2019年6月29日土曜日

1719「健康5」2019.6.29

 プライスの調査の時代である20世紀の前半と現代はその文明化の進展は激変しています。当時に比べ現在の食、環境の劣化は各段に進み、身体の退化は進行し、精神的アンバランス、障害現象は悪化してきている様に思います。何しろ当時は電気製品が普及しておらず、化学物質、食品添加物、建築資材、石油製品も未だ多くは登場しておらず、ITの通信情報革命前でした。
 片山先生の基本的考えの自然良能賦活療法は素晴らしいもので環境の要因を考えると、更に私は生体エネルギー的視点が不可欠で、それ無くしてはこれからの健康は難しいのではないかと思います。

 昨年、医院に来院した患者さんで、生体エネルギー視点で指導して改善したケースを紹介します。
 長年、皮膚のアレルギーあり、皮膚科で治療を受けていました。主にステロイドホルモン剤を使用していましたが、なかなか改善せず、悪化の一途でした。主治医にアレルギーの原因が口腔内に装着した歯科の金属ではないかと指摘され、歯科を受診する様に勧められて受診しました。
 
 問診をし皮膚の状態を見せて頂きました。手には包帯を巻いていましたが、上皮が破けて真皮が露出している状態です。かゆくて身体中を掻いて夜も眠れないと言います。
 
2018年8月6日の写真
 以下が患者さんのコメントです。
「一番ひどい時で農作業もせず、家事もろくにできずに、痒みで寝むれず、辛かった。
 数年間、皮膚科に通い続け、ステロイド等を多用していたがどうしようもなくなり、金属アレルギーの疑いで、転医を勧められ中山歯科に相談・受診したのが2018年8月6日。」

 私の診断は、パッチテストをしてみないと確定できないが、金属アレルギーは考えにくい。身体のエネルギー的低下により免疫力、自然治癒力の機能が発揮できない状態と思われる。正しくは準拠位置エネルギーの低下による準拠位置機能の低下により全体の機能低下によるものです。
 医学的には身体機能として、自然治癒機能、自己調整機能、免疫機能、自己活性化機能がいわれますが、それらを発動させる大本は準拠位置機能なのです。
 1年以上も加療していますので薬の副作用もあり、血液の機能低下、腸内の腸内細菌叢のダメージ、菌叢の変化が生じ、腸壁も荒れているのではないかと思います。

 私の考えを話して、この診断での治療の考え方、手段、方法をお知らせしました。もう皮膚科での改善は無理なので私の勧める方法を遣ってみるという事です。
 方法は5つの要素を捉えて、その生体エネルギーを高める為に以下の事を指示しました。
生体エネルギーの「きわみ」の水を飲む。そこに生体エネルギーの特別なものXを添加する。1日出来るだけ沢山のその水を少なくとも2リットル位は飲むこと。
お風呂に生体エネルギーの特別なものXを添加して入浴すること。
皮膚のアレルギー症状の出ている所に生体エネルギーのオリベックスクリームを3度塗りをすること。
血液の機能回復のために、「ガジュツ」を飲む事。
腸内細菌の菌叢を改善する為に、「緑一杯」を飲む事。