会計をすると何と、何と3390円ではないですか。昨夜に引き続いて同じ数字に成るとは驚きです。またまた自分の都合の良いように考えて、昨日から今日にかけての木内さんとの時間は善きことで、必要な事だったようだ、と皆さんと喜んだ次第です。
当初予定していた、続石と羽黒岩は雨の中での山登りは大変なのでキャンセルです。代わりに木内さんのリクエストで遠野伝承園に行きました。雨の中観光客も少なく、ほとんど貸切状態で見学しました。
遠野物語の話者の佐々木喜善記念館を見てから、南部曲り家で素晴らしいものを観れました。それはテレビで映し出される、昔の生活です。昭和20年代後半か30年位でしょうか、1年を通しての生活の様子を窺い知れる内容で、30分程のビデオ映画です。自然と共存し農作業をし、祭りを楽しむ皆さんは、笑顔で屈託のない純朴な豊かな姿、明るい田舎の世界です。ついこの前まで日本の各所で見られた世界です。
昔話の部屋では囲炉裏に炭火が燃えていて暖を取りながら、テープで流れてくるおばあさんの語るオシラ様のお話を聞きました。馬と娘の悲恋の話しです。オシラサマは農業の神様、馬の神様、蚕の神様とも言われます。御蚕神堂(オシラ堂)に行く途中の廊下には御蚕様(おかいこ)のことが展示され、お堂にはオシラ様が何と1000体も色とりどりの布で包まれて在ります。
とてもゆったりした遠野時間を満喫できました。
http://www.densyoen.jp/ennai/index.html
次も予定になかったのですが、伝承園から10分ほど北上した遠野市土淵町栃内にある舌出し岩に向かいました。国道のすぐわきの山に巨石が積み重なり、その1つが舌を出しているような不思議な構造物です。これも天然ではなく人工的なものに思えます。
http://tonolink.jimdo.com/%E9%81%A0%E9%87%8E%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%89%80%E6%97%A7%E8%B7%A1/%E8%88%8C%E5%87%BA%E3%81%97%E5%B2%A9/
遠野市街を避ける様に迂回して次は遠野市小友町にある巌龍神社に向かいます。川に架かる太鼓橋を渡ると社があり、その後ろは大きな石山です。その石山にひと際目を引く不動岩があります。さながら龍が登る様に見える大きくそそり立つ岩です。木内さんも興味深々で写真撮影に余念がありません。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_ganryu/ganryu.htm
天気がパッとしないので日暮前には最終目的地盛岡市へ到着するように急ぎます。三つ石神社は寺が沢山ある名須川町にあります。3つの巨石が鎮座していて、鬼の手形があり、それから岩手の名前が出たと言います。何度も来ているのですがいまでに、岩にあるというその手形を確認出来ないのです。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/034_mithuishi/034.htm
最後は盛岡城後にある桜山神社の裏手にある烏帽子岩を観ました。大きな烏帽子の様な岩の形には驚きです。お城を作る時に掘り出していたら出て来たと言いますが凄いですね。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_eboshi/eboshi.htm
巡りを終えた時は丁度、陽が暮れて盛岡の味を楽しむことに成りました。盛岡は3大麺で有名です。それは、わんこそば、ジャージャー麺、冷麺です。今回は盛岡駅前にあるお店で冷麺を楽しく頂きました。終わってみればあっという間の1日で、心身満たされて仙台の帰路に着きました。
翌日は木内さんは大和農場視察ですがゆっくり休んで英気を養って頂きました。
次回は7月3日に講演会、4~5日は津軽古代王国、アソベ・ツボケ・アラハバキの旅です。とても興味深い内容の巡りです。
そして何故か皆既月食のあたり、4月4日前後に私の銀行カードとガソリンカード2枚が亀裂が入って新生を余儀なくされました。そして木内さんが帰られた週には私の歯科医院のパノラマレントゲン機が壊れてしまい、新しいものに入れ換えをせざるおえなくなりました。いろいろな入れ替え、新旧交代が成されていますが、地球磁場の影響もあるのかと思ったりしています。