人のいのちは生命エネルギーによって生かされ継続出来ています。エネルギーはこの世界に遍満していて当たり前で気づきませんし、そのエネルギーについては良く分かっていないようです。
多くの認識では、食べ物を食べる事でいのちの糧を得ていて、そして呼吸によって酸素を取り入れてエネルギー燃焼に活用し、老廃物の二酸化炭素を排泄することでいのちの営みが出来ていると考えています。それらも生命エネルギーが関与していることですが、ある意味で次元が違うのでその現れ方が多様で、全ては大元、原初にこの世界を作る時に用いられたエネルギーなのでしょう。全ては想造主の成せる業です。ですからこのエネルギーは自分のいのちが生れる前から世界を構成する前提条件であり不可欠なものです。
人間は自分の生命を継続する為に、他の存在のいのちを食べる事で成り立っています。ですから従属栄養生物と言われます。植物は自力で太陽エネルギー、雨や風のエネルギー、更に土の中のエネルギー、ミネラルを吸収して営みをすることが出来ます。ですから独立栄養生物と言われます。従属栄養生物の私達人間は、それら独立栄養生物を食べる事で、間接的に土からのエネルギー、ミネラルを吸収していのちを継続できています。食事の時に挨拶で、「いただきます」と言いますが、それらの生物のいのちをいただくこと、その感謝の言葉です。先人はその事をしっかり分かって、ある意味での摂理を守り機能をさせる事を習慣として歴史を築いて来ていました。生きながらえる智慧です。
己の身体を構成している臓器、細胞の新陳代謝には他のいのちの存在が必要です。それらの不可欠な材料、エネルギーの内容、質が私達の作られる細胞の機能を決めます。更には身体全体、心の機能にも大きな影響を及ぼします。そこでは消化吸収同化の中で取り込んだ食べ物と自分とのエネルギーの勾配によってエネルギーの励起、収奪が起きています。現代の栄養学では元素主体でエネルギー視点が欠落していますが、エネルギーの視点が重要です。
特に、自分で作る事が出来ないもの、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルはそのエネルギー位置が重要で、体内に取り込んで自分のエネルギー収奪が起きたり、欠陥があれば生命の不調、ひいては病気という結果に至ります。
私も30年ほど前に玄米菜食を始めた頃、いろいろと先人の叡智、実践を知り、学ばせて頂きました。断食、少食、玄米菜食などが病直しに効果があり実践していました。東京の松井病院の日野厚先生、大阪の甲田光雄先生の存在は大きく、熱心に学ばせて頂いた記憶があります。
野口法蔵師の坐禅断食を始める様になり、法蔵師は甲田先生にいろいろ指導頂いたいたことを知り、法蔵師の断食は医学的見地も加味した有用な方法だとの認識を深め、その答えも体験の中で得ることが出来ました。法蔵師の著書に甲田先生も登場しており、甲田先生の患者さんで難病を克服して健康に活躍されている方々の事例報告や、その方のお話もありました。
森美智代さんは甲田療法を受ける事で現代医学から見放された難病を完治させることが出来た方と紹介されています。2008年に甲田先生が亡くなられましたが、森さんは朝1杯の青汁を30年近く続けられて元気に過ごされていて、ふっくらした身体を青汁1杯で維持できる要素があるのかは現代栄養学では解析できない事に思います。現在もそのような食生活で現役の鍼灸師として活躍されている事が注目され始め、各所で講演会など開催されていました。
森さんによると甲田先生は、検査は血液検査位で後は問診、望診、触診で診断されて治療されていたと言います。断食道場で治されていましたが腹診で断食の可否を判断されていたようです。そして断食で辛い思いをすると断食が嫌いに成るので準備出来るまで待たせていたと森さんは言います。甲田先生は手で腹を探りますが先生の治療は超能力だったとも言います。断食に慎重だったのは自分の利益ではなく、断食の名誉を守る為だったともいいます。そのような姿を観て、森さんも甲田先生の近くに鍼灸院を開業し、断食の指導も始めました。
森さんは2年前にマインドマップを作って遊んでいたら、そのがはせくらみゆきさんの目に触れて、みゆきさんが森さんに会いたいという事でご縁が始まりました。森さんは少食ですが、みゆきさんは何日も食べないでいても生活でき、突然食べても平気な方です。森さんはみゆきさんにお会いしていて、みゆきさんはプラーナを摂っている方だと気づきました。その時に世の中をどうしたら幸せに出来るのか、それには不食が良いという事を二人で言って、これから一緒にやりましょうとことになっていたようです。いつか、二人でそんなことを広められたら楽しいと、そんな思いを持っていたようです。
森さんは思うと願いが直ぐ叶うそうです。でもみゆきさんとの思いは2年程かってしまいました。がその間「食べない人たち」を出版してベストセラーになりようやく思いの実現にタイミングが合って来たようです。
今回、森さんは「食べない人たち」の共著の弁護士の秋山佳胤さんと、はせくらみゆきさんとの「プラーナクラブ講演会、愛と調和の地球へ」、を2015年4月12日に開催されることに成りました。
秋山佳胤についてはこのブログ411~413「善悪1~3」でも紹介していましたので参考にして下さい。
http://tenmei999.blogspot.jp/2015/03/4112015228.html
森さんは、不食を軽やかにニコニコしていると、神様がエネルギーを欲しい時に直ぐくれると言います。心、意識がそうさせる秘訣の様です。講演会では不食の3人のエネルギーで会場はそのエネルギーが充ち、老化も病気するでもなく、軽やかに肉体から卒業出来る事が願っていると話されていました。
4月12日はゲリーボーネルによる予言では4月12日に東海大地震?の巨大地震が起きると言われていました。果たして地震は起きませんでした。しかし山手線、京浜東北線の送電線の鉄柱が倒れて電車は止まり、都心の交通網は大混乱でした。そんな中、横浜の講演会場に無事たどり着いて、プラーナクラブ講演会に参加して来ました。