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2025年4月23日水曜日

3771「青空ひろば」2025.4.23

 今回は立花大敬さんの「大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」」から最新の記事を紹介します。


1457 2025.04.15 

ただ、「役割」があるだけ。悟りも「悟り役」という「役割」にすぎない。悟ったから偉い人だというわけではない。それぞれの人に、それぞれの「役割」がある。


1456 2025.04.14 

<薬山禅師の逸話>

(註)薬山禅師は石頭希遷和尚に嗣法。この法系から曹洞宗が誕生し、道元禅師に伝わった。 

(1)薬山禅師は説法の座にのぼって、一言もしゃべらずに方丈に帰っていった。 

弟子が苦情を言った「久しぶりの説法を楽しみにしていたのに、どうしてお説き下さらなかったのですか」 

薬山禅師は言った「経に経師あり、論に論師あり、私が私である。この事実を誰が否定できようか」

(2)ある僧が薬山禅師にたずねた。「師はどなたに法を継がれたのですか」 

薬山禅師「古い仏殿で一行の文を綴った紙を拾った」 

僧「その紙には何と書いてありましたか?」 

薬山禅師「『彼は我と違う、我は彼と違う』と書いてあった」 

(3)ある僧が薬山禅師にたずねた。「師はどのように日常を送っておられるのですか」

薬山禅師「ブルブル・オロオロ、百醜千拙(ひゃくしゅう せんせつ)で、まあどうにか生きているだけだよ」


1455 2025.04.13

(Mさんの質問)

大敬先生

いつもありがとうございます。長い間先生に助けていただいています。 

まだ先生のご著書を全部読めていないので質問することに躊躇しましたが、それでもやっぱり先生のアドバイスが欲しくて質問させていただきます。 

悟りというか、「ひとついのちの悟り」には、全てを平等に観れないと難しいように思われますが、全てを平等に観るにはどのようにすればいいのでしょうか。 

例えば、この世は平等の目がないから生きづらいのかなあと思っています。私もこの世の目では、自分よりかわいそうと思う人には平等の目を持てても、自分より優れた立場の人に対して平等の目を持ちにくいところがあります。

本当は、もっと勉強してからご質問したらいいのですが、どうしても先生のアドバイスが欲しくて、初めて連絡を取らせていただきました。 

もし教えていただけるのでしたら嬉しいです。

(大敬のコメント)

「平等の眼」で、人や世界を見なければならないと自分を責めるなんて、とんでもないことで、そんなことが出来る人は、お釈迦さまや観音さまぐらいなものです。 

でも、最終的にはそうなれると、お釈迦さまや観音さまの到られた境地が保証してくださっています。

「平等の眼」で人や世界を見ることができないという自分を責めるのではなくて、自分がそんな状態であることを受け入れて、許し、愛してあげなければなりません。 

自分を許し、愛することが出来るようになれば、はじめて人や世界を許し、愛することが出来るようになるのです。それが「平等の眼」です。

私たちは、発展途上だから、まだ「平等の眼」が不十分ですが、その事に気づいたら、『ああ、申し訳ない。お釈迦さまお許し下さい。そして、やがて私にもお釈迦さまのような「平等の眼」が備わりますように』とお詫びと願いを続けてゆけばいいのです。 

「線路は続くよ、どこまでも」です。一生のうちにやり遂げようなんて大それたことは考えず、一生1ミリ前進すればいいんだというぐらいの気楽な気持ちで、しかし粘り強く前進しましょうね。 


1453 2025.04.10 ~ 1454 2025.04.12

(Kさんの質問)

大敬先生

いつもワンデイ・メッセージありがとうございます。

はじめてお便りします。今の悩みついてです。

やらないといけないとわかっていながら、なかなか行動にうつさないでいる私に悩んでおります。

どうすればすんなりと行動にうつせるか?

どうしていつもこうなのか? 

早くとりかかればいいのですが、いつもいつもモタモタ、グズグズする私に、何かふさわしいメッセージがあればぜひご紹介下さい。 

(大敬のコメント)

「思いの堂々巡り」の状態ですね。私も同じタイプなので、おっしゃることがよくわかります。 

でも、こういうタイプの人は、いったん動き出したことは、粘り強くやり続けてゆけるという長所もあります。何事も一長一短ですね。

しかし、自分はグズグズしていてダメだという思いを強くして心に定着させてしまうと、心が現象を作り出すので、グズグズモタモタの現象を繰り返し再生産させてしまいます。

「変えよう、変えようとすればするほど、変えられない」というのが、「心の法則」なのです。 

私もKさんと同じタイプだと言いました。そして、今もそういうグズグズ体質は変わっていません。 

でも、私とKさんの違いは、私はそんな自分を認め、受け入れ、許せ、愛することができるようになったところです。そういう人間も、この地上世界に必要だから、こうして生かされているのです。 

ですから、こんな自分はイヤだなあという気分になってきたら、「グズグズ・モタモタ大丈夫、そのまま・そのまま大丈夫」と、呪文のように繰り返し、声に出すか心の中で称えてみて下さい。きっと効果があるはずです。

以上は、「心の整え」です。さらに「身の整え」もしておきましょう。

アタマが堂々巡りを始める前に体を動かす練習をします。はじめはエイッと勢いを付けて動けばいいと思います。

お風呂に入り、風呂場から出る前に、一杯だけ水をかぶります。アタマは嫌がって色々かぶらなくてもいい言い訳を考えようとし始めますが、そのアタマの堂々巡りが始まろうとする瞬間に、エイッと思いを断ち切って水をかぶってしまいます。

家を出る時、雨が降りそうで、傘を持っていくか、持っていかないか、アタマの堂々巡りが始まろうとする前に、エイッと家を飛び出します。傘を持つか、持たないか、それはどっちでもいいのです。まあ、どっちにしてもそれで死ぬことはないのですからね。


1452 2025.04.09 

よくなるように、できているのだから大丈夫! 

あせらず、あわてず、あなたはあなたに、おちついていなさい。


1451 2025.04.08 

あせらないこと。しっかり充電しないで、走り出しても、すぐ止まってしまう。 

人より出発はおくれても、まず、しっかり、いのちの充電に心がけよう。


1450 2025.04.07

敲(たた)かれて 打たれて メッキがはがれたら

本物のあなたが 輝き出すのです


1449 2025.04.05 

逆境は 冬(ふゆ)の時代

冬(ふゆ)の時代は 殖ゆ(ふゆ)の時 

現象の冬枯れに ふりまわされず

静かにいのちの実力を 養い育てる時 

やがて来る いのちの春に 花開くために


1448 2025.04.02 

すべては自分が引き寄せている。

今の自分の成長に必要だから。やって来た課題なのだ。

だから、人や環境のせいにしないで、今の課題に精一杯取り組んでゆこう。

来る(きたる)大飛躍の時のために。


1447 2025.04.01 

<あの時へ>

みんな<ひとつ>だった すべて<ひとり>だった

<ひとつ>の魂であり <ひとり>の人であったのに

その<ひとつ>がちりぢりになり その<ひとり>がばらばらになってしまった

個(こ)となり 孤(こ)となり 粉(こ)となって

気ままに吹く世間の風に 右に左に翻弄され 散らされてゆく

みんな孤独で淋しい道を歩いている

そんなひとり、ひとりが みんな私と霊(ち)を分けた兄弟 みんな私の分身

そうと分かった今 もう道ははっきりしている

みんなで手を取りあって<あの時>にもどろう <ひとり>、<ひとつ>だったあの時

融けあって、あったかい光に満ちていた なつかしい<あの時>へ