2020年3月19日木曜日

1981「九年後7」2020.3.19

 以下の記事がありました。
「F1による帰還困難区域において避難指示の一部解除!そして3/14にもJR常磐線が全線開通~しかし試運転での放射能濃度は、通常車両の23倍!~3月下旬の東京五輪聖火リレーのための復興か?
 東京電力福島第一原発事故の全町避難が唯一続く福島県双葉町について、政府はJR常磐線双葉駅周辺など一部地域の避難指示を解除しました。放射線量が高く、立ち入りが制限される帰還困難区域が解除されたのは初めてとのことです。
 2022年春以降に住民の帰還を受け入れるために、復興の足がかりを急ピッチで整備することが今回の解除の狙いといいますが、2022年の春には放射線量が下がっているはず!とでもいうのでしょうか?何の根拠もありません。ロイターでも報じられているように、今月下旬に行われる東京五輪の聖火リレーのための"復興"なのではないでしょうか。「偽りの復興PR」と元町民が憤るように。
 またこれに伴い、来週の3/14には常磐線が全線開通されようとしています。しかしJR常磐線の試運転では、帰還困難区域を通過した車両に付着したちりの放射能濃度が、通常の車両より23倍も高かったことが分かっています。cmk2wlさんの試算では、839倍にもなります。
 ですからJR常磐線の電車は、沿線一帯に放射性微粒子を撒き散らす、大変危険な移動物体と化してしまうのではないでしょうか。スーパー・スプレッダーのように。しかもJR常磐線ですから、東京メトロ千代田線や小田急電鉄との直通運転も危惧されます。
 このような危険な事態に対して、ほとんどのメディアは無関心なようです。
 原子力緊急事態宣言が今も継続しているというのに、"住民のため"を標榜する棄民政策は、ドタバタの中でも着々とすすめられているのです。(しんしん丸)」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=231224

 震災から9年後の今、未だに日本の原子力緊急事態宣言は終息せず、解除されていません。そしてここにきて3月12日にWHOがコロナウイルスCOVID-19による世界規模の感染拡大をみて「パンデミック(世界的大流行)」を宣言しました。その中で東京オリンピックの開催は限りなく難しい状況と思います。
 そしていよいよトランプ大統領からもオリンピックの開催を1年延期の発言があり、IOCのバッハ会長からもオリンピック開催についてはWHOの決定に従うとのコメントが出て来ています。開催するにしても中止にするにしてもタイムリミットもうすぐです。

 その中で日本では新型インフルエンザ特措法の改正案を13日、金曜日に成立させました。しかし「安倍晋三に戒厳令を敷かせる権限を与えるに等しい」と永田町の裏を知り尽くしたベテラン秘書は、特措法が可能にする非常事態宣言の危険性を指摘しています。懸念を払しょくして善用されると効果はあるのでしょう。そうある事を願うしかありません。

 このコロナウイルスCOVID-19の感染者の実態は良くわかりません。イタリア、スペイン、イラン、韓国、アメリカ、西欧諸国、そしてアフリカと世界100か国以上で感染が広がっています。しかし中国はじめ各国政府の隠蔽工作、プロパガンダなどがあり、自然発生でなく生物兵器だとか、元々の発生源は武漢で無く米国だとか、5種類のウイルス株が見つかっているなどとか、色んな情報が交錯しています。その真実が明らかになるのは収束した後でしょう。
 そしてウイルスの特徴が段々分かってきています。弱毒性で感染力が強く、潜伏期間が長い、他の持病や病弱者はリスクが高いなどですが、株種によっては強毒性があるとも言われています。

 世界各国で出入国禁止や移動制限をだしてきて鎖国状態ですから、人、物の移動が出来ません。サプライチェーンが機能せず、経済が行き詰まり、株もニューヨークダウは史上最大の大暴落、乱高下をしています。日経平均株価その他の世界中の株も大暴落、為替、債券も含めのお手上げ状態です。
 今、将にコロナウイルスCOVID-19に端を発した世界大恐慌です。当然、経済恐慌、金融恐慌、生活恐慌と進み日常生活が破綻して行く可能性が大です。そこに異常気象による農作物の不作による食料難です。世界規模で大きな破壊が起きていきます。
 これはもしかしたらCOVID-19を発火点として意図的に誰かが仕掛けたものだとしたら!と思ってしまいます。この混乱の中、中東で第3次世界大戦が勃発したら完全にスクラップ&ビルドの強制ゲーム終了の様相です。
 トランプ大統領はこれまでの世界の経済、金融システムを再構築する事を政策としてきましたから、米国第1を掲げる彼には追い風の情勢でしょうか。
 しかし新しい世界秩序、システムを作るまでは想像できない犠牲が予測されます。コロナウイルスによってもたらされた不安、恐怖、心配に経済、金融、生活恐慌のトリプルパンチで、多くの方々は塗炭の苦しみを味わう事になるのでしょうか。