2018年8月31日金曜日

1413「変化変容9」2018,8,31

 テキストの内容にはいります。
 何時でも欲しい現実を選べます。そこから広がる瞬間、瞬間に新しい現実を作り出せるのです。その様に波乗りし、ジャンプするのです。
 共感覚です。音を聞いて色を変換するのです。脳幹、間脳が開くと出来ます。全体をパラパラと俯瞰して入って行くのです。

※ここで音姫カードを使ってのワークをしました。

 両手を握る時、親指が下になるのは左右どちらか。腕を組む時に下側の腕は左右どちらか。親指の下の方が入力の左右の脳の働きの強い方です。右指が下の人は入力が右脳で、左指が下の人は左脳で情報キャッチしています。右脳タイプは感性で入ってきます。左脳タイプは理屈、論理学で受け止めます。
 腕は発信の時の働きの強い方です。右腕が下は右脳タイプで発信する。左腕が下は左脳タイプでする方です。






1、今という時代
 本質とは、いのちそのもの、生命です。物質ある世界で生体という入れ物に入れたものです。生命生体が生命体です。
 現実、3次元をどう捉えているか。
 現実は実在で、心の在り方で見ている方向は決まります。デジタル歌舞伎を好きで見る状態です。ホログラムのあるバーチャルリアリティを脳が見ている、それが現実です。量子のダイナミズムで起こるので現実も変化します。
 生命体は電磁気的存在であらゆるものからも出ています。身体は充電されたもので、綺麗な器で綺麗な流れが出たら良いです。
 ハートからの想念の流れが一番強いです。宇宙存在から教えられたもので、意識がベースなので治らない病気はありません。内側から変化したものがあるので治ります。奥底から変われます。意識の段階から、それが無い所から、元々の次元、次元にジャンプした感覚です。そのように生命体はいつも揺らいでいます。

 仁徳天皇陵でこけました。瞬間に蕎麦を食べると思ったのです。そして現れた現実は左程でもないものだったのです。この様に選び直しが可能です。タイムジャンパーが出来る自分なのです。 
 3次元的ボディを持ち、5次元的、6次元的な自分の違う周波数体にジャンプすることが可能なのです。昔は難しかったのです。地球の周波数が整っていなかったのですが、しかし今、整ってきています。
 地球の周回が、分離から統合の変化に今います。その対極を結ぶ直線は銀河の中心、ミルキーウエーです。地軸は23,4度傾いていて北極星を指しています。26000年で1周りするその地球サイクルは、2012年冬至に揃いました。これまでは分離だったのでタイムジャンプ出来なかったのです。

 何時も誰かと話しています。内なる心とずっと話をしています。内側の自分、ハイアーセルフです。意識、顕在意識、潜在意識、超意識、高次な自分と話していて、聞いています。普段は浅い所と話しています。学校で言うと担任の先生とで、校長とはあまり話していない、そんな感じです。
 ここで、この話が出来、聞いてくれる位に変わって来ているのです。それ位、タイムジャンプしやすい時代になって来ています。しかし現実は難しいと言う人には難しいのです。あっさりと奇跡が起こると思うとそうなるのです。

2018年8月30日木曜日

1412「変化変容8」2018,8,30

 魂的に繋がる縁ある所、もの、人に合うと具合が悪くなります。
 以前、そのことを丹生都比売(にうつひめ)神社で体験しました。そこで初めて体験しました。薬師寺の高田好胤の娘さんと一緒に行きましたが、そこで3人で巫女体験をしました。  
 始まりの2時間後で熱が出てきました。40度の熱で、風邪みたいでした。でんぐり返ししたら治ると言われてやったのですが、益々悪くなってきて、宿で寝ていました。2日目、3日目になっても起きられませんでした。4日目に発表して帰るのですが、3日目の夜にビジョンを見ました。
 沢山の中で色んな私がいました。薄くやっている私を見つけてそれを選んでみました。前日に思いました。AM1時、色んな経とか聞いていたら3次元的にも聞こえてきました。私は出来ない、と疑わないことを決めました。
 そして当日を迎えました。外の神楽殿は土砂降りの雨でした。自分がちゃんと選んだ事を信頼して上げようと思いました。やがてちゃんと天気は晴れました。出来るかと言われたのでやりますと答え、ちゃんとスイッチが入り、完璧にできました。
 学んでいたことを信じたい。信じる事でなく、決める事が大事です。確率論だけでなく集合意識に3次元的にダメと思わずに決めることです。可能性の中で、薄いと思われる事でも選ぶのです。現実は1つでなく沢山あります。その瞬間の想念体で次が選ばれています。経験則でなくその生き方が大事です。

 昨日はエネルギー当たりしました。場所、人、その時に応じて、クリアリングですることです。それが無い時は水で流すことです。情報を運ぶのは水です。そして流すのも水です。 
 昨夜、ホテルに帰り、入浴して元気になれました。これくらい強く受けて、感じたのは、7年前の震災後以来のことでした。
 ここ天命舎で話すのは、魂の深い所でスイッチが入り、シフトする所です。この天命舎は仙台の六芒星の中心なのです。
 
 ボディの7つのチャクラにハートのチャクラがあります。そして脳に2段の、ヘッドの脳とハートの脳があります。心臓は脳が開くと色んなものが開きます。ハートの脳は一番最初に出来、松果体へ、そして全体へ行きます。
 ハートの感じるもので世界が変わります。ハート脳で行動すると上手く行きます。六芒星を立体にするとマカバで、エネルギーが出ていて球体に見えています。
 トーラス。中心に点を打つと湧きあがり、何度も点を打つのです。何度もやると、シャボン玉の様なものが湧いています。それが瞬間、瞬間に見ている現実です。
 ただの形ですが、1点に集約されながら無限大の世界が出来ている、という見方をするのです。そこで選びたいシャボン玉を選べば良いのです。現実はそういう事なのです。

 
 1次元、点。2次元、平面。3次元、立体の数の見方があります。3次元は直線的時間を無視して、同時共振の事を言っています。これからも1個の時間軸だけでなくあるのです。
 シャボン玉が出るとタイムラインが、3次元が人間の思考でピョーンと伸びるのです。瞬間に色んなタイムラインが現れます。
 同時共振の時間軸を越えて何か見えてくるのです。瞬間、瞬間に色んな番組があり、中心のコントローラーが司令塔です。今、ここの瞬間にポンと選ぶとそれが現れるのです。
 いつもハッピーエンドでないのです。その時に来ている路線が分かり、嫌と思ったら違うラインを選んで、違うラインへ行ける様にタイムジャンプするのです。そのタイムジャンパーを自分がするのです。沢山のバージョンを持っています。
 どれを選ぶかです。未来予測を本当に出来る人はちゃんと外すように予言します。そうすると拡散し、嫌と言う思いが数ある現実の中で、集合意識が表れて、違う事を起こしているのです。ですからわざと違うメッセージを出すのです。ゲイリー・ボーネルは分かってしています。そこをリード出来てするのです。しかし多くの預言者は、たいていは当たって凄いと我欲の人が9割です。

2018年8月29日水曜日

1411「変化変容7」2018,8,29

 15日は1日ワークで、「宇宙の法則実践セミナー2018 ―時空の波乗りトレーニング―」です。朝、ホテルのお迎えに行きましたが、みゆきさんはお元気でスッキリされていました。

 今日のワークへの案内のメッセージは以下です。
「時空の波乗りとは、たくさんある時間軸と空間軸を上手に操りながら、自分が望む時空の波をつかまえて、それを現実のものとするテクニックです。
 そんなことが、果たしてできるのだろうか?と不思議に思うかもしれませんが、実は、それほど難しいことではないのです。たとえば、ポイントの一つに、脳の使い方とイメージのやり方があるのですが、脳の使い方については「脳幹」と「松果体」を開く使い方をするとよいですし、イメージについては量子力学の観点を踏まえることで、さらりと叶うようになってくるのです。
 セミナーでは、このような理論と実践を適切に組み合わせながら、普段の暮らしに使えるような実践的トレーニングをしていく予定です。
 
 具体的なトレーニング内容としては、脳と意識の使い方のレッスン、次元と時空の関係性の解説、構造次元と創造次元の違いと宇宙のBeingについて、天才スイッチを開く方法、最高のパフォーマンスを上げるための身体と心の使い方(ボディワーク)、共感覚開発レッスン、名前と全倍音のワークショップ等をさせていただく予定です。相変わらず盛沢山のテーマではあるのですが、それらは皆、一つの主題に向かって集約されています。それは、自らが創造するものとなって、この地球と世界がより良い方向になるよう、生き様をもって体現していくことです。

 震災から7年が過ぎ、私たちの役割も、次の段階へと進むときが来ているようです。
 より広い宇宙的視野と、細やかな微生物的視野を併せ持ちながら、皆様と共に進んでいきたいと思います。
 きっとあるタイミングでフローの状態が起こるであろう、面白いセミナーとなると思います。皆様とお会い出来ますことを愉しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。」

 ワークの内容を簡単に紹介します。

 「昨日の講演会では慣れない事を話したので途中しんどい事がありました。3度吐いて気合だけで話していました。自分にはあまり興味の無い事ですが、地球のルーツを見つめる事が大事です。日本の古い出雲族の終着点の1つの東北、仙台でこの事を初めて話しました。その為に普段は受けていないエネルギーを受けました。そこにパラレルな世界を見ました。
 沢山のマルチ画面を見ていますが、その中で私に映っていた自分の現実を感じていました。普通は、これは嫌だと思うのですが、沢山ある可能性の中で小さな、薄い可能性を感じて、そこを選んで現実化しました。

2018年8月28日火曜日

1410「変化変容6」2018,8,28

 全てに原型の次元があります。翻弄されるのでなく、それはは種の次元、DNAにあります。そこからタイムラインが書き換わる事もあります。
 エジプト文明では星との交信にピラミッドを作りました。星々から来た者が、宇宙中心とそれを使うことで繋がれるのです。集約器として太陽を拝しました。それが太陽信仰です。神話は世界で繋がっています。それは宇宙次元で同じだからです。

 ニーマは女神で南米ではパジャ神です。ガイヤ、イナンナはネルーサとも呼ばれました。夢物語の様なことを話していますが、奥々の血の記憶が蘇り、奴隷でなく人間の生命体として、生命の種として宇宙の種が宿らないとダメです。
 宇宙計画に沿って、自分が作っているという意識になると変容が起きてきます。想造主として生きるようになり、ガラッと変わります。

 私達の脳の松果体を活性化させることです。松果体が宇宙の受発信器です。それは簡単に出来ます。鼻歌で出来ます。脳の奥に来ますが、その第3の目が出ているのは昆虫ら、虫達です。このような宇宙存在の姿が多いです。
 暮らしの中で当たり前の事を、当たり前にすることで活性化し、クリエイターとして共鳴していきます。

 人間として長生きする、免疫力を高めるのはどうすれば良いのでしょうか?
 1、自分の好きな事をする。2、人に親切にする。3、良い事をする。
の3択のどれでしょうか。答えは「人に親切にすること」です。
 人類の進化の歴史で助け合うことで成ったコードが出来ています。人に親切にすること
で長生きする様に活性化されます。そして霊性を磨き、高い周波数と繋がり、望む人生に繋がることができます。

 竹内文書、ホツマツタエは正史にそぐわないもので、偽書と言いわれています。直観が高まると、学ぶというよりは分かるようになります。今は分かりやすい時代になってきています。ピンと来たのは自分に必要な事です。
 松果体が活性化することです。声、唄は丹田から出すことです。音を通して共振共鳴することで生命を調整しています。それで活性化出来るのです。」

 3時間を越える講演会はあっという間でした。参加の皆さんも初めて聞く内容に興味深々です。みゆきさんは何度も強調していましたが、神社系は特に好きな訳ではないのです。しかし今回は、この様なお話をしなくてはということでお伝え頂きました。後で伺いましたが、今回のお話の波動はきつく、不慣れなために体調不良になり、気力でお話を続けて下さっていました。出雲と所縁のある、日高見の地、仙台の中心、天命舎でありがたいことでした。

 体調不良を押して懇親会にも参加くださいましたが、初めての方々にはしっかりと温かく接してくださいましたが、あることをきっかけに、途中で食欲が無くなられた様です。でも楽しい宴はあっという間でした。


2018年8月27日月曜日

1409「変化変容5」2018,8,27

 東北に残っている神様に「ありがとう」をします。すると人の次元で頑張ったパワーが出てきます。3,11東日本大震災で緩和されましたが、いよいよこれからです。
 先人は封じ込められ、悪者役をやらされていて、神名も変えられました。卑弥呼は別称で役職名、姫巫女・シャーマンです。天地に下す姫巫女で、それぞれの場所にいました。
 有名な姫巫女は九州の方で、本名はトヨタマ姫です。宮島の厳島で死にました。その旦那のもう一人の姫がアダチ姫、コノハナサクヤ姫です。娘はトヨ姫で、宇佐で月神信仰をしていました。太陽と月と一緒です。

 やがて丹後半島に逃げて行って、最終的に伊勢に落ち着きます。連れて行ったのがウラシバトで、浦島太郎です。トヨ姫は時代の中で翻弄されていきます。天と繋がりたいとして、かぐや姫として書かれていて、そのことが暗喩されています。それらは一枚岩ではないです。
 出雲王国では代々伝えられていることを口伝でしてきました。末裔の人が世に出した本があるのですが、全て買い取られてしまいました。インダス文字がその家に残っています。
 今、私達があること、古い先祖からの願いであり、結論であるのです。太陽、祖先に手を合わせること、そして日々の暮らしの中で共感すること。心を合わせる事が最大の守りなのです。
 血の記憶にアクセスすると噴き出ます。それを良い次元に浄化するためにクリアリングミスト、エッセンスを掌の労宮に付け、頭頂から全身へします。裏技でお風呂に7滴を入れる事で浄化パワーになります。自分の可能性を低く見積もらず、限定しないですることです。

 これからは宇宙的な所からの話しです。
 人間が如何にして作られたか。猿が進化したのではありません。猿と人間はDNA、染色体も違います。宇宙系の地球に降り立った人達が神であり、アヌンナキと呼びます。プレアディス系宇宙存在で人間形成に入って来ています。
 アヌンナキのDNAとホモエレクトスのDNAをシャーレの中で遺伝子操作をしたのです。地球との伴星で、その大気の素性が悪く、安定する為に金が必要でした。その金を地球で見つけたのです。
 アフリカで作りました。美しい、可愛い、従順なものを作りたい。遺伝子を2本だけ活性化させ、10本は起動させずに作りました。3本目以上は見えないのですが、今、活性化してきています。クリスタルチュルドレン、レインボーチュルドレンへとなり、そしてジャンクDNAの活性化も起きています。
 今日ここへ来ている人は活性化している方々で、時代の最先端で叩かれやすいのですが、目覚め易い方々です。

 宇宙系と地球土着をかけ合わせたのです。アヌンナキが最初に来ました。エンキは兄でエンリルが弟です。エンリルはヤーブ又はエロヒムです。女神はニーマで聖母マリア、ハトホルです。水の神はエアーでプターとも呼ばれています。
 兄弟仲が良くないのです。2極、対立の原型で、聖書にはカインとアベルとあります。日本では海幸彦、山幸彦です。様々な物語が神話として、その形として残っています。エンキ、エンリル、ニーマから子供が生まれました。
 エンキは蛇系の血で、マルブクで蛇族になりました。不老不死で1年が3600歳で1シャル。子供の直観力があります。ラーの神、ムーになりました。そしてエジプトで活躍します。
 エンリルはシュメール文明を作りました。エンキは作った人間派ですが、エンリルはアヌンナキが中心です。エンリルの孫娘がイナンナで、人間にタントラ、愛を教えました。
 アラタ国、インダス川周辺、インダス文明、ターラは巫女の名前です。女神の母系です。その流れがドラビタ族になります。その一部がクナト大王、サイ姫とした日本へ渡って来たのです。

2018年8月26日日曜日

1408「変化変容4」2018,8,26

 出雲では春に一斉の木々の芽が出ました。出ず芽が出雲になりました。クナト大神は太陽信仰、龍神信仰、祖先信仰をおこない、戦うことを嫌いました。それは私たちの態度に近いものです。
 龍神信仰では龍に似ているものとして蛇を拝みます。それは力強い生命力にあやかることです。整数の3と8で、蛇のとぐろを8回巻くとパワーになります。八巻きで生命力の象徴です。
 クナト王とサイ姫は、道祖神、幸ノ神で、イザナギとイザナミと呼ばれました。彼らの子供が猿田彦と言われました。ヒンズーにその原型があります。シバ、サティー、ガネーシャです。ガネーシャは猿田彦に似ています。

 出雲族は平和に元々いる人達と住んでいました。紀元前215年、弥生前期に大陸から徐福が来ました。1回目に来て住みましが、5000人の童たちを連れて来ていました。日本語名はホアカリで丹波に根付きました。2回目の名前はニギハヤヒです。暴れた様でスサノオと絡んできます。太陽信仰で天照とも繋がります。
 出雲族には王様と副王がいます。王様はオオナムチ、副王をスクナヒコナと呼びます。彼らはクナト王とサイ姫を拝んでいました。8代目の時に徐福が来て色々な事があり殺められた。その時の役職名がオオナムチの本名がヤチホコ、副王がコトシロヌシです。

 日本の歴史が塗り替えられていきました。そこには国を譲らされていった歴史がありました。元々の出雲族は戦いを避け、逃げました。伝統を残して逃げたのです。そして王朝を作りました。日本平、常陸の国、香取、日高見の国、それらは出雲族の種です。
物部、ナガスネヒコもいました。出雲族でない、逃げていく人の別称が蝦夷です。近江地方で佐々木と変えた。出雲王家の徴は、富、トヨです。駿河の安部川の安部氏。鹿島の陸奥の国、日高見国です。
 日の元津国、日ノ本の国。アラハバキ王国。アラは荒ぶる、ハバは蛇で龍。きは八巻き。出雲族が逃れて来た象徴、神籬が戦わらず残っている場所です。

 日本の歴史で、今は言えないのですが調べたら出てくる内容です。平面的にみると良い悪いになるのですが、血の記憶は覚えています。
 古事記は稗田阿礼、柿本人麻呂が、日本書紀は太安万侶が編纂に関わりました。当時は日本の括りでなく、各地の王国に分かれた歴史書がありました。その中で正統性をもたらす必要がありました。

 出雲は平和主義で先祖、太陽、龍神を拝む人達がいました。祟り神で持ち上げる必要がありました。日本人の源流がやった事を知る事が必要です。彼らは2000年、3000年、隠れ身とし悪役をさせられて、忘れさせられているのです。祖先の血、それに気づいてあげるだけで彼らは力を発揮出来るのです。
 今、日本、世界は大きなシフトの中にいます。念波、思考、意識が関係しながら自然災害も減ります。チェンジの統合の時代で地球が覚醒します。出雲族の神々に共感してあげる事でパァーと出るのです。

2018年8月25日土曜日

1407「変化変容3」2018,8,25

 私には神社系との繋がりが最近あります。私が特に神社系が好きな訳でなく、なにかご縁があるのです。宮神さんに行ったら語り始める事が何度もありました。それらを総合したらある事に繋がってきました。
 日本人は誰か?何処から来たのか?ルーツはどこか?それが分かって来ました。血の記憶が呼び覚まされてきました。そこでは、子孫が幸せにと願っていました。共通の目的は変わらないと思いました。

 人間レベルの話しです。今ここにいる集合意識に合わせて、高い、高列の人に関連する事を伝えます。古事記「ふることふみ」は1300年前の日本最古の本で、その内容が正しいかは別問題です。
 神話の無い国は滅びると言われてもいます。ルーツを忘れると滅びると。これは、う?何故?と疑問が出ていたのですが理由が分かりませんでした。歴史の勝者のストーリーが真実でないかも知れないのですが、言い続けられる内に集合意識で、そういうものだと考えだします。
 神様が出る歴史の中で、好きなキャラクターは神としている次元と、人としている次元があります。この名を持ち人として生まれて来た次元の話をします。大国主、出雲の国譲りの神様です。

 その神様は日本の原型で、何処から来たのか。日本列島の形成は1万年前ですが、人はその前からいました。10万年前です。
 8年位前にグレイトジャーニーのテレビ番組で出アフリカの内容が放映されました。2度の大きな出アフリカがありました。渡り、渡り、最後が日本で、ここが終着点で、種々の人種の人達がやって来ました。その中には日本に戻って来た人達もいました。

 日本は温暖で生きやすく、国土の7割が森林で、海の恵みがあり、穏やかな国民性です。砂漠の世界とは違います。砂漠は自然環境が厳しいので法則、決りが必要ですが、ここは違います。島は天然の要塞です。今の形のままで1度も侵略されていません。特徴としてヤップ遺伝子を持っていて、男性の半分にその遺伝子があります。
 氷河期になり海が氷結し、島に歩いていけるようになりました。スンダランド、東南アジアの南方ルートと北方ルートがありました。氷河期はマンモスを追っていた時代で、シベリア経由で日本へ渡ってきています。そして日本列島の人口が増えていきました。

 大国主は3000年前に北方ルートでインドから来たドラビタ族でした。ドラビタ族はインダス川周辺に住んでいましたが、そこにアーリア人が攻めて来ました。彼らは母系民族なので戦わずに逃げました。
 クナト大神とサイ姫の部族が大陸の東の端にある、人口が少ない住みやすい国へと来ました。ゴビ砂漠、バイカル湖、アムール河、サハリン、北海道、津軽へ来ました。そして鉄のある川を求めて出雲の斐伊川に住み着いたのです。そして出雲族になりました。かれらはインダス文明の流れです。
 クナト王はその文化と考え方を持ち込みましだ。先祖崇拝、太陽信仰、龍神信仰です。インドにワニ、コブラがいますが、それが合体して龍になります。ワニ、コブラは日本にはいなかったのです。しかし因幡の白兎の神話にはワニが出てきます。ドラビタ語と日本語には共通しているところがあります。


2018年8月24日金曜日

1406「変化変容2」2018,8,24

 地球の地軸は23,4度傾いています。天空を1周するのに25920年で、歳差運動があります。ある星、プレアディス系の中心を回っています。
 身体も地球の元素から出来ているものなので、地球に繋がっているのが当たり前です。電卓で計算してみてください。人間の呼吸は1分間で18回です。1時間だと1080回。1日で25920回になります。天空を1周する時間数と同じ数字で、銀河と同期しています。このように人間も宇宙と同期していますし、地球の存在は宇宙と同期しているのです。

 宇宙のリズムの中で地球は回周していますが、求心する時には統合のエネルギーが働き、それが13000年続きます。そして遠心する時には分離のエネルギーが働き、13000年続きます。統合から分離へ、又、分離から統合へとチェンジする時に2000年の間があります。
 今は分離のエネルギーから統合のエネルギーにチェンジする時で、その2000年の間に地球はあり、2012年冬至がその中心でした。それは2極から統合へてシフトチェンジしていた、というサインです。そのことが今、だんだん分かって来きています。

 統合の時代の特徴は、蓋がひっくり返されて、隠されていたことが見えてくる、そして隠れたものがどんどん出てくる時代だということです。私達はその認識を持つことです。
 個人的特徴は、今までやられていた性状では我慢が効かず、本音が出ないと心地良く出来ないのです。ですから良い人が出来ずに、大きな時代の流れで、本当の音で繋がってくるのです。
 色々と起きますが、大きな視野でみると、新しい時代の波乗りの時代になります。その大きな特徴は、「こうすれば夢が叶います」の本で言っていますが、選択と共振の法則で、マルチユニバースです。今日はどうしたら気づけるか、を体感してもらいます。

 集合意識では大事な事と思っていても、交わっていない人は影響を受けません。その人には違う現実が起こってきます。それぞれが作っている現実を見ています。2次元から3次元、そして多次元へ世界が変わってきます。
 この世界は、閉じたひもの様なもので、波動関数の収束で、外され、繋がりが高速で行われている、というひも理論です。
 立体的にみると、ある瞬間の形を見ていると、次にそれが消えて違う形に世界は新しく作られています。そこでは新しい自分が現れていて、同じ自分が継続していないのです。ですから私たちは新しい可能性の場にいます。

 放っている波動があり、我とは充電された水であり、個有振動を持っています。そこでパワフルなバイブレーションを出しているのが念波です。その想念波を可視化しています。嬉しい時、むかついた時、怒り、悲しみの時などです。気持ち良く過ごすには嬉しい波の時です。
 私たちはその振動を何処から出しているのか。総合の固有振動は胸から出ています。そのオーラフィールドは1m位あります。私たちは地球版の限定ゲームに参加しているのです。
 人との触れ合いで馬が合う、合わない、そのワークです。そこで新しい自分の世界を直ぐに作れます。そして瞬間、瞬間に世界は変わるのです。

 自分の中の思い込みスイッチがありますが、想念体を新しい自分に変えられます。元々出来ている自分の次元にアクセスが可能です。瞬間、瞬間に無限の可能性があります。そこでは立体の沢山の位相に瞬間、瞬間に行けます。自分でその可能性の次元を選択することです。

 身体はひも1つでも大きな可能性があります。それに出合えます。深い部分を信頼して上げることで身体が喜びます。広がり調和する方向が宇宙の法則です。自分の姿が宇宙と同調していることにOKサインすることです。
「私なんて」と思っているゲームは止めることです。「私なんて」を「私は素晴らしいのよ」へ変えていくのです。

2018年8月23日木曜日

1405「変化変容1」2018,8,23

 7月14,15日ははせくらみゆきさんの仙台講演会、ワークでした。その模様を簡単に紹介します。
14日に仙台駅に12時過ぎに出迎えてNGO仙台テンメイの名取農場にお連れしました。みゆきさんが仙台に初めてお越しいただいた2011年の時から、毎年恒例で今年で8回目になります。
 農場ではO農場長が出迎えて再会を喜び、暫し畑の散策、見学です。今年は雨が降らずに水不足で栽培は難儀していますが、テンメイ野菜はしっかり美味しい実りを得ています。
















農場長の楽しみながら日々の農作業、愛深き尽力の賜物です。お気に入りの花を摘み、トマトを賞味してゆったり滋味あふれ、エネルギーに満ち満ちた農場を満喫頂きました。そして1時間ほどして講演会場の天命舎に向かいました。

 今回の講演会の案内メッセージは以下の内容です。
「宇宙のリズムにそった生き方2018―変化と変容の波を超えて―」
毎年、天命塾にいらしていただいているはせくらみゆきさん。今年の講演会は、宇宙のリズムに沿った生き方として、今の時代ならではの話を、限定メンバーに向けてスペシャルトークでお届けします。
 最近は、国内のみならず、海外での活動も多くなっている彼女は、ますます時空を超えて楽しんでいる様子。その彼女が今、伝えたいメッセージとは何でしょうか?
 以下、はせくらみゆきさんからの言葉です。
「2018年の今は、パラレルな世界が確実に分化していって、それぞれの出す振動数の世界が、その人にとっての宇宙(世界)となっているようです。この傾向は、今後ますます顕著になるでしょうが、そんな中、自分が望むタイムラインをしっかりと選ぶこと、同時に望むタイムラインへクォンタムリープ(量子的飛躍)をするためにしたらいいことは何なのでしょう? 講演では、さまざまな具体例を挙げながら、タイムジャンプのためのコツをお伝えできたらと思っています。
 変容はすでに始まっています。私たちは、気づいたものから、さなぎから蝶なるのです。
 蝶として見る世界とさなぎとして見る世界は、見え方が全然違います。表れ方も変わってきます。
 そんな、蝶となって活躍する貴方のためのお話をさせていただければと思います。とりわけ、時空と次元の話、脳と意識の話、過去の思いの手放し方なども、テーマの中に入ってくると思います。
 あなた自身が強烈な磁石です。何を惹きつけ、表したいか? あなたの、新たなるステージへのお手伝いが出来たら嬉しく思います。夏の杜の都で、ご縁のある皆様とお会いできますことを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します」

 今回は定員を越える申し込みを頂きました。ほとんど仙台、東北地方の方々で、仙台天命舎ならではの雰囲気の中で、初めてKさん聞く驚きの内容もお聞かせいただき、濃厚なみゆきワールドを楽しめました。

2018年8月22日水曜日

1404「体質改善7」2018,8,22

・K,Kさん
「とても気持ち良く過ごせました。食べない快感を感じた。毎日2食だがこういう機会があって良かった。「しらべ」を1日目夜に部屋に無く眠りが浅かったが、2日目に部屋にもって行ったら熟睡出来た。」

アンケート
「今回も目的が達せられ、座禅も気持ち良くできました。先生始め、ご一緒させていただいた皆様と場(生体エネルギー環境場)のお陰です。ありがとうございました。」

・T,Kさん
「自分の体調の変化が厳し過ぎて、座禅に集中出来なかった。これから日日、丁寧に生きる事、気合を入れてやります。」

アンケート
「身体の声を静かに聴いて感じるというと、とても格好いい言葉になりますが、「眠りたい、休みたい」という怠惰な本性に負けてしまったような気もします。
 体調の変化に敏感になって座禅の集中力が持続しなかったのが残念です。年齢のせいにせずに、身体を大切に精進していきたいです。「気合を入れて・・」ピシー。
 2日目に目の中が飛蚊症や光の玉がいっぱい見えて気持ちが悪かったです。3日目の朝、現在はすっきりしました。」

・H,Yさん
「久しぶりの参加で、1日目、2日目は良かったが明け食が辛く、今はしんどい状態で、医者の不養生をしていた。世の中の事は全く違う方向に行っているが、1人1人が健康を目指し、自分が健康になり他の方にも広めていきたい。」

アンケート
「久しぶりの参加で約10回目でした。蔵王の気候も会場の皆さんの雰囲気も良く、気持良く3日間を過ごす事が出来ました。今回は久しぶりでしたがあっという間に過ぎ、一番楽しみにしていた明け食が一番辛かったのは初めての体験で、私自身が驚いています。家族も含めて本当にありがとうございました。」

・M,Yさん
「食べない快感を感じています。断食会は過去は大変だった。30人位参加者がいて、部屋に3人入っていた。凄い状態だったが今は幸せだ。毎回、新しい事を感じて帰るが、大久保先生のお話は驚きで、考えさせられる事だった。すっきりして帰れます。ありがとうございました。」

アンケート
「とてもゆったりな3日間でした。いろいろ社会的な事も驚くとともに勉強になりました。精神面、気持ちの持ち方の大切さ、感じさせられました。
 Iさんはファーストタイムなのに素晴らしいですね。姿勢も崩さず、日頃の生活態度でしょうね。人生の先輩は流石です。」

 最後にお世話をしているTさんのお話です。
「今回もあけましておめでとうございます。気候も程良くて過ごしやすく、台所の支度も順調にできました。今すこし眠い。
 少人数でグレードアップしている。昨年から学生をしているが、クリアーになった事がある。Oさんは生体エネルギーの家を建ててその環境が、今回の断食にも繋がっている。そのお陰で安定した状態で出来ていると思う。色んな事を理解されている人はどんどん変わってきている。きちっと自分を制して来た人がIさん。大久保先生の話をしっかり受け止めたMさん。Kさんも今回は落ち着いて座禅が出来ていた。良い3日間でした。」

 とても充実した皆さんにとって善き機会になりました。何よりです。その後の皆さんは予後の過ごし方も順調なようで何よりです。
 病気は時代と共に変わって来ています。今まさに21世紀病と言われる病が静かに広がって来ています。しかしほとんどの方はその認識がありません。己の健康を獲得するには必要な的確な知識と手段が不可欠です。必要との思いでアンテナを上げて、縁を活かせるか、そして日々努力し、精進できるかです。何度か断食を重ねる中で確実に向上して来ています。腑に落ちて実践の継続です。
「科に盈ちて後進む」です。その意味は
《「孟子」離婁下から。「科」はくぼんだ所の意》水が流れるとき、くぼんだ所があると、まずそこにたまってから先へ流れていく。学問も、一歩一歩順を追って進むべきことをいう。

 次回、座禅断食会は11月16~18日です。
 http://genkiup.net/danjiki/danjiki47.pdf


2018年8月21日火曜日

1403「体質改善6」2018,8,21

 全てを終えて最後のミーティングです。皆さんの感想、アンケートの内容を紹介します。

・I、Yさん
「楽しく過ごさせて頂きありがとうございました。座禅は自信があって参加しましたが2日目、3日目は座禅が凄く気持ち良くできました。場の環境の影響だとおもいます。畳の縁が座禅中に半眼でいると色んな色に見えました。午後は足が痛くなり見えなかった。初日には空腹感ありましたがその後は無かった。心拍数が多くなった感じ。気分、体調とも良い。排便も良く出た。」

アンケート
「初めての参加で、不安があったのですが2日間は特に異常なし。3日目はこれも元気で良かったです。大久保先生の丁寧な指導で不安感を感じなかったです。ありがたい事です。
 明け食も何等問題なく頂けました。今後も食事に気を使って行きたいと思います。
 大久保先生、Tさん、参加者の皆さまのお陰で貴重な体験を楽しく過ごせました。大変ありがとうございます。」

・O,Gさん
「4月末に捻挫をして正座が出来るかと思ったのおですが、生体エネルギーのオリベックスクリームで回復しました。
 現状を知り、仕組み通りに過ごす事に満足せずにこれからも生体の勉強会に参加して行きます。今回は1日目の頭痛が無かったのが初めてです。2日目のむかつきも軽く、2日目夜も、いつもは眠れないのに今回はぐっすりで、朝の鳥の声で目覚め、すがすがしく起きる事が出来ました。皆さんと和やかにお話を出来て良かったです。」

アンケート
「今回の断食会は今までの中で最も苦痛が少なかったです。1日目の頭痛がない。胃のむかつき感が軽く、2日目の朝ではなく、1日目の夜に来た。2日目の夜もいつもよりたっぷり眠ることが出来た等です。
 毎回、油断はしないように気を付けているつもりですが、やはり今回の症状の軽さは今まで続けてきて、身体の調子が良くなっていることの表れかとも感じました。もちろん生体エネルギーの仕掛けもあります。
 大久保先生のお話は政治、社会、災害などいつもの断食会とは少し違う内容で、現状を知って今自分が出来る事をしていかなくてはならないと感じました。また、生体エネルギーをこの様な時代に活用していくことの重要さも感じました。
 T先生はいつも食事等の準備、片付けをありがとうございます。明けの食事は胃腸にしみわたる美味しさでした。
 皆さんともお話が出来、ゆったりと楽しいひと時を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。」

・O、Yさん
「2日目夜からお腹が痛かった。3日目の明け食で一番先に排便が出来た。場作り、少人数の環境も良かった。参加出来て良かった。」

アンケート
「久しぶりの参加で、良かったです。少人数でゆったりできて、体も良い状態になったようです。運動をあまりしていなかったため、真向法も気持ち良くできました。体が硬くなったことを実感しました。
 生体エネルギーの効果か、一段と楽に過ごせたような気がします。ありがとうございました。」

G,Mさん
「体調が良く、3日目朝にドキドキし、力が抜ける感じがしました。座禅でシャキッとして毎回、体調の変化を感じるのも面白かった。少人数で身内感覚が良かった。」

アンケート
「大久保先生、Tさん、いつもありがとうございます。今回は今までになく快調でした。3日目の朝、若干、力が入らない感じでしたが、座禅を組んだら気にならなくなりました。
 毎回少しずつ身体も変化していっているように感じます。今回は人数も少なくて、身内気分で落ち着けました。ありがとうございます。」

2018年8月20日月曜日

1402「体質改善5」2018,8,20

 3日目の朝も皆さん問題なく迎える事が出来ました。座禅も集中して出来て良い場が出来ています。
 明け食はいつものメニューです。


食膳について以下の五観の偈(ごかんのげ)を唱えます。

一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
二 忖己德行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。
三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
五 為成道故 今受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。

 言葉の意味は以下のようです。
一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪など三つの過ちを持たないことを誓います。
四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。
五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。

 この言葉の意味を肝に銘じて食事は頂きました。皆さん順調で食事を始めてから20分くらいでトイレに駆け込みます。全員が満願成就して笑顔で和気藹々の明るい場に変わります。ありがたき、いのちの働きです。
 食を断つことで起きている体内での変化は未知なる世界ですが、確実にいのちを育む善い方向へ変わっています。人間が持つと言われる4つの機能が働いています。自然治癒機能、自己調整機能、免疫機能、活性化機能です。そしてそこにまだ認知されていない準拠位置機能です。
 この準拠位置機能があって初めて他の4つの機能が発揮されます。それを意図して断食会の会場を設営し、諸々の生体エネルギーの資材を活用しています。断食期間中の空間場の機能、そして体内環境に最も影響を与える水は私の医院から持ち込んでいる、生体エネルギー水誘導翻訳装置を3種使用した、呼称「中山水」です。
 
 宿便出しは爽快です。丸2日半の食を断つことで、消化機能が糖質代謝から脂肪代謝に切り替わり、自ずと腸内環境は激変します。私たちが食べる食べ物が腸内微生物も餌として食べていますので断食は生態系の変化を促します。そしてそこに明け食の食材が入ってきます。
 大根の煮汁と梅漬けの梅湯は腸内に満たされて、役目を終えて淘汰された細菌の死骸等を根こそぎ腸壁から浮きだたせて、その後に食べる大根と生野菜の繊維等で壁面をそぎ落として一掃します。腸内の大掃除、デドックス、毒だしです。その後に食べる食べ物がその後に腸内に住み着く菌種を決めていくことになります。

 先に紹介した本にあるように腸内環境に応じた菌が優勢になり、その菌により意識、食欲など私たちの肉体的欲望、精神的な機能が誘導されていくのです。宿便出しにより1度リセットされた後の意識的な食生活、食習慣が自分のいのちの方向性を決めていくことになります。その為には先人の知恵をしっかり学び、理解して予後の1週間を過ごす事が大事です。
 幸い断食中に胃袋が小さくなり、朝食抜きの1日2食で十分な身体に変わっていますので、その後の摂生によりケトン代謝が継続して体内脂肪の燃焼が進み体重減になってきます。嗜好も変わり、量より質重視になり、しっかりした自覚をもって出来る体質改善になります。
 そこに生体エネルギー的視点での生体エネルギー水、食材を入手し、かつ室内空間の生態系を意図した仕掛けを加味出来たら明らかにその効果は如実になります。今回の断食明けでは、私にも大分良い変化が見られ、改めて断食効果を実感しています。

2018年8月19日日曜日

1401「体質改善4」2018,8,19

 断食期間中は問題も無く順調に過ぎて行きました。初参加はIさん1人ですが、座禅は曹洞宗のお寺で10年以上のキャリアがあります。後はベテランの方で、10年ぶりが1人、5年ぶりが1人です。
 1日目のミーテイング、2日目の講話の時のコメントを紹介します。

・I、Kさん
「断食は初めてです。私の宗教は浄土真宗ですが、ある地元の高名な住職の功績を研究しています。座禅は曹洞宗のお寺で10年以上前から行っています。
 初日は眠かったですが、今日は頭が少しボーっとしている位で順調です。暇を持て余しています。」

・K,Gさん
「いつもある1日目の頭痛が今回ない。眠いが元気で、調子が良い。」

・O,Yさん
「久しぶりの参加ですが順調です。食べ物の事、雑念が湧いてきている。」

・G,Mさん
「今回は具合悪くならない。ガジュツと緑一杯を飲んで1年経ち、その効果かと思う。少しお腹が空いた。」

・K,Kさん
「今回は余裕で過ごせていて、問題ない。」

・T,Kさん
「昨日、1日目は頭が痛かったが、今日は胃がむかついている。眠い。」

・H、Yさん
「久しぶりの参加で、以前より体重が10キロ増えた。食生活をリセットしに参加した。座禅には集中できて、食べ物の雑念が入らない。」

・M,Yさん
「来る前から食欲が少なくなる。いつも2日目の朝が心配だった大丈夫だ。ただ眠い。」

 今回2日目の午後の私の講話はいつもとガラリと変わり、今起きている自然界、人間界の諸事のことについて私の視点、捉え方をお伝えしました。普通は健康への基本的な事などを話すのですが、顔触れを見てチェンジして初の内容になりました。
 初めて参加のIさんは私の同郷、八戸市の出身で高校の大先輩です。長く青森県で学校の先生をされていて定年退職をされ、自分の研究テーマを追求されていましたが、この春に仙台に住む息子さんにお子さんが誕生した事を機に、そのお世話の為に仙台にご夫婦で転居して来られたのです。
 来仙前に歯科医院を検索し、私の存在を知り天命塾サイトを見ておられたのです。たまたま仙台リビング新聞を見て私の指導する真向法体操教室の2018年5月開講のコースを知り、即参加申し込みされてくださいました。その後、木内鶴彦さんの講演会、日常生活を健康で豊かに過ごす方法を学ぶ会にも参加してくださっています。真向法教室も2期目にも更新参加です。
 そんな事で怪しげな話も気兼ねなくお伝え出来ました。話は天命塾ゼミでお伝えしている事ですので目新しい事はないのですが、新鮮だったようです。殊の外、皆さん興味を示してくださり好評でした。

 恒例のお休み真向法、おはよう真向法も皆さん熱心に参加して取り組んでいました。





 朝のお経、座禅の様子です。






2018年8月18日土曜日

1400「体質改善3」2018,8,18

◆産声を上げたときから
・産道にいる微生物
 微生物は我々の遺伝子に組み込まれているものではない。微生物との共生は人間に利益をもたらすが、その微生物はどうやって子孫に受け継がれているのだろうか。子宮内部の羊水に浸かっているとき、胎児は無菌状態にある。しかし、破水と同時に外界との接触が始まり、産道を通るときに微生物のシャワーを浴びる。
 新生児の腸内細菌の構成は、母の膣内と最も近い。大人の腸内と違い、病原体を殺す役割をする乳酸菌の割合が高い。ヒトは赤ん坊を守るため、膣に大切な微生物を待機させておくよう進化してきたのだ。先進国ではお産の三割程度が帝王切開で行われるが、帝王切開で生まれた子は感染症やアレルギー、さらには自閉症や肥満になりやすいというデータもある。もちろん帝王切開は緊急時には必要となる大事な出産手段だが、子どもの健康上の影響についても知っておきたい。

・母乳の中にいる微生物
 オリゴ糖を含む食品は大人の食事には必要ないが、出産直後の母乳にはオリゴ糖が含まれている。これは赤ん坊の腸内にはオリゴ糖を特殊な酵素に分解して免疫系を発達させる細菌がいるからである。赤ん坊の腸内細菌はとても不安定なため、出産直後には母乳が欠かせない。そして、赤ん坊の成長に応じて母乳に含まれるオリゴ糖の含有量は減っていく。
 また、母乳には母親の腸内にいるのと同じ細菌も含まれている。血液を通して細菌が腸内から母乳に移動しているのだ。さらに驚くべきことに、母乳の成分は出産方式によっても違う。陣痛を経験した母親の母乳は、陣痛が始まる前に計画的な帝王切開で出産した母親の母乳よりも微生物が豊富なのだという。
 では、粉ミルクで育つ赤ん坊はどうなのだろうか。粉ミルクで育つ赤ん坊は感染症にかかりやすい。乳幼児突然死症候群で死亡するリスクも二倍だ。そして、皮膚炎や喘息、過体重にもなりやすい。
 我々は、粉ミルクよりも母乳の方がいいということは感覚的に分かっているものの、母乳をあげないとどうなるのかについてはあまり知らない。子どもに受け渡す遺伝子を変えることはできないが、受け渡す微生物は選ぶことができるということをもっと考えるべきだろう。

◆微生物生態系を修復する
・微生物は補助食品として補充できるのか
 ここまで読めば誰もが自分の腸内のバランスを整え、いい微生物を保有したいと思うだろう。そのためには何をすればいいだろうか。ひとつにはプロバイオティクスと呼ばれる細菌を口から摂取するという方法がある。スーパーでよく目にするヨーグルトがいい例だ。
 ヨーグルトを食べるといい影響があるかと聞かれると答えはイエスだが、目に見えるほどではない。ヨーグルトに含まれる最近は一〇〇億個ほどだが、腸内細菌は一〇〇兆個もある。また腸内細菌は種類も豊富なので、ヨーグルトに含まれる限られた細菌が影響を与えるのは簡単ではない。

・他人の糞便を分けてもらう
 抗生物質の治療により腸内細菌が死滅してしまったような場合はどのように修復すればいいだろうか。そんな場合にいま注目を集めているのが、糞便移植だ。想像するとほとんどの人が顔をしかめるだろうが、他に方法がなく、瀕死の状態の人はどんなことでも試したいと願う。
 実際に、糞便移植によって劇的に回復をしたケースは数多くある。しかし、移植は誰のものでもいいというわけではなく、持病がないなどという輸血と同様の条件のほか、過去に抗生物質の治療を受けていないという厳しい条件もある。欧米では適合する人物は1%もいないと言われており、理想のドナーを探すのはまだまだ困難な状況だ。
 プロバイオティクスはマイクロバイオータを通して制御系T細胞を活性化する(敵がいないことで不安定な免疫細胞を沈静化できる=アレルギーやリーキーガットがおさまる)
糞便移植はすばやく効果的にマイクロバイオームを健全化する手法。
 プロバイオティクスにはプレバイオティクス(細菌のエサ)をセットで使用する。


2018年8月17日金曜日

1399「体質改善2」2018,8,17

◆あらゆる病気は腸からはじまる
・カロリー計算で体重コントロールはできない
 地球上の成人の三人に一人は過体重で、九人に一人は肥満だ。欧米では三人に二人が過体重で、その半分は肥満だ。なぜこんなことになってしまったのだろうか。世の中ではさまざまなダイエット法があるものの、確実に痩せられる方法は今のところ外科手術により胃を小さくする方法しか見つかっていない。
 マイクロバイオータの研究者によると、同じ量の餌を与えても、太ったマウスは痩せたマウスより多くのカロリーを吸収しているという。それらのマウスの腸内細菌を調べると、細菌の組成比に特徴があることが分かった。摂取カロリーはどれだけ食べるかでなく、腸内細菌がどれだけ分解し、腸が吸収するかによって決まる。

・心を操る微生物
 ある少年は、一歳のときに耳に感染症ができ、抗生物質で治療を行った。それまでは健康体で育ったものの、治療中からよく下痢をするようになり、奇行も目立つようになった。二歳になるころには重度の自閉症と診断された。
 生まれたときには正常だったのにそれはおかしいと感じた母親は、いくつもの文献や論文を読み漁り、息子は抗生物質で体内の細菌を殺している間に破傷風菌に感染してしまったのではないか。そして破傷風菌が腸に入って下痢を引き起こすだけでなく、何らかの形で脳にも達したのではないだろうかとの仮説に至った。
 何十人も断られた後にその話を信じてくれる医者をなんとか見つけ出し、破傷風菌を殺す抗生物質を投与してみたところ、なんと少年は正常な状態を取り戻したのである。自閉症だけでなく、統合失調症などと診断される病気も腸内細菌の組成比が影響しているという研究結果が出たのはごく最近のことだ。

・「衛生仮説」の不備
 花粉症をはじめとするアレルギーも二一世紀病のひとつだが、その原因はまだ特定されていない。衛生水準の向上により昔に比べて免疫系の出番が減ったため、力を持て余した免疫系が花粉のような無害なものまで攻撃するようになった、というのが「衛生仮説」であり、現在の世の中で支持されている。
 しかし、この仮説には弱点がある。病原体や寄生虫が不在のとき、他に免疫系の標的になりそうな微生物はたくさんいるのになぜ花粉が標的になってしまうのかということだ。ひとつ言えることはヒトの免疫系も単独に進化してきたものではなく、微生物と共に育ってきたシステムだということだ。つまり、微生物生態系のバランスが崩れると免疫系のバランスも崩れてしまうのである。「衛生仮説」ではなく、二一世紀病を抑えるためには微生物の力が必要だという説を唱えるべきときがきた。

◆微生物生態系への理解を深める
・抗生物質が微生物集団の構成を変える
 二十世紀の初めにフレミングがペニシリンを発見して以来、抗生物質が我々を感染症の危機から救ってくれたことはもはや説明するまでもないが、抗生物質は体内のマイクロバイオータに対してはどのように寄与しているのだろうか。
 抗生物質は感染症を引き起こしている細菌だけでなく、関係のない細菌まで大量破壊してしまうことがある。先に述べた自閉症児の例以外でも、過去に抗生物質を処方されたことのある子どもは過体重になりやすかったり、喘息やアトピー、花粉症になりやすかったりといったデータもある。もちろん、抗生物質のすべてが「悪」というわけではない。無数の命を救い、多くの苦しみを防いできた抗生物質だから、そのメリットとデメリットを天秤にかけてから使うか使わないかを決めるべきだろう。

・微生物に必要な餌をやり忘れていないか
 肥満の原因を探るために、何を食べたかではなく腸内細菌の組成比を知る必要があることは先に述べたとおりである。アフリカの僻地の子どもと先進国の子どもの食生活を比較すると、目立つのは先進国の子どもの食べる脂肪と糖の多さだ。しかしどれだけ調べても、脂肪や糖を食べる量と体重の増加の関連性は見つからなかった。
 そこで改めて二地域の子どもの食生活を比べると、摂取量が明らかに違ったのは食物繊維だった。アフリカの僻地の子どもの摂取する食物繊維は多く、先進国の子どもは少ない。アフリカの僻地の子どもは食物繊維を分解する腸内細菌を数多く持っており、この細菌の組成比が体重の増減に影響を与えていることが分かった。


2018年8月16日木曜日

1398「体質改善1」2018,8,16

 かれこれ1か月以上前の事になります。7月6日から8日の3日間で第46回座禅断食会を開催しました。今回も参加者は少なく10名です。内容は実り多いものでした。私も50回ほどの断食を経験していますが毎回、自身の健康にとっても新たな気づきもあり、ありがたき体験です。
 野口法蔵師の考案したこの座禅断食は健康法として、腸内の宿便を出し、腸内環境、腸内細菌の生態系にアプローチするのですが、その結果、体質改善に繋がり多くの効果があります。この断食方法は今更ながら21世紀病と言われる諸々の病を防止し健康改善に効果があると実感しています。その微生物生態系の考えと参加者の感想などを中心にお伝えします。
 
 先ず最近読んだ著書「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」(河出書房新社)は分かりやすい内容で、日ごろ私が思っている考えを裏付けてくれるものでした。そのポイントを紹介します。
 本の帯に以下の様に記されています。
「肥満も、アレルギーも、うつ病も微生物の問題だった。
 あなたの腸内には、知られざる豊かな微生物の生態系が広がっていて、あなたの健康を維持している。今、その生態系が破壊され、さまざまな問題が引き起こされている。あなたは自分の生態系を破壊しているのではないだろうか?最新の科学的知見をもとに、微生物生態系のしくみと健康の関係を解き明かしつつ、大切な微生物たちを守り、育む方策を示す。」

◆要点は
1、私たちの体を構成しているもののうち、ヒトの細胞は10%しかない。残りの90%は細菌であり、人体から微生物がいなくなったら私たちの生活は成り立たない。
2、肥満やアレルギー、心の病気などは「二一世紀病」と呼ばれるが、これらの原因を探っていくと、人体の中の微生物の存在がクローズアップされてくる。
3、有益な微生物を増やすことは健康への第一歩だ。食生活の改善や出産方式、授乳方法などを見直すことにより、私たちは微生物を「選択」することができる。

◆二一世紀の病気
・人体は微生物生態系に満ちている
 ヒトゲノムの解読によりヒトの遺伝子への理解は進んできたが、それは私たちの体を構成する細胞の数でいうとほんの10%ほどの部分でしかない。残りの90%はマイクロバイオータと呼ばれる100兆個の共生微生物から成るが、その研究はまだ途中段階だ。
 人体のうち外界と接しているのは皮膚だけではない。消化管など私たちが体内だと思っている場所も「外側」であり、微生物の棲息地となっている。中でもその多くを抱えているのは腸であり、腸の中には常に肝臓と同じ重量に相当する1.5キロの細菌がいるという。
 腸内細菌は人が食べるものを食べているため、腸内細菌の組成比は人によって異なる。腸から出てくる糞便の中身は食物の残骸というよりほとんどが細菌で、そこから見つかる細菌はその人の健康状態や食生活をよく表している。健康な人とそうでない人のマイクロバイオータを比較することで、様々なことが分かってきた。

・四つのイノベーション
 人類はこれまで、天然痘やコレラやペスト、麻疹や風疹など様々な病気と闘ってきた。そして十九世紀から二十世紀にかけ、医療や公衆衛生について四つのイノベーションが起きた。それは予防接種、医療現場の衛生習慣、水質浄化と、抗生物質だ。これらの誕生により、人類は感染症の脅威から遠ざかることができた。
 そのかわり、花粉症や肥満、うつ病などそれまでなかったような病気が過去六十年間に次々と出てきている。これらは「二一世紀病」と呼ばれており、あまりにあちこちで見られているために私たちはそれが普通だと思ってしまっているが、実は普通ではないのである。

・二一世紀病を疫学的に問うてみる
 二一世紀病に共通するものは何かと考えたとき、まず浮かび上がるのは免疫系だ。アレルギーも自己免疫疾患も免疫系の過剰反応である。そして次に浮かぶのは消化器障害だ。自閉症の患者は慢性的な下痢に悩まされているし、うつ病と過敏性腸症候群は連動して起こる。肥満も腸内を通過する食べ物が起源だ。
 また、かつて感染症は人と人との接触を通じて広まったが、肥満や自閉症、アレルギーや自己免疫疾患はみな欧米で流行している病気だ。これらの国は地理的に接触しているだけでなく「豊か」だという共通点もある。最近では新興国や途上国でも近代化に伴って拡がっている。また、時期的にはどれも一九四〇年代にはじまったと言われている。二十世紀の半ばに何かが変わったのは間違いない。現代の欧米式の豊かな暮らしはなぜ、私たちを二一世紀病へといざなうのだろうか。」

 ここでは「あらゆる病気は腸からはじまる」という視点で語られています。

2018年8月15日水曜日

1397「里山18」2018,8,15

 旅の終わりにこの辺りに来た時にちょくちょく利用する新花巻駅近く、宮沢健治記念館へ向かう交差点にあるカフェレストラン「きゃびん」で最後のミーテイングを行いました。

 パフェやらケーキ、プリン大福、クリームソーダ、コーヒー、冷麺等々それぞれ頂きながら今回の旅の感想などを和気藹藹、楽しくシェアしました。簡単に紹介します。

・S、Aさん
 「久々の参加でしたが、とても楽しかったです。又来たいと思います。」

・O、Yさん
 「橋野鉱山跡が印象深かったです。今回は食事が良かったです。」

・K、Hさん
 「昨晩の夕食会、2次会が面白かったです。今日の「悟道の里山」の昼食は凄いし、里山も凄かった。あそこの手入れは大変だなと思いました。」

・S、Uさん
 「山登りはきつかったです。これから地球環境を汚さずに、自分でやって行きたい事を淡々としていきたいと思います。」

・M、Aさん
 「今回の旅で、日ごろの疲れを休ませてもらいました。私には繋ぐ相手が居ないので自分で頑張れということかな。自分で出来ることとして、また五体投地礼を再開しました。10年前に6万回で止めていたのですが、今2ヶ月続いているので体力的に復活していいます。」

・O、Hさん
 「テンメイに参加して農場を12年やっているが今年70歳を過ぎました。これからはやりたいことを絞っていくつもりです。昨晩の懇親会の話しが良かったです。今回、「悟道の里山」がとても参考になりました。伝統あるものに新しいことを繋げていくこと、これからも続けて行きたいです。昨年から身体不調で、今は体調を整えてやっていますが、これから若者へ繋げていきたいと思います。」

・T、Sさん
「木内さんと近い方で、縁して大分時間が経ちますが、木内さんの夢、構想に付いてきています。仙台でも木内さんと同じ目的を持って出来ることをやってきました。これまで沢山の点を打ってきていますが、それが繋がってきて線になり、存在感が出てきていると思います。今回の「悟道の里山」も繋げてくれるし、重なるともっとあるようです。会社の本社ビルが仙台の北仙台にあり、ボーの家具のあった1階の所に美と健康の店を出すということです。そのコンセプトはトータルヘルス・デザインで行っていることで、内の息子にも繋がることです。どういう状態で出来ているか、向かう方向に当て嵌めて、共有し共存出来るものだったと思います。それは木内さんとも繋がっていることです。
 点を沢山打つと見えて来るものがあります。これまで地球からの恵みを頂き、共存していた技術を継承されてきているが、それが今駄目になって来ている。それはお金のせいです。でもこれから起こりくる変化が楽しみです。」

・K、Yさん
 「昨晩の2次会楽しかったです。目の前の事に振り回されていて自分がぶれていたのに気づきました。自分が決しないといけないこと、とストンと腹に落ちて気付きました。泊まりで大久保先生と話すのが良い改めて思いました。又ツアー参加したいと思います。この様に身内のように打ち解ける仲間が居るのは凄いことです。これからも木内構想に繋がって行きたいと思います。」

最後に木内からのお話です。
 「宿からの海を見ていて、この宿は震災、津波で被害を受けたが、あの海の中には沢山の亡くなられた人達がまだ眠っている。そこにゴミを捨てている。そのゴミは太陽光で熱に変わって海水の温度が上がっている。
 それを見ていて腹が立ってきた。亡くなった方々が怒っているのでは、失礼なことをしている、と感じました。政治、経済は今どうしようもない。もうひっくり返したい気持ちです。私は大器晩成型だが、海に眠っているところを汚染してはいけない。私たちは謙虚に学ばないといけないと思う。
 これからも私は講演会活動で伝えていくつもりです。今日の里山はそうだ、と改めて感じました。今度、紫外線装置の処理でプラスチックを分解させてみたいと思っています。
 今回いろいろありがとうございました。」

 時間も丁度17時半過ぎです。そろそろお開きです。Kさんと新花巻駅でお別れして一路仙台駅に向かいます。


車は順調に走り19時半過ぎに到着して駅中のいつもの中華屋さんで食事を軽くして木内さんとお別れです。
 今回も濃厚な旅でした。次回は9月22日木内さん講演会です。是非ともご縁の方々の参加宜しくお願いします。

2018年8月14日火曜日

1396「里山17」2018,8,14

 次の目的地は遠野市土淵町栃内にある「山崎コンセイ様」です。その前に同じ栃内にある「舌出し岩」を見学しました。以下の様に紹介されています。

「国道340号線沿いの西内にある巨石。花崗岩の巨石で、その姿舌を出して麓を見下ろす龍の顔に見えることからこの名前がついたとのこと。その昔、栃内の沼袋に住み村人を苦しめた龍が石になったという伝説があり、胴体は二つ岩(栃内)、尾は大楢と角城境の河原にあると伝えられている。 
 実際に見た感じは確かに蛇やその類いの生物が舌を出しているように見える角度がある。舌はやや斜めに突き出しており、角度が変わると石棺の入り口のようにも見える。この巨石の下は人工的に積み上げられたように見える四角い積み石がある。これも自然のものであるならば、なんとも自然の造形力はすばらしいことか。」 

 さっと見て写真に収めてすぐ近くの「山崎コンセイ様」に向かいます。以下の様に紹介されています。
「沢の治水工事を行った際に、金勢様が地中から発見された。以後、御宮を建立し、5月5日に例祭を行っている。子授けや女性の腰の病気に効験があり、また、豊作を司る神とも言われる。
 金精様とは豊饒と子孫繁栄のシンボルとして男性の性器をかたどった石や木を祀る民俗神である。遠野ではかつては家々で祀っていたこともあるという。また、オトコサマという名称でよく似たものが祀られていることもあったという。
 こうした民俗神は過去たびたび“淫祠邪教"として取り締まられた過去をもつ。戦前には有志によって持ち出され埋めたり隠されたりして守られたという話も聞く。いま残っている民俗神は地元の人々によって守り抜かれた貴重な文化遺産なのだ。
 古くから続いてきた素朴な信仰を悪いものとして否定するという事自体が野蛮な考えとしか思えないのだが、善かれと思って始めたことが極端な全体主義となって作用することはよくあることだ。」



 社の中にも外にも石の巨大な金精様が祀られています。性はいのちの継続、生きる大きな活力であり、子々孫々が栄えて行く原動力です。そこには神の摩訶不思議な力が宿り、崇めたのでしょう。この信仰は日本各地に見られますが遠野に残された貴重な遺産です。

 巡りもいよいよ終盤です。最後は遠野市綾織町にあり「続石」の巨石です。以下の様に評されています。          
「遠野物語拾遺第11話に登場する続石。盛岡から来る途中の綾織で散策出来る名所です。 
 続石の前には弁慶の昼寝場があり、背後には山神社がある。少し離れた左手奥には泣き石がある。この泣き石の奥にも大岩があるが名前はないようだ。
 続石の全面には不動岩があり、とでかい岩がちょっとした岩壁となっている。この一帯には大岩がここかしこにあり、その昔地震や大雨かなにかで岩肌が現れたように思われる光景がこの山中にはある。続石も微妙なバランスで元々土に埋まっていたものが地表に現れたものだろうか。」 
 
 遠野物語拾遺第11話を紹介します。
「 綾織村山口の続石は、この頃学者のいうドルメンというものによく似ている。
二つ並んだ六尺ばかりの台石の上に、幅が一間半、長さ五間もある大石が横に乗せられ、その下を鳥居のように人が通り抜けて行くことができる。武蔵坊弁慶の作ったものであるという。
昔弁慶がこの仕事をするために、いったんこの笠石を持って来て、今の泣石という別の大岩の上に乗せた。そうするとその泣石が、おれは位の高い石であるのに、一生永代他の大石の下になるのは残念だといって、一夜じゅう泣き明かした。
弁慶はそんなら他の石を台にしようと、再びその石に足を掛けて持ち運んで、今の台石の上に置いた。それゆえに続石の笠石には、弁慶の足形の窪みがある。
泣石という名もその時からついた。今でも涙のように雫を垂らして、続石の脇に立っている。
-『遠野物語拾遺 第十一話』より-」
 更に以下の様な表記が続きます。
「遠野三山・石上山の南麓にあり、字名は山口なので、石上山への登り口であり、石上山の遥拝所として山神を祀っているのだろう。その祠の前に、2mほどの2つの巨石の上に、
7mの笠石を載せた鳥居状のドルメン。実際は、笠石は祠に向かって左側の大石の上にだけ載っている。鳥居状なので、もちろん人間が立ったまま歩いて通ることもできる。 
『遠野物語』第九十一話には、この続石の奥で、鳥御前と呼ばれていた鷹匠が、赤顔の男女と遭遇。いたずらに刃物を抜いたところ、赤顔の男に蹴り飛ばされ、失神した。
山神の遊び場を汚したとされて、その祟りでその後死んだという話が載っている。」

 続石は何度も訪れていますが不思議な造形物です。自然のものなのか人工物なのか不明ですが、自然のものとは考えにくいです。



 予定の巡りを終えて帰路につきました。今日は何と言っても「悟道の里山」が印象深いものでした。