2015年4月14日火曜日

421「皆既月食2」2015.4.12

 木内鶴彦さんは21歳で死亡体験を経験し、その後2度も同様な体験をしている稀有な方です。肉体を離れての死後の世界でも意識はしっかりあったと言います。死亡していた時にその意識を使う事で過去、未来を旅して見て来ています。自分は何なのか。目で見ている世界は何なのか。人類には崇高な目的があると言われるが実際はどうなのか、等の疑問もその体験を通して解けたようです。
 中国での死亡体験の時に、中国語で話すドクターの言葉が理解出来て日本語で受け答えしていたそうです。その時はテレパシーで交信が来ていて、言語に関係なく意思の疎通が出来たのです。しかし、意識が戻ってからはもはや中国語は全く意味不明でした。意識は全部繋がっていて、思うだけで通じる世界のようです。それはこの空間の中に作られていて、曼荼羅の様な世界です。そしてこの3次元世界を作っているのも意識体で、それが具体的に物質化するものだそうです。


 意識は5次元空間です。今は3次元の物質的要素ばかり追いかけているレベルで、脳の機能も物質として調べている限りは理解不能です。動植物は3次元的形態を持っていても、その意識次元に通じているのに、人間はそのアクセスを閉じてしまっています。かつて人間もその世界に通じでいたのに、残念ながら今はアクセスを拒絶して独立してしまった存在です。つまり人間は怪しい世界と言っている世界と通じる第六感を閉ざしていて、お互いの情報交換が出来ない状態です。ですからこの次元では経験を積み重ねて自分を作って行くしかありません。
 今の世界は約束事で縛り合う関係で出来ていて、その中で安心するものと、教え込まれた価値観に沿うようになってしまいました。今その根幹になっているのはお金です。そのお金の為に地球の環境が破壊され、住めなくなるような状況になり、生命のいのちを奪い、危うくしてもお金が欲しいという世界になっています。このことは地球の生態系を壊し、自分たちの欲望で暴走している事です。今は本来の人間の役割分担が見え無くなっています。では人間はどのような役割を持っているのでしょうか。

 身体を維持する為にはルールに従ったものを食べるしかありません。意識ではいろいろ想像できますが、肉体はその次元を越えられずに生きています。そしてその肉体から抜けられない我々は自我を持っています。肉体は生命が循環できる環境が無くしては、いのちの継続は出来ません。
 意識の世界は、全てが満たされたダークな世界で光が存在するのは3次元だけです。意識の世界は全てが満たされていてつまらない世界と言います。ですので変化を求め楽しみを作る為に、空間に歪を作って出来たのがこの3次元世界だそうです。そこでは動き、振動、共鳴等で3次元が成り立つ、意識の新しい世界です。
 スーパーマリオの世界は、2次元世界へプログラマーとしてアレンジして変化させ、3次元の意識が2次元を作っています。そこには大まかな物語り、ドラマがあり、2次元の中に入り込んで作られたキャラクターとなって活動しています。いろいろにアクセスされたキャラクターが人格と成り、入ったものの違いが現れて、織りなされる世界です。
 空間では本来、お互いの意思の疎通が出来るのが当たり前なのに、人間だけが自己を隔離して、ある意味で驕りを持つようになってしまったのが今の人間と言えます。
 
 なぜ我々がこの肉体を持ってこの次元に誕生したのか。それは地球の生態系のバランスを取る為だと言います。それは本能、性質とは違い、役割として与えられています。
 細胞が集まったものが私で、1個1個の細胞が情報を出していて、それを演算しているのが脳で、脳は記憶媒体ではありません。最初はその役割分担を担い、本能とのバランスを整えて行ったのが人間で、地球の生態系が崩れては生きて行けなくなります。
 しかし、第6感を閉じてしまい、おごりを持って孤立した社会から、意識の共通性を持った自分たちだけの世界を作って来ました。もしも意思の疎通が出来ていたら、1人が見る事は皆が見ることとして共有できたのですが、それを閉じてからは他を信じられないし、嘘は言うが、真実は言えない社会になってしまいました。
 
 我々は崇高な意識を持って何をするのかというと、生態系を永く維持することです。暇な意識の世界から、変化を求めて作って来た、今の世界をどう乗り越えて行くのか、そこに楽しみがあります。それを学ぶ事が大事なことで、やがて肉体が消えても意識は残っています。
 亡くなった人の能力、記憶が自分の周りから介在して、自分が新たな創造を出来る様になります。それらの存在の生き様、能力が介在して、私達には過去の人達と連鎖して、未来に繋がり、残って行く意識の継続があります。そしてそれらの記憶が消えないで継続されています。我々は先祖代々のものを背負っていますので、自分を大切にすることは先人の意識を大切にすることでもあります。それによって自分の身体を治せます。つまり想い、意識、暗示で治して元に戻すことが出来るのです。自分自身がそうと思いこむかどうかです。自分でしないで他に委ねてしまうとダメです。自分でイメージして、信じて思うことで出来ます。寿命で自分の肉体を使い切ってその後に意識で再生できます。自分の身体を治す時には、自分で身体を正常に戻そうとして色々なアイディアが浮かぶので、迷ったらあれもこれもでなく元に戻すことが大事です。

 生きて行く為の地球作りをすることです。今の社会の目的はお金が中心で売上だけで、会社で働く目的は食べる為の糧を得ることでしかありません。果たして安心、安全なものを作っているのか。人間本来の生活が出来ること、そして未来作りが出来る為に自由な時間を持って生きる事が必要です。一番良いのは太陽の運行に従う、日時計による生活です。
 農家は作物を売らないと死活問題ですが、食べる事で健康に成る事を第1にする作物を作る事です。作物、食はいのちの処方箋で、村人が食べて健康に成る為のもの。そして欲をかかないで、余ったものを売るようにすることです。凄い利益に成らなくても生活が成りたつことを考えて行くと発展して行きます。そして生態系を守る事を基本とすること。

 今のやり方は限界点に来ていてこれから崩れて行き、お金の信頼性も崩壊して行くことになります。今の産業構造では病気になり、ストレスなどで人間も限界に来ています。昔はアトピー、アレルギーも化学物質過敏症も無かった。まず自分が安心、安全なものを第1に選ぶことです。そして現状を理解して各自の得意なことなど持ちより、それぞれの役割を分担して、他と比較することなく意識で能力を導き出す事が大事です。スーパーマリオの能力を引き出すようにすることが大切です。
 意識を持ってするしかありません。それが意識の役割で上手く行ったら褒める事です。褒められると人間はその気になるし、笑う人は病気に成りません。自分の役割を果たすことが喜びになり、そうなると死んでいる暇はありません。
 人間は凄い能力を持っていて、生きる希望を持った瞬間の身体の治りの早さは凄いものがあります。末期の方やせっぱつまった人には効果が出やすく、疑う人には効果がないことが多いです。意識の高い次元から、この低い次元へ楽しみを求めて来ているのですからダメもとで、壁を乗り越える楽しみを見出すことをしてみる事です。このことが生きる喜びで、死ぬことは100%保障されています。
 身体を借りて生きている今を、最後の最後まで綺麗に使って返すことです。身体を信じて思いっきり使って戻すことで次の世界へ遊びに行けます。そこで今度は違う自分を楽しんですれば良いのです。今の私はこの先は短いですが楽しんで使い、未来も他の身体を使って楽しむことを目指す。
 死んで身体から意識が離れる時に、他へ意識をずらすと個を引き連れているので膨大な意識に吸引されません。亡くなった時はあせるので、あせってしまうと全体の意識へ吸引されてしまいますので意識を移動してみることです。そう想像するだけで時間がずれているので出来ます。自分の想いを出すことで向こうが応えてくれます。試してみると、想い、想像で生きたいところを行けます。

 木内さんは3度も生き返ってきた事はこれ等の事、これからの事への対処法、意識の使い方、人間の役割、地球の生態系を守る必要を人に伝えるという事の為の様です。そして新しい村作りを実践して行き、転ばぬ先の杖として準備をして行く事です。その為に共にその意識に共鳴できる仲間を繋いで、点を線に、面にして行き、苦労を楽しみにできる人間を培い、能力を高めていく活動です。そこには木内さんが未来に見て来た、太陽光を使った技術、水を活かした技術が活かされている様です。