2019年4月26日金曜日

1651「飛躍2」2019.4.26

 就農してからの変化をお話しします。
就農1年目
 現状:O農場長の紹介で900㎡の畑を借りた。土地がやせていてまともな作物が取れない。収入は主にアルバイトのヤマト運輸の宅配運転手で生活費を得ていた。
対策:先ず土地を改良する必要がありその取り組み。収入を得る意識に変えて行くこと。

就農2年目
 現状:畑が借りられて3500㎡に広がった。しかし飛び地だ。アルバイトと野菜販売で生活費を得ていた。
 対策:収益が見込める野菜の品目を選定する為に、多くの種類を植え付けしてみた。アルバイトを辞めて、農業収入を向上させるようにする。

作付けの状況
 2017年: 葉菜15種、果菜16種、根菜16種の47種
 2018年:全部で60種。売れ筋の品種を見定める為多品種を栽培してみた。
 2019年:葉菜、果菜、根菜を各9種の27種類の予定


取引先
2017年:野菜セット5個/月、飲食店3店、直売所1店・おてんとうさん
2018年:野菜セット15個/月、飲食店7店、直売所2店・スーパー、ヨークベニマル、八百屋1店
2019年:野菜セット20個/月、飲食店7店、直売所2店・スーパー、ヨークベニマル、八百屋2店。これを野菜セット100/月、八百屋をもう少し増やしたい。

 今の畑はK区900㎡、I区1100㎡に育苗ハウス、J区2700㎡、S区1000㎡にSハウス200坪が2。合計5800㎡です。知り合いの耕作放棄地などをお借り出来ている。


 2017年は畑3500㎡で野菜の種類を沢山作り、売れる品種を決めた。2018年は土壌分析をして有機肥料を施肥してきた。2019年はビニールハウス2棟使い、通年で栽培出来る様にしていく。
 育苗ハウスには生体エネルギー資材を使い、他にも必要に応じて少しずつ活用している。品種に応じて重点的に高めていきたい。

 八百屋は収穫して直接持ち込むだけなので価格が2割ほど安くても手間が省けて良い。大量に販売できるのでメリットが大きい。逆に野菜ボックスは手間がかかる。今はシルバー人材センターにお願いしてパートを雇用して農作業の手伝いをしてもらっている。サラリーマンの時は営業職をしていたので営業には自信があるので販路は拡げられそうだ。

 現在、自分は健康で楽しい野菜作りができている。これから収益を増やし安定化して行きたいが、周囲の耕作放棄地を活用しながら今後は作付け面積を広げていき、さらに地域の発展に貢献していきたいと思っている。そしてエネルギー値の高い野菜を提供し、顧客の健康向上に成る様にこれから頑張っていくつもりです。」

 誠実な語りが皆さんに共感し、これから成長し、頑張っていてと応援していきたい、そういう気持ちを与える、今後が楽しみなお話しでした。