2013年5月11日土曜日

211「白石2」2013,5,11

 大和農場大和亭は水仙、れんぎょうの花々などが綺麗に咲き、私達の来所を明るく暖かく出迎えてくれました。大和亭に入って一息ついて、後は少々ビールで喉を潤し、遅い昼食を頂きました。何故か全員が横になって暫しお昼寝です。



 午後から参加のO農場長も含めて3時半ごろから活動開始です。まずは農場を見て頂き、まほろば舎の前に中山さんから以前頂いたお言葉により作った3つの円の中で、1つの円に3名ずつ9名であわ歌を響かせました。そこでのお言葉です。

 「まわり来るくる皆々は、是よりの日暮れを見た時、皆々集まり、この地の大きなるを知り行くなり。ひたすらこの地と共々に参りて新たな時と成る。」


 私が掘り出した木の根を見て、更に同様に畑から出てきた大きな石の頭が出ているところも見て頂きました。その石のところで中山さんが何かを感じられたようでそこであわ歌を歌う事になりました。そこでのお言葉です。

 「お〜お〜お〜、続けてくりゃれよ。(拍手)
 確かなる響き、この地が受けたり。是より300の時越えて、この身が輝く。(拍手)
 どうぞお願い申す。ここを如何に致すや。(拍手)
 現して、光り輝く白き石と成る。」



この石は光り輝く白き石になるとのことです。姿を表し頂くべく少し掘り出しました。石は少しキラキラ光を発していますが、磨くことでしっかり光を発する白石になりそうです。300の時越えてとありますがこの意味は果たして如何なることでしょうか。
 
 後は各自、草取り、剪定、枝の片づけ、農作業、家の片づけやら思い思いの時間を楽しみました。17時過ぎ頃には作業を終えて今日の宿泊先の台が森温泉山野川旅館に向かいました。宿は農場から5分ほどで、我々の作業後にいつも入浴する定宿ならぬ日帰り温泉です。 
 温泉ですっきりさっぱりしてビールを頂き少しくつろぎました。食事もなかなか好評でしたが、その後はいよいよ楽しみな2次会です。私の秘蔵の日本酒を3本持参していましたので楽しみは倍増です。新潟県の小黒酒造の生体エネルギー活用玄米酒の「十全」「やすらぎの滴」その他です。


最高の環境、場で5年間保存した「十全」は既にお酒では無くまったく別物で薬用酒以上の優れものです。中山さん始め皆さん初めての味わいを楽しんで頂きました。酒も無くなり賑やかな宴もそこそこに終わり、各自部屋に戻ってゆっくり休みました。その寝しなに中山さんにお言葉がありました。

「昨日よりの事、是よりに繋がり行く事なり。白き岩、大きなる事ぞ。遥かな昔、この地に下した揺るがぬ思いを、ここに留めんと成したるものぞ。是より生まれて来て新しきを生み出だす。ここに在るはその岩、働きを生むもの成り。そこで明日、お頼み申すは、その場を大きな地と成し行くこと。ここにてこの北の新しき元も元の元と成る。嬉しきなり。踏み行く明日を待ち望む。」

 何か大きな事になりそうです。どうやら前日2日に白石市の白鳥神社で中山さんに下りたお言葉がこの地の白き岩、白石だったようです。まずはゆっくり休んで明日が楽しみです。

 翌4日は良い天気に恵まれ嬉しき一日の始まりです。8時過ぎには農場に到着して昨日同様に終日、各自、思い思いに作業を楽しみました。今日の1日の始まりにまずは白石のところであわ歌を響かせました。その時のお言葉です。

 「新しき時は待ちのびております。まことへ帰りて、只々嬉しきへ。」


 少し石の周りを掘り進めて程なく全容が分かりました。そのお後、昼前のお言葉です。

 「ただ祈りて参られよ。この上には水を起き、あ〜と三度唱えませ。」

 更に少し時間をおいて、不動尊の沢の水を供えてのお言葉です。

 「天の音よ、響きわたれ。」

 私は買い出しや、送迎でこの時には参列できませんでしたが、いよいよ準備は整ったようです。
 

 夕方まで作業を楽しみ後は台が森温泉に入浴して大和亭での初夕食会、宿泊会です。宿泊者は総勢8名です。我々男性陣がお風呂から帰る前に、先に上がって戻った中山さんと女性たちであわ歌を部屋の中で響かせましたがその時のお言葉です。

「正して下され。この身を持ちて、明日の9時より5回歌いて下され。その都度お知らせいたす。」

 夕食はT舎長様の手料理で手際よく美味しい料理が次々とでてきて皆さん大満足です。
シンデレラになる前に各自部屋に休みましたが、元気組は朝まで活躍して賑やかにしていました。




 私は夜明け前に目覚め、清々しい朝の農場を散策しました。素晴らしい処と改めて感じ、この地とご縁を頂き使わせて頂くことに深く感謝の気持ちが湧いてきます。素直にありがたいな〜と思いました。雲が地平を覆い朝陽が望めたのは暫く上がってからでしたが賑やかな鳥たちのさえずり、風の心地良さは格別でした。




 豪華な朝食を頂き元気に今日の1日が始まりました。私達は農作業です。


中山さん達は大和亭で9時から2時間あわ歌を響かせて下さいました。そこでは多くのお言葉がありました。
 
「許される」

「さて、ここに在る皆々様よ。多くの事々、この地に在りて、成して、成されて互いの想いここに残しておらるるが、只今の響きお分かりなされたるや。是よりここにて響きて参る。全ての方々集い来て、聞かれて、感じて想いをほどきて、申す事しっかりと受けとりたまえ。本日を於いて無しなり。只今の時なり。」

「大いなるかな、この響きは是よりの遥かな時を、皆々様の新しき嬉しきへ導き行くなり。皆々共々、是よりこの時、この地に在りて響き合いましょうぞ。」

「そう そう そうです。この響きに乗り来る光は、皆々様を遙かな旅へと誘いて、嬉しき時を持ち行くものなり。久しき時は大いなる苦難の時を持ち来りて誠に申し訳なし。過ちたるをここに申すなり。是よりの新しきへ向かう時、是までを一切無しと致し、全てが一つと成りなって、光輝く嬉しきへと参りましょうぞ。」

「さあさあ参りましょう。この時なり。只今なるぞ。この響きに乗り来る光と共に、大きな広き新しきへ参りませ。
 お尋ね申す。この地は是より如何なるや。
 皆々様の想いによりなり。新しきへと参るを定めたれば、大きく広き輝きの地なり。その事拒めば、大きく動きて如何なるかは測り知れず。
 さすればこの地にて成し来たりたる事々、皆々過ちなるか。
 いやいや、大きなる事なり。讃え奉る。只々、この今、この地このままに成せば過ちとして現れ来るなり。その為、皆々様の想いの力を発揮致して、この大きなる地を新しきへ誘うなり。
 この地を大事と思いて参りおるが、全てを埋められたり。口惜しきこと皆に知らせたきぞ。
 うつりておるなりその事は、この時新しきへ参りて、一つとなる。皆々無しと致されませ。是より、共にこのあわ歌を只々響かせ、一つと成り行きましょう。」

「遥かなる旅路を終わりて、新たなるへと参ろうぞ。是よりこの地は嬉しきの限りなき地へ変わり行く。共々に一つと成り参りましょう。皆々様が作り、現した多くのものも変わりて、この地で輝きて新しきを迎え行く。嬉しきなり、嬉しきなり。」


 この2時間は大変な事の様でした。中山さんもかなりお疲れになり暫し休息を取られました。1時間程過ぎてまだお言葉がある、と以下を書かれました。

「喜びて参る。」

「尋ねたる事、行く度か拡がり行くは遙かな夢。嬉しきへ参ろう皆々と。ここに在るをも喜びとなし、行方を尋ね、只々の嬉しきへ。」

 更に程なくして畑に出られて白き岩で以下のお言葉がありました。この時は私は買い物に出かけていて立ち会えませんでした。

「大切なる岩なり。皆々大いに届く是よりの白き光は共々なり。ここより光を発して参るを知りたれば、集い来る時、やがて迎えます。」
  
 昼食もT舎長の料理ですが美味しく頂きました。暫し休息を頂きこの3日間の締めくくりに全員で大和亭の中であわ歌を響かせました。その時に以下のお言葉がありました。

「平成26年3月3日 来る日、来る時 最初の渦作る。」

「織りなす多くの事々は、それぞれ互いに取合って、植えつけたる印に近づきて参らるる。この時をしっかりと繋ぎ、結びておられれば、それより始まる大きなる流れいや増して、只々の身と成り行きて進まれます。」



 大和農場での中山さんとの今回の集いは、全て何ものかによって用意されていたようです。この地、農場、家、道具、人、そして白き石、そしてこの時。更に印として確認された白き石を磨き、光輝かせることで、この地を天地繋ぐ豊かな地に成すことが目指されています。その役目が今回この地に集った人々と縁する方々にお与えの様です。農場を貸して頂いているGさんも中山さんとお話して色々と腑に落ちるところがあったようでした。
 今回の集いで5月5日にめでたく第二段階が始まりました。そして更に300日後の来年3月3日にこの地で次なる段階に進むようです。人の成すべきことが愈々益々重要になって来たようです。
 この地で縁ある方々の嬉しき、楽しき、明るき、暖かき、ありがたき喜びの働きが次なる渦の元のように思えます。