2020年5月28日木曜日

2050「未来へ6」2020.5.28

 毎年、生体エネルギー農法の基本勉強会を年5回にわたり、農業指導員のTさんに行なって頂いています。この勉強会は仙台テンメイの会員限定のもので5月24日からスタートしました。今年は12名の参加で初参加は8名で、その内この勉強会に参加の為に入会した方が4名いました。今回の様に沢山の方が興味を示し、農業を基本から学ぼうと言う事は素晴らしい流れと思います。
 単なる消費者という位置づけから、自分も出来る範囲で農作物を栽培してみる、という行動を取るきっかけ、学びとして有意義な事です。ここの様に教えていただけ、相談できて、学べる農場がある事は嬉しい事です。農を通して食を考え、環境、意識、それを作る自然の仕組み、法則を学び生活全般に活かせる視点を学びをとおして今後身に付けることはとても大事です。
 このコロナ騒ぎがきっかけに価値観、行動の変化が起きて来ていると思います。先ずはいのちの大事さを学び、生活の不安の解消、持続可能な社会を目指して良き仲間達との共同の実践、経験の場が必須です。仙台テンメイには必要な全ての事が概ね準備されています。
 そして更に進化、進展して行ける価値観を共有出来る仲間が必要です。14年目を迎え有意の仲間と創り上げて来た基盤が活かされつつある姿は嬉しい限りです。是までの多くの皆さんの協力、ご支援に感謝です。これからも共に明るい未来へ楽しみを持って進んで行きたいものです。

 今回のコロナ自粛の中で色々な様相が見えて来ています。私も色々なご縁の方々の参考になるお話しを伺い、学びの良き機会と活かさせて頂いています。その中で幾つかを紹介します。
 先ず藤原直哉さんのお話しです。藤原さんとのご縁は20年ほど前にワールドレポートを購読した事が始まりで、毎月東京の藤原學校に通って学ばせて頂いていました。その後、仙台天命塾で講演会を定期開催していました。現在は藤原さんが理事長をしている日本再生プログラム推進フォーラムに入会して学ばせて頂いています。

2020年5月6日「21世紀はみんながリーダー」
「コロナ復興たまり場が必要」
 今みたいにこの先どうしたら良いか分からない時にどうするかだ。この様な時にコミュニティ、たまり場を作る事が大事だ。問題を1人で抱えていてもどうしようもないし、どうするか1人で悩んでいても解決法はみつからない。
 会社でもトップが大変だと言えるかが分かれ道だ。大したことが無いので、いつも通りしている、と言うと解決の道は見つからない。今後、立ち直る組織と立ち直らない組織の違いはそこにある。
 日本国と日本政府は別だ。日本国は数千年続いて来ているので大丈夫だ。日本政府は明治以降でその役目が終わったらおしまいだ。安倍ももう終わりだ、と宣言しないと立ち直れない。色々な問題に声を出すことを抑え、抹殺するのは既に末期的なことだ。しかし誰も声を出さないとそのまま最後を迎える。それは静かに迎える事になるだろう。既にその兆しが見える。

 その様な組織では議論が生まれない。大したことが無いと言う組織はお手上げで後が無い。自分と共有が出来る人達とネットワークを作る。想いの共有と、同じような価値観と、同じような現状認識を持っている人がいないと始まらない。
 事前に情報分析と検討ができていたのか、そこが分かれ道で、今の組織にそれが無ければ外へ求めるしかない。そこではお互いの利害関係が無い所でないと出来ない。利害関係でなく今の様子を語り合い、この先を考えられることが大事だ。
 その為に結論のでない会議ができるかどうか、それが出来ないと本当のたまり場でない。たまり場にしないと本当の答えが出てこない。どうしたら良いか分からない時こそたまり場を活かす。明治の時もそうだった。その状況の中で肩書、立場関係なく未来に向けて情報交換し、戦略を共有しないと駄目だ。いよいよお手上げの処から答えが出て来る。

 経験し、学んだ事、落とし穴は何処か、苦労と本当の答えが見つかる瞬間、結論がそこにある。一人で考えてひらめく事があるが、何をするにもチームを組めないと何事も出来ない。本当に行動する時には仲間が要る。ひらめいた事を言うだけでなく、共感して動ける人とのチームワークが必要だ。その為にたまり場が必要だ。渦をつくりながらチームワークをつくっていくたまり場だ。