2024年12月3日火曜日

3630「青空ひろば」2024.12.3

 今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」から最新の記事を紹介します。

1366 2024.11.28 ~1367 2024.11.29 

<許しの道>

「ゆるし(緩し、許し)」=「ゆるくすること」=「ほどくこと」=「(執着や憎しみを)手放すこと」

<「許し道」の実践ポイント>

① 自分といういのちの尊さと存在意義を知る。

・人はどこから来て、どこに向っているのか知る。

・今こういう人生を生きることが、大宇宙の要請であることを知る。

② 自己イメージの改善。

・「ほめ日記」。毎日5つ、自分のいいところ、いい行動を発見して書く。

③ 他者イメージの改善

・「感謝日記」。他の人が自分に示してくれた好意を5つ発見して書く。

④ 「今・ココ・自身」を生きる。


1365 2024.11.27 

Q.自分は自分に落ち着けないとどうなるのでしょう?

A.「頭」は過去・未来・他者・世界へとフラフラ漂う。

「過去」に漂うと、憎しみ、後悔、自己否定が身心を蝕む。

「未来」に漂うと、不安、恐れが身心を蝕む。

「他者・世界」に縛りつけられると、世界や他者にコントロールされ、身心を病む。

「坐禅」をすれば、「今・ココ・自身」に落ち着けるようになる。


1364 2024.11.26

Q.なぜ、自分がそのままの自分であればOKなのですか?」

A.自分が自分であるということが、大宇宙の要請(天命)だから。

自分が自分の人生を最後の日まで、精一杯歩みきることが「天命」なのだから(人にどう評価されようが…)。


1362 2024.11.24 ~1363 2024.11.25

<大敬の求道の旅>

(19歳から30歳代後半あたりまで)

影響を受けた師たち

(禅)内山興正老師,角倉蘿窓(らそう)老師,渡邊玄道師

(まみず会)和田重正先生,松居桃楼(とおる)先生,池辺素子先生

(神道)五井昌久先生,谷口雅春先生,金光教祖,黒住教祖

(30歳代後半から42歳まで)

師や教団や人との関わりを止めて、孤独の中で模索する。

(42歳から現在まで)

伊勢の内宮にお参りして、天命を授かり、その役割を果たすことに努める。次第に道の仲間も増え、楽しい、にぎやかな晩年をむかえることが出来た。

Q.大敬先生の求道の結論は?

A.結局、自分が自分であればいいのだと分かった。

人は誰でもアチラの世界で天命を授かって地上に降りてきている。

だから、外に、外にと求め、求めて、結局ダメだったと断念して、自分に戻ってきたところが、天命を自覚する瞬間。


1361 2024.11.23 

Q.許すとはどういうことでしょう?

A.「ゆるし(緩し、許し)」とは、「ゆるくすること」、「ほどくこと」です。

① 緊張や束縛を弱めて、自由に動けるようにすること→自身の許し

② しっかり捕らえていたものを手放す、逃がしてあげる→他者の許し

③ 他のものの権利・自由を認め、受け入れる

自分を許せるようになれば、他者を許せるようになります。


1360 2024.11.22

Q.身心がほどけるとどうなるのでしょう?

・大宇宙の意志の流れ(神流ら、フロー)に気づく。その「大意志」が、あなたを必要として、あなたを生み出したことが分かる。

・無理・無駄な努力が必要なくなり、自然に順調に事が運ぶ。

・否定的な自・他・世界イメージが消えて、あなたも世界も新生する。

・あなたが最高に力が発揮できる場に自ずから運ばれる

・想いがすぐ叶うようになる(シンクロニシティ)。

・ハッピーハプニング(セレンディピティ)が連続する。

・「今・ココ・自身」の絶え間ない「流れ」しかないことが分かる。


1359 2024.11.21 

Q.大敬先生は、どんな事に注意して坐禅されているのでしょう?

A.

・坐禅は全身で組む「坐禅印」(自分を許し、人を許し、世界を許し、抱擁する印)であることを信じて坐っている。

・「あたま」の作業を持ち込まないで、ただ「からだ」で坐っている。

・雑念・妄想がいっぱいでも、そんな状態を鎮圧しようと戦わないで、ただ坐っている。そんな自分も認め、受け入れ、許す坐禅。「そんな時もある」

・いい坐禅、悪い坐禅という「あたまの判断」を信用しないでただ坐っている。


1358 2024.11.20

Q1.大敬先生は、なぜ坐禅されるのですか?

A.坐禅すれば、「身心が楽」だから。

Q2.なぜ坐禅すれば、身心が楽になるのですか?

A.坐禅すれば、身心の「固まり」が自ずと「ほどける」から。「ほどける」と、身心の気の循環が正常になる。「存在の喜び」が自然に、いのちの内側から湧き出してくる→「身体からの自然発光」,「微笑みの坐禅」

「ほどけ」=「ほとけ(仏)」  身心のほどき→他者、世界のほどき


1537 2024.11.19

Q1.大敬先生の長年の求道の末の結論は?

A.結局、自分が、ありのままの自分であればいいと分かった。

(参考文献)ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』

Q2.なぜ、自分がそのままの自分であればOKなのですか?

A1.自分が自分であるということが、大宇宙の要請なのだから。

A2.自分が自分の人生を最後の日まで、精一杯歩みきることが、私に与えられた「天命」なのだから。

Q3.自分は自分に落ち着けないのは、どうしてでしょう?

A.「坐禅」をすれば、「今・ココ・自身」に落ち着けるようになる。

アタマを暴走させると、「今・ココ・自身」という本来の居り処から外れて、過去・未来・他者・世界へと、意識が片寄ってしまう。

「過去」に片寄ると、憎しみ、後悔、自己否定が身心を蝕む

「未来」に片寄ると、不安、恐れが身心を蝕む

「他者・世界」に執着すると、世界や他者にコントロールされ身心を病む


1536 2024.11.18 

<布施行とは?>

布施行(ふせぎょう)は、徳を積むために、一番効果がある実践。

財施(ざいせ):お金や物品を、つらい立場の人や動植物や環境のために差し出す実践。

身施(しんせ):足を運び、手を差し伸べて行うボランティア行。

和顔愛語施(わがん あいごせ):微笑みといたわりの言葉で相手に接する実践。

随喜施(ずいきせ):人の喜びを我が喜びとする実践。

法施(ほっせ):① 真理の話をする。② 真理の話が聞ける場を企画し運営する。

③ 真理の書を印刷、配布する「印施」④ お経(真理の書)を唱える。


1535 2024.11.17 

<雲谷禅師の徳積みポイントリスト>(3000ポイント集める)

※ 時代に合わせて改変しました。全体リストは『出雲記伝』に掲載しています。ここでは、1ポイントの徳積み行だけを紹介します。

◎ 1ポイントにあたる徳積み行

・職場に入る前に仲間がしあわせでありますようにとまず祈る。

・同僚が功績をあげたら心から祝福する(随喜)。

・人から好意の言葉や行為を受けたら必ず感謝の気持ちを伝える。

・同僚の悪口を言っている人がいたら、その場から立ち去るか、話題が変わるように誘導してあげる。

・同僚が仕事に手間取っていたら、さりげなくサポートする。

・同僚の仕事に欠陥があれば、ひそかに補ってあげる。

・同僚が仕事で不手際があっても、他の人の前で大声で叱らない。こっそりやさしい言葉で諭してあげる。

・職場の仲間の間にいさかいがあれば、和解に導いてあげる。

・鳥獣の死体(放置自転車など)があれば埋めてあげるか、役所に連絡する。

・食事の前に頂きますと祈る。

・物品を廃棄するときは、これまでの貢献を感謝してから処分する。

・道路や廊下やトイレにゴミが落ちていればサッと始末する。

・ご縁のある寺社に参拝する。


1534 2024.11.16

<雲谷禅師の開運術>

○[根本原理]

「心」の状態が、これからの「運勢」を決定するのだから、しあわせを生み出すような「心」の状態にすればいい。

○[運勢を改造する方法]

① 徳を積む(心のエネルギーを増やす)。

② 無心になるトレーニングをする(心の雑音を減らす)。

③ 心の中央にこうでありたいという想い(願い)を据える。