2018年12月15日土曜日

1519「最先端7」2018,12,15

 炎症には急性炎症と慢性炎症がありますが、急な熱は下げないことです。基本は自力で治すこと。高熱では1℃体温低下すると免疫力は20%下がります。
 慢性炎症の臓器は元に戻りません。炎症が低い人は生存率が高いです。
 慢性炎症では肥っていて、動脈硬化。アルツハイマー、癌、骨粗鬆症がみられます。
 肥満は細胞が大きく、脂肪増大で炎症が起きやすい。タンパク質の30%はコラーゲン。糖質が体温で糖化していくことで癌になります。
 内臓脂肪を防ぐこと。腸内細菌、口腔細菌。善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが大事です。腸内フローラを整える事です。

 100歳を越える長寿者は、CRPが0,3以下の人が多く、長生きです。腸内細菌層がセロトニンを作っています。セロトニンで幸福感をえることができます。
 タンパク質を摂ることが大事です。魚のイワシ、サバ、EPA,DHA。AGE(終末糖化産物)の糖化を防ぐのにカテキン茶が良い。
 お腹が空いてから食べることが大事です。長生きに関わるサーチュイン(長生き・抗老化)遺伝子があります。
 睡眠を十分にとり、適度な運動をして、ストレスを解消することです。活性酸素は呼吸をすると500lで2%活性酸素が出ます。活性酸素は外からの菌を防いでいますが自己細胞を酸化させています。その時にストレス、紫外線、酒、たばこ、運動しすぎ、肥満があることで活性酸素の産生を加速してしまいます。
 活性酸素(ROS)には3段階あります。活性酸素の主な3つのものはスパーオキシドラジカル、ヒドロキシラジカル、過酸化水素です。それが老化に結び付いています。
 野菜、パプリカ、大葉、菜の花などが抗酸化の効果があります。食べ物によって抗酸化力の違いがあります。美味しいものに力がありますが、比重が高い方が良いです。水耕より土耕の方が植物繊維がしっかりしています。
 野菜を生で冷凍庫に入れて元に戻る野菜が1番良いです。葉野菜で葉がとろけていくのはダメです。葉が茶色なるものは食べられます。
 赤玉ねぎ、サラサラゴールドは1,5倍の能力があります。野菜成分でアントシアニンが有効です。抗酸化、抗糖化に7つの色が必要です。ファイトケミカル、ポリフェノールです。
 お店で野菜を売る時に色で分けて売るのが効果が分かりやすく良いです。1日7色あるいは1週間で7色の野菜を摂るのが良いです。5食のスムージーもお勧めです。
 スマートプロジェクトを行っています。それは野菜を食べて健康長寿を伸ばそう。そして健康増進し、病気防ごうというものです。
 ファイトケミカルのデジタルサイネージも行っています。野菜のスコア化をして価格、価値、保存方法、健康情報を発信していくものです。

※活性酸素(英: Reactive Oxygen Species、ROS)は、大気中に含まれる酸素分子がより反応性の高い化合物に変化したものの総称である。一般的にスーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド)、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされる。活性酸素は、酸素分子が不対電子を捕獲することによってスーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、という順に生成する。スーパーオキシドは酸素分子から生成される最初の還元体であり、他の活性酸素の前駆体であり、生体にとって重要な役割を持つ一酸化窒素と反応してその作用を消滅させる。活性酸素の中でもヒドロキシルラジカルはきわめて反応性が高いラジカルであり、活性酸素による多くの生体損傷はヒドロキシルラジカルによるものとされている。過酸化水素の反応性はそれほど高くなく、生体温度では安定しているが金属イオンや光により容易に分解してヒドロキシルラジカルを生成する。活性酸素は1 日に細胞あたり約10 億個発生し、これに対して生体の活性酸素消去能力(抗酸化機能)が働くものの活性酸素は細胞内のDNAを損傷し,平常の生活でもDNA 損傷の数は細胞あたり一日数万から数10 万個になるがこのDNA 損傷はすぐに修復される(DNA修復)。

※ファイトケミカルの代表格といえば、赤ワインに含まれるポリフェノールやブルーベリーに含まれるアントシアニン、トマトの色素リコピン等……。みなさんもいろいろと食生活に取入れておられるのではありませんか?たくさん種類があるファイトケミカルについて、その働きや仲間をご紹介します。
 ファイトケミカルは、主に果物や野菜に含まれる(魚介類や海藻などに含まれているものもある)、栄養素以外の成分(非栄養素=機能性成分)で、栄養学の世界では、第7の栄養素として脚光を浴びています。
 なお、その他の主な栄養素は、3大栄養素である糖質・タンパク質・脂質。これにビタミン・ミネラルを加えたものが5大栄養素。さらに第6の栄養素と呼ばれている食物繊維です。
 その注目される理由は、体を老化させ、生活習慣病などを引き起こすといわれる「活性酸素」を除去する作用が働きとともに、白血球を活性化して免疫力を高める、花粉症等のアレルギー対策などに役立つ、またアルツハイマーの予防にもつながるのではないか?などとも考えられ、ますますその機能性に期待が寄せられています。

ファイトケミカルの種類
 ファイトケミカルはおよそ1万種類にもなると言われ、現在フラボノイド系だけでも3000種類以上が見つかっていいます。これからも、もっといろいろな種類が発見されるかもしれません。ファイトケミカルは、大きく6つのタイプに分類されます
・ポリフェノール・含硫化合物・カロテノイド・糖関連物質・アミノ酸関連物質・香気成分