2013年8月21日水曜日

229「多次元」2013,8,20


 酷暑で渇水、片や局所豪雨が続き全国各地これまでの当たり前から、異常が当たり前になり極限気象が本格化しています。
 そんな中、鹿児島の桜島が大噴火をしました。18日夕方今年500回目の噴火は5000m上空まで達し鹿児島市内は火山灰で覆われたようです。しかし市民は慣れていて至って平静です。富士山噴火が予測されていますがその時の首都圏は果たして鹿児島市民の様な対応で済むのでしょうか。また、福知山市の花火大会でのガス爆発事故で沢山の死傷者がでました。
 火の洗礼と水の洗礼が日本全土で繰り広げられています。これが新しき世に向かう為の大払い、アラハバキの現れなのでしょう。
 
 8月10日は仙台で澤野大樹さんの「瀬織津姫と多次元の秘密」の講演会がありました。とても濃厚な内容で今回はビデオ撮影が入って9月ごろにはDVDになるようです。興味のある方は澤野さんの「INTUITION」(http://www.intuition.jp/)から是非お求めください。 
 キーワードはなんといってもアラハバキです。お話の要点を紹介します。

 ハバキは、はらう、払う、掃う、祓うで、荒くはらう事に通じます。アラハバキは縄文の神で東北の神、艮(うしとら)の金神(こんじん)で、宇賀神(ウガジン)、そして瀬織津姫(せおりつひめ)なのです。
 昨年、京大の山中教授によってiPS細胞で自己複製能、マウスの再生がなされ、アセンションが成されました。神のごとき科学技術を確立したことで次のステージに入りました。
 科学技術を極めると次に霊性が復活する。つまり科学万能の幻想がリセットされ、これまで神が黙認してきた事が進まなくなる。それは科学技術発展の為に邪魔だった意識、縄文の精神に一回下がってもらっていた事が終わる事。その縄文意識とはまつろわぬ、伏わぬ、服わぬ意識です。
 
 弥生は稲作がなされ土地と人が一体となり郷土愛が育まれた。縄文は移動して狩猟採取で土地に執着がない。これはITの概念に通じるものでIT技術のクラウドは縄文が復活してきた事の証しだ。
 形而上の多次元世界が形而下の三次元に鏡を通して投影される。言は形而上で、葉は形而下で、言の葉はコンテンツを可視化させたもの。言葉は道具でそのものにパワーはない。だから言葉で感動させるには形而上のものが必要でそこに誤差が有ってはダメ。言葉は多次元と三次元を繋ぐもので多次元が投影されたもの。
 人そのものが言葉であった。道具は物を機能させる為に霊を乗せていて、物と霊が均衡し、半霊半物質だ。祈りは「天の意に乗る事」と言われるがその為には「則天去私」で、私を去ることが必要だ。祈りとは群れない、まつろわない、たった一人の事で、効果を求めるものは効果が無い。
 則天去私は傍からみれば、でくのぼうで天真爛漫で善い人のこと。元々生れた時は天真爛漫で、成長と共に鎧を身に付けるがそれを脱ぐって天真爛漫に成れた時、本当の善い人、美しい人となる。沢山の事を知ってその上ででくのぼう、白痴状になること。赤子の魂で起動させる。
 天の意、真の意は知覚できないので天の意の流れに身を任せること。しかし、思いが邪魔をしている。これまでは本当の祈りで無いものを祈らせられてきた。
 言葉を使いこなさないと感性が壊される。多次元の本当の自分の想いと三次元と一致させる。それは本質、意識の本性と言葉と一致させることで、半霊半物質で、想念体、ロゴスの言と三次元の葉とずれが無い時に言葉となる。
 その為に人の意識世界、多次元、潜在意識の記憶や情報をクラウドに集め疑似アカシックレコードを作った。ITは潜在意識の想念を一般公開する為の道具で、言葉を中継せずに想念世界を表現できる時代前夜だ。
 
 イエ(家)が集まりムラ(村)が出来てハラ(原)に採取に出かけていたのが縄文で、弥生になり畑作が始まりムラの周りにノラ(野良)が出来た。そしてリーダーがハラを隠し支配が始まった。麻はハラにあり無限に生えるハラを象徴する植物で、意識をムラ化しているムラの住民が麻を吸うと意識がハラ化する。今日本全国はムラ社会で麻を許されない。
 人類は自然を破壊し続けて来たのではなく自然が怖く、そこから逃れたかった。身の危険から自由になり自然と共に在ったその時代の霊性、祈りを思い出したかった。その為に科学技術システムで再演することを夢見た。
 ITを作りIT化することで、麻を封じた限界集落を解放して、ハラの世界を見せる。都市で生活していても意識はムラの人がいて、いじめなどの根底にこのムラ意識がある。意識をムラの外へ向かうと気づかない発展があり、内に向かうと鬱、被害妄想、精神病、統合失調症となる。日本は良い国だが嫉妬、妬みが多いムラ社会で異質を排除する。そんな今の日本を作ったエスタブリッシュがいる。
 これから縄文意識が復活しムラ意識が無くなる。今自分がいかれているという病識、自覚がないことが自分を客観視できずに病態は進行し最悪に結果を生む。
 
 これから伏在していたものが表に出てくる。伏在したものとは縄文であり、まつろわぬ民、日本の歴史の暗部であり、今無視されている霊性の部分も大きく出てくる。それは人が本来の姿に戻ることだ。
 今アメリカでは大麻が合法とされハラの世界へ動き始めた。日本がひな形としてフラクタル対応がある。これからアラハバキ、伏在した大爆発が起こる。日本でだけ起こっていたことが世界規模で拡大して起きてくる。
 瀬織津姫はアラハバキで今、どこの誰に感応するのが一番良いか探している最中で、それはせぶってる人、瀬降り、サンカの生活、まつろわぬ、天真爛漫の人だ。瀬織津姫は瀬降の姫で漂白の民、この意識の人に感応する。それは役行者、サンカの様な存在だ。
 瀬織津姫はセオリー(理論)の姫でもあり物事の筋道、縄文のプログラムを大事にするところに下りてくる。
 アラハバキは天照の荒御魂で、天照は太陽、アラハバキは核になる。核には使用法があり、今は多次元的な核の意味を知らない。その本質を知らずに利便性だけで核は使えない。
 その為にはムラ社会で作った常識、知識をアラハバク、爆発が必要である。そこで心の幻想がハバかれる。核はKAKUと書くがアナグラムで組み替えると、UKKAでKを一つにするとUKAとなる。うかは宇賀神で黄金のウンチ、宇宙根源神でありアラハバキ、瀬織津姫だ。つまり核は縄文日高見の魂を持った人しか使えない。
 
 日本とはなにか。天空の城ラピュタだ。ある人が察知して理想の国だが超化学兵器を持っていた。それを奪ったが大和朝廷では動かせない。
 核エネルギーは縄文神アラハバキであり、アラハバキが爆発させている。これから無限なるハラへ爆発的拡大がなされる。
 アラハバキは腹暴きで腹は原で本当の世界であり、三次元から多次元への目覚め、独立を体験する。それは原爆であり秘密が暴かれること。全てを創造した神が全てを破壊も出来るし、それがアラハバキだ。しかし核を自由に使用することを許していない。それはひとつ前の文明、縄文が持った技術で霊性がないと制御出来ない。
 それを使いこなしたい人達がアメリカで、そこに宇賀神、瀬織津姫が関与していると知っている。そして東北の縄文神を目覚めさせて使いたいと思った。しかしその覚醒プログラムは神仕組みで人工レベルではない。そこでは何故か神の思惑とアメリカの思惑が一致している。
 9.11のニューヨークでのツインタワー爆発事件でのツインは2本の意味で、それは日本を表していて、古き善き日本を呼び戻そうとしてあの爆発事件があった。その為にニューヨークをアラハバク必要があった。
 かつてニューヨークには5000人のレナべインディアンが住んでいた中石器、縄文の頃に栄えた地だ。そこに英国から入植しその地を英国の王様のヨークアルバー二候の名から新しいヨークと名付けた。
 ヨークはイチイの木のことで別名アララギ、阿良羅木で古代の聖なる神、アラハバキの宿る木だ。 つまり新しい瀬織津姫の木。ニューヨークは新しい瀬織津姫のことだ。
 そこにいる女神は自由の女神。その正式名称は Liberty Enlightening the World で「世界を照らす自由」の意味。ドラクロワの絵の「民衆を導く自由の女神」がベースになっている。ギリシャ、ローマの大地母神キュベーレで死と再生の神だ。キュベーレはアラハバキだ。世界を照らし光を行き渡らせることが出来、創造破壊が自由自在だ。
 Freeの自由とLibertyの意味は異なり、束縛からの自由、支配からの解放、まつろはされたものからの解放を意味し、Enlighteningははっきりさせる、人を啓発,教化する、疑いを解く、エンライトメント、悟り、Worldはこの世。名称は「この世の人類を啓発して意識を解放し、疑いを解き、覚醒させていく」という意味になる。
 このことは人類の本当の正体、セオリーを確立させることだ。それは瀬織津姫そのものであり水の浄化の神で宇賀神、弁才天だ。自由の女神はリバティー島にありニューヨークは米国の東北にある。 
 
 日本はひな形の国で諸外国より一段上で浮いた状態にありで鏡で、多次元を投映するその原点は縄文で、そこを蘇えさせることが究極の目標だ。三次元の地上を治める国はアメリカでアメリカは日本からアラハバキ、瀬織津姫システムを奪い取り入れて新しい世界を作ろうとした。
 それは大和朝廷が日高見の日の丸を奪ったのと同じだ。明治政府が新しい日本を作ったのと同じように、米国が自由の女神の霊力を利用して世界新秩序を作ろうとしているが結局は実現しない。明治政府がやろうとしたのが原爆でアラハバかれたようにアメリカも9,11で挫かされた。アメリカはアメリカなりの正義を持っている。
 統一しようとしないのが瀬織津姫だ。自由の女神を起動する為に本物の縄文スピリットが必要で、3,11で東北縄文日高見が揺らされ、強制覚醒させられた。
 ニューヨークは漢字で書くと紐育と書く。紐(ひも)を縒(よ)ると縄になり、縄はへびで無数の蛇の中の1匹が紐。紐を育て、縒って束にして大きく育てるとしめ縄になる。しめ縄はアラハバキの事でニューヨーク、紐育は瀬織津姫を表している。レディー・ガガは瀬織津姫を演じている。ガガとは蛇の古語。
 
 3,11はアメリカという国を通じて全世界縄文回帰へ向かうコンセプトで神仕組みで起きた。日本の中の縄文意識、日高見の実相、秘密がどんどんアラハバかれ、その事によって物質的環境だけでなく心のわだかまり、世界の先駆者の日本人の心身もアラハバクことになる。それがひな形として完了し、自由の女神が起動することになる。
 神仕組みは誰も知らない。まるで盗人のようにやってくる。そんな凄いことが起きても誰も気づかない。頭で考えた神の国と本当の神の国とズレがある。
 アメリカはアナグラムで組み直すとアカリ・メ。アカリは灯りでイルミナティーで形而上のこと。メは目でメ—ソンで形而下のこと。イルミナティーは神仕組みのロゴスの青写真で「言」。フリーメーソンは地上世界に具現化させるのもで「葉」。彼らの陰謀云々は氷山の一角でしかない。そこでは誰も気づいていないし、やっている者も知らない統一を目指しているのではないか。
 アラハバキは浄化で爆発。そこから本物の縄文日高見が出る。それが本当はアメリカが目指している事で、日本を目覚めさせて自由の女神を通じて世界同時縄文化を目指すことだ。
 日高見国を大和が乗っ取り、インディアンをアメリカが乗っ取った。
 
 予期しないことがハラ、多次元から来る。凝り固まった幻想の知識を取り払う事で真意が入って来る。それはチクワ(竹輪)として生きて行くことでしかない。頭を空にすること。蓋をしているので空っぽにすることで入って来る。
 素直に謙虚にする。すると明後日から情報が来る。縄文意識、それは、まつろわない、まつろわせないもの。団結、統一とは違う一つを体感している。全ては一つの強力な意識が縄文で、全てと宇宙と一体だ。
 死ぬ時は一人で、孤独で周りはただ見ているだけ。どうして群れたいのか。生と死が切り離されているので死を恐怖する。生こそが絶対正義で死はこれ以上ない最悪な結末で死を恐れる。ハラ、死が怖く、生きてい人生がムラだ。三次元物質世界を維持する為に死ぬことは恐怖という洗脳が必要だ。
 ハラの意識になると生死は表と裏で、同価値であり、一人であるが一つである意識に到達することだ。今は全く逆で一人は嫌、一つで無いと思い、執念と執着を持って死を迎え怨霊化するだけだ。
 
 この世はログイン、ログアウトがあるだけ。IDとパスワード使うがハラは一つ。縄文意識の集合体で明確な意識を持った独立した個人がいて、一人一人が卓越した判断能力、取捨選択能力を持ち、お互いをリスペクトし、認め合い、和合して行く集合体が縄文という世界だ。
 明治政府が日本をムラ化し、アメリカが世界をムラ化して今地球全体がムラになりつつある。地球は一つが行き過ぎると意識が内側にだけ向い、地球外から生命が来たらどうするのか?宇宙と直結した縄文意識が弥生化されてムラ化され、ハラへのアクセスが無くなった。ネイティブアースリングを覆ったムラの幻想を取り払って大宇宙と直結した時に世界同時アセンションが起きる。そのひな形が東北、仙台で今日来ている人にその役目がある。
 
 日高見の地、仙台から縄文意識が拡がる予感がしてくる講演会でした。懇親会も大いに盛り上がり澤野さんは4次会まで行かれたようです。澤野さんにはまた仙台に来ていただく予定です。楽しみにお待ちください。