今回は立花大敬さんの「大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」」から最新の記事を紹介します。
1570 2025.09.28 ~ 1577 2025.10.08
<ロバート・モンローさんの用語集>
モンローさんはキリスト教的な、使い古されて、既成概念がこびりついた用語を嫌って、自ら新しい用語を創って、多次元の世界の実相を説明しておられます。その用語が独特で、なるほどと感心するものが多いので紹介してゆきます。
(参考文献)『究極の旅』(日本教文社)の巻末付録に「用語集」
◇『インターステート(Interstate)』
原義:州(ステート)と州を結ぶハイウェイ(高速道路)のこと。
モンローさんの用語では、ステート(state)=「意識状態」,インター(inter)=「相互に結ぶもの(ルート)」
<ある意識状態(state)から別の意識状態(state)に移行するための通路のこと>
横に結ぶインターステート(意識の水平移動→思いやり、他心通),縦に結ぶインターステート(意識の上下移動→天の浮き橋)がある。
◇『IT(I-Thereの略語)』
「there」は、「話し手の縄張りの外に」というのが、もともとの意味。
モンローさんの用語では、「私(自我)の縄張り(囲い、殻)の外の『私』」→道元さんの「他己(他と現れている私)」
<地上次元のI(自我の私)の外側に存在するI(私)→縦には多層次元のI(「ヒトの逆円錐多層モデル」)、横には「過去世の私」や「現世の私の分身たち(類魂)」も含む。世界中のすべての存在も実は「私」。
◇『INSPEC(インスペック)(Intelligent Species(知的な種族)の略語)』
モンローさんの用語:<人類以外の、人種とは別の生命体で、人種以上に知的能力が優れた生命体>、しかし、後年、このインスペックは、実はI-There であった。つまり、「高次元の私」であったということが判明する→外側のものとしか見えなかったものが、実は内側のものであった→魂の進化は必ず、このように、「<私>の領域の拡大」という方向に進む→最終的には、ヒトも生類も自然環境も、すべて「私」であったんだと悟ることになる(その時が地球次元における魂の進化のゴール)
◇『IT-cluster(IT集合体)』
「IT」=「私(自我)の外側に存在する『私』」、「cluster(クラスター)」=「果実(ぶどう)などの房、かたまり、群れ」
モンローさんの用語:<「自我の私」の外側にも「I(私)」は多数存在している。現世の「私」の分身(類魂)、過去世の「私」、多層世界の「私」、それらをひとかたまり(ブドウの房のイメージ)にして「IT-cluster」と呼ぶ>(
◇『EXCOM(エクスコム)→Executive Committee(執行委員会)」の略語)』
モンローさんの用語では、<ブドウの一粒、一粒にあたるのが、それぞれの「私」。それら多数の実は蔓(つる)によってひとまとまりになって養われ、生み出されている。その「蔓」にあたるのが、「エクスコム」である>
<「エクスコム」の役割:すべての「私」を養い、生み育てている。すべての「私」を統括管理している。各「私」の行動や思いが刻々「エクスコム」に届けられ、「エクスコム」が、「私」を進化のゴール(分離→融合一体化)へと導く> 「高天原に 神留ります…八百萬の神等を 神集へに集へ賜ひ 神議りに議り賜ひて」(大祓詞)
◇『アップリンク(Uplink)』
アップリンクはネットワーク用語。地上局から通信衛星へと上に向かう(up)回線(link)のことを言う。
モンローさんの用語:<すべてのI(私)から、上に向かって最終的には「エクスコム」に集約される回線。すべてのI(私)のカラダと意識状態の情報が刻々伝送されてゆきつつある。それらの情報をもとにして、「エクスコム」によって、次の政策が決定され、今度は「ダウンリンク」を通って、すべてのI(私)にどう振る舞うべきかが伝えられている>
◇『クイック・スイッチ(Quick-switch)』
「switch」は、「変更、転換」,「Quick」は、「速やかな」
モンローさんの用語:<意識をある状態から別の状態へと速やかに移動させる方法>
<人間の意識を、時空の制約を超えて、ある場所から別の場所へすばやく移動させる手法。自分の意識をとらえて、ゴムひものように、目的地に向かって伸ばす。そこで放してやれば、一瞬で新しい場所に到着している。これは、肉体からフォーカスが外れた意識状態で始める必要があり、練習を要する」>
◇『孔(Aperture)』
<地球次元の世界を創り、私たちを生み出した「全体(ひとついのち)」の「出口」。また、私たちが進化を完成して、地球次元から旅立つ際の「出発ゲート(入り口)」でもある>。「全体」から地球次元の世界に降りて散らばり、さまざまな体験を積んで、大きくなって「全体」に復帰する。その時のゲート。(完)
1567 2025.09.24 ~ 1569 2025.09.27
<お経称えの質問>
次のような質問が届きました。
お仲間の皆さんの「お経称え」の実践の参考になると思うので、質問と大敬の回答を紹介しておきます。
以下が質問です。
立花太敬様の「延命十句観音経」をお祈りして、友人のガンがほぼ完治しました。
うれしい限りです。ありがとうございました。
立花様に2,3,お伺いしたく一筆差し上げました。
(質問1)一つの願いが結びを迎えた時の何か作法はありますか?
(大敬の回答)
お願いが成就した時は、感謝の気持ちを神社やお寺に参拝して届けます。
出来れば、正式参拝して、僧侶や神官の方にお願いして、感謝の気持ちを神仏に伝えて頂いた方がいいです。
延命十句観音経で成就した場合は、最寄りの観音さまのお寺、天神様の神社にお参りします。白隠禅師ゆかりの禅寺(臨済宗)が近辺にあれば、そこにもお参りしてください。
正式参拝出来ない寺社であれば、お賽銭をはずんでください。
(質問2)また新たに願いことを始めるときの作法もありますか?
(大敬の回答)
大敬は、新しい願いのお経の称えはじめには、「これから、〇〇さんのために、これこれの願いで、延命十句観音経を三千回称えます。よろしくお願いします」と挨拶します。
しかし、成就が困難そうな願いであれば、やはり正式参拝して、神仏に願いを届けてもらった方がいいです。
寺社に足を運ぶ事が、願いの成就に向かって進んでいることに繋がりますし、お金を「払う」ことが、「祓い」に繋がります。
(質問3)さらに切羽詰まった人を救うのに一度に複数の願い事をお願いするのはできませんよね。あまりにも切羽詰まった人が多く悩みます。
(大敬の回答)
自分の力で救うというのであれば、一度に1つの願いを叶えるのが精一杯でしょうが、自分の力で叶うのではなく、神仏が救って下さるのだ。自分は苦しんでいる人と神仏をつなぐ役割を果たしているにすぎないのだ、ということが分かってきて、「力み」が抜けてくれば、願いをいくら神仏に届けても大丈夫です。大敬はお仲間が増えてきたので、皆さんのしあわせのために、いつも5つほどの願いを神仏の届けて、お経を称えています。
以上です。お経称えで願いが叶うようになると、自信がついて、ますます「お経力」が発揮されるようになります。
苦しんでいる人のためにお経を称えてあげることは、とても大きな「徳」を積むことになります。ぜひ、これからも神仏が地上世界で働かれる地上拠点としての役割を、誠実に、謙虚に、努めてください。
1566 2025.09.23
<心のゴムひも法がうまく使えないのはナゼ?>
① 目標がグラグラしている
② 心の性能(弾力)が弱い
(弾力がなくなるのは?)・冷たい心 ・暗い心 ・グズグズ心、クヨクヨ心 ・狭い心 ・徳がない心(「徳」とは心が持つ、想いを実現するためのエネルギー量のこと)
③ ブロックの思い→出来ない理由を数え上げるようなことはしない。「心の能力」を信頼する。
④ 重い心→心の中に抱え込んでいるモノが多い。
⑤ 「心のゴール→形のゴール」という心の自動性を信じられない→「願うこと、すでに得たりと信ぜよ」。完了形で念じるのが難しければ、進行形で。運ばれてゆきつつあるというイメージ(感謝)
⑥ 「今・ココ」にイノチの重心が座っていない(引き摺り女、腰掛男)⑦ 神仏の心のゴムひもが働いている方向と違う方向の願いは叶いにくい。→「神流ら」
1565 2025.09.22
<神武天皇の「ウツシ(移し)・イワイ(結い)」の神事>
香具山の土を部下に持ち帰らせ、土器を作って供物を入れて、タカミムスビ(高次元の身のムスビ力を持つ神様)をお祀りして、大和の国魂の心のゴムひもと神武天皇の心のゴムひもを結う(ゆわう)→心のゴムひもの弾性力で大和の国に入ることが出来た→高校球児が「甲子園の土」を持ち帰るのは、本能的に「ウツシ・イワイの神事」を行っている。