2019年1月22日火曜日

1557「会津14」2019,1,22

 蛇石の後の目的地は、道の駅「からむし織の里しょうわ」と併設してある「からむし工芸博物館」です。駅長さんが出迎えて下さり、丁寧に案内して頂きました。


  道の駅「からむし織の里しょうわ」は伝統のからむし織を体験出来る交流体験館の「織姫交流館」、からむしの歴史を伝える「からむし工芸博物館」、郷土食を堪能できる「郷土食伝承館 苧麻庵(ちょまあん)」が併設されたミニテーマパークになっています。
 昭和村の豊かな自然は、山の恵みやからむし織の原料となる苧麻を育み、人々の手によりたくさんの特産品を生み出しています。先ず売店でのお買い物です。特産品である「からむし」を使って製作された製品の他、つる細工などの生活工芸品のほか、季節野菜や加工農産物の販売がなされています。
 同じ建物の中に織姫交流館があります。沢山の織物の展示や機織り器が並んであります。
ここでは糸作りなどから、高機を使ってからむし織体験もできます。
 皆さん色々買い物をして楽しんでいました。



 次は向いにある「からむし工芸博物館」に向かいました。以下の様に紹介されています。
「昭和村は、昔から変わらぬ手法で高品質な“からむし”を作り続けてきました。縄文の頃より共に生きてきた、人と植物の営みを未来につなぐ伝承館です。
 からむしは、イラクサ科の多年草で、苧麻(ちょま)とも言われます。 繊維を青苧(あおそ)と呼んでいます。 からむしを原料とする上布の生産地では、越後(越後上布・小千谷縮布)や宮古(宮古上布)、石垣(八重山上布)などがあり、昭和村は本州における唯一、上布原料の産地となっています。
 からむし工芸博物館は縄文の頃より共に生きてきた、人と植物の営みを未来につなぐ伝承館です。」

 博物館の玄関を入って直ぐ正面にケースの中の相撲の廻しが目に入ります。これは元横綱隆の里の不知火型の廻しですが、からむしを使用した横綱で、実物が展示されています。

 展示館内部はのれんをくぐると昭和村、新潟、沖縄、韓国のからむしが飾ってあります。手で触ってみると産地での感触が全く違います。歴史コーナーではなんと縄文時代から使ってたとあります。民具コーナーこれは「からむし」の栽培に使って道具が展示されています。ジオラマでは村の様子、からむし栽培の流れが知れます。今から100年前にからむし作りを教える為にグルジア(旧ソ連)に五十嵐善作さん夫婦が行かれた時の資料が飾ってあってありますが、驚きです。








 からむし織について以下の様な表記があります。
「蒸し暑い日本の夏に涼を呼ぶ素材として、麻があります。麻は、江戸時代に木綿が一般的になるまでは、夏冬を問わず庶民が着ていた素材です。着物に用いられる麻は、洋服素材の麻(亜麻・リネン)と違って、ほとんどが苧麻(からむし・ラミー)です。苧麻は天然繊維の中で最も強く、絹のような光沢をもった植物繊維です。この麻を用いた平織りの布は、古来、献上布だったものが多かったので、上布と呼ばれています。
 麻を用いた盛夏(7月8月)のきものの中で、伝統的な手仕事による『越後上布』は、重要無形文化財に指定されています。

 昭和村のからむし
 以前は会津上布と呼ばれていたからむし織は、30年ほど前に織り始められた麻織物です。
 その産地は福島県大沼郡昭和村です。数百年間、越後に苧麻を供給し続けてきた土地で、今では本州で唯一の苧麻の産地になっています。からむし織は、土地の特産物である苧麻を用い、絣柄を手で括り、手織りした平織りの麻織物です。白地だけでなく薄茶など色地のものも多く、絣柄は越後上布や紬に学びながら、現代的な感覚を持っています。」

 昭和村での織姫さんたちの姿は以下のサイトで知れます。

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