2020年2月26日水曜日

1959「年運命運2」2020.2.26

2020年を西洋占星術でみると
 東洋だけではなく、西洋の星廻りもチェックしてみました。大きな流れをみてみると、
2020年12月22日に水瓶座の位置で木星と土星が重なります。これをグレートコンジャンクションと呼び、20年に一度くらいの割合で起こるのだそうです。ここでみるべきポイントは、このグレートコンジャンクションが水瓶座で起きること。水瓶座は風の星座に属しており、古い世界を改革する象徴です。常識や慣習を嫌い、自分の個性をのびのびと発揮できる自由な世界を好みます。2020年の終わりくらいから、そんな『自由な風のようなムード』となるかもしれません。

 占星術では12の星座を、性質によって四つに分けています。「火、土、風、水」これをエレメントといいます。
 火は、牡羊座、獅子座、射手座   土は、牡牛座、乙女座、山羊座
 風は、双子座、天秤座、水瓶座   水は、蟹座、蠍座、魚座
このように分かれます。
 前回の2000年のグレートコンジャンクションは牡牛座である、土のエレメントで起こりました。土のエレメントは真面目でコツコツ、現実的なものに価値をおきます。そして、牡牛座は所有に固執します。

 一方、水瓶座は理想を追求することに喜びを見出し、モノから解放されています。
 風のエレメントは情報、コミュニケーション、ネットワーク、文化の象徴でもあります。
風のエレメントに変わり始めるのが、2020年の末頃からと言えそう。
 世の中の価値観も、モノから変化が起こりそうです。世の中のムードを象徴するエレメントが土から風へ変わり、2020年から、200年ほど続きます。
 断捨離が流行ったり、ものより体験を重視する価値観は、風のエレメントに合致してるといって良さそうです。権威的なもの、ものに価値を置くのは時代遅れとなっていきそう。
生き方としては組織より個人、上下の関係より横のつながりが時代に沿った生き方になりそうです。

2020年を九星気学でみると
 次に九星気学をみていきます。2020年は、七赤金星中宮年です。七赤金星が象徴するものは、『金』!金運の星として知られていて、『経済』を象徴します。金の字のごとく、満たされていることが大切な年になります。
 そんなことを言っても、先立つ『お金』がないよーと、私も思ったのですが、重要なポイントがひとつ。お金がないよー。〇〇がないよー。と不満を感じると、それが『欠け』となり、運勢に悪影響を与えるのだとか。それよりも、〇〇があって良かったー。今日食べた、〇〇が美味しかったー。何でも良いので、満ち足りた気持ちを感じることが、実際にお金があるか?ないか?より大切だそうですよ。

 『満ち足りた気持ち』を味わうのが開運の秘訣です。しかし、七赤金星が中宮にあるときは、経済は表面的には順調のように見えて、波乱含み、八方塞がりという暗示もあるので、お金の管理や株の取引などには気を引き締めるべきです。
 七赤金星は、天候では暴風雨を示していますので、台風や突風などにも気をつけた方が良さそう。そして、女性の場合は、外面を整えるのにエネルギーを注ぐといいそうです。おしゃれするのが開運の秘訣だそうです。

2020年はどんな年になるの
 2020年はどんな年になるの?いろいろ、みてみましたが、最後にまとめてみました。
・過去に行ってきたことから、実りを得ることができる年 
・新しい価値観へ移行する年
・モノから解放され始める時期 
・組織や団体よりも、個人の活躍がさらに注目される年
・縦割り社会より、地域やコミュニティの横のつながりが大切になる
・コミュニケーションやネットワークが重要視される

 古いものや伝統的なものから脱却して、新しいものへと変化が感じられる年です。頑固な考えを解き放して、今までにない新しいことを始めると良さそう。
 開運のコツとしては、外面(洋服、髪型など)にいつもより、気をつけると運が味方してくれるはず。そして、暴風にはいつもより、気をつけた方が良さそう。お金の管理もおろそかにしないで!さてさて、2020年はどうなるのでしょうか?