2013年11月7日木曜日

251「豊穣」2013,11,6

    1027日は恒例の仙台テンメイ収穫祭です。7年目の集いには2人の子供も含めて30名程の参加者でした。埼玉県、千葉県の遠方からの常連助っ人さん達にはいつも感謝です。山形県、福島県からも参加頂き本当に嬉しい集いの場です。今回は私の娘も初参加で皆さんと打ち解けて楽しんで活躍してくれました。

    一昨日25までは台風の影響の雨でしたが晴れ上がり、畑も湿り気があってまずまずのコンディションでした。

    作業班が2つに分かれて各自のお好みの分担を担っていきます。さつまいも掘り班は、つるを切り掃う人、スコップでり起こす人、さつまいもを手で掘り出す人、収穫したコンテナを運ぶ人、芋を洗う人、芋を並べて干す人です。



    調理班は食材の野菜を収穫する人、昼食の料理の仕込み調理をする人、外で薪を焚いてさつまいもを蒸かす人、更には外のガスコンロでてんぷらを揚げる人等です。当然、配膳する方もいます。食材は農場で自家栽培した野菜がほとんどで、それらを保存食に加工したもの、更にお米は木村農園の今年収穫したての新米です。

 
    10時作業開始です。畑は少しぬかるんでいますので足がとられます。ですからさつまいも芋ずる式というわけには行きません。しっかりぬかるんだ土が付いていますがお実り様の恵みに感謝です。

    いもはネズミに食べられているのも沢山あります。つる草を払っていたらねずみの巣があり赤ちゃんが45匹見つかりました。生まれたてですがそのまま草をかけておきましたが生存は難しいでしょう。


    和気藹々楽しい作業で、暖かい日差しが心地良く気分爽快です。11時半過ぎには数日前に試し掘りで収穫したさつまいもの蒸かしたてが振る舞われました。美味しい、美味しいと皆さんで頂きました。

    休憩後の作業はすこぶる順調に進みます。そして全て掘り出して昼食前に完了です。果たしてどこまで収穫できるかと危惧していたのですがありがたいことです。今回は全てが善き流れで作業が進みました。いろいろな事、もの、人が整ってきたようです。

 

    べにあずまと干し芋用のたまゆたか400k程の収穫で、お蔭様のまずまずの収穫量でした。今日参加の皆さんには採れたてさつまいも1キロのお土産をお渡ししました。後で聞いたお話ですが、所要があって午前中だけ参加のSさんがお土産にさつまいもを自宅に持って帰り奥様に渡したところ、それを食べたら殊の外、美味しく喜ばれたとのことです。もっと食べたいと注文をしてきてと言われたとのことです。

 

    昼食はテーブルに並びきらないほどの豪華な料理です。楽しく語らい、笑顔の中でありがたく感謝、歓喜でお実り様を美味しく頂きました。大地の実り、人様とのご縁の豊穣を今年も又一段と深く頂けました。

    長野の生体エネルギー研究所の委託で山梨の農家のSさんのところで栽培した大根、玉ねぎ、白菜、ホウレンソウの差し入れがありました。圃場に通常使用料の100倍近くのエネルギー資材等を投入して栽培されたその野菜は美味しいを通り越えて是が野菜なのという感じで身体が喜び、食べる手が止まりません。

    ちなみに大根11000円、キャベツ11000円、白菜12000円、ホウレンソウ1500円です。名取農場の生体エネルギー活用した野菜も太刀打ちできないレベルのものです。上には上があり、佐藤政二先生の虚空界生態系生体システムプログラム農業は凄い理論技術です。不可能を可能にする技術がどんどん進化しています。

 

    食事の後の自己紹介を兼ねた懇談会もありがたい時間です。福島県南相馬市から来たSさんご家族は先の3,11の震災で被災して仮設住宅にお住まいの方ですが、バンクシアフィットネスのS,Iさんの教室に参加していてテンメイの活動を知り、2週間前の木村農園でのテンメイ米の稲刈りにも参加していました。今回は御主人とお子さんもお連れになって主にご家族でイモ洗いに大活躍です。この場の雰囲気が暖かくで楽しく過ごせたとおっしゃって下さいました。嬉しいことです。

 
    昼食後15時半過ぎに1度中締めにして、早め帰宅の方は帰られて、居残り組は更に農作業です。えだ豆、大豆の収穫です。束ねて干して諸々片づける頃に丁度、陽が暮れてきました。今日も沢山の喜び笑顔が名取農場、高柳亭に満ち満ちました。どんどん心地良い場に高まって来ています。

 
    農場は11月を迎えて冬の準備に入ります。今回収穫したたまゆたかの干し芋作り、黒豆の収穫と豆たたき、選別。玉ねぎの植え付け等々。今年はパイプハウスが出来ましたので通年で栽培が可能になりました。これからも沢山の農場体験者、スタッフがテンメイに集って下さることを願っています。

O農場長は今回も大活躍です。彼の存在なくしてはテンメイ農場はここまで進展し継続は不可能でした。彼はここ数年秋口に疲れが出て体調を崩す事が多かったのですが今年はすこぶる元気です。これも彼自身の日常生活での生体エネルギー理論と技術、資材の活用が大きいと思います。

 

    名取農場は生態系生体システムプログラム農法をしっかりT農業指導員の指導で実践継続していています。それだけでなく新たな環境を改善して行く、生態系を作るじんち作りの活用が機能して来ていると思います。

    生体エネルギー準拠位置が高まる事によりそれを求め、必要とする有意の方々も増えてきているように思います。その人たちが豊かに明るく楽しみ喜びで生きて行く中に更なる相乗効果が現れて、ギブ&ギブの渦が起きてきています。その為にも中核となる方々の人類宇宙自然への己の義務を果たすことが前提になるのだと再認識させられます。

 

    全て終わって農場を後にする頃は夜になってきました。今日帰る予定で来ていた千葉かからの助っ人Nさんを引き留めて有志で反省会、夕食会を開きました。昼食をたくさん食べたのに嬉しい話題に杯と箸が進み全て喜びの中で終わった収穫祭でした。