2025年5月31日土曜日

3809「死なないで!2025.5.31

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月26日の記事を紹介します。


「死なないで!」


周りを見渡してみると、元気はつらつの人もいらっしゃいますが、 

本当に辛そうな方々も沢山いらっしゃいます。

ですが、

・同じく辛そうな環境に囲まれていても、

・同じような苦しい状況に置かれていても、

いつも前向きで明るく、感謝の日々を送っている人も存在します。

その違いは何かと言えば、 

・気持ちの持ち方、

・心の置き所の違いかもしれません。

ブッダは慈悲の人でしたから、そんな辛そうな人たちを救おうと、

般若心経を残してくださいました。

そこには、自分の周りに時々刻々と起きてくるいろんな現象には 

「良い・悪い」はないんだよ(=空) 

それを、

・良いことだ、

・悪いことだと

判断(色をつける)しているのは自分の心ひとつなんだよ。

辛く見える現象でも、神様からの贈り物と、感謝して受け取れば、それは幸せとなるし、

不平不満で受け取れば、それは苦痛になる。

そう教えてくださいました。 

そして人間の人生というのは、どのような時でも

感謝が大切なのだよと教えてくださいました。  

それこそが 人間を辛さから解放してくれる妙薬だと・・

さて今日は 「死なないで」ということで、斎藤一人さんの言葉をご紹介します。

<引用開始> 引用元


今から、『天使の翼』っていう話をします。

人は誰でも、一人に一人づつ、エンジェル(エンゼル)がついてるんだよ、って話です。

日本でいうと守護霊さんっていうだけど、外国の人はエンジェルって言うんだけど、 

誰でも人は幸せになるために、一人に一人づつ、エンジェルがついているんだよ。

今、ものすごい苦労している人もいると思います。

つらい思いしている人もいると思います。

人間って自分の運命を天国にいるときに決めてきて、 

こういう運勢で自分は生きますって神様にいうと、

神様は、それだとちょっと荷が重いんじゃないかい?って言うんだけど、

「大丈夫です、それでも私は幸せになります」って、神様に約束してきます。

それで出てくるんですけど、ほんとにつらい修行を背負ってる人もいるんです。

ところが、人間っていうのはトータルすると、絶対に元がとれるようになってるんです。

だから苦労した人って、死にたくなっちゃうことあるかわからんないけど、

死なないでください。

あなたが苦労した分、絶対に人は幸せになれるようにできてるんです。

それで、早く幸せになれるコツってあります。

人間関係でつらいこともあります。

ほんとにそういう時は、 

・あなたに嫌なことする人、

・悪いことする人、 

もう無視してください。

それより、

・あなたを守ってくれるお母さんとか、

・お父さんとか、

・近所の人とか。

で、もしそういう人が、私はひとりもいないんだっつったら、 

自分を守ってくれてる、自分にはエンジェルがついててくれてるんだ、って。

翼があるエンジェルがついててくれてるんだって、信じてください。

そして、今を乗り切ってください。

今苦しくて死にたいことがあるかもわかんないけど、死なないでください。

私なんて死んだって、誰も悲しまないっていうけど、神様が悲しみます。

あなたについてるエンジェルが悲しみます。

そして、今話してる私が悲しみます。

あなたは。かけがえのない人です。

そして、かけがえのない命です。

これから、あなたと出会う大勢の人がいます。

これからの出会いは、本当にすばらしい出会いです。

明日を信じてください。

そして、あなたを導いてくれる、エンジェルを信じて下さい。

あなたに羽根はないかもわからないけど、あなたに付き添ってるエンジェルには、

翼があります。

そして、あなたを必ず導いてくれます。

どうもありがとうございます。

<引用終了>

一人さんは、こうも仰っています。

神様が与えること(出来事)で、ツイてないことはひとつもない。

要するに、自分の周りで起きていることは、神様が起こしているわけですから、

そこには悪いことなど一つもない。

全部が全部、自分へのギフトであるということです。

ですから、もし死にたくなるような辛いことがあるのなら、

この言葉を思い出してみてください。

「もしこのトラブルがツイてることなら、どんな展開になるのだろう?」

「この問題は自分に、何に気付いてほしくて起こっているのだろうか?」

そう考えていると、 

・時間が解決するか、

・ひょんな人の言葉がヒントになって解決するか、

・別の変化が起きて、その問題自体が自然消滅するか。

様々な方法で解決していきます。

神様は、私たちを破滅するために、その現象を起こしているわけではないのですから・・

だって、 

「神が与えること(出来事)で、ツイてないことはひとつもない」のですから。。

どうぞ、あきらめず、神様を信じてください。 

本当にホントに神様っていらっしゃるんですよ。

すぐそばに・・・

どうしても心が落ち着かないときには、言霊を何百回、何千回と唱えてもよいでしょう。

不安な心が収まるまで、ひたすら「ありがとう、ありがとう、ありがとう」・・

心の中だけでも、口に出してもどちらでも構いません。

この「ありがとう」の言霊は宇宙最強と言われていますから、必ず心が落ち着き、 

またこの言葉を思い出すことができるでしょう。

「神様が与えること(出来事)で、ツイてないことはひとつもない」

神さまの恩寵は、必ず「感謝の心」を媒体にして現れます。 

感謝の心を持つ人を、神様が見捨てるはずがないからです。

だから、何度でも言いますが、私たちは大丈夫なようにできていて、

そのように運命づけられて、この世に送り出されてきました。

それは、私たちだけでなく、子供たちや、ご家族たちでさえも。 

私たちが心配して取り越し苦労などする必要はありません。 

彼らにも、彼らの神さまがおり、大丈夫なように常に支えていられるのですから。。

どうか、希望とともに、「ありがとう」という感謝の気持ちでお過ごし下さい。

私たちの周りで起きている、あらゆる問題と見える事象も、解決方法は、 

このようにブッダの教え般若心経に書いてあったんです。

今日、その事を知ったのですから、今、この瞬間から幸せが、どんどん列をなして、

押し寄せてくれることでしょう。 

前世に置いて、ブッダ、そして空海の弟子だった

小林正観さんが、幸せになるための「3秒」の方法を教えてくださっています。 

● 1秒目…過去のすべての出来事を受け入れること

● 2秒目…現在のすべての出来事を受け入れること

● 3秒目…未来のすべての出来事を受け入れること 

これで終わりです。 

自分に起きたことや、これから起きることは、すべて自分が成長するために、

必要なことだったと、思うこと、感じること。

そのように目の前の状況を受け入れれば感謝できれば、悩みも苦しみもなくなって、

ラクに生きることができるでしょう。

実際に、目の前の苦労、悲しみは、全て、私たちの魂を輝かせるために

神さまが起こしてくださっていることだからです。 

不幸の後には、必ず幸運が来ることになっています。

宇宙はバランスを取ろうと常にエネルギーが動いているからです。 

 

2025年5月30日金曜日

3808「青空ひろば」2025.5.30

  今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージの最新記事を紹介します。


「青空ひろば」


1478 2025.05.23 <フルベの技法(鎮魂法)>

鎮魂:身体から遊離してしまった魂の断片を<今・ココ・この身>に引き戻すための技法

<二人でする「フルベ鎮魂法」>

(1)対面して正座し、二拝二拍一拝、一緒に数歌祝詞を3回称える。

(2)(与え手):受け手の片手を取り、「フリ」を始める(荒々しい振動だと、受け手が恐れて「フリ」に抵抗して上手くいかない。受け手の固有の振動数を探るような気持ちで、繊細な「フリ」から入ること)。  

(受け手):受け入れる、すべてをお任せするカラッポの気持ちになること。

(3)(受け手):「フリ」に身を任せているうちに、自動的に「フリ」が始まれば、その「フリ」に逆らわず、身を任せること。

(与え手):受け手の「フリ」の発動に逆らわず、さらに自由な「フリ」になるように援助する。

(4)二拝二拍一拝、一緒に数歌祝詞を3回称えて終わる。

 

<フルベの数歌祝詞>                                        

一二三四(ひふみよ)日踏み(ひふみ)日の行進(ひのこうしん)

五六七八(いむなや)嫌むな(いむな) 日の肥やし(ひのこやし)  

九十だよ(ここのたりだよ) 個々の足り(ここのたり)             今・ココ・我を受け入れて/許し、愛して踏み出せば

百千萬(ももちよろうず)百力結集(ひゃくりきけっしゅう)

神の力が我が身にはたらく/自分を超えた力がみなぎる

湧喜(ゆうき)湧輝(ゆうき)日満子の光進(ひみこのこうしん)

さあ、日出る時(ひいずるとき)、踏み出しの今! 


1477 2025.05.22 

<お仲間からのお便り>

あけましておめでとうございます。

昨年は本当にありがとうございました。

今年もよろしくお願いします。 

まだまだ未熟です。

自分のことを知れば知るほど未熟です。

どこまで行っても、うろうろおろおろしています。

どこまで行ってもへたくそです。

できないことだらけです。

失敗だらけです。

人を悲しませることもあります。

自分で、なにやってんだろって思うことばかりです。 

ただ、そんな自分を認めて、許せるようになりました。

そんな自分が愛しいなと思えるようになりました。

そのまんまでいいって思うようになりました。

だから、他者にも愛しいと思えるようになったのかなと思います。 

ただただ、毎日をおろおろうろうろ生きているだけ。

だけど、しっかりと足に体重をのせて、左足右足と地面を一歩一歩歩いていけばそれでいい。それがいい。

ますます、普通になります。

ますます、地味になります。

ますます、何もできません。 

ごくごく日常の「今、ここ、自分」中に嬉々として生きていく。

最高の地上世界なんだなと思います。

大敬先生のように生きたい、そう思っています。 

先生、本当にありがとうございます。

先生、これからもどうぞ、よろしくお願い致します。


1476 2025.05.21 

<大敬の「ゆるし」の坐禅の実際>    

坐禅開始

① 「ゆるめ」過程が始まる

② 「ゆすり」過程が始まる(体が自然に動いてほぐす)。坐っただけでは解消できない身心の緊張や凝りをほぐしてくれる 

③ 「ゆるし」の過程  それぞれの事情を抱え、どうしてもそのようにしか振る舞えないんだなあ。みんな精一杯の人生を生きているんだなあ(自分も人も世界も)と気付く。


1475 2025.05.20 

<大敬の「ゆるし」の坐禅の実際>    

坐禅開始

① 「ゆるめ」過程が始まる

② 「ゆすり」過程が始まる(体が自然に動いてほぐす)。坐っただけでは解消できない身心の緊張や凝りをほぐしてくれる 

③ 「ゆるし」の過程  それぞれの事情を抱え、どうしてもそのようにしか振る舞えないんだなあ。みんな精一杯の人生を生きているんだなあ(自分も人も世界も)と気付く。


1474 2025.05.19

<許せるようになったという証拠は?>

許せるようになれば、「ほほえみ」の表情が自然と現れる。

「悟り」とは、何事にもほほえめる人になること。ガンダーラ美術の釈迦像のイメージを心に刻み込んでおこう。 

<松居桃樓(とおる)先生『微笑む禅』(潮文社)より>

(註)松居桃樓先生  舞台の演出家。(著書)『北原怜子 アリの町のマリア』春秋社 、『死に勝つまでの三十日 小止観物語』柏樹社、『ゼノ死ぬひまない 〈アリの町の神父〉人生遍歴』春秋社など 

(演劇の表情研究からたどり着いた結論)

交感神経(興奮を司る)>副交感神経(弛緩を司る)となると、→怒りや恐れの表情となる

副交感神経(弛緩を司る)>交感神経(興奮を司る)となると、→弛緩や虚脱の表情となる

交感神経(興奮を司る)と副交感神経(弛緩を司る)のバランスがとれると→微笑み、友愛の表情となる→「世尊拈花(せそんねんげ)」という公案


1473 2025.05.17

<許せば、運命が良くなる>

ウェイン・ダイアーさんの体験(幼い頃に出て行って、ダイアーさんを孤児院に追いやった父を許したことによって運命が好転し、ベストセラー作家になれた)

(参考文献)『「小さな自分」で一生を終わるな!』ウェイン・W・ダイアー 三笠書房)


1472 2025.05.15 

<許せば、体調が良くなる>

ジャンポルスキーさんの「許しのセミナー」での、ある女性看護士さんの体験(元の夫を許して、長年の首の凝りがなくなった)

(参考文献)『許すということ』 (サンマーク文庫)


1471 2025.05.11 

Q:なぜ坐禅すれば、自分や人や世界を許せるようになるのですか? 

A.「ゆるす」の反対語「憎む」:自分が被害をこうむった出来事の原因となった人や団体組織を嫌ったり、傷つけてやりたいと思い続けること。→憎しみの対象をいつまでも心の中に縛り付けている、その心の「固まり」が体の凝りや緊張となる。その心の縛りがあなたの運命を悪くする。 

「ゆるし」の語源「緩(ゆる)くすること」

岩波古語辞典(大野晋先生)によると

①緊張や束縛の力を弱めて、自由に動けるようにすること。

②しっかり捉えていたものを手放す。逃がすこと。 

「許す」ことが出来るようになると→イノチの重心を<今とココとこの身>に据えることが出来るようになる→体に緊張や固まりがなくなる→心の中の緊張や固まりがなくなる。縛り付けていた心の中の憎しみの対象を手放して、去らせてあげられるようになる→憎しみの対象に縛り付けられていた自分も自由に行動出来るようになる→運命が好転する

 

1470 2025.05.10

Q:なぜ<今とココとこの身>に戻らねばならないのですか? 

A.<今とココとこの身>というあなた本来の位置に復帰し、その位置にイノチの重心をしっかり据えられるようになると、身心のどこにも無理がなくなって、「行動の自由」が得られるから→あなたが一番輝け、成長出来る環境にたどり付ける。 

過去をひきずったり、未来に前のめりになっていたりすると、今・ココの課題に素直に直面して取り組んでゆけなくなる→(例)王選手の一本足打法


1469 2025.05.09 

<龍樹菩薩の教え(続き)>

「復た次に、お釈迦様は弟子達にお教えになった。『私が教えた坐相で坐りなさい』と。

外道の修行者の中には、爪先立ちをしたり、常に立ったままで(寝ている時も)いたり、片足を上げて両腕で抱えた状態を維持したり、そんな奇抜な姿を保つことを修行としている者もいる。このような、こだわりの強い片寄った修行は、必ず邪な世界へとその修行者を導くだろう。

だから、歴代の仏たちは、私が君たちに教えたようなカラダを真っ直ぐに保って、どこにも無理がない、素直な姿で坐禅をするように指導してこられたのだ。

なぜなら、このように身を真っ直ぐにして坐ると、心を正し易くなるからだ。身を真っ直ぐにして坐ると、心はグズグズしない。スッキリした心になって、常に君たちの意識を<今とココとその身>に納めることが出来るようになる。

もし、意識がフラフラと<今とココとその身>から漂いだしたり、その証拠として体がいずれかの向きに傾いたり、どこかに緊張や凝り(こり)があると気が付けば、意識や体をもとの真っ直ぐな位置にもどす。このことだけに注意して坐っていればいいのだ」


2025年5月29日木曜日

3807「神さまの微笑み」2025.5.29

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月23日の記事を紹介します。


「神さまの微笑み」


縄文の昔から、日本人は、全ての中に神様を見出してきました。(八百万の神) 

私も、特定の宗教には入っていませんが神様の存在を確信しています。 

一方、神様を信じていない方は、全ての判断を、自分一人で下さねばならず、

人生が孤独な闘いですね。 

常に不安で、過去を悔やみ、未来に対しては取り越し苦労で

心が休まる暇もないかもしれません。

私は神様を信じているので、やることやったら、後はお任せです。 

その結果がどうなるかは心配しません。

なぜなら、どのような結果が出ようと、その結果は、自分にとって、

一番必要なことで、良きこと、そう、もう決まっていることを、知っているからです。

全ての結果に感謝します。

それだけです。

こんな、努力もしない、心配もしない、ちょっとズボラな生き方・・楽ですよ。

さて、小林正観さんのお話からご紹介します。

<転載開始> 転載元

偉い先生方は、掃除と感謝のことは 言う。

正観さんには そこに笑いが入りました。

笑いの重要性。

正観さんは、こんな説明をしてくださいました。

例えば 子どもがオール1を取ってきた通信簿。 

それを見たとき 

「なんでこんなに成績が悪いんだ。」 

怒る父親 母親がいると思いますね。どこにでも。

しかしね。「きれいだなあ これ」と笑っちゃう人がいる。

「こんなにきれいに 1をそろえるなんて」と笑った。

あまりにきれいで、おもしろくてと。

もう どうしようもないから。全部1だから。

その、オール1への親の笑い。

正観さんが その意味をこう解いてくださいました。

笑った瞬間というのは実は  

「その現象を100% 肯定した」ということなんです。 

わかりますか?

笑いとは肯定の一番上の行為なんです。

首を縦に振るというのも 肯定の一部。

「そうだね。確かにそうだね」と言う。 

肯定の一部。

「笑う」という事は肯定の一番上。

100%受け入れたということ。

それが 笑いの重要な意味なんです。

そして、もうひとつの例を紹介してくださいました。

医者から宣告されたとします。

「あなたは がんです」

「がんなんですか~  ガーン」 

がんですと言われたとき 駄洒落一発・・・

「笑ってしまうというのは100%の肯定なんです」

今度は肯定の意味を説明してくださいました。

肯定をするというのは人生の中で、すごく重要なポイントです。

目の前の現象について 笑うということは、目の前の現象について 

100%肯定したということです。

そして目の前の現象をつかさどっているのは3人の方です。

このように「笑い」「肯定」から 本質の話をしてくださいました。

3人とは

・宇宙  と

・地球  と

・神さま  

なんですよ。

目の前の現象に対して、瞬間的に 笑った という事は、

宇宙と、地球と 神さまへのメッセージです。

あなた方がやっていることは、肯定しています。 

とても 気に入って 嬉しいです。

面白いです。 

と言った瞬間が「笑った」ということなんです。

一方で、宇宙、地球、神さま へ 

あなた方のやっていることが 気に入らない。

そのメッセージが

不平不満。愚痴。泣き言。悪口。文句なんです。

面白くない顔をして「否定した」瞬間なんです。

笑いと肯定が、神さまを味方にする。 

そわか(掃除、笑い、感謝)のひとつなんです。

笑った瞬間 神さまの微笑返しが きっとあります。

そして 肯定にも段階があります。 

その最上級が「笑い」

笑えるかなあ と心配する前に、何にでも肯定してみること。

正観さんは「そうだね 確かにそうだね」が肯定の一部と言われました。

現象に対する 肯定。

それを 目の前のすべて 人やモノ 動物 植物 鉱物にまで広げていくこと。

肯定、つまり承認をしてみること。

部屋にあるもの。パソコンに 机に、本や本棚 ペンに手帳、

かばんにプリンター、エアコン、部屋から見える 草花、野菜、石、

空も 夕暮れも 雲も 星も

すべてに「そうだね」「そうだね」と認めると、 

すべてが「そうだよ」「そうだよ」と肯定が帰ってくる。

自分は 結局 すべての中の ひとつ。

全てを肯定することは、

結局 自分で自らを承認して肯定することと同じこと

すべての中に 神さまがいる。

自分にも 神さまがいる。

そうすると日常生活のなかでは、笑いまでいかないまでも 微笑でもOK。

大きい神さま 小さな神さま、遠い神さま 身近な神さま。

特別なとき 思いがけないとき 笑えることが起きてきます。

それには日常の中の ちょっとした微笑が大切。

微笑めば 微笑み返しが。

身近な神さまから必ず起こります。

そのとき気がつくかもしれません。 

「あっ 自分も 小さな神さまかもしれないね」と。

正観さんの「感謝する」ことは、

すべての存在を 認めて肯定することと同じこと。

感謝すると 神さまの微笑み返しが起こり、

微笑まないと、微笑み返しはありません。

実践あるのみです。

<転載終了>

まじめな人ほど深刻になりがちですね。

そして、自分の思うように物事が運ばないと、

・イライラして怒ったり、

・疑心暗鬼になったり、

・人を恨んだり・・

まるで「笑い」の反対なことをやってしまっています。

自分の思うようになんて、絶対にあり得ないのに・・

今、目の前の状況を

「あぁ、そう来ましたか」と全て受け入れて、笑って感謝していたいものですね。

きっと神様の微笑み返しがありますよ。

もし、配偶者の方が居らっしゃるのであれば、夫婦が笑い合っていれば

どんな 

・苦難も

・苦労も

・貧困も

きっと、楽しく乗り越えられますね。

より一層、愛と信頼が醸成されて、絆が深まるかもしれません。

目の目に起こってくる、全ての困った現象は、神様が放った矢のように。。 

真っすぐに私たち自身に、向かって起ってきています。 

私たちの心を変えなさい。 

今迄の 

・しがらみ、

・クセ

・慣習

・慣れ

・怠惰

・変わることへの恐れ

・プライド 

そこから自由になれるかどうかにかかっています。

そして、それができた時、私たちの心は、解放され より一歩、神様に近づき 

幸せな人生を、再び歩み始めることでしょう。


2025年5月28日水曜日

3806「幸せの種」2025.5.28

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月22日の記事を紹介します。


「幸せの種」


今日は「幸せは見つけるもの」というテーマで小林正観さんのお話をご紹介します。 

<転載開始> 転載元 

生れてからずっと目が見えいない人は、

「1秒でもいい、いや0.1秒でもいいから、親の顔を見てみたい」 

「結婚した相手の顔を見てみたい」 

「子どもの顔を見てみたい」 

と思いながら生きているそうです。

私たちは、0.1秒どころか、生まれてこのかた、目が見えないことなどないにもかかわらず、

目が見えるということに対して、感謝することなどまずありません。

それどころか、 

・あれが欲しい

・これが欲しい

・あれをよこせ

・これをよこせ

と現状に対して、不満ばかり口にしています。

私たちは小さい頃から、足りないものをリストアップして、 

それを手にいれなければ幸せになれない、と教え込まれています。

そのように洗脳されているのです。

それを、「夢と希望に満ちあふれた生活」といいます。

それに対して、私は「夢と希望もない生活」を送っています。

夢も希望もない代わりに、悩みも苦しみも煩悩(ぼんのう)もありません。

私は酒もタバコも麻雀も、娯楽といわれるものは何もしませんし、

休みもほとんどありません。

「何が楽しくて生きているのですか?」

と、ときどき尋ねられることがありますが、「ただ幸せをかみしめて」生きている。

「自分がいかに恵まれているか」 

「自分がいかに幸せか」 

「自分がいかにありがたい状況に生きているか」

ということに気づいたら、

「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」の「五戒」など口から出てきません。

願いがかなったら、望んだものが手に入ったら感謝する、というのは、

本当の感謝ではありません。

何も要求することなく、不平不満を言うこともなく、

いま目の前にあるものを、ありがたく味わう。

それこそが、本当の「感謝」なのです。

人は、自分がいかに幸せな状況のなかで生きているかに気がつきません。

海で泳いでる魚は、海を見ることができません。

それで「自分も海をみてみたい」と思い、

釣り人が垂れている釣り糸にガブリ!とかぶりつくのです。

すると海の上に引っ張り上げられる。

それで初めて、魚は海というものを見ることができるのです。

釣り上げられた魚が「私」なら、釣り上げた人とは「神さま」。

釣り上げられた状態は何かといえば、「事故、災難」。

海とは、「幸せ」そのものです。 

神さまに「幸せというものを見せてください」と言うと、神さまは「わかりました」と言って、災難や事故というものを起こして、私たちを釣り上げてくれます。

かぜをひいて、丸1日何も食べられなかったら、かぜが治ったときに食べた1杯のおかゆが、とてつもなくおいしく感じられるでしょう。

元気いっぱいで毎日おいしいごちそうばかり食べていたら、

おかゆのおいしさは、なかなかわからないでしょう。

では、かぜで丸1日食べられなかったことは、はたして不幸なことだったのでしょうか?

そうとはいえないでしょう。

その体験があったから、おかゆのおいしさ(幸せ)を味わうことができたのです。 

私たちが「幸せ」を感じるためには、その前には

一般的に「つらい、苦しい、大変」といわれる状況が起こるようです。

そういう構造になっている。

そのことに気づいたら、私たちは

・つらいこと、

・苦しいこと、

・大変なこと 

に遭遇したときも、一喜一憂せずに、平静な心でいられるかもしれません。

<転載終了>

私は大分、正観さんが仰るような生き方をするようになりました。

無理して頑張るとかはしません。

人から頼まれるとか、自然の流れで、する羽目になってしまったことを

するようにしています。

なぜならそれが神さまの意思であり、

神さまが引いて下さった良きレールだと思うからです。

流れに身を任せています。

そして、ちょっとしたことに「小さな幸せ」を見つけようと思っています。

でも世の中には、ちょっと自分にイヤなことがあっただけで 

「最悪だ!」って言う生き方をする方もいらっしゃいます。

・幸せの種を見つけるのが上手で、いつも感謝の人生を送る人

・足りないもの、悪いところを見つけるのが上手で、いつも不平不満を口にする人

たったこの方向性の違いだけで、幸福度がだいぶ異なります。 

天国か地獄かです。

同じような境遇、出来事に囲まれていても、感謝の人の周りは、 

光が溢れ、笑顔に囲まれていることでしょう。

不平不満の人の周りは、同じように暗い顔をした人に、囲まれていることでしょう。

人生が楽しくない人、うまくいってない人は、もしかしたら、幸せも成功も、 

「見つけるもの」だとは思っていなくて、 

「与えられる」か「偶然入ってくる」ものだと思っているのかもしれません。

チャンスも「来るもの」だと思っていて、

「見つけるもの」だと思っていないのかもしれません。

ですが、感謝して笑顔で生きている方には、きっと神さまの恵みも

ふんだんに現われることでしょう。 

今世の中は、夜明け前の暗闇の中、

どんどん、どんどん人々の心が、不安と恐怖に向けられて行っています。

また、

・病気やケガ

・貧困

・リストラ

・介護

など、非常に困難な状況に置かれている方も居るかもしれません。 

ですが、どうぞ安心なさってください。

勇気を持ってください。

神々を信じ、感謝の心で生きている人を、神様は決して見捨てません。

見ていらっしゃいます。

今は世の中の変動の時期ではありますが、それは、良き世を作るための変化です。

今の状況も、神様が私たちに必要だからこそ、その環境の中に置いてくださいました。 

その深い理由を、生きている最中は知る故はありません。

ですが、ご自分の内にいらっしゃる神さまをどうぞ、信じてください。 

目には見えなくとも、本当にいらっしゃいます。

心を澄ましていれば、いつかお声を聞くこともできるでしょう。

永遠に続く私たちの魂の道筋の中で、

私たちは、ほんの一瞬、地球に立ち寄り、経験をさせていただいています。 

それが終われば、再び自由度の低い肉体を脱ぎ、魂の世界に帰っていきます。 

私たちが、今ここ、置かれた環境の中でできることは、 

精一杯自分なりの、花を咲かせることだけです。 

その花は、人によって様々です。 

道端に咲くような可憐な花も、美しい大輪の花もあるでしょう。 

ですが、どの花も、神様にとっては美しく、愛おしい花 

どのような環境であろうと、私たちの感謝の心は、神々が恩寵を表すために 

大切な媒体です。


2025年5月27日火曜日

3805「世界中のネット詐欺犯罪の最大のターゲットになっているのが日本」2025.5.27

 今回はIn Deepさん2025年5月20日の記事を紹介します。

「世界中のネット詐欺犯罪の最大のターゲットになっているのが日本である今、ゼロクリック攻撃を学習してみる」

https://indeep.jp/zero-click-attacks-in-japan/


2025年5月18日のエポックタイムズより


悪い時代に世界から目をつけられた日本

今日、NHK の報道で、「 4月に、日本を標的にした詐欺メールが、世界全体の 8割を占めた」という報道を見ました。

つまり、どうも、現在、世界中の悪い人たちが「日本をメインのターゲットにし始めている」ような感じなんですね。

これは、日本人がだまされやすいというよりも、日本の場合、「適切な個人情報」さえ入手できれば、表立ってはいないような人たちが、実際には結構な資産を持っていたりすることにありそうです。強盗の増加なんかもそれと関係ありそうですが、最近、日本で狙われているもののひとつに、

「証券会社の口座」

があります。

不正ログインをされて、株式などを勝手に売買されてしまったりするというもので、これも今年 3月から急増しています。

以下はブルームバーグにあるもので、2025年3月に「突然増えた」ことが示されています。

証券口座への詐欺が急増

bloomberg.co.jp

現在が投資ブームなのかどうかは私にはよくわからないですが、証券会社の口座を持っている人の中には、たとえば退職金を株式にして資産運用している人たちとか、つまり「結構な資産がそこにある」ことに、海外の多くの悪い人たちが気づいたのですかね。

その上で、

「わりと多くの人がリスク管理がぞんざい」

だということにも気がついたのかもしれません。

たとえば、毎日株式取引をしていたり、チャートを見ていたりする人なら、ある程度、自分の口座の状況は日々わかると思うのですが、中には、

「ほったらかしの人」

も結構いるような気もするのです。

高齢者の方とか。

株式を保有していて、何ヶ月も何年も口座を見ていなかった方が、ある日、口座を見て、「え?」と愕然とするというような状況も、今は実際にあると見られるのです。

以下はある報道にある部分ですが、こういうことがかなり起きている。

> 【証券口座を乗っ取られた人】「私が持っていた株が全て売られていまして。マイナス480万円ぐらいになりまして。率直に頭が真っ白になりました」

480万円と聞くと、犯罪の対象としては、そう魅力的には見えないかもしれないですが、これが 10人、100人、1000人、10000人を対象とすれば、犯罪者にとっては魅力的な価値が生じるはずです。

他人の株を勝手に売って、犯罪者がどのように自分たちの儲けを出すのかということも、報道に書かれていますが、簡単にいえば、不正アクセスして他人の口座の株を売却して、ある特定の株、たとえば A株としますと、その A株を大量に購入して、価格がつり上がったところで、グループが事前に買っていたその A株を一気に売却するというものです。これで利益を得るわけです。

その後は、当然、その A株は暴落しますので、もともとの正式の口座の持ち主の口座には、マイナス表示された残骸だけが残るということです。

この口座乗っ取りを取り上げた最近の報道では、「フィッシング詐欺」というものが書かれていることもあり、これは迷惑メールとか、そういうもののリンクをクリックして、不正なページ等に誘導されて、個人情報を盗み出されるというものです。

しかし、被害者あるいは被害未遂を経験した方々の中には、投資のプロ的な人たちも含まれていて、

「そんな経験豊富な人たちが、迷惑メールのリンクをクリックしてしまうなどという粗相をおかすわけがない」

のです。

あるいは、マルウェアというウイルスがありますが、それに対してのセキュリティ対策ができていないプロ的な投資家などいるわけがないのです。

別の方法です。

世界の犯罪者たちは、別の方法を使って日本で詐欺をおこなっているはずです。

今回ご紹介するのは、米エポックタイムズが、プレミアムレポートとして、「ゼロクリック攻撃」というものを特集したものです。

ゼロクリック攻撃とは以下のようなものです。

ゼロクリック攻撃とは、ユーザーが「一度もクリックせずとも」被害に遭遇する可能性がある攻撃手法のことだ。特定のリンクへのクリックや、ファイルの実行といったユーザーのアクションが発生せずとも攻撃が成立する。

多くの場合、ユーザーの気づかぬ間に、情報を窃取するスパイウェアなどのマルウェアがインストールされ、被害に至る。

eset-info.canon-its.jp

従来は、非常に難易度の高い攻撃で、簡単に個人にできるようなものではなかったようですが、最近は「そのプログラムがダークなサイトなどで販売されている」こともあり、拡大しているようです。

ちなみに、ターゲットはパソコンもスマートフォンも、どちらも含まれているでしょうが、以前、イスラエルの企業が開発した「ペガサス」というスパイウェアは、スマートフォンへの侵入に特化したものでした。

ペガサスは近年、国際的なゼロクリック攻撃の多くに関与しているそうですので、スマートフォンは狙われやすいのかもしれません。

攻撃の対象は今は証券口座ですが、オンラインで完結できるようなものならどんなものでも攻撃の対象になり得ますので、そのうちどんな部分が狙われ始めるのかわかったものではなく、防御は実際には難しいながら、できる限りのセキュリティ対策をお勧めしたいです (スマートフォンを使わないという防御法はありますが)。

そんなわけで、エポックタイムズの記事をご紹介します。

プレミアムレポート:ユーザーがリンクをクリックすることなく、ハッカーがスマートフォンを制御する方法

Premium Reports : How Hackers Can Control Phones Without the User Clicking on a Link

Epoch Times 2025/05/18

ゼロクリック攻撃は、主に著名人を標的にして情報を得るために使用されていたものから、より広範な脅威へと進化した。

専門家は、ユーザーの操作なしにデバイスを侵害するゼロクリック攻撃の増加を警告している。

現在、ほとんどの人は、ノートパソコンやスマートフォンは生活から切り離せない存在となっている。その慣れ親しんだ環境から、迷惑メール、SMS、WhatsApp メッセージをクリックすることの危険性に対する警戒心が高まっている。

ゼロクリック攻撃と呼ばれる脅威が拡大しているのだ。

そのコストと高度な手法のため、これまでは VIP や超富裕層のみをターゲットにしていた攻撃だった。

ゼロクリック攻撃とは、ユーザーが何もクリックすることなくデバイスをハッキングするサイバー攻撃だ。メッセージ、通話、ファイルを受信するだけで攻撃が実行される場合がある。

攻撃者はアプリやシステムに潜む脆弱性を悪用し、ユーザーの操作を必要とせず、攻撃に気付かないままデバイスを乗っ取る。

英国を拠点とするサイバーセキュリティ研修プラットフォーム、ステーション X の CEO、ネイサン・ハウス氏は以下のように語った。

「最近は一般の認識が高まっているものの、こうした攻撃は長年にわたって着実に進化しており、スマートフォンやインターネット接続デバイスの普及に伴い、より頻繁に行われるようになっています」

「主な脆弱性はデバイスの種類ではなくソフトウェアにあるため、悪用可能な弱点を持つあらゆる接続デバイスが標的になる可能性があります」

サイバーニュースの情報セキュリティ研究者、アラス・ナザロヴァス氏は、ゼロクリック攻撃が一般個人ではなく VIP をターゲットにすることが多い理由をエポックタイムズに以下のように語った。

「このようなゼロクリック・エクスプロイトを見つけるのは困難で費用もかかるため、ほとんどの場合、このようなエクスプロイトは権威主義体制下の政治家やジャーナリストなどの重要人物の情報にアクセスするために使用されます」

「これらは標的型攻撃でよく利用されますが、金銭を盗むためにこのようなエクスプロイトが利用されることは稀です」

(※ 訳者注)エクスプロイトとは、OSやソフトウェアなどのセキュリティ的のぜい弱性を突いた攻撃や、ぜい弱性を狙うプログラムを表す言葉です。

 

2024年6月、BBC はソーシャルメディアプラットフォームの TikTok が、メディア CNN のアカウントを含む「ごく限られた」数のアカウントが侵害されたことを認めたと報じた (報道)。

 

ゼロクリック・エクスプロイトとエクスプロイト・チェーンを販売する市場は、長年にわたって数十億ドル規模の市場となってきた

TikTokの所有者であるバイトダンス社はハッキングの性質を認めなかったが、カスペルスキーやアシュアード・インテリジェンスなどのサイバーセキュリティ企業は、ゼロクリック攻撃によるものだと示唆した。

ナザロヴァス氏はこのように語った。

「高度な技術が求められるのは、こうした攻撃を可能にするバグを見つけ、そのバグを悪用するエクスプロイトを書くことです」

「ゼロクリック・エクスプロイトやエクスプロイトチェーンの販売は、長年にわたり数十億ドル規模の市場となっています。グレーマーケットやダークマーケットのエクスプロイト・ブローカーの中には、人気デバイスやアプリ向けのエクスプロイトチェーンに対し、 50万ドル (約 7200万円)から 100万ドル (約 1億4000万円)の提示をする者もいます」

ナザロヴァス氏は、一般ユーザーでも、過去にゼロクリックの「ドライブバイ」攻撃 (※ 悪意のあるプログラムをユーザーの同意なしで端末にインストールする攻撃)の被害に遭った事例があると付け加えた。

これは、悪意のあるソフトウェアが意図せずデバイスにインストールされた後に発生する攻撃であり、多くの場合、ユーザーがそれに気付くことすらない。

ハウス氏は、ゼロクリック攻撃は発見に費用がかかるソフトウェアやアプリの脆弱性を狙うことが多く、つまり犯人はたいてい「国家レベルの組織か資金力のある集団」だと述べた。

 

拡大するスパイウェア市場

最近の AI の革新により、音声複製やフィッシングなどの特定のサイバー犯罪がより蔓延しているが、ゼロクリック攻撃のリスクが高まったという証拠はまだないとナザロヴァス氏は言う。

ステーション X 社のハウス氏は、AI を使うことで「時間や経験、知識があまりなく、エクスプロイトを発見して作成できない人でも、ゼロクリックのエクスプロイトチェーンを作成できるのです」と述べた。

しかし、近年のゼロクリック攻撃の増加は、「 AI 主導の技術による直接的なものではなく、主にスパイウェア市場の拡大と高度なエクスプロイトの入手しやすさに起因しています」と彼は述べた。

同氏によると、ゼロクリック攻撃は 10年以上前から存在しており、最も悪名高かったのは、ペガサス・スパイウェア事件だという。

(※ 訳者注) 「ペガサス」は、イスラエル製のスパイウェア。近年、国際的なゼロクリック攻撃の多くに関与しているそうです。

2021年7月、ガーディアン紙と他の 16のメディアは、外国政府がイスラエルに拠点を置く NSO グループのペガサスソフトウェアを使用して、世界中の少なくとも 180人のジャーナリストとその他多数のターゲットを監視していると主張する一連の記事を掲載した。

ペガサスの監視対象とされた人物には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、インドの野党指導者ラフル・ガンディー氏、2018年10月2日にイスタンブールで殺害されたワシントン・ポスト紙記者ジャマル・カショギ氏などが含まれている。

NSO グループは当時の声明で 、「 NSO が以前にも述べたように、当社の技術はジャマル・カショギ氏の凶悪な殺害とは一切関係がありません」と述べた。

5月6日、カリフォルニア州の陪審は、NSO グループに対するプライバシー訴訟で、WhatsApp の親会社である Meta に 44万4719ドル (約 6400万円)の補償金と 1億6730万ドル (約 240億円)の懲罰的損害賠償を命じた。

WhatsApp の訴えはペガサススパイウェアに焦点を当てたものだった。訴状によると、このスパイウェアは「 Android、iOS、BlackBerry OSを搭載したモバイルデバイス上の通話、メッセージ、位置情報などの情報にリモートでインストールされ、リモートアクセスや制御を可能にするために」開発されたという。

(※ 訳者注)BlackBerry OS は、カナダの企業プラックベリー社のスマートフォン向けの OS です。

 

「担保ターゲット」

「攻撃者は一般的に、こうした高額な攻撃を、特に価値の高い情報や機密性の高い情報を持つ個人に仕掛けるのですが、一般ユーザーが時折、巻き添えの標的になることもあります」とナザロバス氏は述べた。

ナザロヴァス氏によると、企業はハッカーに「バグ報奨金」を提供し、ハッカーがこうした脆弱性を発見して企業に報告するように奨励している。ハッカーが脆弱性をブローカーに売り、ブローカーがそれを違法に利用する者に売り渡すのを防ぐためだ。

ハウス氏は、ゼロクリック攻撃に対する防御は「困難」だが、いくつかの簡単なサイバーセキュリティ対策でリスクを軽減できると述べた。

「ユーザーは常にソフトウェアとオペレーティングシステムを最新の状態に保ち、デバイスを定期的に再起動し、特に自分が高リスクの標的であると考える場合は、Apple のロックダウンモードなどの強化されたセキュリティモードを使用する必要があります」

(※ 訳者注)ロックダウンモードは、Apple のこちらのページに説明があります。ただし、使い勝手が非常に悪くなります。

ハウス氏は、どのような予防措置を講じるとしても、「先進的な国家による攻撃のような非常に高度な攻撃では、最も強固な防御さえも突破する可能性がある」ことを認識することが重要だと述べた。

ナザロヴァス氏によると、Apple、Google、Microsoft といった大手 IT 企業は、数十億台ものデバイスから膨大なテレメトリデータを収集し、ゼロクリック攻撃などの高度な攻撃の検知に活用しているという。テレメトリデータとは、スマートフォンやパソコンなどのデバイスからリモートで収集される情報で、特にアプリの使用状況や動作に関するデータは、パフォーマンスの向上、問題の解決、アクティビティの追跡に役立てられるため、中央システムに送り返される。

「こうした攻撃を可能にする脆弱性が検出された場合、自動更新により迅速に修正され、数十億人の人々にほぼ即時に展開されます」とナザロバス氏は述べた。


2025年5月26日月曜日

3804「神さまにお任せ」2025.5.26

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月20日の記事を紹介します。


「神さまにお任せ」


今日のテーマです。

このブログで、よく 「神さまにお任せ」すると書きますが、

その具体的な意味を,、小林正観さんが書いていますのでご紹介します。

<転載開始> 転載元 

■ 宇宙に自分の運命を委ねる

私は 

・事故に遭うこと、

・病気になること、

・死ぬこと、

・仕事に関すること、

・財産に関すること 

など全て

・宇宙任せ

・神任せ

にしています。

「好きにしてください」という状態なのです。

あるところで、ある示唆や、暗示的偶然の重なりが必ずあります。

その示唆に対し抵抗しない。

「こうしてみたら」という宇宙的示唆を感じたらその通りにする。

生き方、仕事、全て、私はそういう「流れ」が感じられたとき、

それが宇宙からの示唆だと思い、その示唆を指針としてきました。

宇宙からの「示唆」を素直に受け、

自分の好き・嫌いなどという感情や価値基準は二の次にします。

「偶然」的なことが二つ以上重なったなら、きっとそこには何か宇宙的意志があるに違いない、それに素直に従う。

シンクロニティ、意味のある偶然

流れに乗り、そのままイカダで下って行くのです。

「宇宙的意志」が感じられたらそう動く。

「引っ張られる」という感覚でもあります。

宇宙に自分の運命や運勢を委ねてしまう。

宇宙的流れがどちらを示唆しているかだけを考える。

そしてそれに従って動く。

私はイカダを浮かべているだけです。

■ 災難を避ける方法

良寛和尚がある人から「災難を避ける方法」を尋ねられたとき、

こう書き送ったと言われています。

 「災難に遭うときは遠慮なく災難に遭いなさい

  病気になるときは遠慮なく病気になりなさい

  死ぬときは、遠慮なく死になさい

  それが災難を避ける最良の方法」

災難も病気も死も、宇宙が色濃く関っているに違いないのです。

そういう分野のことは、「宇宙」や「神」にお任せしてしまう。

委ねてしまおうというわけです。

生きることが間違いなく楽になります。

■ 宇宙の声を聞く

今の職場をやめたいとか、今の人との結婚をどうしようとか、

そうした問題に苦しんでいるときは、よく耳を澄まし、よく目を見開くと、 

いくつかの現象が同じ方向を示しているものです。

その「宇宙の声」が分かり始めると楽しい。

さらに、素直に受け入れるほど、宇宙はどんどん「示唆」をくれるようになります。

自分の運命や運勢は「宇宙」に委ねてしまう。 

・生きること、

・死ぬこと、

・老いること、

・病気すること(生老病死の「四苦」

・愛別離苦、(愛する人と別れる苦しみ)

・怨憎会苦、(怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない苦しみ)

・求不得苦、(求めているものが得られないことから生じる苦しみ)

・五陰盛苦(肉体を持つが故の苦しみ)

についての全てです。

実は、「宇宙」に委ねるとは言っても、その宇宙が示してくれる環境は全て、

自分が生まれる前に設計し、用意していたものなのです。

ですから、自分にとって悪いようにはなっていないのです。

■ 病気に感謝

ある合宿で、難病の人六人を含む、十八人が集まりました。

その合宿は、結果的にその六人を中心とした「難病者合宿会」のようになりました。

私が感動したのは、六人が六人とも

「病気になったことに感謝している」ということでした。

「感謝」は観念論ではなく、非常に具体的なものです。

「世の中に、人のことを親身に考え、徹底的に親切で温かく、

思いやりがあり、限りなく優しい、そういう人たちがたくさん居て、

自分たちを待っている」ことに気が付かせてもらったというのです。

それらの人に会いに行き、知りあいになり、仲良く付き合い、

さらに人間を取り巻いている「精神世界」や「宇宙」の奥深さ、

面白さ、楽しさもを知ることができたのだそうです。

「もし病気にならなければ一生こういう素晴らしい世界や

人が存在することを知らなかっただろう」と口を揃えて言うのです。

挫折や困難や障害や病気を持つ人、直面する人、問題を抱えている人は、 

もしかしたらそのおかげで

普通の人生だったら簡単には出会えないような素晴らしいものに、

たくさん接することができるのかもしれません。

死に至る病気にさえ「感謝」する心境に、人間はなれるのです。

・優しいまなざし

・思いやりある言葉

・温かい笑顔 

のお陰で。

<転載終了>

宇宙の仕組みや、神さまの行動の原則などが分かってくると、楽しくなってきます。 

ありとあらゆるところに、神さまの働きを感じることができるからです。 

いつも傍に居てくださることが分かるからです。 

また、偶然が起きた場合も、「どうせ偶然でしょ」と冷たくあしらわず、 

「まぁ凄い、面白いね」と素直に喜んでいれば、

神さまはなおさら沢山の偶然を見せてくださいます。 

また神さまの声は、誰かの口を通してくることもあります。 

小川のせせらぎの音や、子供たちの笑い声、そよ風なども、

神さまが私たちにプレゼントしてくださっているものです。

そのように繊細な心で、神さまの働きを感じられるようになると、

もう全てのもの、事に感謝しかありません。 

神さまの働きに気付き、人が感謝すればするほど、神さまは私たちの身近で、 

良きことを起こしてくださいます。 

自分で、頑張って努力して、どうこうしようとか、人をどうにかしようとか、、

そんなこと、もうどうでもよくなります。 

今、現在、自分の居る場所で、全ては調和し、全ては充足し、満たされているのですから、

何かが足りないとか、これが無いからとか、そんなことは一切ありません。 

神さまは、私たちの置かれている状況を熟知していらっしゃいますから、

必要なものは全て、既に、周りに用意されています。 

それに不足を感じたり、不満を感じるのは、私たちの我がままです。 

今居る場所、環境、状態で満足し、感謝していれば、全てはうまく回るようにできています。 

それこそが、「置かれた場所で咲きなさい」と仰る神さまに、感謝をこめて報いる方法です。 

私たちは、一人一人生まれて来た目的があります。

その目的は、生きているうちに明かされることはありませんが、

「神さまの流れに任せ」ていれば自然に達成されるようになっています。 

素直で、優しい気持ち、お互いさまの気持ちで、

ニコニコ生きていれば、きっと素晴らしい人生になることでしょう。 


2025年5月25日日曜日

3803「愛とは何ですか?」2025.5.25

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月19日の記事を紹介します。


「愛とは何ですか?」


私たちはきっと、漠然とですが、神々の奇跡について

以下のようなイメージを持っているかもしれません。 

・目を見張るような、ビックリするようなこと

・目に見えない、魔法のような不思議な力

・一瞬で世の中が変わってしまうようなこと

・今のつまらない人生が一瞬で変わり、幸せになれるようなこと

ですが、きっと神さまは、そのような安直なことは なさらないと思うのです。 

またパワースポットなどを巡り、神様に頼り切り、

高いお布施を払ってご祈祷さえしてもらえば、幸せにしてもらえる。   

そのような物ではないと思うのです。 

神さまは、主に人間の中の、心の動きとして現れます。 

そして御心のままに、人を動かし、世の中を動かしていきます。 

それは、注意してみなければ気付かない、本当に些細な変化から始まります。 

ですが、その変化は、まさに神様のミワザです。 

着実に変化を起こし、長い目で後ろを振り返った時、

その時の変化が、きっかけで今の状況に至った・・ 

そんな変化のターニングポイントになっています。 

それほどまでに 神さまのミワザ、やり方は計り知れない力を持っています。 

そして、人々に気付かれないように、なさります。 

まさに知らずに、人々の心に入り込み

ご自分の仕業と、気付かせないようにヒラメキを与え、 

・心を動かし、

・言葉を発しさせ、

・身体を動かします。

それが、必要な様々な人を介し、有機的に繋がり、変化を起こしていきます。 

それでは、神さまの流儀、やり方を書きたいと思います。 

「1本のホウキが生んだ奇跡」のお話です。

<転載開始> 転載元 

何も見えず、何も聞こえず、何も話せない。完全な闇・・・

三重苦という重障害をもちながら、アニー・サリバンという最高の教師の力を得て、

目覚め、成長し、世界中の福祉に貢献した、誰もが知る偉人。彼女の名は ヘレンケラー。

彼女の存在が、どれほど世界中の人に愛の力をおよぼしたか、

どれほど多くの人々を救ったか、ですが、このお話は、そのヘレンケラーのことではなく、 

ニュー・イングランドにある精神病院で働く名も知れぬ、普通のお掃除のおばさんのお話なのです。

彼女の働く病院の地下室には、「緊張型精神分裂病」と診断された10歳の少女の患者がいました。

何に対しても、反応を示さず、ただ暗い地下室のベットに、うずくまっているだけ。

少女は、もう回復の見込みはないと考えられていました。

世界から見放され、一言も話すことなく、胎児のように、丸まったまま、

決して動こうとはしなかったのです。

以前はとても可愛らしい少女だったのですが、いまや、日々やせ衰えていくばかり。 

彼女は、そんな少女の個室のまわりを、毎日掃除をしに、やってきました。

そして、ドアの下のすきまから、食事をホウキの柄で、中に押し込みます。

彼女にも同じくらいの歳の娘がいたせいか、少女を不憫に思いますが・・

そこはただの掃除婦、何もしてあげることはできません。

そこで彼女は、せめてそこを去る前に、うずくまる少女の肩をホウキの先で、

そっとつついてあげることにしました。

「ねえ、あなたは一人じゃないんだよ! 

少なくとも、ここにあなたを気にかけている人間がいるんだよ」 

そういう思いを、伝えたかったのです。

掃除のおばさんには、この程度のことしかできませんでした。

ほんの小さな愛の実践です。

ホウキの先ほどの・・・

そんなことしかできませんでした。

でも、その程度のことしかできなくても、ただただ、伝えたかったのです。

だから、くる日もくる日も、彼女はホウキの先で、その少女を、優しくつつき続けました。

そして、何週間か経ったある日のこと、小さな変化が起こりました。

ただ死を待つばかりだった少女が、なんと自分の手で、食事を受け取るようになったのです。

さらに時が経つにつれ、少女は座ることもできるようになり、掃除婦のおばさんと話をすることまで、できるようになったのです!

こんなことって、ありえるのでしょうか?

偉いお医者たちでも、完全にお手上げだったのに?

こうして少女は、やがて奇蹟ともいえる回復をとげることができたのです。

それから何年か経った、あるうららかな春の日。

その精神病院の院長は、 

アラバマ州のひとりの紳士から、ある依頼を受けました。

その紳士のお子さんが重度の障害児で、世話をしてくれる人を探しているというのです。

その頃、あの奇跡的な回復をとげた少女は、20歳を過ぎていました。

院長は、自信をもって、その彼女を、紳士に紹介しました。

彼女の名は、アニー・サリバン。

そう、ヘレン・ケラーの偉業を生みだした教師です!

地下室で、ただ死を待つしかなかった、あの少女です。 

それは 小さな種だけど、小さきものが、種となりて、多くの豊かな愛の花を咲かせている。

その有名な人の、その元の元になるお方が、名も無きお人が、きっといる。 

ヘレン・ケラーを世に出さしめたアニー・サリバン女史。

そのアニーサリバン女史を世に送ったのは、なんと一本のほうきで愛を伝えた、

掃除のおばさんでした。

<転載終了>

今あなたは、目の前の人に関心を持って接していますか?

「ねえ、あなたは一人じゃないんだよ! 

少なくとも、ここに、あなたを気にかけている人間がいるんだよ」

そんな思いを伝えていますか?

ほんの小さなことでも、自分の出来る愛を尽くしていらっしゃいますか?

三重苦を克服したヘレンケラーは世界中の人に、愛の力を及ぼしました。

そして、苦しみの中に泣いている多くの人を救いました。

そして、そのヘレンケラーにつきっきりで愛を注いだ人がサリバン先生でした。

サリバン先生の大きな愛により、ヘレンは、症状は改善することがなくとも、 

人生に希望を見出し、自分の中に、神様を見つけたのでした。

そして、そのサリバン先生が、「緊張型精神分裂病」という病気で、暗い地下室で一人隔離されていた時に、愛を届けてくれたのが一人の掃除のおばさんだったのです。

まさに、これが神様のやり方です。

小さな小さな身近な思いやり、愛が繋がって、大きな大きな愛に育ちました。

その結果、沢山の方が光に包まれました。

神様に触れることができました。

もちろんヘレンやサリバン先生の、強い精神の力もあったことでしょう。

ですが彼女たちは、一時は見捨てられ、絶望の淵、死の間際に居たのです。

そこに神様の息吹を吹き込んだのは、1本のホウキによる小さな、小さな愛でした。

私たちは、自分が当事者で、苦労の渦中にあると、どうしても自分のことしか見えません。

その苦しい現象しか見えません。

ですが「ピンチはチャンス」と言う通り、神様は、その苦労の後ろにこそ、

大きな大きなプレゼントを用意して待っています。

それは苦しい環境に対する、不平、不満、愚痴、呪いの言葉ではありません。

そのような状況下であっても、他人に対する

優しさ、

思いやり、

感謝の気持ち、

「ありがとう」の気持ちです。

それに気付いた時、苦労が大きかった分、きっと大きな大きな

愛と幸せに包まれることでしょう。

それが神様のなさり方です。


<エピローグ>

サリバン先生が幼いヘレン・ケラ-をひざの上に乗せて、 

「愛とは何ですか?」 と質問しました。

三重苦の彼女にとって抽象的な概念を理解するのは難しいことでしたが、

その時ヘレンはこう答えたそうです。

「サリバン先生が初めて私の家に来てくださった時、私の頭の上に

何か温かいものが流れ落ちました。

それが愛です。」

サリバン先生が、ヘレンの上に流した涙は、石のように頑なになっていたヘレンの心を砕き、

氷のように冷え切っていた彼女の心をとかしたのです。

どんな力や権威でも、また、どんな知識や能力、医学や技術でも、どうすることもできなかった ヘレンの心の戸を開いたのは愛でした。


2025年5月24日土曜日

3802「地球の住人」2025.5.24

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月18日の記事を紹介します。


「地球の住人」


私たちはこの地球に生まれてきました。 

そして泣いたり笑ったり、苦しんだり、楽しんだり、色々な感情を心で味わいます。 

自分で味わうだけでなく、家族や友人と感情を分かち合ったりします。 

また心の進化が進んだ人は、神様と感情を分かち合い、魂の交流を図ります。

神々はこの行為を深く喜んでくださいます。

それほど私たち人間を慈しみ、愛しているからです。 

私たちは、誰もが永遠の命を持っています。

なぜなら私たちの魂は、神様から頂いたものなので、

神様と同じく、私たちの命には始まりも終りもありません。 

地球ができてから45億年。

私たちは、そのずっと前から存在してきました。

観測によれば、この宇宙はおよそ138億年前にビッグバンにより誕生しました。

また、私たちの宇宙の外にも、無数の別宇宙が存在していると言われています。

そこでは、私たちとは全く異なる自然法則、価値観の世界が展開されているのだとか。。

ですが、少なくとも私たちのこの宇宙では、 

「愛こそが全て」という共通の価値観が成立するようです。

神様は愛そのもの。

全ての現象の根底には愛が流れている。

憎しみさえも、愛の変形である・・ と言われています。

私たち永遠のイノチある生命体は、もちろん地球が存在する前から存在していました。

ですので、厳密な意味では、地球ネイティブな人は存在せず、全ての人の故郷は、 

別の星ぼしにあるとも言えます。

地球での学び、これは大変人気があり、なかなか転生させて頂けないようですが、

つかの間の学びが終われば、また故郷の星に帰って行くのでしょう。

私たちは、この永遠とも言える長い時の中で、大変な確率で出会い、

そしてお互い感情をぶつけ合い、愛し、愛され、憎み憎まれて 

この星の生を終わりにします。

時には同じ星から来た仲間たちと、出会うこともあるでしょう。

私たちには産んでくれた両親がおり、慈しみ育ててくれた誰かがいます。

共に学びあった友がおり、憎しみ合った誰かもいるかもしれません。

ですが、私たちには確実に地球を離れ、星に帰って行く日が訪れます。

愛する人たちに、いつかは「さよなら」を言う日が訪れます。

君と僕、本当は今まで、離れたことなどなかったんだ

全ては幻想に過ぎなかった

魔法のメガネが、そう見せていただけだったんだ 

僕は、小さな頃から

星空を見上げるのが好きだった

何故だかわからないんだけど、きっと星は何でも知っている

星が教えてくれる「愛」を 小さな子供の僕は知っていたんだと思う

今やっとわかったことがあるよ

全ては今この時を迎えるための、準備だったんだってこと

今、この瞬間をともに生きる、大切な仲間たちの「愛」に囲まれて 

僕たちはずっと一緒だったんだってこと

離れたことなど一度だってなかったこと 

今、それがわかる

このハートがドキドキして教えているから

今まで一人ぼっちだったことなんか、本当は一度もなかったこと

ただ、僕の目には、何かヴェールが掛かっていたから 

ちょっとの間、迷子になっていただけだったんだ 

何故かわからないのに溢れてくる涙 

迷子だった僕を見つけてくれた母が、抱きしめてくれた時の「涙」に似ている

本当はみんな何でも知っている

ただ、思い出すキッカケを、探しているだけなんだ

何故、ここで生きているのか、何をしにここに来たのか 

本当はハートは何でも知っている 

それは、何かしなくちゃいけないとか 

使命とか 、そんな大それたものじゃなくって 

自分のハートを信じてあげること

ただそれだけなんだ

そして、今できること、ハートが動かしてくれること 

今、目の前に居る人と、分かち合うことをすればいいだけのこと

同じ愛からできた仲間を、愛するだけのこと

それは、ちゃんとハートが教えてくれるから 

ドキドキしたら、それはOKのサインだから

溢れる涙は、 本当にそれでいいんだよっていう印だから

今、僕達は全てのものと繋がろうとしている 

今までの人生、全ての出来事 

すべての出逢いが今、僕をここに連れて来てくれたこと 

今の僕を創ってくれたもの 

何一つ、どれ一つ、 

誰一人 欠けてはならなかったこと

今、僕はみんなと繋がろうとしている

宇宙の愛と繋がろうとしている 

やっとこの星の住人

本当の自分として、生き始めようとしているんだ

古代ハワイ&ポリネシアに伝わっていた、「フナ(HUNA)」の叡智。

「フナ」とは、「隠された、秘密の」と言う意味を持つハワイ語で、

 古代ハワイ&ポリネシアの

「カフナ」と呼ばれるシャーマン達が使っている秘法の総称です。

ハワイの教師サージ・キングは、カフナの歴史を次のように述べています。

「アトランティス大陸が現れる遥か昔のある時、 

現在プレアデスとして知られている星団から 

或る人種(存在)がこの太陽系にやってきました。

殆どの聖人(存在達は)今日ムー伝説で知られる、太平洋にあった大陸に住み着きました。

彼等は自分たちをムー人と名乗りましたが、他の人達は彼等を【秘密の力を持つ人】という意味のマナフナ、又はメネフネと呼びました・・・

ムー(レムリア)ではかなり高度の文明が発達していたそうですので、 

プレアデス星団からの叡智を引き継いでいるかもしれませんね。


2025年5月23日金曜日

3801「現実を変える想いの力」2025.5.23

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月16日の記事を紹介します。


「現実を変える想いの力」


今日は、人間の持つ「想いの力」がどれほど強いものか、書きたいと思います。 

人間の「想い」は非常に強いものです。 

・生きている間であれば、無意識のうちに「生霊(意識)」も飛ばせます。

・肉体に変化を生じさせることもできます。 

それでは、まず一例を、元春日大社の宮司

葉室 頼昭さんの、ご著書「心を癒し自然に生きる」よりご紹介します。 

葉室 頼昭さんは、日本での形成外科医の草分け的な存在でした。 

<引用開始>

あるとき一人のお母さんが小学校四、五年生の男の子を連れて来た。 

見たら、男の子のおでこに、ひどい傷あとが残っている。

診察をして、「心配いりません。 きれいになりますよ」と言いました。

それなのに、そのお母さんがその傷をいちいち説明するんですね。

上から一ミリぐらいのところが膨れているとか、

そこから曲がって二、三ミリしたら赤くなっているとか、

上から下まで全部説明して、「これがきれいになりますか」と聞かれるから、

今度は「きれいになりません」と答えました。

「いま先生はきれいになると言われたではないですか」と言うのですが、

お母さんがそんなに子どもの傷に心を集中していたら、絶対にきれいにならない。

またお母さんの 「念」が、傷を出しますよと言いました。

なぜお母さんがそこまで固執するのかというと、

その子どもが赤ちゃんのとき、お母さんが持っていた剃刀か何かで、

誤って赤ちゃんのおでこを切ってしまったんですね。

それを思い続けていままで来たから、

その傷から目を離すということができなかったのです。

「どうしたらきれいになりますか」と言うから、お母さんが傷のことをいっさい考えない、

忘れると言うのなら手術をしてもいいけれども、

そうでなかったらきれいにならないから手術をしないと言いました。

そうしたら、そのお母さんが「今日からいっさい傷のことを言いません」と言うので、

手術をして、その傷はきれいに治りました。

それからも十日か半月に一回ずつ通院して、一年がたちました。

ところがなんと、前と同じ傷がおでこに現われてきたのです。

手術する前と全く同じ傷です。 

へこみから赤みかみから、まったく同じ傷ができていた。

こちらが寒気がするほどです。 

「やっぱりお母さんは、その傷が忘れられなかったのです。

手術したおかげできれいになった。そこまではいいんです。

ところが、「先生、ちょっと待ってください。

上から五ミリぐらいのちょっと赤いのは大丈夫ですか」と、

すぐにまた言い出した。

それから一年間、来るたびに言い続けていました。

そして一年たったら、まったく同じ傷が現われてきたんです。

それは確かに、自分の手で手術をして、間違いなくそのときに全部取ってきれいになっ ています。

でも、またその傷が出てきた。単に傷あとが目立ってきたということではない。 

前と同じ傷が出てきた。

いかに母親のこころが

子どもに影響するかということを、目の当たりにさせられました。 

<引用終了>

葉室 頼昭さんの手術は、神様とともに行っていました。

土台は、あらゆるものに対する「感謝の心」です。 

これにより、世界でも例をみないほど、後に残らない

みんなが幸せになる手術を行っていました。 

この例は、母の強い思いが、子供に現実の傷跡として現れたという例です。 

私たち人間の想いの力は強く、それは、強い想いであればあるほど、

持続すればするほど、現実世界(3次元の世界)に現れやすくなります。

それは、私たち人間が神さまと同じ力を与えられているからです。 

またアメリカの心理学研究チームが

「典型的な二重人格の青年を発見した」と報告したことがあります。

「二重人格」とは、一人の人間に異なる二つの人格が生まれるケースです。

この青年の場合、通常のA人格のときはオレンジにアレルギーがあり、

別のB人格になるとアレルギー症状がサッと消えるという現象がわかりました。

「病気」は「人格」と連動していて、「心が健康」であれば、

「体も健康」だということが実験で証明されました。 

私たちが、考えたこと、意識したことは、

そこにエネルギーが供給されることと同じことです。 

どんどん、エネルギーが流入し、現実化しやすくなります。 

五体不満足の著者「乙武洋匡」さんが、

「じゃがいも」のような手と足しかなく生まれた時(著作の記述通り)、

1ヶ月遅れの母子対面の時、病院の医師や看護婦、周りの人々が手足のない息子を見て、

母が卒倒するのではないかと心配していましたが、

お母さんは、開口一番「まあかわいい」と言ったそうです。

その後もお母さんは、彼の無いもの(手、足)に意識を向けることなく、

彼の全部をひっくるめて愛してくれました。 

母が、無いもの(手足)に、何時までも執着し、悔み

意識を向け、落ち込んでいたら、きっと母子ともに暗い人生を歩んでいたかもしれません。 

子供が心配だ、心配だと、何時までも、取り越し苦労をし、心を乱していたら、 

そこにエネルギーが流入し、きっとそれが、現実化することでしょう。 

このことは小学生の神様トキ君も同じことを言っています。 

意識の力は強大です。

これは私たちの意識の科学でもあるのですが、私たちが何か意識するだけで、

そこにエネルギーが流れ込みます。 

(私たちは本来、神さまと同じ力を持っていますから、神さまと同じことが起こるのです。)

例えば、人の悪いところが気になり意識していると、本当は小さな小さなことなのに、過大に悪しきことが評価され、 自分にはその悪い面しか見えなくなります。

相手も、そう思われていることに、無意識に気付いていますから、

自分のことを「悪」と観ている人の前では、「悪」、もしくはさらにパワーをもらい、

「極悪」としてふるまってしまうのです。 

その極悪人と言う役目を、私たちの無意識から受け取ったからです。

ですから、悪しきことには、意識を向けないことが大切なのです。

これを「悪」ではなく、どこか良いところを探し、相手の「良き心」を意識すれば、 

これと逆の現象が起こり、良き部分に、エネルギーが流れ込み、その人は、

天使のような慈悲の人となることでしょう。

ですから、私たちが、どの部分に意識を向けているか?

それはとても大切なことです。 

私たちの心を 

・いつも穏やかにしておくこと、

・感謝の気持ちで満たしておくこと。

人は、 

・自分のことを「良き人」と見てくれる人に対し、

・自分のことを信頼してくれる人に対し、

・自分に感謝してくれる人に対し、

どのような極悪人であろうと、善人にしか、なれなくなるのです。

これは、人に限ったことだけではありません。 

神様が作ってくださった被造物、全てに当てはまることです。

どのような人、物、状況に対しても、病気、ケガもですね。。

感謝し、受容(受け入れる)していれば、 

悪しきことは、忘れ、良きことに意識を置いておけば

それだけで、神様は良きように計らってくださることでしょう。


2025年5月22日木曜日

3800「目的は「人々を堕落させ搾取することで文明社会を破壊する」」2025.5.22

今回はIn Deepさん2025年05月11日の記事を紹介します。


「目的は「人々を堕落させ搾取することで文明社会を破壊する」」ことだという米国のオンラインネットワーク「764」のあまりにも陰惨な現実

https://indeep.jp/dangerous-online-network-targeting-children/


「悪」がオンラインで拡大している

日本でも、最近は何だか陰惨だったり暴力的だったりする事件の報道がとても多いですが、最近、アメリカで拡大している「 764 」というオンラインネットワークについての報道を ABC ニュースで読みました。

これが何とも久々に、背筋が凍るような感覚に陥った内容でした。なかなかゲンナリする内容ですが、最初にその報道をご紹介したいと思います。

なお、記事に出てくる Roblox(ロブロックス)と Discord (ディスコード)というのは、それぞれ以下のようなものです。

ロブロックス  ユーザーがゲームを作成、共有し、他のユーザーが作成したゲームをプレイできるオンラインゲーミングプラットフォームおよびゲーム作成システム。2020年8月の時点で、月間のアクティブユーザー数は1億6400万人を超えており、米国では16歳未満のすべての子供たちの半数以上がプレイしている。

ディスコード  インスタントメッセージ・ビデオ通話・音声通話・VoIP フリーウェアである。アメリカ合衆国で開発されており、2024年時点でユーザーは 5億6,000万人近くに達している。

764 は、こういう、あまりにも数多くの若者たちが日常的に普通に盛っているプラットフォームを使って拡大してきたようです。

ここから報道です。

FBIは、10代の若者を狙う暴力的なオンラインネットワーク「764」に関連する250件の捜査を開始したと高官が発表した

FBI has opened 250 investigations tied to violent online network '764' that preys on teens, top official says

ABC NEWS 2025/05/06

FBIは、子供を狙う危険なオンラインネットワーク「764」に警鐘を鳴らしている。

FBI 当局者は、オンラインプラットフォームを通じて十代の若者たちと親しくなり、性的・暴力的行為をエスカレートさせるよう強要し、被害者に露骨なポルノを作成させたり、ペットに危害を加えたり、自分を傷つけたり、自殺させたりする暴力的な捕食者の緩やかなネットワークについて、ますます懸念を強めていると述べている。

「764」として知られるネットワークの一部であるオンラインの捕食者たちは、被害者に対し、その様子を収めた写真や動画の送信を要求する。その衝撃的なコンテンツは、764 のフォロワー間で共有されたり、被害者からさらに脅迫されたりするために利用される。当局によると、捕食者の中には、被害者を苦しめる様子をオンラインで生中継で視聴できる「視聴パーティー」を主催する者もいるという。

「悪いことはこの世にたくさんあるが、これは私たちが目にしている中で最も憂慮すべきことの一つだ」と、現在 764 に関連する米国政府の捜査の多くを指揮している FBI 対テロ部門の責任者で FBI 次官補のデビッド・スコット氏は語った。

スコット氏は ABC ニュースとの独占インタビューで、FBI は現在 250件以上の同様の捜査を進めており、全国 55か所の支局すべてが 764 関連の事件を扱っていると語った。

同氏は、FBI は 9歳という幼い犠牲者も目撃しており、連邦当局者は、世界中に何千人もの犠牲者がいる可能性があることを示唆していると述べた。

 

「ニヒリズムの暴力的過激派」という新しい犯罪カテゴリー

「とても怖くて恐ろしいことです」と、764 事件に巻き込まれた 10代の少女を持つコネチカット州の母親は ABC ニュースに語った。

「私たちは娘をそのような活動と関係させるように育てたわけではないので、受け入れるのは非常に困難でした」と母親は、ABC ニュースが彼女や娘の名前を明かさないことを条件に語った。

昨年、コネチカット州バーノンというニューイングランドの伝統的な町で、地元警察は、元優等生だったこの少女を、海外の 764 信者と共謀し、自身のコミュニティに爆破予告をしたとして逮捕した。

警察が彼女のデバイスを捜索したところ、彼女自身のわいせつな写真、自傷行為を描いた写真、そして 764 に敬意を表している写真が発見された。

スコット氏の説明によれば、764 や類似のネットワークの主な目的の一つは「混乱を引き起こし」そして「社会を崩壊させること」だ。

そのため、FBI の対テロ部門と司法省の国家安全保障部門は現在、764 とその派生組織を国内テロの潜在的な形態として調査しており、最も凶悪な行為者を特徴づける「ニヒリスト的暴力的過激派」という新しい用語を作り出した。

「血みどろのシーンが多ければ多いほど、暴力も激しくなり…それがグループ内での彼らの地位を高めるのです」とスコット氏は述べた。「つまり、被害者に最も大きな危害を加えることが、一部のグループにとって一種の名誉の印となっているのです」

ABC ニュースが全国の事件を調査したところ、過去数年間に州および連邦当局は少なくとも 15人を児童ポルノまたは武器関連の容疑で逮捕し、法廷で 764 との関わりを告発した。

連邦裁判の事例の一つで、アーカンソー州在住の 24歳の男性、ハイロ・ティナジェロは、要求に抵抗し始めた 14歳の少女の殺害を企てた。3ヶ月前、共謀罪と児童ポルノ罪で有罪を認めた際、ティナジェロは、この殺人によって 764 ネットワーク内での自身の地位が向上すると考えていたと述べた。判決言い渡しは 8月に予定されている。

別の連邦裁判では、フロリダ州タンパ在住の 19歳のジャック・ロッカーが、司法省が「インターネット上で入手可能な最も恐ろしく邪悪なコンテンツの一部」と呼ぶ 8,300本以上の動画と画像を収集した。彼は1月に児童性的虐待資料の所持で有罪を認め、懲役 7年の判決を受けた。

ロッカーはコレクションを蓄積する過程で、デジタルコンテンツを「 764 」や「 kkk-racist 」といったタイトルのフォルダに整理していた。

「トロフィー」と名付けられた別のフォルダには、彼のオンライン上のニックネームを体に刻み込んだ被害者の写真が含まれていた。これは「ファンサイン」と呼ばれる自傷行為の一種だ。また、残忍な斬首動画を制作した国際テロ組織にちなんで「 ISIS 」というタイトルのフォルダもあった。

当局によると、764 ネットワークのフォロワーはあらゆる種類の暴力的なコンテンツを被害者と共有しているが、中には 1999 年のコロンバイン高校銃乱射事件など過去の大量殺人事件を美化したり、ネオナチや悪魔主義といった他の過激なイデオロギーを被害者に紹介したりする者もいるという。

「彼らは若者たちの感覚を麻痺させ、若者たちが何にも動揺しないようにしたいのです」と FBI のスコット氏は語った。

わずか 2週間前、司法省はノースカロライナ州在住の 20歳の男性、プラサン・ネパールを逮捕したと発表した。

彼は 764 の宣伝、若者からの恐喝、そして恐ろしいコンテンツの制作に特化したエリート向けオンラインクラブの運営容疑で逮捕された。彼はまだ罪状認否を受けていない。

司法省は起訴状の中で、ネパールが 4年以上前にテキサスを拠点とする創設者とともに 764 の立ち上げを支援したと述べた。

起訴状では創設者の名前は明らかにされていないが、連邦法執行機関の情報筋は ABC ニュースに対し、創設者はブラッドリー・ケイデンヘッドであると特定した。ケイデンヘッドは 2023年に児童ポルノ関連の複数の罪で有罪を認め、テキサス州で懲役 80年の刑に服している。

裁判所の文書によると、ケイデンヘッド容疑者はソーシャル・プラットフォーム「ディスコード (Discord)」上に新しいオンライン・コミュニティを立ち上げ、15歳だった当時、郵便番号が 764 で始まるテキサス州スティーブンビルに住んでいたため、そのコミュニティを「764」と名付けたという。

 

「あらゆるコミュニティに存在している」

数百人の「ディスコード」フォロワーを獲得した最初の 764 グループの立ち上げ以来、764 は世界的な運動となり、ソーシャルメディア企業や法執行機関による追跡を避けるために頻繁にブランド名や名前を変更する派生グループやサブグループが数多く誕生している。

元々の 764 自体は、オンライン上の過激派や残虐行為を重視するグループから派生したものだ。

「これは、グループとしてではなく、イデオロギーとして捉えるべきです」と、バーノン警察の刑事トミー・ヴァン・タセル氏は 764 や類似のネットワークについて述べた。

「名前が何であろうと関係ありません。この種の行動を奨励する行為者はたくさんいるのです。つまり、どこにでも、あらゆるコミュニティに存在しているのです」

実際、ヴァン・タセル氏が最終的に調査することになるコネチカット州の少女は、海外の男によって 764 に引き込まれている。

彼女の家族が 764 関連の典型的な出会いとして描写したように、少女は人気のオンラインゲームプラットフォーム「ロブロックス」で、その海外の男と知り合い、その後、ゲーマー向けのディスコードを含むオンラインでより頻繁にコミュニケーションをとるようになった。

その男は、彼女に自分をボーイフレンドだと思い込ませ、彼女は自分の性的な写真を男に送った。それは、被害者がエスカレートする要求に従わない場合は、764 の信奉者が広く共有すると脅すような種類の画像だった。

警察によると、彼女は額に 764 と記された裸のバービー人形の写真、彼女自身が自分を傷つけている写真、彼女の血で書かれた、彼女の恋人だとされる人物を「神」と呼ぶメモなど、764 に関連したさまざまなコンテンツを制作していたという。


コネチカット州バーノン警察が、オンラインネットワーク「764」に関係する17歳の少女のデバイスで発見した日付不明の写真には「764」とマークされたバービー人形が写っている。

「彼らは彼女を自分の所有物だと感じていました」と少女の母親は語った。

ヴァン・タセル刑事によると、少女はさらなる恐喝を恐れ、自身が耐えてきたのと同じような脅迫行為に加わり始めたという。

FBI のスコット氏は、「被害者となった個人に代わって」行為をすることで「被害者がその後、加害者になる」というのはよくあることだと述べた。

家族によると、そのコネチカット州出身の少女はロブロックスのアカウントをハッキングしてロックする訓練を受けており、アカウント所有者にアカウントの返還を求めることができたという。

また、2023年末から昨年初めにかけて 3か月間、バーノン地域の学校を揺るがした一連の脅迫行為の指揮に加担した疑いもある。

「ロックビル高校の前に爆発物 2個を置いた。もし爆発しなかったら、学校に入って目に入る生徒を全員撃つつもりだ」と、2024年1月下旬、イギリス訛りの男性がバーノン警察への通報で主張した。

これらの脅迫により、ヴァン・タセル刑事はその少女に辿り着き、その少女は共謀罪で逮捕され、少年裁判所に送致された。

しかし、逮捕される前から、彼女は自分に向けられた要求の一部に抵抗し始めていた。

その結果、彼女の自宅はいわゆる「スワッティング」の攻撃にさらされるようになった。スワッティングとは、犯罪や暴力に関する虚偽の通報で SWAT 部隊を特定の場所に誘導し、標的を威嚇しようとする行為だ。

「ある時、彼らは私たちの家全体を包囲しました」と少女の母親は言った。「それはずっと続きました」

FBI のスコット氏は、スワッティングは 764 や類似のネットワークの支持者が、従わない場合によく使う戦術だと述べた。

ヴァン・タセル氏によると、コネチカット州の少女の事件の中心人物である男は、現在も当局の捜査中だという。

 

「親は子どもの行動や性格の変化に注意してほしい」

ヴァン・タセル刑事と FBI のスコット氏は、子どもが 764 の被害に遭うのではないかと心配している親たちに向けて、いくつかのアドバイスを提供した。特に、親たちは子どもがアプリケーションやオンラインゲームで何をしているのか見守るべきだと述べた。

オンラインゲーミングプラットフォームのロブロックスの広報担当者もこれに同意し、ABC ニュースへの声明で、特に 764 はオンラインの安全対策を回避するために「さまざまなオンラインプラットフォームを利用していることで知られている」ため、保護者は「オンラインの安全性についてオープンに話し合う」べきだと述べた。

一方、インスタントメッセージ・フリーウェアのディスコードの広報担当者は、764 は「業界全体の問題」であり、「 764 の恐ろしい行為はディスコードや社会に存在するべきではない」と述べた。

両広報担当者は、両社ともユーザーに対して安全で安心なオンライン環境を提供することに「尽力」しており、各社とも有害なコンテンツを削除する技術を使用し、ポリシーにより児童を危険にさらす行為を禁止していると指摘した。

ディスコードはさらに、「水面下で」「法執行機関に積極的に情報を開示」し、「可能な範囲で」764 の打ち上げを支援したとされるネパール容疑者に対する当局の立件を支援したと付け加えた。

ヴァン・タセル刑事と FBI のスコット氏は、親は子どもの行動や性格の変化にも注意し、飼い犬の疑わしい怪我や自傷行為の証拠にも注意する必要があると述べた。

スコット氏は、暑い日に子どもが長袖の服を着ていたり体を隠そうとしたりするのは、自傷行為の兆候かもしれないと述べた。

「とにかく、警戒すべき事態には気を付けてほしいと思います。そして、これはすべて、ネット上で起こっていることの結果かもしれないということを念頭に置いてほしいのです」とヴァン・タセル氏は述べ、心配な場合は警察に通報するよう保護者に促した。

764 事件で逮捕されたコネチカット州の少女については、母親が ABC ニュースに対し、少女は当局に協力し、事件は「ほぼ解決」し、支援を受けて現在は「元の道に戻った」と語った。

「彼女は友達と会えるようになったし、活動にも参加できるようになりました」と母親は言った。「まだ完全には戻っていないけれど、少しずつ元に近づいています」

________________________________________

 

ここまでです。

先日の In Deep の記事の中で、日本では 20代と 30代の 99%以上が、スマートフォンを利用していることについてふれましたが、この「率」はアメリカ……というか、主要国ではどこでも同じようなものだと思いますけれど、スマートフォンがダイレクトに、この記事のようなリスクに直面する機会となってしまっているようです。

先ほどとは別の報道では、764 ネットワークの 2人が逮捕されたことにふれていまして、そして、「宣誓供述書」について以下のように、「 764 の使命は弱い立場の人々を堕落させ搾取することで文明社会を破壊することだ」と書かれています。

ブライトバート紙の報道より

司法省は宣誓供述書を引用し、このネットワークの使命は弱い立場の人々を堕落させ搾取することで文明社会を破壊することだと述べた。

「764ネットワークの加速主義的目標には、社会不安やアメリカ政府を含む現在の世界秩序の崩壊などが含まれている」と同局は指摘した。

breitbart.com

今から 8年くらい前に、ロシアで「若者を自殺に追いやる」オンラインネットワークのことを書いたことがあります。

以下の記事です。

・誰かが「ネットを使った若者の大量殺りくの実験」をしているかもしれない : ロシアのSNS「青いクジラ」で、これまでに少なくとも130人の少年少女が合理的な理由がないままに自殺

In Deep 2017年3月2日

その後、青いクジラはインドなどでも多くの若い死亡者を出したことをこちらの記事で書いています。

しかし、764 は、それよりも「根本的な悪」の感じが強いです。

特に、十代や二十代のお子さんをお持ちか、あるいはご家庭にいらっしゃるような場合、そして、その子が極端にソーシャルメディアに依存している場合などは、注意されてほしいと思います。

ちなみに、もともと SNS というものが、

「人間の心理学的な脆弱性を悪用する意図で設計されたものであり、知らぬ間に子どもたちの脳を破壊している」

ことを、フェイスブックの創設者が述べた記事を以下で翻訳したことがあります。

フェイスブックやインスタグラムを含むSNSが、「人間の心理学的な脆弱性を悪用する」意図で設計され、「いかに子どもの脳を破壊しているか」が元CEOより暴露される

In Deep 2017年11月10日

ソーシャルメディアは、本当に文明と良心の両方を破壊してしまうものなのかもしれないと今回の報道を読んで思います。


2025年5月21日水曜日

3799「心が作り出す現実」2025.5.21

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月14日の記事を紹介します。


「心が作り出す現実」

今日は斎藤一人さんの「上手くいかない訳」です。 

自分の人生を作っているのは、自分の心 

決して、 

・偶然に今の不幸な境遇になった

・棚からぼた餅で幸運を手に入れた 

訳ではありません。 

自分の心の中にあるものが現実化して目の前に現れています。 

そのことを心から腑に落とせれば 

どんな時でも、幸せになる方法を手に入れたということと同じです。

<転載開始> 転載元 

不幸そうな人をよく見てみるとね、そういう人って、

愚痴や泣き言、人の悪口を言っていることが多いんです。  

例えばお茶は、水に茶葉が入っているよね。

煎(い)れる前に茶葉を抜いたら、ただの水にしかならない。 

何が言いたいんですかっていえば、物には必ず構成要素があるということです。 

お茶には、水と茶葉という構成要素がある。 

それと同じように、あなたに今起きていることは、

そういう構成要素が心にあるからなんだよ。 

嫌なことばっかり起きるんだとしたら、

・自分の中に悪口っていう要素があるんじゃないかな、

・愚痴の要素があるんじゃないかな。

そう考えてみて。

悪口は、人のことを言うこと。 

愚痴は、自分の弱音。

うまくいかない人ってね、ほとんどは悪口とか愚痴とかの要素があるからだよ。 

愚痴とか悪口とかってね、絶対に言わないつもりになっても、つい言っちゃうんです。

でもね、言わないぞって決めたら、必ず減っていきます。 

それを繰り返してると、ちょっとずつ分が変わってくる。

自分の構成要素が変わってくるんだよね。 

で、自分が変わると、世の中って見事に変わっちゃうんですよ。 

一人さんってね、ものすごく幸せなんです。 

商売だって、バブルも何も関係ない。

バブルのときも景気はよかったけど、バブルがはじけても景気がいいんだよ。 

リーマンショックだって、私には関係ないの。 

なぜかって言うと、私は人の悪口って言わないし、国の悪口も言わない。

アメリカのせいだとも言わないんです。

そういう人には、普通とは違う現象が起きてくるんだよね。 

もし家の中で家族が愚痴や文句ばかり言っていたとしても、

自分は言わないようにすればいい。

一緒になって言っても、世の中が自分の思う通りになるわけじゃないし、

生活がよくなるわけでもないからね。 

むしろ、言えば言うほど状況は悪くなるだけです。

だったら、相手が何を言っても、自分は言わないことに挑戦してみようって思うこ とだよ。

人生を変えたかったら、何か別のことをしなきゃ。 

今までと同じことをしながら別の人生を望んでも、それは無理だよ。

愚痴とか悪口とか泣き言を言いながら、幸せな人生を欲しがっても絶対にできないんです。

あり得ないよ。 

だって、愚痴とか文句を言ってること自体、もう不幸なんだから。

まずは、それを やめることだよね。

そう思って、愚痴とか悪口をやめることに挑戦してごらん。 

筋肉質になりたかったら、筋トレとか体操をしなきゃいけない。

それと同じで、部屋でゴロゴロしながら筋肉質になりたいって、それは無理なんです。

会社に行ってると愚痴が出るって言うんだったら、会社を辞めたっていい。 

ご主人の悪口がやめられないんだったら、別れちゃえばいいんだよ。

ただね、人や環境のせいにして愚痴や悪口がやめられない人って、

往々にして、会社を辞めても、旦那と別れても言い続けてるもんだよ(笑)。

<転載終了> 

一人さんが仰るように、愚痴や泣き言、人の悪口を言っている人は 

・笑顔が無いし、

・いつも不幸を背負い

・ついてない事ばかり起こる人生を歩む 

人が多いようです。 

それに対し、 

・笑顔で

・「ありがとう」の言葉を口にし

・いつも周りに感謝している人は 

幸せで、温かで優しい人々に囲まれていることが多いようです。 

愚痴や、泣き言、悪口を言わない・・・ 

と言うことは簡単そうに見えて、癖になっていますから、

何度も、繰り返し、失敗し、決心し尚す必要があるかもしれません。 

ですが、その努力の恩恵は、計り知れない幸せになって自分に帰ってきます。 

自分の回りで起こって来る出来事は、全て自分の心、発した言葉から起こって来ます。

「自分の発する言葉」とは、普段私達が考えていること・・ということです。

つまり今、私達の置かれている環境は、

私達の意識に丁度良いもので囲まれていると言うことです。

ですから、 

・甲斐性の無い夫も、

・いつもガミガミと文句を言っている妻も、

・言うことを聞かない反抗的な子供も、

・怒鳴ってばかりいる上司も、 

全ては、今の自分に丁度良いから、存在していると言うことです。

もし、幸せな、落ち着いた、思いやりのある環境の中で生きて行きたいなら・・・

「嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ツイてる」と

言い続けていると、 

「嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ツイてる」

仲間が集まってきます。

このような言霊を使うことにより、自分自身がまとう波動と言うか、

オーラというか、雰囲気を変えて行くことで、

それにふさわしい(丁度良い)未来が作られていきます。

貴方は普段、どのような言葉が多いですか?

不平・不満・愚痴・悪口・陰口・恨み・ねたみ・そねみ などの言葉ですか?

それとも

嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ツイてる などの言葉ですか?その貴方の発した言葉は、

・回りを元気にしますか、

・勇気づけますか、

・笑顔にしますか?

それとも、その言葉を聞いた、周りの人は、 

・暗く、重苦しい気持ちになりますか?


2025年5月20日火曜日

3798「神さまの教える諦めの心」2025.5.20

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月13日の記事を紹介します。


「神さまの教える諦めの心」

今日は、聖なる諦め、、 

諦めることがゴールであり、スタートであるというお話です。 

このテーマでは、以前から何度も何度も書いていますが、 

このテーマも、日本神界 高位の魂である

山幸彦の魂を持つ、小学生のトキ君の情報とピッタリと一致しているため、

このことが、神様の真実であることが推認できます。 

私のブログでは、ブッダやイエス、そして日本人の心に伝わる古の神道を情報ソースとして書いていますが、 この小学生の子供が、いくら神様の魂を持つとは言え、同じ内容を語っていることに驚きます。 

既に、沢山の神様の魂が、この日本に転生を始めているそうです。 

本当に「精神性復活の時代」夜明けが近づいて来た様です。

トキ君は以下のように話しています。 

・諦めるは、ゴールでありスタート

・諦めると、また新たなスタートに立てる

・「諦めない」と言う言葉は、ゴールを自ら遠くへと設定してしまうこと

・諦めた瞬間に心が解放される

・本当に自分がやりたいことであれば、あきらめなくても良いけれど

少しでも嫌な気持ちがあるなら、諦めて新たなスタートに立った方が良い

・諦めると楽になって心が明るくなる

・諦めた瞬間に、どんなことでも出来るようになる

・諦めるということは「それでいいんだよ」って言うこと

・諦めないは「それじゃ、ダメ」って言うこと

・諦めるとは 認めるっていう意味

・出来ない自分を諦める

・出来ない相手を諦める

また同じようにブッダと神道のエッセンスより

「諦め」について以前書いた記事がありますので、加筆修正して載せたいと思います。

小林正観さんのお話から、

ブッダの悟りと、日本に昔からある神道が、驚いたことに全く同じ到達点にたどり着いている。について書こうと思います。 

ブッダは2,500年前に、この世の苦しみ、悲しみの原因は、

自分の思いどおりにならないこと、と悟りました。

自分の思いどおりにならないことに対して、それに逆らって

なんとかしようと するからこそ、人は悩み・苦しむのです。

人の苦しみや悲しみは、外から与えられるものではありません。

苦しい・悲しいと思う心

つまり、人の内(心)から

苦しみや悲しみが発生しているのです。

だから、お釈迦様は、こうおっしゃっています。

「すべて、受け入れなさい」と。

それは、頑張る生き方ではなく、楽に生きる生き方です。

・人に頼って

・人に甘えて

・あるいは人に頼られて

・時には人から甘えられて

自分の思いどおりに、世の中を変えようとしないで、

それを受け入れて、こころを楽にして生きてゆくこと。

そして、最高の形は、「ありがとう」と、感謝することだったのです。

・水を飲めることに「 ありがとう 」

・息ができることに「 ありがとう 」

・食事できることに「 ありがとう 」

・仕事があることに「 ありがとう 」

・家族がいることに「 ありがとう 」

・友達がいることに「 ありがとう 」

・話ができることに「 ありがとう 」

・歩けることに  「 ありがとう 」

・病気でないことに「 ありがとう 」

・生きていることに「 ありがとう 」 

これは、日本に古くから存在していた古神道と同じ結論です。 

感謝の心が神々の恩寵の表れる場となる・・ 

ということです。

 日本の神道には 

・教義も

・教祖 

もいません。 

だから宗教とは呼ばれません。

全てのもの、全ての自然現象に神々の意吹きが宿るとして、

尊重し、敬う心です。 

このブッダの悟りの神髄に対して、きっと反論のある方もいるかもしれません。

だって実際に 

・貧困でお金がなく

・病気で、毎日が苦しい

・友人に裏切られた

・職場にいじめが存在する

・世の中には許せない犯罪者がいる 

・憎い

・苦しい

・辛い 

自分が辛いのは 

・あいつのせい

・世の中のせい 

でもきっと、ご本人もわかっているはずです。 

自分が辛く、苦しいのは 

・憎しみの心があるから

・人のせいにしているから 

ブッダは仰いました。

「すべて、受け入れなさい」(そのことを諦めなさい、許しなさい)

自分の心の状態が現実を作ります。 

憎しみの心を抱いていては、

次から次へと 憎しみの対象が目の前に現れてくることでしょう。

「これがない、あれもない」と、常に足りない部分ばかりを見ていては、 

地獄の餓鬼と同じ心になってしまいます。 

そもそも神様は、私たちが生きていくうえで、必要なものは全部、準備してくださいました。

そのうえで、私たちを、その場所に置いてくださいました。 

「置かれた場所で、咲きなさい」と。 

神さまが準備してくださったものは 

・健康や

・お金

・幸運 

それだけではありません。

・苦しみ

・悲しみ

・貧困

・病気 

も一緒に置いてくださいます。 

それは、その状況が、私たちの魂を磨いて、輝かせてくれるからです。 

本人が超えられないものは、置かれません。 

人よりもつらく、悲しく、苦しい状況は、神様に見込まれているからです。 

私たちは、足りないことばかり見つめることをやめ、

ゆっくりと、澄んだ心で周りを見渡せば、

きっと、本当の幸せを見つけることができるでしょう。 

なぜなら、 

誠の幸せこそ、神様が私たちに、一番、渡したいと願っているものだからです。 

幸せは、向こうから勝手にやってくるものではありません。

すでに自分を、山ほど取り囲んでいるものです。

神様が準備してくれていたものです。

それに、気がつけるかどうか。 

ただそれだけの違いのようです。 

そうブッダは、般若心経で教えてくださいました。 

・憎しみの心

・人を蔑む心 

が消えて、お幸せになられますように。


2025年5月19日月曜日

3797「神様の通り道」2025.5.19

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月09日の記事を紹介します。


「神様の通り道」

神社や仏閣。

私達一般の人間は、願いを聞いて欲しくてよく参拝します。 

霊験あらたか、ご利益があると聞けば,全国あちこちに出かけます。 

願いが良く叶う、そういった神社・仏閣には、

もしかしたら、力のある神さまや、仏様がいらっしゃるのかもしれません。 

噂が噂を呼び、ますます人が押しかけ 

・病気を治して欲しい

・お金に困らないようにして欲しい

・家内が穏やかで円満であって欲しい

・良縁に恵まれ、幸せになりたい 

そのような人間の欲望が渦巻くのかもしれません。 

ですが、神様の存在とは、私達人間の、願いや欲を叶えるためにいらっしゃるのでしょうか? 

人が集まり、人気が出れば,そこに関係する人間側の神職や職員の意識や環境も変わり, 

それによって、本人の心にとって、非常に危うい、驕りなどの状況が起こりやすくなります。

身近な例で例えるなら、車、排気量の大きな、かっこ良い高級な車に乗った途端、 

車ではなく、まるで自分という人間が強くなったと勘違いし、 

尊大で傍若無人な運転を繰り返す・・ 

神社、仏閣の場合なら、そのお力は

神様や仏様の御業であり、そこに関係する人間の力ではありません。 

また、ヒーラーや、施術師の方。

効果が高く、有名になり、人気が出てきた方は、もしかしたら、それは、神々の力ではなく、

「自分の力」である。 

そう思われるかもしれません。 

ですが、そのように自己過信が強ければ強いほど

多くの治療をすると、自分が疲れてくるのだそうです。 

小林正観さんが言われるには、人より抜きんでた能力を、自分の、自分だけの力と誤解していると、エネルギーに限界があるが、その力は、自分ではなく、天の力。

自分自身は、単にそれを媒介しているに過ぎない。。

そのような謙虚な心の持ち主は、

決して疲れることがなく、ますます人々に幸福をもたらすのだそうです。 

いくら他にはない、ご利益や、治癒効果があろうと・・ 

それが、自分の力「俺が俺が」、、の心でいては、 

何時しかその尊い神々の力も、色あせてしまうことでしょう。 

そのことを2千年前に、イエスは仰っていました。

ご紹介します。 

イエスは数多くの転生と、経験と試練を重ね、私達の内にいらっしゃる神様と一体となりました。

イエスが生まれたその時代は、まだ人類の波動は低く、多くの人々は肉体だけの意識。

生殖、物欲、自己が生き残ること・・・などの

肉体的な感覚に囚われていた(フォーカスしていた)時代でした。

ブッダが悟った時と同様に、イエスも悟りを開くと同時に肉体を離れ

魂(霊)として人類を助け導くことも可能でしたが、幻想に囚われ、自分を傷つけ、

敵味方でも傷つけ合う人々を、この物質次元の地球に於いて、助けることを選択しました。

その方法は、愛を、愛だけが全てであることを説き、神様とは愛であることを伝え、

どんな困難な時にも、ただ ご自分の生き方を通して、愛を示して歩きました。

イエスがこの地上で行った数々の奇跡。 

その奇跡の目的とメッセージは全て・・・、

あなたが目覚めれば、私と同じこと(奇跡)ができる。 

私(イエス)よりも、もっと偉大なこと(奇跡)が出来る。

ということでした。

つまりイエスだけでなく、私たちも等しく神の子、神そのものであると、教えてくれたのでした。

また、私自身(イエスのこと)は無力である。

全ての奇跡は、神が行うものである、と仰ったのです。

つまり、イエス自身は無力であるが、 

・全ての良きこと、

・美しきこと、

・真理の実現、

・奇跡

・思いやり

・優しさ

・愛

・癒し 

は、全て神様の力によって起こっている。

そう謙虚に仰ったのです。

これは、今のような世の中にとっては、強烈なアンチテーゼになるかもしれません。 

・私が、○○してあげる。

・私が、○○した。

・私が、○○しよう。 

そのように、その方々は確かに力がある人かもしれませんが、その力の源泉は、 

私、自分、個人の能力であると、過信して吹聴してしまっては、 

イエスの取った謙虚な態度と正反対です。

とかく人は

・成功している時、

・人気がある時、

・お金がある時 

全部、自分の力で勝ち取ったと誤解しがちです。

有頂天になりがちです。 

それが神々の力から来ているとは認めません。

ですが、イエスは

・自分が人に行う優しさ、親切も

・創造性あふれる仕事も

・奇跡も

全ての良きことは、神様の御技が現れたもの。 

自分自身の力ではない。 

単に自分は、神様の力の通り道になっただけ。 

そう仰ったのです。 

それが本当の真実だからです。

そのように自覚していれば、

・天狗になって人を見下したり、

・人と比べたり、

・自分の知識をひけらかしたり

・人を支配したり

・力や能力を自慢したり 

する必要は無いかもしれませんね。

人生の晴れ(ハレ)の時も、嵐の時も、奢らず悲観せず、全てに感謝し、

笑顔で、周りの人々と仲良くして行けば、きっとそれだけで、いいのですね。 

私達人間は・・・

全て、神様が私達の魂が成長するようにと、細かなところまで取り計らってくれますから。

大丈夫です。

俺が俺が、私が、私が・・・ 

そのような高慢な心こそ、神さまの眼前においては、穢れかもしれません。

今や、嘘が付けない時代になりました。 

ミロクの世、精神性の復活の時代の始まりとともに、 

・今だけ

・金だけ

・自分だけ 

の考え方で行動している人々は、どんどん、あぶりだされ、

多くの人に、その思想、行動が知れることとなりました。

たとえウソを並び立て、詭弁を弄し、責任を人に なすり付け

逃げようとしても、力の源泉である内なる神々は見ています。

その醜い姿を

・自分の愛する子供たち、自分を信頼してくれる子供たち

・産んでくださったお母さん

・慈しみ育ててくれた家族

・故郷の友人たち

この人たちに、胸を張って見せられるでしょうか? 

・あなたたちの父である私の姿、

・生んでくださり、慈しみ育てていただいた、あなたの息子である私の姿 

を、どうぞ見てください。 

しっかりと目を見つめ、そのように言うことはできるでしょうか?

 

2025年5月18日日曜日

3796「青空ひろば」2025.5.18

今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」から最新記事を紹介します。

1468 2025.05.08

<坐禅の功徳>

① 坐禅すれば、神仏に敬われ、その「護り」が得られる

② 坐禅は、世界を救う最高の善行

③ 坐禅は、身と心を癒やす

④ 坐禅すれば、疫病神が逃げてゆく


1467 2025.05.07 

『大智度論(だいちどろん) 第七巻』龍樹(りゅうじゅ)菩薩著に、次のように説かれている。

(註)龍樹(りゅうじゅ)菩薩:大乗仏教の理論的大成者。禅や浄土系の宗派の祖師。龍宮に行き、大乗経典を授かって帰還し、南インドに弘めたという伝説がある。

「もしあなたが坐禅すれば

その姿を見て仏・菩薩や天神たちは、あなたを敬い礼拝する

あなたの坐禅の姿は、日輪のようだ

その坐相からは、光が世界全体に放たれ、その光に抱擁されて世界万物が救済される

坐禅すれば、心を覆っていた暗雲が除かれ

身は軽くなり、疲労や病から回復できる

心に重さ(慣性、業)がなくなり、軽やかに、爽やかに適切な行動がとれるようになる 

あなたが坐禅している姿は、龍が蟠(わだかま)っているようだ。

絵に描いた坐禅を見ただけでも、魔王は恐れる

いわんや、あなたが実際に坐禅を組んでいる姿を見た「闇の存在」は

怖じ恐れて逃げてゆく」


1466 2025.05.06 

阿弥陀さま(神さま)がちゃんと、私によかれと計らってくださっているのだから、四の五の言わず、計算しないで、与えられた出会いを大切にして、次々やってくる課題をやりぬいてゆけばいい。「ウロチョロ寄り道苦にならず」


1465 2025.05.05

白隠禅師「禅の極意とはなあ、たとえば、アホウ聖人たちが集まって、井戸を雪で埋めるような「ムダ骨折り」の作業を、汗水ダラダラ流しながら『ワッショイ、ワッショイ』力をあわせて喜色満面でやり続けるような人になるということなのさ」


1464 2025.05.04 

モーゼの前に出現した神の言葉  「I am that I am.(オレはオレだ)」

「私が私」なのが仏(真の自己)なのだ。

その「オレ」は、かっこいいキラキラ輝く「オレ」じゃない。ヨタヨタ・モタモタ、ウロウロ・オロオロするような自分の一切を包含した「オレ」なんだ。


1463 2025.05.02 

<「自我の囲い」が外れると>  

①「外の囲い」が外れると

→すべての現象をあらしめ、生み出しているモト(父母)に気づく。

魂の解放と至高の美の体験 

②「内の囲い」が外れると

→潜在していた本来の能力が発揮できるようになる。自己制約の囲いが外れるから

<自我の囲いが外れた際に生ずる弊害>

①「外の囲い」が外れると

a.現象世界に幻滅し、否定するようになる。

b.外界のさまざまな波動をフィルターなしに感受するようになる。外界の刺激に振りまわされる 

②「内の囲い」が外れると

→押し込めていた欲望やコンプレックスも表面化してくる

→欲望を満たす方向に暴走しがちになる。 

<対処法>

① 消極的対処:世俗との関わりを減らす。戒律の囲いで身を守る

② 大乗的対処:

a.人・時・処のあわせて、適切な役割の「囲い(仮の)」を作って、その範囲内で無心に行動する

b.世のため、人のしあわせのために行動しようという「誓願(志)」を立て、それを「太陽」にして、外界の暗黒の波動を日光で断ち切ってゆく

c.外界の波動をそのまま受け入れ、温め、ほどいてゆく(愛の波動にか変換して発信してゆく)。


1462 2025.05.01 

<未来へのことば>

これから毎日/あらゆる面において/一層よくなってゆく/めでたし、ありがたし

(註)エミール・クーエ(自己暗示法の開発者)が、いろんな身心の問題を抱えてやって来た人に、称えるよう指導していた言葉


1461 2025.04.29 

<幕開け(まくあけ)のことば>

私は私を許します/私はあなたを許します/私は世界を許します

私は私を認めます/私はあなたを認めます/私は世界を認めます

私は私を愛しています/私はあなたを愛しています/私は世界を愛しています

私は私を抱擁(ほうよう)します/私はあなたを抱擁します/私は世界を抱擁します

私は私でOKです/あなたもあなたでOKです/世界も世界でOKです

私が私であること、それは何と素晴らしいことでしょう

あなたがあなたであること、それは何と素晴らしいことでしょう

そして世界が世界であること、それは何と美しいことでしょう 

私はしあわせになります/あなたもしあわせになります/そしてしあわせな世界の幕が開くのです


1460 2025.04.28

Q.人はなぜ身心を病むのですか?  

A.魂の一部が肉体から遊離してしまい、イノチの全体性を失ってしまったから→遊離した魂の断片を残らず肉体に呼び戻して、本来の位置に復帰させる技法が「鎮魂法(ちんこんほう)」→自霊拝(じれいはい)、ふるべの技法

(註)心理学的に表現すると、潜在意識の暗闇に押し込んで眼を背けている自分の魂の一部と仲直りして復帰させ、イノチの全体性を回復すること。 

<鏡の鎮魂法(自霊拝)>

(鏡に自身を映しだして、その姿に向って 二拝二拍一拝 合掌して次の宣詞(のりと)を称える) 

(自身の氏名)さん、(自身の氏名)さん

私はあなたを許します。私はありのままのあなたをそのまま受け入れます。

私はこれまであなたを否定して、たくさんの魂(たましい)を私から切り離し、断片にして追い出し、真輝魂(まがたま)を魔我魂(まがたま)にしてしまっていました。そのことを反省し、ここで懺悔(ざんげ)します。 

どうか、遊離してしまった尊い魂の断片のすべてが私の身に戻ってきてくれますように。そして、私のいのちの中の本来の居り場所に落ち着くことが出来て、私はいのちの全体性を取り戻すことができますように。 

いのちの全体性を取り戻すことができれば、私は元気を回復し、私本来のいのちの輝きを発輝できるようになるのです。 

私が「ありのままの我が身の今・ココ」に落ち着きますと、私は本来神であったことを思い出すことが出来ます。あなたは本来神そのものなのです。そのことを喜び、感謝して最後に自身の氏名を神号としてお称えしましょう。

(自身の氏名)さま、(自身の氏名)さま、よろしくお願いします。あなたの地上での本来の役割を見事に果たして下さいますように。(最後に深く一礼)


1458 2025.04.17 ~1459 2025.04.27

Q.どういう風に学んでゆけばいいのでしょうか? 

<理論学習>

・「ヒトツ・ヒトリの理」を知ること

① 人類の魂の進化の道筋を学ぶ。(「金平糖大作戦」の神話)

(学習書)立花大敬『まいにち神様』など

② ヒトの「多層逆円錐構造」を知る。

(学習書)立花大敬『国生み記伝』(バンクシア・ブックス)など

③ 私がここに生きていることの尊さ(意義)と、これからの私の人生の歩みの方向性を知る

(学習書)立花大敬『くじけない力』(カドカワ出版)など

④ 転生があることを知る。

(学習書)飯田史彦先生『生きがいの創造』(PHP文庫)など

<身の行の学び>

① 取りあえず坐って安らぎといのちの養いと許しを体験してみよう。

アタマで坐るのでなく、カラダで坐ること。

(学習書)『ココロとカラダを優しくほどく』(バンクシア・ブックス)など

② 魂の全体性を取り戻そう。自分を許し、人と世界を許す行(修行の全ステップに必要な行)(完)


2025年5月17日土曜日

3795「神さまと繋がること」2025.5.17

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年05月08日の記事を紹介します。


「神さまと繋がること」


この夜明け前の一番暗い時、ヨハネの黙示録の中で示されている

第7のラッパの音が鳴り響く世の中で生きていて、一番心強いことは、やはり

神様とともに生きることではないでしょうか。 

神様と生きる

そうは言っても、ピンとこない方も多いかもしれません。 

ですが、もともと私たちは

神さまから魂の一部を頂いて生まれてきました。

元春日大社宮司で、高名な形成外科医であった葉室頼昭さんのご著書を基にして書きたいと思います。

はじめのはじめ、至高の神の意志がありました。

 

神さまは自分のご意思を実行に移すために

150億年前、ビッグバンを起こし、全てが始まりました。 

古事記によれば宇宙で一番はじめに現れた神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。

ですが、すぐにお隠れになりました。

その後まもなく現れたのが 

・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)

・神産巣日神(かみむすひのかみ)

やはり同じようにすぐに姿を隠してしまいました。

この3柱の神を造化三神(ぞうけさんしん)と呼びます。 

むすひのかみ達は、以前記事にも書きましたが 

量子力学で言われる「弱い力」、つまり、中間子、素粒子を結びつける力です。 

日本の湯川博士が発見しました。 

この力が存在したために、原始ができ、分子になり、物質が生まれました。 

つまり、この宇宙に存在する物すべてに、原子よりももっと小さなレベルで、

神々が宿っているということになります。

もちろん私たちの中にも、至高の神さまがいらっしゃいます。

私たちの考えていること、過去、現在、未来、全て見渡して、私たちとともにいらしてくれます。 

葉室元宮司が仰るには、

神さまの意図、つまり至高の神が宇宙を創造した目的は 

外側から、神さま自身の 真・善・美を見て味わい、知ること。 

内側からでは、自分自身を見ること、知ること、感じることができないからです。 

そのため、宇宙神から頂いた、魂、生命を使い、枝分かれした生命体たちは、

様々なことを経験し、味わい、知ります。 

その経験、知識を集めて、再び私たちは、宇宙神の元に戻ります。 

ですから、私たちが経験すること、感じること、思うこと・・ 

それに善悪はありません。 

全てが経験として蓄積されるからです。 

ですから私たちは、人の行動、言葉の一面だけを切り取り、受け取って、 

良い、悪い のジャッジをすることはできません。 

その経験も、宇宙・創造神にとっては必要な経験だからです。 

色んな宇宙、星々、そして3次元、4次元、5次元・・ いろんな次元で

宇宙神から生み出された沢山の魂たちが、経験を積んでいます。 

ですが、その中でも、地球と言う私たちの惑星、それも3次元の世界は

生まれ変わり、つまり魂たちが経験するために

肉体をまとい、生まれてくる場所として、大変人気が高く、倍率が高いようです。 

何故なら私たちには 肉体をまとっている間、感情を持つことができるからです。 

この地球は、「宇宙一感情レベルが高い星」なのだそうです。

感情と言うのは対象に対して抱く気持ちのこと。 

喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖など。 

また周りの人々の心に 

・寄り添う力、

・感じ取る力

・同じ気持ちを味わう力 

つまり共感力も、この感情があるからです。

人生80年生きていると様々な出来事が起こります。

(自分で生まれる前に計画してきたことです)

それらを経験するたびに、私たちの感情が大きく揺さぶられます。 

私の人生、どちらかと言えば、辛いこと、悲しいこと、苦しいことが多かった。 

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。 

ですが、その経験をしてきたうえでの、今現在の私たちです。 

経験値から言えば、今日の私は、過去一番最高の私です。 

その経験も、生まれてこなければできませんでした。

辛く苦しみの暗闇の中で、出会った、誰かのほんの小さな優しさ、温かさ、思いやり、

心に沁みませんでしたか? 

苦しんだ経験があるから、同じ苦しみの中にいる人たちの、心が分かるようになったのではないですか? 

それって、魂にとったら、大飛躍です。

輝きがぐんと増しました。 

※その経験を求めて、宇宙中から生命体が集まります。 

本当の優しさは、その何倍もの苦しみや悲しみを乗り越えてきたからこそ

身に付いたものではなかったでしょうか? 

それとも今の苦しい環境を、人のせいにして、そこから逃れたいがゆえに、憎み、ののしり、恨み続けるのでしょうか? 

私たちの内にいらっしゃり、、常に一緒に歩んでくださっている神さまが望むことは、

私たち人間たちが、いろんな経験を通じ 

・素直な心で

・互いを思いやり、助けいあい、

・お互いさま、お陰さまの気持ちで仲良く笑顔で暮らしていく   

そんな身近で平凡なことではないでしょうか。

それこそが、神々が私たち人間に、一番望んでいらっしゃる心ではないかと思うのです。

だからこそ、宇宙神は、私たちの心の浄化を、一番の喜びとされるのではないかと思います。

私たちの心の霧が晴れ、神々しい光が差し込んだ時、宇宙神は、小躍りして喜んでくださると思います。 

自分の周りに居てくれた人たち、家族、友人、同僚、そんな人たちに感謝と、祈りにも似た気持ちで接することができれば、神々は喜び、今度はそこで、その場において、私たちと、神々の 美しいエネルギー交換がなされることでしょう。  

その時、私たちはきっと気付くはずです。  

・私が好きな人も

・私が嫌いな人も 

・私を好きな人も

・私を嫌いな人も

みんな、みんな大切な人だったと。

かけがえのない人だったと。 

溢れる感謝の気持ちと共に。 

私たちは、人の 嫉妬、やっかみ、悪意には鈍感でも構いません 

ですが、人の優しさ、温かさ、思いやり、愛情には敏感でありたいものです。 

なぜなら、そこには 必ず神さまがいらっしゃるからです。 

心の浄化が始まった時、神々の喜びとともに、大いなる幸せも、続々と現れることでしょう。

何故なら、人の心の浄化こそが 

神々のなさる最大の奇跡だからです。