目的地の鳥越観音は隣り町の一戸町にあり10数分で到着です。鳥越山の中腹にある観音堂で、以下のような紹介がありました。
「平安時代初期(9世紀初め)に慈覚大師が開いたという伝説が残る古寺。岩手県有形民俗文化財にも指定されている。糠部三十三ヶ所観音巡礼の二十七札所として知られ、永正9年(1512年)の巡礼札の記録があることから、すでに室町時代の後半には観音巡礼の霊場として賑わっていたとされている。奥の院は鳥越山の切り立った崖の岩屋に作られており、霊験あらたかな観音霊場として数多くの参拝客が訪れている。」
http://www.sukima.com/12_touhoku00_01/03torigoe_.html
階段を上り岩の窪みにあるお堂の中であわ歌を響かせましたが、反響が凄く異次元体験になりました。その時のお言葉です。
「尽きせぬ思いのそれぞれを、この大きなる岩へと伝え行き、遥かなる永き記録の中へと収められ、その身より外されよ。 ~あわ歌~
あ~(拍手)この岩、太古の昔より多くの事々知り行きてここにあり。
かかる皆々の発する思いも受け止め来たり。
是より新たなるへは、この大きなる元の光にて真伝え、皆々が新たになるを過ごす知恵学び、多く大切なること良く良く知りて、新しきへ向かいませ。」15:54
次の目的地は二戸市の馬仙峡にそそり立つ男神岩、女神岩の展望所です。山道をくねくねと登り頂上の展望台に着きました。朝の雨が嘘の様な青空で素晴らしい眺望です。以下のような紹介があります。
「二戸市の南の玄関口、馬淵川の清流を挟んでそびえ立つ景勝の地、馬仙峡は昭和25年頃、二戸市出身の故国分謙吉知事の命名によるもので、折爪岳とともに、昭和37年に県立自然公園に指定されています。馬仙峡は馬淵川と安比側の合流点から下流の馬淵川の渓谷と、左岸の男神岩・女神岩、右岸の大崩崖一帯が指定地となっていますが、それぞれに四季折々の自然美で人々を魅了します。
男神岩(直下の川より180m)、女神岩(〃160m)の二つの巨岩は、硬い安山岩質の岩石から出来ており、長い間の浸食によってその景観美が作られました。大きさから言えば日本一の夫婦岩で市内を一望できるほか、新緑の春、葉群が色づく秋それぞれにすばらしい景観を見せてくれます。」
http://kuji-tourism.jp/see/?p=171
展望台の上であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「光と陰の大きなる枠の中にありて、皆々、只々光を求め行くは、大きなこの宇宙を知りざる故なり。この地は大きな光の中にあり、その思いを写して、喜び、嬉しきと成し行ける事、真に嬉しき事なるを、それぞれの欲が崩し行くを見るは耐えがたき。無しへと向かいて真の元へと戻りませ。」16:44
次は九戸村の九戸神社です。ここも何度か中山さんと訪れていますが北辰妙見宮、九戸妙見の神社で九曜門です。御祭神は天之御中主大神です。次のような紹介があります。
「九戸神社は九戸村ゆかりの豪族「九戸氏」を奉っている神社で、創建は842年。村の総鎮守でもある。九戸一族が代々戦勝を祈願した社です。境内には一族で活躍した武将「九戸政実(まさざね)」を奉る「政実神社(政實神社)」も別途建立されています。九戸神社内には仏像や奉納剣、九戸政実ゆかりの札など、村指定の文化財が数多く納められています。」
http://ishidadojo.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
本殿前であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「続きて参る是よりの事々、皆々それぞれ知り行きて、
その真は如何なるやと思い行き、この地にあるは如何なるかとそれぞれ定めて、
是よりの思いと覚悟なさり、揺らがぬご自分作り行く時なり。
しっかりその身にこの事据えて、周りを見られて進まれませ。
大きなる広きへ参りましょう。」17:41
これからのことについて細かく教え諭し下さるお言葉です。
時間はもう直ぐ18時です。急いで最後の目的地、八戸市の清水寺観音堂に向かいます。
縄文時代の是川遺跡のある地区で、是川縄文館の直ぐ側にあります。以下の紹介があります。
「是川字中居に所在する清水寺(せいすいじ)は、山号を楞巌山(りょうごんざん)と称し、その草創は平安時代にさかのぼり高僧慈覚大師によると伝えられています。もともと天台宗でしたが、明治時代に浄土真宗に改宗しています。
この観音堂は、堂内に残されている棟札から、天正9年(1581)に建立されたことが分かっており、県内最古の木造建築として知られています。
鎌倉時代に中国から伝わった禅宗様という様式を主体として造られており、所々の彫刻には室町時代の特徴を持った文様も残されています。構造は、桁行3間、梁行3間の一重宝形造(ほうぎょうづくり)で、茅葺屋根となっています。 禅宗様の中世的仏堂として東北地方北部の貴重な遺構で、昭和55年に国の重要文化財に指定され、翌56年から58年にかけて解体復元工事が行われました。
また、清水寺観音堂は、糠部(ぬかのぶ)33観音札所の第2番札所となっており、古くから人々の厚い信仰を受けていたことが知られます。」
http://www.sukima.com/12_touhoku00_02/07seisuiji_.html
日暮れですので最初に写真を撮り、その後であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「あ~ら~た~な~る~お~ その身に歌の響きでそれぞれ感じて開かれませ。遥かなるへの道。」18:51
目出度くお陰様で1日の行程を全て終えることが出来ました。今日の宿泊先は清水寺から10分ほどのところにある八戸市内を一望できるホテルです。兎に角、宿泊先に急ぎます。温泉に入って1日の疲れを癒して、慌しい中20時から夕食会です。八戸の地場の美味しい料理、お酒を頂き宴は盛り上がり、2次会も楽しい時間となりました。全ては計らいの中にありがたく進んで行きます。