2020年1月12日日曜日

1914「シャーマンライブツアー9」2020,1.12

 24日朝も元気に目覚める事が出来ました。朝風呂を頂き、7時前には朝食です。


朝の食事も豪華な内容で満たされて宿を後にしました。おもてなしの心に溢れた不二やホテルさんでした。玄関脇の庭のもみじが色合い良く上品に収まっています。


 チェックアウトの時にいつも担当してくれる社員さんと雑談の中で、食事が今回も好評だったとお話ししたら、総料理長が今年変わっていたとの事です。今度の料理長は努力、工夫を怠らない方で皆さんに評価いただいた事を伝えたいと喜んで話していました。私達の様に精進料理を30名近くの方が希望する団体は稀なようです。でもありがたい対応を常にして下さる宿に感謝です。


 宿を8時出発に出発ですが、昨晩の宿泊から参加の秋田のSさんからの差し入れのバームクーヘンとバームクーヘンラスクを皆さんに1個ずつお配りしました。皆さん大感激です。Sさんの福祉法人のパン工房で製造しているものです。いつもこの地に訪れると差し入れ下さいます。ありがたいご縁です。


 目指すはそのSさんの住まいのある秋田県鹿角市の大湯環状列石です。ここは何度となく神人さんをお連れしています。最近ではこの鹿角市で神人ライブを主催して下さる方も現れて、より身近な場所になっています。
 大湯ストーンサークルは先に紹介したユネスコ無形文化遺産の北海道・北東北の縄文遺跡群の1つです。以下の様に紹介されています。

「大湯環状列石           鹿角市十和田大湯字万座45
 秋田県北東部、鹿角市の米代川上流に位置し、その支流である大湯川左岸、標高180m程の台地上に構築された、縄文時代後期前葉から中葉(紀元前2,000年~紀元前1,500年頃)の環状列石を中心とした遺跡です。
 環状列石の形態は、定住とともに発達した集落形態である環状集落を背景としたものと考えられます。遺跡の中心として万座(まんざ)と野中堂(のなかどう)の二つの環状列石があり、それぞれの環状列石を取り囲むように、掘立柱建物跡、土坑・貯蔵穴、遺物廃棄域が同心円状に配置されています。これらの遺構とともに、日常使用する土器や石器、土偶や土版、鐸形土製品、石棒、石刀等といった土製品や石製品が出土しています。
 記念物としての性格を顕著に表すものとして、土偶・動物形土製品、石棒等といった道具(マツリと祈りの道具)が環状列石周辺から多く出土しており、定住化に伴って発展した当時の社会構造や精神面の成熟を示す物証となっています。
 二つの環状列石の各々の中心と日時計状組石は一直線に並び、夏至の日没方向を指しており、四季を区分する「二至二分」や太陽の運行を意識していたことをうかがい知ることができます。構築場所を選定し、天体(太陽の運行)を意識し、豊かな労働力と精神性によって構築された縄文時代の代表的な環状列石であり、当時の精神文化を知る上で重要なものです。」

 神人シャーマンライブが万座遺跡で行われました。神人さんが展望台の上に上がり太鼓打ち鳴らし、歌います。ストーンサークル周囲に皆さんが立ち並び円を為してライブに参加します。15分ほどのライブですが穏やかな空気に包まれています。演奏終了後に神人さんも「穏やかな中にシャーマンライブが出来た。」と話しておられました。