2018年3月25日日曜日

1254「浄音15」2018,3,25

 西日本の神社の旅をして、沖縄で1ヶ月ほど住んでいました。無料のキャンプ場に滞在していましたが、モルブジ帰りのウミンチと仲良くなりました。彼は夜中に密漁してきて、私のテントの前に魚を持って来てくれるのです。そこでは毎日、魚をさばいていました。
 そこは旅を始める人か、終わる人のたまり場でした。皆に聖地と崇められていた島だったのです。そこでは毎日、大宴会をしていました。沖縄が好きならと来ませんか、と彼女を呼んだら来てくれたのです。そして彼女と付き合うことになったのです。彼女が帰り、その後、沖縄から毎日絵葉書を送りました。そして曲を作って送りました。

 彼女は大きい病院の看護士で、次に士長になる予定でした。自分の霊媒体質がばれたら結婚は終わる。期間限定の恋愛を楽しもうと思っていました。そして現実問題で貯金ゼロになったのです。
 大阪に住む31歳です。問題はここから始まります。中華料理、韓国料理の店しか勤め先はありませんでした。また、魚をさばきだしました。沖縄で魚をさばいても魚の声は聞こえないのでハイテンションで治ったと思っていました。しかし大阪で又ネガティブな声が聞こえ始めたのです。ベランダから一線を越えようと思ったのですが、ガラガラと身体が崩れていました。そこで気が付いたので、又やろうと思ったのですが、昼夜逆転して働けなくなって行きました。

 淀川で歌を歌っていたのですが、おかしくなってきて自殺の事を考え始めていました。こんな状態では結婚出来ないだろう。自然消滅させて行こうと思っていました。2ヶ月位、彼女と会わないでいました。フェイドアウトして交通事故に見せて死ぬ。それだと保険金を父親に渡せる。自殺でないので保険金は貰える。そう思って、こけかたの練習を始めていました。
 そんな時に飛び出した人を引いた交通事故のテレビニュースを見ました。轢いた人にとてつもない苦痛を与えることを知りました。その事を考えていなかったのです。もう最悪です。死に方が無くなったので、生きるしかない。家賃をどうしよう。眠れない、働けない。そんな状態の時、淀川の川原でギターを弾いて、ボーとしていたのです。
 すると小学校6年生くらいの子供5,6人に囲まれていました。かつ上げされるかと思って身構えました。すると子供が「おっちゃん今日は歌わないのか?なぜや、おっちゃん歌えや。おっちゃん歌上手いやん。」
 私は「歌われへん、あっち行け。」と応えました。「おっちゃん、いろいろあると思うけど頑張って生きや。」と言われたのです。「又、次に会ったら歌ってや」と言って皆は離れて行ったのですが、自転車の最後の子が私の歌のサビを歌っていました。

 虚しくなって来ました。あんな子供に頑張って生きや、と言われ、自分は何をやっているのか。「本当に変わりたい。」と言うと、指導霊に「変わりたいか」と言われました。
「良いことを教えてやる。先ず菜食、次にボランティア、次に伝えること。良いか健仁(たけひと)よ、これから沢山の人に愛されるぞ。」そして未来の映像を見せられ、私は沢山の人に囲まれて拍手されているのです。そして「おまえは狂っていない。」と。

 コンビニでボランティアを梅田で募集している記事を見ました。次の日にそこへ行き、エレベーターの下で待っていたら案内してもらいました。その会場には200人位いました。何が始まるのか。そこは世界の環境、飢餓問題へのそれぞれの活動報告の会でした。
私は言うだけなら誰でも出来る。つまらなかったと思いながら、最後に手を上げていました。「若い世代は私に任せて下さい。私が変えて見せますよ。」と言っていました。全員が私の方を見て笑顔で拍手してくれている。言うだけなら私も出来ると思ったのです。
 終わって皆が私の所に集まってきました。「頑張ろうと。」皆はやっている人達だったのです。その日は家に帰って自分で自分をぼこぼこに殴っていました。本当に変わりたい。自分は糞野郎と思いました。これで終わりにしたくない。環境問題をやってみようと思いました。それから図書館に通って勉強を始めたのです。

 NGOに通ったら、そこの代表者はベジタリアンをしていました。何故肉を食べないか聞いたら、飢餓問題でした。食べものの穀物をどう消費するか。動物の肥料として使われて高騰していく。価格が釣上がられているのが問題だ。それに対抗する為に肉を食べなくなる。
 私の意識が変わったら良いことしか言わない指導霊に変わり、そういう霊団に変わっていました。環境問題、ロハス、食が替わり霊体、霊性が数年で変わりました。
 世の中にこの事を広めたい。改善して行きたい。募金するライブをしようと始まっていくのです。MCを環境、飢餓問題にしよう。そして欲しい時に、曲を頂けるようになり、彼女とも良い関係に成っていったのです。

 講演会は終わりました。驚きの「霊意識の覚醒」の歴史です。結局1日では話し終えることが出来ず、続きは来年になります。

懇親会でも楽しい話題で盛り上がりました。