2013年12月11日水曜日

259「呼応2」2013,12,9

 9月に松本市で野口法蔵師の座禅断食会研修を受講してから初めての仙台座禅断食会を11月15日から開催しました。ここ最近は参加者が少なく10数名でとてもアットホームなゆったりした感じで開催出来ています。ほとんどがリピーターで今回も初参加は1人だけです。馴染みの面々と和気藹々楽しく過ごせました。断食2日目の講話で法蔵さんの研修で学んだ事をお伝えしました。今回の断食会でのポイントは、やはり生体エネルギーによる環境作りの加算でした。
 先のみつゆきさんのアイリッシュハープコンサートでみつゆきさんが演奏用椅子に活用した円柱のコンクリートブロック1個を座禅会場の中央に置き、そして住宅環境改善ブロックを四方に設置しました。私も7月以来4か月ぶりでしたが兎に角、今回の会は眠いのです。初めての事ですが睡魔で座禅が出来ないのです。艪を漕ぐ感じで皆さんにも驚かれてしましました。休憩時間も横になり兎に角、眠りです。しかしこれは私だけでなくかなりベテランの方々にも見られたことで、どうやら今回設定した環境のなせる業で、身体が強烈に誘導されたようです。今回の生体エネルギー資材の追加加算によって身体の自然治癒力、自己調整能、免疫力等スイッチオンされたのでしょう。
 そして夜も良く寝て2日目には普通の排便がありました。明け食前の排便の体験も初めてでした。3日目の最後の坐禅の辺りにようやく集中できて坐れた感じでした。
 明け食も、自家製の梅漬け、味噌、特注の秋田県から取り寄せたパン、厳選した野菜、その他食材等々で用意して、なんといっても大根煮の鍋といつも通り食がそそる膳です。食堂の席に着いて、五観の偈(ごかんのげ)を皆さんで唱和して食事を頂きました。

 五観の偈は禅宗で食事の時にあげられる偈文で、文は以下の5つです。
一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
二 忖己徳行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠と忖(はか)って供(く)に応ず。
三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
五 為成道業 因受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。
 その意味は以下です。
一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、「貪・瞋・癡」のいわゆる「三毒」(「貪欲」「怒りや憎しみ」「無知や愚かさ」を意味する)など三つの過ちを持たないことを誓います。
四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。
五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです

 明け食では毎回唱え、皆さんにこの意味をお伝えしますが納得です。断食をして明けの食を頂く前にはこのいのちの繋がりを再認識し、己が心を正す事が必要です。常に食事を頂く時の心構えです。頂くいのちと頂かれるいのちの呼応を促し繋ぎ活かすお言葉です、
 
 明け食は梅湯が決め手です。飲んだ量で宿便出しが誘発されます。杯数が多ければ大量に排便が成されます。しかし私は2杯程飲んだ15分位で排便が始まりました。いつもより速いスタートで、参加者の中で一番早い排便です。結局10数回も排便がありかなりの浄化が成されたようです。
 今回も全員が満願成就して笑顔で楽しい語らいに食堂は明るいエネルギーに満たされます。最期のミーティングも実り多い時間でした。次回は来年3月です。
 明けた私は断食をしていた事すら想いに浮かばない状態で、いつもの身体で快調で、すこぶる自然体です。ありがたい身体の変化、浄化、活性を頂いたようです。今回の坐禅断食は改めて生体エネルギーの環境の影響を実感できた3日間でした。










 丁度1週間後11月22日は神人さんのライブでした。神人さんは毎年2回来仙頂いています。何故かいつも新しい試み、企画が仙台から始まります。今回もライブ、講演会、散策会、ワークショップの3日間の間に各所でそれが見られました。

 ライブは22日18時スタートです。30名程の方の参加です。
 3部構成で、最初の1部は浄音で音魂浄化です。音の響き、振動で見も身体も揺さぶられ清められていきます。目をつぶり只々音に浸っている感じです。演奏が終わっても直ぐに戻れない感じです。

休憩をはさんで2部の祈り唄の曲の合い間に、神人さんから参加の皆様への御伝え「今あなたに必要なメッセージ」を希望者の方に頂けます。希望所の方が手を上げて合図をするのですが、結局全員が頂きました。
 3回に分けてメッセージタイムがありました。「このメッセージは各自の指導霊と神人の指導霊から発せられるもので、心がえぐられるような答えです。例えると、異次元存在からDJが話すようにラジオから発信されるもので、神人はラジオの役割で話の内容は覚えていません。」と神人さんは言います。ですからその言葉の内容を質問されてもお答えできないようです。
  
 前回までのお伝えは短い言葉で伝えられて直ぐ終わりましたが、今回は結構詳しくお言葉が有ります。私も最後に以下のお伝えを頂きました。
「山、川、海、地球。これらの関係は皆、全て繋がっている。あなたが係っているもの全て繋がっている。その事を知ることが悟りだ。だからどうすれば良いのか、と思えること。それは難しいことだが、それを知って味わえたら、この地で生まれた学びを得たに等しい。より深い喜びとして味わう事。」
 すこし難しい課題ですがこの事がこの世で学ぶテーマなのでしょう。私の指導霊から頂いたありがたいメッセージと活かして行きたいものです。皆さんのメッセージをシェアーしましたが、かなり厳しく心えぐられた方、とても良く生きているとお褒めの言葉の方がいたり、聞いていて、えっそうなんだ、やはり、凄いな、などとても楽しく皆さんの学びを共有できました。今回のように長めのお伝えの仕方は仙台から始めたこと、のようです。。
 
 3部は祭り唄ですが、何故かインスト(歌のない楽曲・演奏を指し示す音楽用語)を半分以上の時間で繰り広げられました。これも初めての事です。津軽、南部と神人さんの田舎の青森をテーマにした曲です。凄い演奏でした。いつもの祭りの、皆さん踊り跳ねるエンディングとは違いましたが、十分な活性を頂きました。
 内容の濃いライブが終わってから22時近くから食事会です。神人さんに皆さんいろいろ質問がなされこれまた濃厚な時間を満喫できました。
 翌日の講演会に備えてシンデレラに成る前に散会です。