2018年12月29日土曜日

1533「坐禅断食7」2018,12.29

 これまで野口法蔵師の坐禅断食への考えを紹介してきましたが、最近読んだ本の中で断食についての記載があり、参考になるので紹介します。その本は以下です。
「戦後最悪の法律が施行された!!日本は農薬・放射能汚染で自滅する!?」
上部一馬著 2018年12月21日 コスモ21 発行

 203ページから1部を引用します。
●2日間ファスティング(断食・絶食)すると防御遺伝子が発現する!
 欧米ではファスティング(断食または絶食)は“ナイフの要らない手術”と形容され、生体にリスクを与えない最高の民間療法とされている。ドイツでは60年の歴史があり、国民の20%前後が慢性疾患、糖尿病、肥満の予防を目的に体験しているとされる。ロシアでは公衆衛生の柱とされ、保険診療が適応される地域もある。
 とくに15年間で1万人の記録が残っているゴリャチンスク診療所では1973年に科学アカデミーによって絶食療法の検証プロジェクトがおこなわれた。その結果、心臓病、糖尿病、リウマチ、関節痛、喘息、アレルギー症などが2週間で3分の2が改善したことが明らかになった。
 さらに別の医療機関では、8000人の精神疾患のうち、70%が改善し、その後6年経っても47%は良好だったという。「絶食1週間目に意識が鮮明になり、精神と人格に好影響を与えることが確認できた」と担当した医師は報告している。
 現代医療でも治療が難しいとされる気管支喘息の改善が1万人に認められた、アレルギー症の改善効果が認められたといった報告もある。
 ファスティングで栄養失調になることはないとされるが、初めて3日目前後に1時的に、体が酸化することで疲労感や目眩、偏頭痛が24時間から36時間起こることもある。その後は体調が良好になるということだ。この現象を緩和するのに、前出の鉱物ミネラルの希釈溶液や具なし味噌汁を1日2杯ほど飲むといいようだ。
 副作用が多い薬を飲まずして、慢性病が消失するので、これを医療に応用しない手はないわけだ。

●ガンの薬剤療法に新たな道筋を示した絶食療法
 また、近年、全米で著名な南カリフォルニア大・ノリス総合ガンセンターのウォルター・ロンゴ準教授は、ガンを植え付けたマウスに抗がん剤を投与し、絶食療法の効果を検証している。この実験では、人間に投与する3倍から5倍もの抗がん剤を投与し、絶食をしたマウスと、餌を与えたマウスとの生存率を比較した。
 その結果、餌を与えたマウス群では生存が皆無だったが、48時間絶食したマウスでは1匹も死ぬことはなかったという。この研究は全米でも大きな反響を呼び、限界を露呈しつつあった薬剤療法にあらたな道筋を示すことになった。
 博士は、乳がんの患者が5日間絶食した後、抗がん剤を2回投与する臨床試験を行った。その結果は、マウスの試験と同様で、抗がん剤の副作用である疲労感、衰弱、頭痛、嘔吐などの副作用が明らかに見られなかったという。
 さらに、10人の患者に絶食療法を実施し、肝臓と心臓、筋肉の中のmRNA(メッセンジャーRNA)の変化を調べるという臨床試験も行った。その結果は予想どおりで、2日間絶食の痕にmRNAの働きが活性化し、遺伝子の発現に変化がみれられることがわかった。しかし、ガン細胞の遺伝子の発現には変化が見られなかったという。
 博士によれば、2日間の絶食という異常事態に正常な細胞には、古代の遺伝子の記憶を呼び覚まし、遺伝子を発現させて体を守る機能をアップさせるメカニズムがあると推論された。結論を言えば、化学療法なしでも絶食療法を行えば、ガン細胞を死滅させたり、ガン細胞を抑制したりできる可能性があることがわかった。ガン細胞にとっては、ブドウ糖が得られない絶食は悪夢だったのだ。

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