今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年11月09日の記事を紹介します。
「試練の時」
世の中が大きく変わり、
一人一人の心が大切にされる
美しい星に生まれ変わろうとしている今、
ご自身も試練の時を迎えている方も多くいらっしゃいます。
そして、そこから抜け出すのが、
なかなか大変な方もいらっしゃいます。
でもその解決法も
心の在り方を説いたブッダの般若心経の中に答えがあります。
同じ現象でも、
捉え方次第・・・
悪くとるのか、
良くとるのか、、
はたまた感謝を持って受け取るのか。。
自分のこの人生のシナリオは、
全部、自分自身で決めて生まれて来た。
従って、
私を悩ませる人、
悪く言う人、
騙す人・・・
全部自分が、その役をその方にお願いしてきました。
さて、身近な例を一つ・・・
「人生はシナリオ(映画)」という考え方で人生の難局を乗り切った方がいます。
ロック歌手の矢沢永吉さんです。
20数年前、矢沢さんは身内の詐欺に遭って30億円以上の借金を背負わされました。
矢沢永吉「信じろよ、自分を」
https://www.youtube.com/watch?v=JLMcsgppCg8
しばらく酒を飲んで落ち込んでいたそうですが、
ある日ふと気付かれたそうです。
「これは映画だと思えばいいやって」
「生活保護受けて苦労して広島から夜汽車に乗って上京し、
やがて世紀のロックンローラーになる役さ」ってね。
悪くないよね。
「途中詐欺に遭ったりいろいろあるけどまあ楽しんでこいと生まれてきた」
そう考えることにしたそうです。
その後ライブをやりまくって本当に30億円を完済します。
凄いですね。
矢沢さんの
「リストラされたって、
借金を背負ったって
それは役だと思え」
という言葉は迫力を感じます。
人生には大なり小なり「まさか」ってことが必ずあります。
失敗や事故、病気、またはだまされたり裏切られたり。
そして生きている限りいろいろな問題を抱えます。
そんなとき「これは俺の役だ」
「人生はシナリオ(映画)だ」と思うと気持ちが楽になり、
いろいろな知恵や行動力が生まれてくるのかもしれません。
あとは目の前の与えられた役を一生懸命こなすだけです。
生きている最中(役をこなしている時)は、
解らないかもしれません。
ですが、
肉体を去って故郷に帰る時、
私たちはきっと思うはずです。
あの時、
あんな大変なことがあったから、
私の人生はパンチの効いた素晴らしい体験になった。
そして思います。
あぁ、あれは、
あの方に頼んでやってもらったことだった。
私の人生劇場を素晴らしいものにするために、
汚れ役を引き受けて下さってありがとう。。。
ありがとう、、
私の人生劇場に登場して下さった、
沢山の人達、ありがとう って