今回はIn Deepさんの2022年7月11日の記事を紹介します。
「 たった1人で世界は変わる」
https://indeep.jp/the-only-one/
たった1人
先日のメルマガでは、7月5日に、南米ウルグアイの裁判官が、ファイザー社関係者たちと、ウルグアイ政府の当局者たちに、
「コロナワクチンに関するすべての資料をただちに提出しなさい」
という裁判所命令を出したことについてご紹介しました。
その裁判所文書はこちらにあります。スペイン語です。
全 16項目からなる裁判所命令の「項目 1」は、以下のように始まるものでした。
「(1)あなたがた(ウルグアイ政府当局者とファイザー関係者)が署名、所有、あるいは、保存している、いわゆる抗コロナウイルスワクチンの「購入契約、および関連する交渉契約のすべての完全で未編集の認証済みコピーを提出せよ」
提出期限は、48時間後でしたので、現地時間の 7月7日午前 9時が期限となっていました。ファイザー社が要請に応じたかどうかの報道は今のところありません。
この裁判所文書で感銘を受けたのは、このウルグアイの裁判官が、「ファイザー社ワクチンについて、あらゆる情報を吟味して作成している」ことでした。
背後に何らかの科学者などの研究グループがあるのかもしれないですし、そのあたりはわからないのですが、もっとも感銘を受けたのは、
「ファイザー社ワクチンに、ロットによる内容物の偏りがあるかどうかを期限までに説明せよ」
という項目があることでした。以下のような文言です。
「(4)これらの、 いわゆるワクチンと呼ばれているものが、異なるバッチまたは異なるロットで分配されているかどうかを説明せよ。そして、それが事実かどうかを明確にせよ。事実なら、どのような理由で、どのような基準に基づいて、それぞれが異なる人口グループに提供されているのかを述べよ。
各ロットの内容が多様であるかどうかを説明せよ。そして、どのように、そして誰のためにそれらを区別できるのかを説明せよ。異なるロットの存在が実際に判明した場合、司法専門家の検査のために、我々は適切に分離されたそれぞれのワクチン用量を要求することになる」
そして、このウルグアイの裁判官は、「ファイザー社ワクチンには、以下の異なるバージョンがあるのではないか」と詰問しています。
・mRNA が含まれるワクチン(あるいは、mRNA が含まれないワクチン)
・酸化グラフェンが含まれるワクチン(あるいは、酸化グラフェンが含まれないワクチン)
・ナノテクノロジー要素が含まれるワクチン(あるいは、ナノテクノロジー要素が含まれないワクチン)
このウルグアイの裁判官は、「このように様々な偏りがあることは事実なのか!」と詰問し、そして、
「それが事実であるならば、なぜそのような所業が必要なのか説明せい!」
と述べているのです。
この裁判官は、文書からも「とても怒っている」ことがわかるのですが、桃太郎侍的な非常に強い態度が伺えます。
ひとつ、人の世の生き血をすすり……
ふたつ、不埒な悪行三昧……
みっつ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、ウルグアイ
(まあ、フルではいいから)
こういう感じの裁判官命令が出ていたのですが、感動しましたのは、これは、ウルグアイ司法当局全体の意志ではなく、
「ウルグアイのたった 1人の裁判官による判断であり、命令である」
ということでした。
ウルグアイ行政訴訟裁判所の、アレハンドロ・レカレイ (Alejandro Recarey)裁判官という方なんですが、この方 1人でこの命令を決断したのです。
しかし、1人とはいえ、このレカレイ裁判官は、正式な行政訴訟裁判所の裁判官であるわけで、米国企業であるファイザー社に対して法的強制力があるかどうかはわからないですが、少なくとも、ウルグアイの政府当局者たちには法的な拘束力があるはずです。
そして、アメリカでも、
「たった 1人の裁判官の登場」
が、ファイザー社ワクチンのすべての開示に結びつくことになっています。
今年 2月のことです。
現在、アメリカでは非常に速いペースで、ファイザー社ワクチンの機密文書が、次々と開示されていますが、これは、米テキサス州北部地区連邦地方裁判所のマーク・ピットマン(Mark Pittman)連邦裁判官によって出された命令でした。
この場合も、「たった 1人」によるものでした。
その裁判所命令は、アメリカに在籍するファイザー社を法的に拘束する力を十分に持っており、今のような機密書類の開示に至ったのです。
その経緯は書いたことがなかったですが、先日のメルマガに書きました記事から、少し抜粋します。
米国の裁判官がFDAにファイザーCOVID-19文書を提出するよう要求した
U.S. Judge Requires FDA to Turn Over Pfizer COVID-19 Documents
theepochtimes.com
2022年2月2日、米連邦裁判官は、ファイザーの COVID-19 ワクチンの承認に関連する40万ページ近くの文書の裁判所命令による公開を延期するというアメリカ食品医薬品局 (FDA)の要求を「却下」し、文書の開示を命じた(裁判所命令文書)。
判決は、2021年8月に「透明性のための公衆衛生および医療専門家(PHMPT) 」によって提出された情報公開法(FOIA)の要求から始まった訴訟の一部だった。
「透明性のための公衆衛生および医療専門家」は、ハーバード大学、エール大学、UCLA などの機関の 30人を超える医療および公衆衛生の専門家と科学者たちのグループであり FDA が情報公開要求を拒否した後、2021年9月に FDA に対して訴訟を起こした。
その要請の中で、「透明性のための公衆衛生および医療専門家」は FDA に、安全性と有効性のデータ、副作用の報告、有効成分と不活性成分のリストなど、「ファイザーワクチンのすべてのデータと情報」を公開するよう要請した。
しかし、FDA は、編集を処理するのに十分なスタッフがいないと主張し、月に500ページしか処理できないと主張した。これは、書類が約 75年間、開示されないことを意味する。
しかし連邦裁判所は、裁判所命令で、FDA の主張を拒否し、代わりに 1月31日までに 12,000ページの文書を開示し、その後は月に 55,000ページを追加で開示するように要求した。
この裁判所命令の結果としてのファイザー社文書の開示以来、リリースされた何万もの文書は 、ファイザー社ワクチンの承認を正当化するために米国の規制当局によって使用されるデータについて深刻な疑問を投げかけている。
当初、アメリカ食品医薬品局は、「人手が少なくてですね、開示までに 75年かかるんですよ…」というようなことを述べていたのです。
それに対して、テキサス州のマーク・ピットマン連邦裁判官は、
「ユー・マザーファッカー! ガッデム・サノバビッチ!」
と述べ(そんなこと言ってねえだろ)……まあ、ともかく、FDA の言い分を、
「決然と却下した」のですね。
ピットマン米テキサス州北部地区連邦地方連邦裁判官は、
「そんな言い分通るわけねえだろ、ボケが。まずは 1万2000ページ。それから毎月 5万5000ページ開示しろ、クソが!」
と述べたのです(だから、述べてねえだろ)。
ここでもこの響きが。
ひとつ、人の世の生き血をすすり……
ふたつ、不埒な悪行三昧……
みっつ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、テキサス州
(まあ、いいから)
ともかく、このピットマン連邦裁判官のこの命令で、ファイザー社ワクチンの実態が現在どんどん明らかになっているのです。
これも、「たった 1人」のお陰でした。
もしかすると、ウルグアイでの裁判所命令次第では、
「ロットによる内容の差異の真相」が、そのうち明らかになるかもしれません。
もともと、mRNA 濃度に著しい偏りがあることは、2021年の時点でわかっていまして、医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルが最初に問題視したのですが、それ以上に、「有害事象が報告されているロットが極端に偏っている」ことが、米国 CDC のワクチン有害事象報告 (VAERS)から明らかになってきました。以下の記事の後半にあります。
[記事] 願望の実現 In Deep 2022年1月9日
しかし、ウルグアイの裁判官が述べていたことは、「 mRNA 濃度の差異を超えている話」なのです。mRNA バージョン、酸化グラフェン・バージョン、そしてナノテクノロジー・バージョンが混在している可能性がある。
ウルグアイの裁判官は、
「なぜ、そのようなことをしたのか述べよ」と言っているわけです。
まあ……平たく言いますと、「人々は実験されていた」ということだと思いますが、何の実験なのかは皆目見当がつきません。
私は、調べる対象として、 mRNA が生産するスパイクタンパク質の有毒性だけに焦点を合わせていたこともあり、酸化グラフェンとかナノテクノロジーに真剣に向きあったことはなかったです。
というのも、酸化グラフェンもナノテクノロジーも、すでに実際の医療に使われているものであり、「スパイクタンパク質だけが医療の世界に唐突に出てきた存在だった」
ということもあります。
1年くらい前の以下の記事などで、酸化グラフェンやナノテクノロジーについて少しふれたことがあるくらいです。
[記事] 合成遺伝子と磁気を用いた「外部からの生物の感情のコントロール」に関する論文から「磁石のつく世界」という迷宮に入りこんでしまいました
In Deep 2021年6月13日
まあ、このあたりの話はともかく、「たった 1人」が出てくるか出てこないかで、世界はずいぶんと違ってくるのだと思います。
ちなみに、世界保健機関の顧問、国連職員、英国諜報機関のメンバー、米軍関係者、ファイザーの元副社長、ノーベル医学賞受賞者などによるアメリカの「コロナ調査委員会」という組織は現在、「大陪審の準備」を進めていることが伝えられています。
大陪審というのは、一般市民から選ばれた陪審員で構成される「犯罪を起訴するか否かを決定する機関」のことです。
また、これらの動きとは別に、半年くらい前に以下の記事で書きましたような専門家たちによる「国際裁判への動き」も止まっているわけではないようです。
[記事] ハーグ国際刑事裁判所に「ワクチンを含むコロナ規制」に対してニュルンベルク綱領違反およびローマ規程違反の国際犯罪としての刑事調査の申し立てがなされる…
In Deep 2022年2月9日
これらに、現在のファイザー社の機密文書開示が大いに後押ししてくれるものだと確信しています。
そして、ワクチンに対してだけではなく、「このパンデミック全体に対する人道的犯罪への追求」も行われているようで、こちらは簡単なことではないですが、
「何らかの 1人」が出てくることによって、世界は少し変わるかもしれません。
ちなみに、このような話を書いているのは、こういうエライ人たちの出現を待つ、という話ではなく、「誰でも、たった1人の存在になることができる」という話です。
人により、それはいろいろな分野にわたるとは思います。
さきほどのような大仰な話ではなくとも、たとえば、「赤ちゃんのお母さん」なら、その子を守る筆頭は、そのお母さんなわけで、赤ちゃんにとっては「たった 1人」です。
そういう基準からの話です。
先ほどの方々は、裁判官であるから、あのような命令が出せたわけであって、それぞれの方にそれぞれの「その人だけのこと」がたくさんあり得ます。
日本では、まずは「マスクからの脱却」ですかねえ。
ダイアモンド・オンラインの 7月11日の記事で「「今後もマスクを着用」派は89%!」という記事のタイトルなどを見ましても、深刻だなあと思います。
なお、今なおマスクをしている人々が多い理由として、
「人目が気になるから」
「同調的圧力」
などが挙げられることがありますが、それぞれ人によるとはいえ、もうそれを超えています。
最初は同調圧力だったのかもしれないですが、今では、日本においては、
「集団メンタル疾患の域に突入している」と思われます。
構造的には、PTSD (心的外傷後ストレス障害)の発症メカニズムと似ていると私は思っていますが、これは今回の話から逸脱しますので、別の機会にしたいと思いますけれど、 PTSD は、現在の医学では、脳の、
・扁桃体
・海馬
・前頭前野
に影響を与えるとされていますが(論文)、皮肉なことに、マスク着用の行為そのものが、それぞれの部位に日々、圧迫をかけているということもあり、マスクを続けている限り、今の状況は長引くことになると思われ、あるいは、
「永遠の自主的マスク社会」というものにつながってしまう可能性もあります。
扁桃体とマスクの関係については、もう 2年くらい前の記事ですが、以下の記事になどにもあります。
[記事] パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。そして私は、子どもや若者たちの胸腺が萎縮した病的な社会の出現を懸念している
In Deep 2020年8月4日
このマスク社会が、集団疾患が原因である以上は、たとえば、PTSD の方やパニック障害の方に、口先で、「もう大丈夫ですよ」と言ってもなんの解決にもならないように、「もうマスクはしなくてもいいんですよ」と言っても通じないのです。
専門的な治療プロクラムが必要な段階に入っていると思います。
長引けば長引くほど治りにくくなる。
この集団マスク疾患についても、日本でどなたか、その呪縛を解く方法論や解決策を具体的に示されてくださる方が出てくることを祈っています。
今のままでは、国民全体の、特に小さな子どもたちの認知能力と言語能力が大変なことになったままの状態が続いてしまいます。いわゆる「亡国」に結びつきます。
[記事] そしてマスクは残った……。これによる脳力と認知力の低下は乳幼児だけではないことが最近のドイツの調査で判明。小学校高学年の読解力の低下が壊滅的に
In Deep 2022年3月27日
ワクチンの強い毒性のあるロットは、せいぜい 0.5%かもしれないですが、マスクの有害性は、小さな子どもには 100%です。
まずは、親なり先生なりが、「たった 1人の人」になってくれればと。
いずれにしましても、コロナワクチンのキャンペーンに関しては、時期はわからなくても、終わるものとなりつつあるようです。