今回はIn Deepさんの2026年10月26日の記事を紹介します。
「世界規模の文明崩壊の時が来たのだろうか、という問いに対して「そうかもしれない」と答えるしかない現在」
世界規模の文明崩壊の時が来たのだろうか、という問いに対して「そうかもしれない」と答えるしかない現在 - In Deep
1200年前のように、すべてが崩壊する兆候が整ってきた
最近、アメリカン・シンカーというメディアの「新たな世界規模の文明崩壊の時が来たのだろうか?」という記事を読みました。
> 歴史上、過去にも同じようなことがあった。二度と起こり得ないと考える人は正気を失っている。
という文言で始まる記事で、紀元前1200年に「既知の世界がほぼ壊滅状態となった」ことから始まる記事です。
約 1世紀かかって青銅器時代が崩壊し、その後、何世紀もの歳月を要して復興していきます。
その部分には以下のように記されています。
復興には何世紀もの歳月を要したが、今、私たちは世界的な繁栄という新たな黄金時代を享受している。
確かに、暗い側面や傷跡は残っているが、多くの人々は毎日、快適な室内環境と温度調節された快適な空間で目覚める。朝食を楽しみ、家族、仕事、そして快適な生活の中で充実した日々を送っている。
しかし、そのすべてが一生涯のうちに、あるいはそれよりも早く崩壊するかもしれない。
1980年代、文化革命家たちは「ヘイヘイホーホー、西洋文明は消え去るべきだ」と叫んでいた。当時、誰も彼らの言葉を真剣に受け止めなかったが、今では彼らの願いが叶いつつあり、私たちは彼らの言葉を真剣に受け止めている。 Robert Arvay
この、
「しかし、そのすべてが一生涯のうちに、あるいはそれよりも早く崩壊するかもしれない」
というのを今ほど実感したことはないかもしれません。
もちろん、いつでも何か大きな出来事が起こると、それに対して、そういうようには感じるものではあり、2001年のアメリカ同時多発テロのときも、2008年の国際金融危機(リーマンショック)のときも、日本でいえば、2011年の東北の大震災のときにしても、あるいは当然ながら、2020年のコロナのパンデミックのときにしても、
「この世は(あるいは日本は)終わるのではないか」
という思いは出たものです。
しかし、何だか今は違う。
何もかも複合的な感じがするのです。
AIの暴走は始まるかどうかではなく、いつ始まるかになっている
最近では、「 AI の暴走」や、金融をターゲットにしたサイバー攻撃が、現実的に懸念されるようになってきています。
金融機関への攻撃は、日本では FX の世界ですでに起こっていて、GMO インターネット社の事件はすでに公に報じられています。
ハッカーサイドは、GMOインターネット社が身代金を払わない場合(100万ドル/約1.5億円)、
「サービス利用者のパソコンを乗っ取り、個人情報を拡散すると予告」しています。
ハッカーが提示した「期限」は 10月27日の正午です。
そして、身代金が払われない場合は、おそらくやるでしょう。
この件はともかくして、「同様の事件はこれで最後か」というと、ほんの始まりにしか過ぎないとしか思えません。
技術的には AI を使えば、誰にでも(誰にでもは言い過ぎですが)できるわけです。それに相応する悪意さえあれば。
最大のターゲットはやはり「銀行」だと思われます。
アメリカでは、すでにメガバンクへの自律型 AI エ ージェントの侵入が確認されていて、大手銀行は厳戒態勢に入っています。
米国の銀行はAIが引き起こす前例のない金融カタストロフの余波に備えている
NOFIA 2026年10月25日
アメリカでそうであるなら、日本を含めて主要国の多くの国の銀行で、「すでに AI エージェントの活動が始まっている」と見るのが妥当ではないかも思われます。
先日、1960年から使われ続けている銀行のプログラム言語の COBOL (コボル)というものについてふれましたが、推定では、世界の銀行の約 40%、ATM の 95%は今もこの 60年以上前の COBOL が基本となって動いています。
この COBOL には、もはや仕様書も存在せず、何か重大な脆弱性が発見された場合にどうなるのかはよくわかりません。
しかし、そのうち AI が、その脆弱性を発見することになるのだと思われます。
「今度は、国民の預金が人質になる」
ということですね。
最初のほうに出てきた 1200年前に青銅器文化が崩壊するには 1世紀などの時間がかかりましたが、その頃と今では、崩壊のスピードがまったく違う。
1世紀どころか 1年、あるいは 1カ月ですべてが崩壊する可能性があると思われます。
というか、銀行と金融と インターネットが機能しなくなった場合、1カ月も文明が続けられるかどうか。
戦争の状況にも終末的な様相が漂っています。
戦争
戦争も終末的な雰囲気です。ロシアとウクライナも、アメリカ・イスラエルとイランも、ダラダラと双方の被害だけが増えていっている。
米エポックタイムズ紙が、「ウクライナは第二のヴェルダンになりつつある」という記事を掲載していましたが、
このヴェルダンとは、フランスの地名で、第一次世界大戦の西部戦線においてドイツ軍とフランス軍の凄惨な戦いが行われた場所です。第一次世界大戦における主要な戦いの一つで、1916年2月に始まり、約 10カ月間続いた後、両軍合わせて 700,000人以上の死傷者を出したとされる戦場です。
以下のような記述もあります。
ヴェルダンの凄惨な詳細は、あまりにも恐ろしくて現実とは思えないほどだ。しかし、それは本当だ。300日間にわたる戦いの悪臭 --- 死体、糞尿、ネズミ、毒ガス、死体にたかるハエ、腐敗した人間や馬のもの --- はあまりにもひどく、新兵たちは 5キロ以内に近づいただけで嘔吐を始めた。sean thomas knox
エポックタイムズ紙の記事は、ロシアとウクライナの戦争をこのヴェルダンの戦いと比較しているということになります。
ロシア-ウクライナ戦争は 4.7年が経過し、南北戦争よりも太平洋戦争よりも長くなっています。
正確な死傷者数は不明ですが、現時点までに、
「ロシアとウクライナを合わせた死傷者は約 250万人」
とされています。
この「死傷者」には、死者、負傷者、行方不明者、そして捕虜が含まれていて、戦闘能力の喪失数ということになります。
戦争当初には考えられなかったような泥沼となっているのです。
イランとアメリカの 戦争も何がどう背後で進行しているのかは定かではないですが、泥沼化の兆しも見えています。アメリカの中間選挙(11月3日)が終わった後から方向がはっきりするのだと思われます。
北朝鮮の動き
そして、北朝鮮では、金正恩 国務委員長の死亡説が噂として流れる中、妹の金与正(キム・ヨジョン)氏の台頭ぶりが目立つようになっていて、昨日 10月25日には、
「北朝鮮軍が韓国との軍事境界線の《肉眼で確認できる場所》に砲兵隊を配置した」
ことが確認されています。
近年では、初めての事態だと思われます。
以下のような動画の投稿もありました。
韓国から肉眼で見える軍事境界線上に位置する北朝鮮軍
煽りではないですが、これだと何らかの一触即発があっても不思議ではない状況にも見えます。
何かこう…一気にいろいろと「崩壊の方向」に進んでいるように見えないでもない、この 10月です。「第四の転換」期などのことを書くこともありましたが、本当にそこに向かっているのかもしれないなと、やや感じます。
みなさんはどう思われますか?




















