2015年9月16日水曜日

487「地の理6」2015,9,15

 元気を回復して、いよいよ丸池に向け出陣です。鳥海山を左手に見て、右は日本海です。穏やかな天気の中、車は山形県遊佐町に入りました。すると海に光の柱が立って、海面が白く輝いています。光を見にいく事にして、急遽十六羅漢展望所に寄りました。


 前回の6月の出羽の巡りの時にも、この地で同じように太陽の光を受けて、暫く光と海の織り成す神秘の時空を楽しんでいました。丁度、太陽も顔を出して下さり、良い加減で太陽と海のエネルギー調整をしていただき、丸池に向かいました。10分程で着き、待っていて下さったNさんたち3人にお逢いして、丸池に全員揃いました。


 丸池には以下の表記があります。
「直径20メートル、水深5メートル、湧き水だけで満たされた池です。
 水の色は幻想的なエメラルドグリーンです。光の加減により微妙に色を変えていきます。
透明な池を見ていると、底の方からボコボコと水が湧いている様子が見られます。
 後三年の役で、鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、三日三晩その敵を探し求め見事に討ち取ったあとにこの池で目を洗ったため、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目であると言われています。
 鳥海山大物忌神社の境内地であるため手つかずの社叢が残っています。地域住民からは古くから信仰の対象として大切にされてきました。」
 http://mias.main.jp/maruikesama/

 丸池様と呼ばれその神秘的なエメラルドグリーンの池の色は見事なものです。着いて直ぐに太陽が照りだして、池に光を注いで下さいました。皆さんここぞと神秘の池の色合いを写真に収めました。

丸池神社の祠の近くで池に向かってあわ歌を響かせました。ここはこちらから発するのでなく受け取る意味合いですので、規定の配置を取らずに、あわ歌を1度響かせました。


 その後のお言葉です。
「ありがとうございます。
 本日、ここに共に集いたるは、是よりのこの地球の事ごと、共に歩まんとご説明致します。」
(ここで中山さんが池を向いていたのを向きを逆転させて、以下お話されました。)


 遥かな時より、この地球、多くの変化、進みを成し来て、都度、新たなる形と成り来たりました。
 この地球の波動、その都度変わり行き、大きなる宇宙と共に参らんと致して参りました。
 その中にありて、皆々様のその昔の人々、まったく新たなる形と、心と、知能持ち来たりて、大いにこの地球の上にて活躍為さり、激しく進み来たり。
 その今、皆々様、この宇宙の中にて大きく違いた道へと参り行く懸念があります。
 全てを使い、人そのものの宇宙の如くと成り来たり、是より参る真の道に非ず。
 全ての宇宙はその進みを真に戻し、共々参らんと定めたり。
 その為、この地にある全ての力を天空に繋ぎ、人々を繋ぎ、変え行きます。
 是より知らせ行くは、
 地球上に形として現すこと。
 見えざる大きな流れを生みいくこと。
 皆々様への大切な知らせ致すこと。
 ここにお伝え申す。
 必ず、共々成り行きて、新しきへ参りましょうぞ。ありがとう。(拍手)」

 お言葉が終わりましたが質問を促され、以下はその質疑応答です。

「尋ねて下され、何事も。」
・具体的にどのように受けたら良いのか
「只ただの心はいつもなり。御自分の気付き、思いを大切に、素直に為さりませ。
 よくよくの事、この身にお尋ね下さい。」
・この丸池はどのようになりますか
「全てはそのまま、それぞれの思いにて訪ね、ご自分で伺いてみなされ。」
・地の動きはより激しいか
「それは大きなる定め。この地の進みに関わる事なり。皆々様、如何なるやは、その身の想いひとつと成り行けば、ひとつなり。」
・全ては己の心のままで進んで良いのか
「あ~い。違いたる心あれば、それぞれの気付きあり。そのとき、その身が如何に為すかなり。」16:03
 以上で儀式は終了しましたが、更に中山さんから何でも質問して下さいとありましたのでその内容です。

・10大地点と今のお話のこととの関連は
「揺らぎ等があってもその地点はしっかりさせる。これから動かす時に不動点として、その地の人として育成する。
 各自が早く直接に繋がれる様になって欲しい。光と響きを送っているが、そのことに気づいてくれるかだ。
 あわ歌は歌っても歌わなくてもどうでも良い。素直にあれば直ぐに繋がれる。歌はその為の1つの手段だ。今まで先人で修行してそのレベルに達した人がどれ程いたのか。
 クライマックスは迫っているが、脅しているのではなく、各自が楽になることの為に伝えている。
 地球は自助努力をしているので、人間も一緒にそれに乗ってくれないか、と言う提案だ。少しずつ集える人を増やしている。」16:16


 昨日の朝のお言葉の3ヶ所目はこの丸池です。最後に前日の湯川沼で沼の水をペットボトルに汲んで来ていたTさんが丸池に流しで情報の融合を図りました。果たして如何な反応でしたでしょうか。


 お陰さまで全てを終えることが出来ました。それと同時に雨が降り始めました。この丸池の儀式が終わるまで天は雨を降らせずにことを進めてくださったようです。
 雨の中、早々に山形からの皆さんとお別れし一路、仙台へと出発しました。途中、雨が降ったり上がったりでしたがそんな車中で中山さんにお言葉がありました。
「お知らせ。
 この地の大きな気を流すは、
 海に三 山に三 河に二 平原に二
 いづれも天候と相まって、大きな影響あり。
 大自然の力を知らせる。」18:00

 このお言葉のころに鬼怒川を始め関東の各地の河川は氾濫の危機にあったことを後で知りました。私たちの車も山形JCTを過ぎ、山形北ICに差し掛かるころから強烈な雨に遭遇しました。視界が利かず、ワイパーも機能しないような土砂降りです。大自然の力は恐ろしいものです。
 安全運転で仙台駅に19時半頃に無事到着できました。有志で打ち上げを駅構内のお店で済ませ9時過ぎに解散、帰路に着きました。
 次は10月10日の大和での儀式、そして中山さんに仙台にお越しいただけるのは12月17~19日の予定です。又、改めて丸池に来ることになるかも知れません。いつも終わりの始まりです。

486「地の理5」2015,9,14

 出つぼはブナ林の中にありました。大きさは小さな池と言う感じで倒木が池を埋めているところもありますが、澄んだ緑青色で、湖面から滔々と水を湧き出していました。
「ブナ林に囲まれた”出つぼ”は長さ15m、幅8m、深さ2mで、水温は常に7℃という冷たさで、森の中にぽっかりと空いた水辺はオアシスのような佇まいを見せています。」と紹介されていますが、将にそのままのところでした。



 暫し鑑賞して、自然の妙を堪能しました。池から少し上がった林の中に丁度よい空間が用意されていました。その中で規定の配置で方位を決めてあわ歌を響かせました。


 その時のお言葉です。

「この大き山、鎮まりて永き年過ごし来たりて、深き地を保ちたり。
 是より参る新しき時、篩いは大きく成りなって、全てを変える時、至り。
 この地の底と共々動き、北は大きな広がり持ち行き、遥かなる西へと繋がり行きます。
 あ~ あ~ あ~ あ~
 共に参らん是よりも。共々成るなり。変わり行かん。」11:28



「新しき時、篩いは大きく成り全てを変える時に至り、この地の底と共々動いて北は大きな広がりを持って西へと繋がる」とあります。
 ここでも歌い終わって中山さんは直ぐに動けない感じです。地からのエネルギーは想像以上に強烈で、きついようです。それだけ今まで封じられていたその力が各地で呼応して動くということは計り知れない影響が現われるのかもしれません。
 実は昨日も各所でそのような地の力を受けておられて、是までの天からのエネルギーとの違いを話されていたのでした。
 帰りは途中、小休止して戻りましたが、雨は降ることもなく、この大いなる地を後にすることが出来ました。



 次の目的地は鳥海山の裾野を少し下った元滝伏流水です。10数キロのところです。滝近くの駐車場まで車を進め、少し歩いて到着です。
「元滝伏流水は元滝の下流200m位の所にあります。現在は元滝と言えば元滝伏流水を指す場合が多く元滝には通行禁止になっています。元滝伏流水は鳥海山の伏流水が岩の隙間から流れ出てきている感じがしてとても神秘的な感じがします。高さは5m、幅は30m程度の小さい滝ですがその清涼感は想像を超えます。写真ではなかなか伝わり難いのですが、外気との温度差があまりにもある為に周囲が霧状に包まれているのです。その為か滝周囲は苔が張り付き、滝の白と苔の緑のコントラストが絶妙で来る人を感動させてくれます。奈曽の白滝よりはメジャーではありませんが、感動と清涼感はそれを凌駕すると思います。」
 


 直ぐ近くの奈曽の滝のような大きさ、豪快さはありませんが魅力的な世界です。岩の中から湧き出てくる水は、地から湧くエネルギーそのものの情報を満載しています。各所から湧き出るこの湧水滝の景色は見事なものです。
 先ほどの出つぼは地底から湧き出る世界ですが、こちらは岸壁から湧き出る世界です。この元滝伏流水と獅子が鼻湿原出つぼは平成の日本の百名水に選ばれていますが、納得の名水です。
 川にせり出した平らな巨石の上は、皆が揃って歌うには丁度良さそうです。苔むした岩を何個か注意深く渡り、全員が無事に規定の配置に就けました。


そこで滝に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「立ち上り来るこの地の力は大きく成り行き、全てを変える。
 光とひとつと成り行けば、ここにある全ては働きを新しく致す。
 皆々様方、変わり行き、共々に来る日を受ける身と成られませ。
 多くの知らせは是より活かし行く。
 知りて致さぬば、そのままなり。
 しっかりと為されませ。」12:55

 「皆々様方、変わり行き、共々に来る日を受ける身と成られませ。多くの知らせは是より活かし行く。知りて致さぬば、そのままなり。しっかりと為されませ。」とあります。厳しきことです。大変化に望む構えをしっかりと定め、情報を受けて成すことを、しっかり念を押されています。情報を受けたその役割の方が使命を果たさなければそのままこの変化の時を逃すことになりそうです。


 時間は既に13時を過ぎています。直ぐに昼食会場に向けて車を走らせました。ここでも中山さんはかなりエネルギーの変化を受けておられた様です。車を走り出したら直ぐに眠りに就かれられました。皆さんもその地からのエネルギーの影響は少なからず受けていました。

  昼食は、にかほ市象潟にあるお寿司屋さんです。日本海で獲れた魚満載の海鮮丼と海草蕎麦です。既にランチの時間も終わる間際ですから、奥の個室の座敷で直ぐに食事を美味しくいただけました。
 しかし食べきれない方も多く、お腹が満たされて睡魔に襲われる方もいます。それもこれも午前中に巡った地での影響のようです。中山さんもあまり食が進みません。食べ終わっても食後の珈琲を飲んで暫し休息が必要です。横になって休む方もいて、昼の営業閉店時間の2時半まで休ませていただきました。丸池で合流する予定の山形のNさんから13時過ぎに既に丸池に到着しているとの連絡がありましたが、暫くお待ちいただくことをお願いしました。




485「地の理4」2015,9,13

 県道1号線を終えて国道107号線にはいりました。西に少し進んで、JRほっとゆだ駅を南下して湯川温泉の方に進みます。温泉街を過ぎて更に狭い山道を10分程進むと湯川沼の駐車場です。
 クマがいます!の標識があります。心して山道を進みます。ブナの原生林の中、緩やかな登りを20分程歩いて湯川沼に到着しました。


湯川沼は以下の表記があります。
 「標高570メートルの山中にある湯川沼には、岸の浮草が水位の変化や結氷の圧力で岸から離れてできた浮島が浮いています。浮島は、県の天然記念物に指定されています。
 沼の周囲を周回できる歩道があり、ブナやミズナラに囲まれた四季折々の豊かな自然を見ることができます。また、8月には湖面にヒツジグサの花が咲き誇ります。」




  湯川沼は静かに山懐に天空に窓を開けて穏やかにありました。曇りでしたが湖面の美しさ、自然美を豊かに現して、浮き草、ヒツジ草がさりげなく色を添えています。唯一湖面に出られるスペースは10人が立ち、あの指定の配置を取るのに丁度良い広さです。
 あわ歌を湖面に向かって響かせました。その時のお言葉です。




「四度唱えて(拍手しながら)
 ドンドンドーン ドンドンドーン ドンドンドーン ドンドンドーン
 新たなるへの道をここに開かれよ。(拍手)
 お~ お~ お~(拍手)
 繋ぐは明日のその池にて、相まみえ、固き誓いと共に致さん。(拍手)
 お~ 参りたり。」17:10


「繋ぐは明日のその池にて、相まみえ、固き誓いと共に致さん。」とあります。明日の池は丸池のことです。今日1日かけて巡った各所での響きによって、明日の丸池への参集が成されて準備は整いつつあります。
 

今日1日、曇り空で時折、太陽が陽を射す天気でしたが、雨に降られることも無く、お陰さまで予定の地を目出度く、巡り終えることが出来ました。駐車場に下りる足取りも軽く、明るいうちに今日の宿に着けそうです。
 宿は10分程車で下った湯川温泉ふるさとです。温泉が待っていますので皆さん喜びの笑顔です。何しろ、中山さんたちは8月中旬からチベット、ウルムチ等の巡りのあわ歌の旅をされ9月3日に帰国されたばかりです。その後、直ぐに札幌に3日間あわ歌会で行かれて7日に仙台入りされています。長旅等、諸々のお疲れで温泉が事の外、楽しみにされていたようです。そして美味しい日本の食事をゆっくりと味わいたいと。
 18時前には部屋に入ることが出来ました。こじんまりとした純和風旅館ですが、新しく綺麗な館内で、渓流沿いの露天風呂も風情あり、お話が弾み長湯になりましたが、しっかりと心身が癒されました。
 食事も豪華な中に、色どり良く山海の恵みを配膳し、味わい深く、酒の盃も進み、美味しく頂きました。2次会も楽しく出来ましたが、明日の本番に備えて早めに休みました。私も程よい酔い加減で途中睡魔に襲われて途中退場です。


 9日朝、天気は曇りです。どうにか1日無事に巡れることを念願して、朝風呂で身体をリフレッシュし、盛り沢山な朝食を頂きました。8時出発予定でしたが、居心地が良いのか、ゆっくり喫茶室で珈琲を頂き、お土産を買ったりして、のんびりさせて頂き8時半過ぎに宿を後にしました。今日はいろいろな調整が入り、その時に向けて誘われている様な感じがします。

 999の愛車にも給油を済ませて秋田自動車道を北上して秋田空港方面に向かい、そこから日本海東北自動車道に入り、南下して、にかほ市に向かいます。
最初の目的地は鳥海山の秋田県側の裾野に広がる中島台レクリエーションの森、獅子が鼻湿原です。国指定の天然記念物になっています。
http://www.geocities.jp/t111313/sisigahana.html
 見所は沢山あります。「あがりこ大王」と呼ばれる日本1大きい奇形ブナ、世界1大きい「鳥海まりも」。そして「出つぼ」と言われる湧水池で、湧き水の周辺や川底には多種多様のコケ類が密生してます。
 出つぼについては以下の表記があります。
「出つぼ(湧水池)--別名「熊の水飲み場」。鳥海山の雪解け水が80年以上もかかって湧き出ている。酸性・低温(ph4.4~4.6、水温7~8度)で、水量も水温も年間を通じてほぼ一定している。4カ所の出つぼから湧き出た水は約16ヘクタールの湿原を形成し、湧き出た水は白雪川に合流して山麓の平野を潤すが、稲作には冷たすぎるので、農業用水路のあちこちに小さなダムのような貯水槽が設けられている(温水路という)。

 駐車場に10時半過ぎに到着して準備を整えてハイキング開始です。獅子が鼻湿原は5キロほどの散策コースが整備されています。所要時間2時間半ほどです。しかし、今回の巡りの目的は地の理、水にかかわる穴、池、湖沼です。ですからここでは湧水池の出つぼだけが目的地で、他は又の機会です。
 出つぼを目指して整備された木道の遊歩道を40分ほど進みました。ブナの原生林の中を進みますが自然を鑑賞するというよりは、ひたすら目的地を目指す感じで早足です。それでも自然のエネルギーの真っ只中ですから疲れ知らずに軽快に歩が進みます。時折、小雨がありますがほとんど影響なくやがて出つぼに到着しました。