴らしさに浸りました。






 皆さん大満足です。感動の瀧巡り、青龍との遭遇の旅は思いのほか最高のスタートになりました。