今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年03月06日の記事を紹介します。
「口から出る言葉と修行」
今日は久しぶりに斎藤一人さんのお話をご紹介します。
「悪口と修業」と言うことで、悪口や不平、文句が自分の人生にどう影響するか。
そんなお話です。
簡単なお話なのですが、シンプルであるがゆえに真理であり、
そして、人がなかなかできないことです。
今日も一人さんらしく、優しく説明してくれています。
<引用開始> 引用元
不安な人って結局ね、神様を信じてないんです。
神様がいるんだってことを信じてない。
でも、この宇宙には歴然たる法則というのがあって、人の悪口を言いながら幸せになるとか、
不安なことを考えながら幸せになるとか、そんなことはできないようになってるんだよ。
一人さんってね、下心なく人のことを褒めるんです。
それに、お弟子さんが困ってたり、お手伝いが必要だなって人がいたりすると、私は飛んで行って手伝います。
それで一人さんに、何かいいことあるんですかっていうと、どういうことが起きるかまではわからないけど、必ずいいことがあるんです。
そういうものなんだよ。
ただ、もしごほうびがなかったとしても、お手伝いをした人から喜ばれるだけでいいことだよね。
周りの人に喜ばれるだけで、私も幸せな気持ちになれるんです。
この世の中っていうのはね、まずは自分の周囲、簡単に言えば周り近所の人に喜ばれることしかない。
私はいつも「自分も人もゆるそうね」って言うんだけど、人をゆるしましょうって言ったって、それはあなたの周り近所にいる人に対してだけなんです。
別に、ヒットラーをゆるせとか、そういう話じゃないよ。
だって、ヒットラーはあなたの側にいないでしょ。
あなたの側にいるのは、口うるさいお姑(しゅうとめ)さんだとか、近所のおじさんくらいだよね(笑)。
もし会社が嫌なんだとしたら、会社を辞めちゃえばいいし、嫌な人とは付き合わなきゃいいんだよね。
で、どうしてもその相手と付き合わなきゃならないんだとしたら、それは文句や愚痴を言わない修行なんです。
相手がいくら悪口を言っても、自分は言わない。
あのね、嫌なことが起きるということは、ちょっと嫌なことあると人の悪口を言ったりするからなの。
自分がそういう性格だから、嫌なことを引き寄せてくるんです。
人の悪口とか、愚痴やなんかを言わなくなると、人生は必ず変わるよ。
自分が変われば、すべて変わるようになってるんです。
どうしてですかっていうと、神様がそういう仕組みを作ったんだよね。
あぁ、これは人の悪口を言わないための修業だなってわかれば、
人生はパッといい方向へその瞬間に変わります。
この世の中は、人を変えようとするからおかしくなっちゃうんです。
私なんて、もし週刊誌で自分の悪口を書かれたとしても、「この週刊誌、売れるといいね」って言います(笑)。
あのね、悪口を言うってことは、
自分の畑に唐辛子(とうがらし)の種をまいてるのと同じなんです。
人から悪口を言われて、こっちも言い返しちゃうと、言ったぶんだけ自分の畑に唐辛子の種をまくようなものだから、それを刈り取らなきゃいけなくなる。
ピリッと辛くて目にしみるような出来事が嫌なんだったら、最初から唐辛子の種をまかなきゃいいんです。
<引用終了>
嫌な人と付き合わなければならないのは・・・・ それは文句や愚痴を言わない修行
なのだそうです。
そして自分自身が文句や愚痴を、言うからそういう人を引き寄せ、あたかも、修業のような場が形成されるのだそうです。
そして、自分が文句や愚痴を言うことが無くなれば、もう、そのような状況を引き寄せ、
修業する必要がなくなるため、「嫌な人」が、周りからいなくなるのだそうです。
確かにそうですね。
自分の周りの状況は全て自分の心の状態を映しています。
嫌なことも、良いことも。
であれば、自分の心を「良きこと」で埋め尽くせば、もう良いことしか起きず。
良きこと、良き人に囲まれ、幸せの内に暮らせることでしょう。
まさに空海の仰った生きながら天国に住む・・ 即身成仏の世界です。
自分の心を「良きことで埋め尽くす」とはどう言うことでしょうか?
・不平不満、愚痴、悪口を言わない
・全てのもの、人、コトに感謝する
そして良寛さんの「愛語」のお話にもありましたが、自分の口から出てくる言葉は、
はっきりとした自覚をもって、
・人を温かくする言葉、
・明るくする言葉、
・優しい気持ちにする言葉、
・励まし続ける言葉…
そのようにする。。と決心することかもしれませんね。
世の中、もう少し混乱は続きそうですが、自分や、周りの人の心を大切にしようとしている人にとっては、希望の世界、報われる世界が近づいて来ているようです。
地球創生の神、国之常立神(クニトコタチノミコト)の世です。
どうぞ、笑顔と感謝の心でお過ごしください。