1日目の午後は佐藤政二先生の3時間、講演会で、テーマは「次元の扉を開く」です。
今回の講演会に参加した方には、舩井勝仁さんから佐藤先生にお願いしてスペシャルのプレゼントが用意されていました。
プログラムの冊子には「生体エネルギーを使った「有意の思いの実現をサポートする品」をプレゼントいたします。」と書かれています。
会場入り口で頂いた封筒にはスペシャルなカードが入っていました。カードには生体エネルギーマークの中心に難しい字が書いてあります。行の中に業がある、佐藤先生の作られた言葉で「うんご」という字です。裏にはその意味が書かれています。
「うんごとは、有意の人が、有意の思いを実現させる為に必要なエネルギーが入った言葉です。また、災いを克服する力もあります。有意の思いを実現させるための前提として、人類・宇宙・自然に認められる行動をしている必要があります。
舩井勝仁が皆様にプレゼントする言葉を、佐藤政二先生が想造し、選んで頂きました。」
長野の生体エネルギー研究所の勉強会ではおなじみの言葉ですが、一般の方には、えっ!これなに!の感じだと思いますがとても力がある強力なカードです。ありがたく頂きました。
冒頭に、舩井勝仁さんからお話がありました。
佐藤先生とお父様とのご縁、そしてご自分が佐藤先生の元で住み込み研修を3か月されたこと。今回のさきがけで、有意の人に是非とも次元の扉を一緒に開いてほしいと願い、佐藤先生にそれが出来る様に今回3時間にわたり、生体エネルギー理論、技術を通して既成概念を打ち破る、将に次元の扉を開いてほしいと思っている事等のお話がありました。
次に、大阪府立大名誉教授、生活健康学研究所所長の清水教永先生の生体エネルギー技術を活用した研究結果が話されました。その内容を簡単に紹介します。
「今回、日本の科学者3名がLEDの技術でノーベル賞を受賞された。ノーベル賞は昔は研究発表から80年位かかっていたが最近は短い期間で受けられている。それはある研究環境のみで大発見されている。その人の思いがどこから発するのか。それは空間における環境生態系の影響だといえ、その影響が地球全体へ広がって行くさきがけと思える。
環境、場が大事でその中で身体が活性化されている。生体エネルギー技術を活用して、これまで科学的手法で数々の実験を行ってきているがその内容をお話ししたい。
電波、電磁波を発する、いのちえしらべE、ES、ESV各4台、で生態系を作り、そこにしらべ、しらべS各1台を設置した実験区と、何も設置していない対象区とで各種の実験を行った。」
その結果は以下の様ですが、驚きの内容です。
・SIgA(イムノグロブリン):実験区で有意に高まる。免疫力UP、ストレス耐性UP。
生体反応が初期に起きて、3週間で個体差にバラツキ起きて、更に向上して行く。
・活性酸素:疲労に関係して病気の元に成る。快適療法を行って1日30分歩行する。実験区は有意に低下、対象区は変わらず。
・抗酸化力:実験区で有意に高まり、対象区は変わらず。
・テストステロン(男性ホルモン):減少するとうつ病になる。実験区有意に高まる。対象区は不変。
・インスリン感受性:運動療法、レジスタンストレーニング、複合的トレーニングで行う。代謝率が実験区で優位に高まる。
・EEGフィードバック:脳波の反応を感知しながら自分の意識で治せる。大脳活性値が実験区で高まる、対象区は不変。脳波α波、シーター波で注意集中すると20%→35%へ。300~500人に1人位の結果が沢山の人で出る。
・GDV、バイオフォトン(生物発光):電子の自由化。発光強度、面積とも有意に高まる。水が影響を受けるので体液が反応する。
・放射線による細胞損傷と修復能力。アポトーシス(自滅)率と生存率を測定。:実験区ではアポトーシス率が通常細胞より下がって細胞回復、修復率が有意に高まる。防御すると細胞生存率高い、アポトーシス下がる。
・天音S(携帯電話、スマートフォンの充電器):実験区は活性酸素減少、抗酸化力向上。電磁波は脳へ悪影響、精子能力低下
空間に電磁波を利用して生態系を作る事で、その中で人間にとって色々な身体機能が高
まり、増して健康になって行く事が実証されています。是まで物質として体に作用させて
いましたが、空間のエネルギー情報が身体の機能を向上させて信じられない答えが出てい
ます。これは画期的な事に思えます。
最後に清水先生は以下の言葉で締められました。
「見え無いものに気付いて、それを自覚することで感性が変わる。人間としていのちのウエルフェアーへの道で、健やかないのちの繁栄の道だ。生体システムは酸化還元のバランスを考えるサイエンスである。」
次は佐藤政二先生のお話です。会場にはコンクリートのブロックが置かれ、しらべ等
の装置も設置されています。お話の内容を紹介します。
「私が自信を持っていることは、元素を使いこなさないと農業が出来ないが、それを50年以上やっていること。
包丁は鉄で出来ているか、鉄を変えることで、切った後の物質の能力を高め、味覚も良くなっている。生態系生体システムプログラム産業ではある一定以上の準拠位置を作れる。
環境によって精神性が意識として変わる。1回やって答えが出ても、まだ答え的で他で
再現できないと答えだと思っていない。」
まず実験をして体験してもらう事になりました。内容は割愛しますが実験区では明らかに味が良くなります。更にそれ以上の情報を受けると更に味が良くなりどんどん変化して行き、被験者の方も納得しています。その結果を踏まえてお話が続きます。
「上を知らないと、最低でも最高に思う。
成長加算可逆系の場を通して、人間の能力が変わったのか、酒の能力が変わったのか。それはどちらも変わっている。
放線菌の能力を上げられるものが本物の土だが、土壌に万有引力が高い粒子構造を作り、コンピューター的生態系を作る。我々の身体にはタンパク質、必須アミノ酸の能力が一番必要だが、そのアミノ酸の硫黄の能力でタンパク質が決定されていく。硫黄の結合能力だ。
連作障害を治すことが出来る。今までの次元は窒素、リン酸、カリだけ。陰イオン交換容量、陽イオン交換容量を活用して、保持力を持たせて生態系を作る。
真正腐食はプログラムして作られたもの。それらによりATP産生、タンパク質の第3次構造の内容を多様化してくれるもので個性がでる。今のサブリメント栄養学ではダメ。何が作ったものか、土のリン酸吸収係数までコントロールすること。その有機化の内容を明確にする。
ナズナ、ハコベの雑草が薬草になる。薬用ニンジンの様にウドを薬用に変えられる。これまで考えられなかったことが出来る、その次元の扉を開く。
無は全ての前提であり、空は営み。我々は無空無をし、繰り返している。どの能力の無空無にしたいのかで違う。
次元、物語に辿り着く前に準拠位置がある。それを明確にするのに自分の意識生命体としての反応をどうするかだけ。肉体は遺伝子的反応で出来ている。胃と肝は違うが同じ遺伝子、相似的にある。
「いるなけみ反応系」では、その能力で細胞が劣化したものを優性に導き、更に加算が出来る。半身萎凋病、根こぶ病、壊疽性乳房炎等も治せる。全てはどの環境で、どの生態系でセットするかが次元を決める。
空間に新しい生命体を作る。そこにタンパク質的要素の物語を作る。タンパク質は硫黄が要だ。そうすると新しい植物の能力を作り、レタスを薬草的にすることが出来る。それは硫黄化合物をどの反応系で使うかだ。
空間の行(ぎょう)の次、「うんご、ぎょぎ、まごく」、とあるが、ぎょぎはお釈迦様的な人、教えを作れる人のことを言う。PH依存型でなく、エネルギー依存型でないとダメ。
空間に「まげびき、どゆごけ、じしきり、じしまみ、みょさみ、みみい」、で作る。それは摩訶不思議な力を使って1に出来るもの。
車の排気ガスで砂漠を直すことも可能だ。有機化農法で有機物を入れて好気的微生物90%、嫌気性菌10%で多糖を作る。
良質堆肥の定義があるが、木質のリン脂質のレシティンを作り、リン脂質を高める。そうすると完熟トマトを1週間持たせることができる。普通のものは未完熟でないと出荷出来ない。
毒とは生きる力を奪ったから毒で、それを助けたら薬だ。それは資材の能力次第で決まる。
人間が作ったもので空間の能力を1つにして使う。産業別に建築を指導するが、どの能力を作ったらその空間、建物が必要とされるか。
サブリメントだけではダメ。物体をどの能力にするか。車を電気だけで能力を変えられる。元素を使う産業では出来る。
放射線の能力をある環境を通すと変えられる。その次元を開く。それは無の扉を開くこと。
前提条件を知らないから毒を薬に出来ない。薬草も更に高められる能力の次元がある。不完全タンパク質では物語が通用しない次元でしかない。
農業者の私が他産業分野の人にそれらのものを作ってもらう。今までの常識は生態系を無視している。まずは自分の環境を作り、準拠位置の次元、物語の次元、宗主神の次元を作る。
細胞生命体の進化を明確にしてその上で、水の中で何故我々が生きられないのかと考えるところから始まる。
青酸カリを毒にしないその手段がある。具体的に次元を使うとしたら一番最初の法則を作ったもの、法則を使うもの。その為に、「いるなけみ」に「にむゆえか」がセットされて使える。
生きている目的は何に? 幸せは何に? お金でなく何でも作れる能力が必要だ。その能力の準拠位置が本当の資本と言える。今の不可能を可能にする条件は、まず不可能が分かる事。定義できないとそれすらない。そこでは常識が邪魔をする。
車で若返る事ができるし、それは元素の能力を変えることで出来る。金属1個で全てを1つにする生態系が出来る。」
初めての人にはやはり難解なお話になったようですが、えいやーでなく理論で誰でもが出来る技術にすることで産業化が出来ます。自分の持つ物語の扉、次元を開くには既成概念を越えた新知見を体験して行くしかないように思いました。全ては必要度でしょう。休憩をはさんで次は佐藤先生と勝仁さんの対談です。