2019年7月15日月曜日

1735「福島巨石9」2019.7.15

 お腹も満たされて豊かな気持ちで午後のスタートです。最初の目的地はお店から10分弱にある赤岩稲荷神社です。以下の様に紹介されています。

「赤岩稲荷神社  福島市飯野町大久保字竹ノ花
 大久保の字赤岩山地内に稲荷神社が鎮座し、通称「赤岩稲荷」と親しまれる。
 その昔、八幡太郎義家が木幡山(二本松市)から石を投げて、落ちたところがここ赤岩山だそうです。その石が、落下して岩に当ったときに大きな火花が出て、 あたり一面の岩が赤く輝いたことから「赤岩」と呼ぶようになったと言われています。この赤岩稲荷がある赤岩山一帯は、巨石が重なってできていると 言っても過言ではなく、地下深くは巨大な岩盤になっているのが確認できます。
 昭和37年から43年まで、町道の維持管理に敷き砂利を生産するために、町営の砕石場が置かれました。連日、 岩を爆破して採石した場所が現在もむき出しになっており、岩盤の様子がよくわかります。
 例えば、大きなお皿の上に大小の団子を山のように積み重ね、それに上から「きな粉」を多量に振りかけたとします。 小さな団子は隠れて大きな団子だけが露出します。そのような感じの状態が赤岩山の構造と思われます。
 胎内くぐりができる巨石や、人為的に重ねたような石碑状の巨石が頂上付近にそびえ、赤岩の象徴と言えます。また、稲荷神社のお仕えとも言える狐が住むには、格好の場所で、方々に狐の出入りする穴が確認できます。
 赤岩神社の祭礼は、2月の初午の日に行われますが、昔は花嫁姿の参詣者が多く、「花嫁祭り」とも言われ、境内には出店も出て、 近郷近在からの参詣者でにぎわったそうです。当時は結婚式に招待された親戚が、新婚夫婦を自宅に招待する「嫁呼び」という風習があり、 この地区では赤岩神社のお祭りの日に「嫁呼び」をしたため、祭礼には花嫁が多く集まるようになったのだそうです。
 また、稲荷神社は安産の神様としても信仰があり、花嫁になった人達は安産を祈願して参拝するようになり、その風習が広まったのだろうと言われています。
 境内には観音堂もあり、十一面観音が安置されています。
 神社の鳥居手前に重ね餅のような巨石があり、鳥居より91段の石段を登りつめたところに観音堂、さらに43段登ったところに赤岩稲荷神社があります。」


以下は写真付きの紹介記事です。
「赤岩稲荷神社の鳥居。鳥居の横にも巨石があり、その上に樹齢何百年かと思われる松の古木が巨石を抱きかかえるように生えている。
 この奥に巨大磐座がある。磐座からほとばしる霊気が見事に写真に写し出されている。
 赤岩神社前の田圃の中にも巨石があり、田圃全体がまるで盆栽のようであった。」


   赤岩稲荷神社の御神体赤岩


 車は鳥居近くまで道が狭いのでハイエースは入れず、皆さん徒歩で登って来ていただきました。先ずは鳥居脇の巨石に目を奪われます。






 雨の中、参道の階段を登り観音堂、更に稲荷神社、その神社奥の磐座に到達しました。驚く大きさと数々の巨石の配置です。木内さんは途中、ギブアップで、神社で休憩です。天気が良ければゆっくりしたいエネルギースポットです。