13日は大和農場での作業日でした。そろそろ冬支度です。季節の巡りを楽しみながら自然に触れて楽しい汗を流しました。日暮も早く16時には作業を終えて後は片づけて、近くの温泉でゆっくり身体を癒し、無空無の世界に浸ります。特別なことが無くても一日過ごして幸せ、喜びが感じられる至福のひと時です。生かして頂ける縁、諸々に感謝です。
11月3日はチャレンジPPKの新生祭が京都のTHD本社で開催されました。私は新生祭に参加は3度目でしたが内容はどんどん洗練されてその効果がより明確になって来ています。
新生祭の目的と内容は以下です。
「“迷わず成仏する“その基盤となる要素を、今の肉体を持ったままたいけんすることがテーマです。
① この世に執着を残さない
② 残っているカルマを取り去る
③ 知らず知らずに身に着いた、“怒り・混乱・不安・心配・恐怖心”の縛りを解放する
自分の今の現状は、自分の意識が作りだしているまぼろしとも言えるのではないでしょうか?在るのは意識だけだとすると、意識を変えれば全てが変わります。思ったことが現れて行くのですな。
新生祭は今のからだのままで本来のイノチに還る(3次元→5次元)下地作りの祝祭です。
宇宙僧・杉浦導師の「生前葬の法要」を執り行う事により、ややこしい4次元の世界に途中下車することなく5次元へ行く事にチャレンジします。この祝祭における法要は主役だけでなく、御参列の皆様の気付きをも促進し、参加者全員の意識を整える役割があります。」
今回は2名の方の新生祭でしたが、お二人には大きな意識の変容があったようです。参列していた私も楽しい体験が出来ました。
始めにダライラマ14世の詠唱するマントラが流れている中、参列者を迎い入れます。暫しマントラと音叉の世界に浸り儀式の開始を待ちます。
第一幕は杉浦静始宇宙僧による送り出しの儀です。この世からあの世へ宇宙僧の法力に導かれてこの世に執着を残さず、身体が膠着しない状態で3次元から5次元へ上昇して行きます。我々参列者も己の新生の為と思って意識を合わせて行きます。
個人からのメッセージが読み上げられ、宇宙僧による法要があり、法話、お言葉がありました。
「死とは魂の宿換えです。新生祭を経験して死への不安、恐怖を無くして行く訓練をする。意識を変えて、死とは魂の宿換えと思いこむ。そして次の世界へ楽しみながら行くこと。今来た宇宙エネルギーからのメッセージは「前後裁断」。今、一瞬しかない、その今の一瞬を生きることだ。全ては遊び。今一瞬生きている人に宇宙エネルギーが注入される。急がずに、考えずに、只々感謝して生きて行く。理由なく生きている事を喜び、感謝する。すると宇宙エネルギーが入る。何でもないことに感謝できること。
アホと楽しんで行くのが人生で、苦労の為の人生ではない。授かったイノチを楽しむだけで、これまで受けてきた数々の洗脳を取り払う事です。人生の目的は楽しむことです。この人間クラブでは何が有っても“ありがとうございます”、で生きる事。
人生は徒競走の為ではない。障害物レースを楽しむ為で、3次元では苦しい事、困った事が障害物で、それを意識の中でありがたいと思って楽しむ意識に変換することです。別居結婚も良いし、結婚しないのも、家族が一緒の必要がないのが21世紀の有り様です。只々遊びが人生の目的です。新生して思い残すことなく3次元でのイノチを楽しむことです。」
第二幕は想造&新たな決意です。全員で基本呼吸と言霊瞑想、イメージ瞑想をします。言霊瞑想はありがとうございますのことばを繰り返すことで雑念が出ては消えて深い瞑想に入って行けます。イメージ瞑想は自分がもっとも信頼できる存在をイメージして意識をそこに集中します。
この段階では故人は既にあの世で瞑想をして次の世への計画を想造している最中です。参列者もそれに同調するように瞑想をして行きます。
第三幕は誕生です。宇宙僧の誘導で全員が誕生のお題目を唱えます。そして御導師の誕生宣言で新生です。拍手の中登場したお二人は拍手で迎えられて新生の感謝とこれからの決意の言葉を表明です。明るく輝きに満ち満ちてお二人は笑顔でキラキラしています。
杉浦御導師から強烈なエネルギーが放出されています。白光が全身を包み聖人のように見えます。私の目は新生したお二人以上に御導師の姿に引き寄せられます。そしてそのエネルギーに感応して充電され、心地良い感じに満たされている自分に大満足、喜びが湧きあがる空間でした。
こんな新生祭だったら皆さん受けてみたくなると思います。参列で来て幸運でした。私はPPKの代表世話人をしていますので挨拶をさせて頂きましたが嬉しい会でした。やがて私も新生祭を主役、故人として参加させて頂くことになるかもしれません。
第四幕は誕生パーティーでしたが楽しい宴は、歌あり踊りあり、和気藹々と杯を重ねて新生を共に喜び、讃えあい嬉しい幸せな時間でした。終わるころは夜の帳が降りて雨で全てがまた切り替わり再生されていくような一日でした。
昨年11月3日も京都で新生祭が開催され、翌日は鞍馬山を中心に散策を楽しみました。今年も京都でのもう一つの目的がありました。それは11月末にあわ歌の中山博さんと巡る、日高見、縄文、アラハバキの旅に係ることです。
今回の旅の大きなテーマは中山さんから頂いた“二つの宮をただす”です。先ず二つの宮とは何なのか。更にただすとは、正す、糺す、質すなどがありますが、それら全てが必要な事と思えます。しかし糺すという意味合い、「罪や真偽・事実などを問い調べる」がもっとも強いのではないか、その上で正すことと認識して、今回は東北地方、日高見での旅を企画していました。そして願わくは新生祭の如く、新生され、この国の現状が望ましい方向へ改まっていくことになればとの思いがあります。それにはまずは係る方々の認識、意識の変容が必要と思います。
縄文と弥生、出雲と大和、そして今の天皇家の始まりをたどって行くと、神武天皇から秦、物部、蘇我、大化の改新辺りにいきます。記紀神話による神武天皇は果たして実在したのか?記紀の記載内容にはいろいろな議論があり、史実には多くの疑問があることが感じられます。
それはさて置き、今回は改めてこれまで単に名所という意識だけで巡っていた秦氏、物部氏所縁の地を巡ってきました。
まずは奈良県桜井市三輪にある大神神社にまず参拝しました。以下の記載があります。
「日本で最古の神社の1つとされる。三輪山そのものを神体(神体山)としており、本殿をもたず、拝殿から三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道(原始神道)の形態を残している。自然を崇拝するアニミズムの特色が認められるため、三輪山信仰は縄文か弥生にまで遡ると想像されている。拝殿奥にある三ツ鳥居は、明神鳥居3つを1つに組み合わせた特異な形式のものである
主祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ、倭大物主櫛甕玉命)で、は蛇神であり水神または雷神としての性格を持ち稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として篤い信仰を集めている。また国の守護神(軍神)、氏族神(太田田根子の祖神)である一方で祟りなす強力な神(霊異なる神)ともされている。」