2013年12月18日水曜日

264「大和3」2013.12.17

 最初の目的地は平泉にある高舘義経堂です。北上川近くの高台にあります。坂を登りきると視界が北、東に開けて、正面に束稲山、直下に北上川を一望できる素晴らしい場所です。尾根道を進むとお堂があります。




ここであわ歌を響かせました。その時のお言葉です。

「この度、お集まりの皆々様には、各所でそれぞれしっかり響き、天地繋ぎて、大きなる光と繋ぎて下され。
この北の大地を、限りなき嬉しきへ戻されて、この国の基と成りますようにお頼み申す。」    


 今回の旅の意図、目的を参加者にしっかりお伝え在りました。中山さんを動かす大きな無形存在からのお言葉です。

 次の目的地は磐神社です、20分ほどで到着しましたが、是までも何度か訪れていますが古からこの地方でアラハバキ神をお祀りするもので、社の後ろにはご神体の巨石があります。



朝日を燦々と浴びながらあわ歌を響かせました。   
「この大きなる地を皆々共に守り来たり。
多くを失いたるが、今ここに再びの光差し来る時迎え、共に皆々参るは嬉しきなり。
ここにて遊びたその時を、思い起こすは大きな喜びなり。(拍手)
ありがとう」
 我々のあわ歌の響きに呼応するかのようにありがたいお言葉です。

 次は東北新幹線水沢江刺駅の真東の山にある出羽神社です。


神社の奥、山頂にはアテルイ顕彰碑があり、展望の砦があり三方が眼下に見渡せて、戦略上の要所であったことが伺われます。顕彰碑には京都の清水寺管長の直筆が刻印されています。

ここであわ歌を響かせましたがその時のお言葉です。 
「きっと、きっと成し遂げられませ。皆々様のこの響きと光りでこの地を元へ還し行き、再び大きなる地と為さりませ。(拍手)
お〜、承りた。共々に光を配りて、変え行かん。(拍手)
この地にありし大きなる思い発し行く時、伺いたし。(拍手)
是より、北の力を得て渦作り、その時を知らせ行く。ここに花咲くその時を待ちて構えて下されませ。(拍手)
嬉しきなり。」
 ここでは次につながるお言葉がありました。北の力を得て渦作り、その時を知らせる。ここに花咲くころ再びこの地を訪れてくれ。とのことです。花咲くころ、桜が咲くころ5月です。既にその時期の再訪を中山さんと決めています。その前の3月の大和の白石での五芒星の集いを済ませてからです。一つひとつ積み重ねて進むしかありません。

 樺山遺跡は何時訪れても感動するところです。


心身が自然に融け込む素晴らしいエネルギーです。今回も太陽のエネルギー、光と輝き、雲の流、風、木々の枝、音等、深い処に皆さんが持っているいのちの大本に感応する感じです。ここであわ歌を響かせましたが、今回も中山さんのお言葉の時は終始、拍手でリズムを取って軽快な中にお話し頂きました。
「(拍手しながら)
 届きたり、響きたり。この天空に響き来て、大いなる拡がりぞ。
続けて、続けて、続けて、皆々、皆々、皆々、歌いて、歌いて、響きて響け。
この地共々、皆々共々ひとつに成りて、この空共に響きて、響きて、参られませ。」
 どんどん勢いを頂きます。



 バス車中でお弁当を頂いて目指すは九戸城跡です。車中に中山さんにお言葉がありました。
「安土(あんど)、安土、皆々 安土。スルスルスルリコ スルスルリ。
越え来れよ、是よりを。光て、響きて、安土、安土。
見事に越え行き、安土、安土。
サラサラ、ユラユラ、参りませ。」
 あんどの表記は私は安堵と思ったのですが安土とのことです。安らかな土地のことでしょうか。

 九戸城は以前も中山さんと訪れていますが、その時はかなり厳しいエネルギーで全てが重く、圧し掛かるような暗い気分に襲われたのですが、今回は少し明るく軽く感じられます。冷たい雨降る中、本丸跡であわ歌を響かせました。


「ここにある多くの御魂、何故にその時のその身を打ち捨てたるや。
遠き時、皆々、晴れ晴れ、ゆうゆうゆるりと安堵して、この安らかな地にあるたりを、かかる地と成したる。元を思いたまえ。
是よりこの響きと光りは新たなる仕組み持ちて、元へと還す。共に参りて、光と成られませ。
この時なるぞ。前より告げ来た、その時迫りたり。参られませ、共々に。」
 今回は呼びかけに応じて明るい反応が見られます。時来たり。今まさに立ち上がる時。そんなふうに呼応するものを感じます。



 冬至に向かって日はどんどん短かくなります。予定では後3か所ですが八戸市の長者山新羅神社だけにして後は、申し訳ありませんがキャンセルさせて頂きました。
 新羅神社は以下の所縁があります。
 八戸南部藩の二代藩主南部直政公が南部氏の始祖新羅三義光命(源義光)を勧請、「三社堂」または「虚空蔵堂」と号したのに創まる。以後、八戸藩の総鎭守として歴代藩主から尊崇されています。
 更に神社創建以前に、義経北帰行伝説にも関係する地です。
 夕闇迫る中であわ歌を響かせました。そこでのお言葉です。
「拡がり行きたり。皆々様方の響き、大いなる天空に届き行くは嬉しきなり。
それぞれ皆々大いなる響き続けなされ。
進みは次第に速きと成るなり。
しっかりと共々参りましょう。」





 夜の帳が降りて別世界が始まりました。後は野辺地町にある宿を目指してバスはひた走ります。後部座席では宴が始まり今日一日の締めくくりです。
 今回1日目の巡りで感じたことは各所のエネルギーが変わり、過去の負の思いから新たな旅立ちにどんどん進んでいるし、天地が呼応して渦が起きて来ていることです。確実にこの北の地のエネルギーは繋がり、拡がり始めているようです。
 
 ホテルでの宴会も又格別ですが、私は美味しいお酒で1次会でお休みでした。