2020年11月22日日曜日

2166「無意味の意図」2020.11.22

 米国大手製薬会社ファイザーからコロナへのワクチンが完成したニュースが出ていました。効果率9割以上のようで緊急使用する様ですが、メッセンジャーRNAを使うワクチンでマイナス70度での保管が必要で果たして実用可能なのか、又その副作用は未知です。
 今、ワクチン開発製薬メーカーの株価は高騰していてファイザーのCEOが持ち株の大概を売却して高値で売り抜けて約560万ドル(約5億9000万円)の利益を手にしたようです。
 WHOのテロドス事務総長は16日、ワクチンだけでは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を阻止することはできない、と述べています。では他の手段が必要でそれはロックダウンなのでしょうか?はたまた各自の免疫力次第で防ぎようが無いと言うのでしょうか。

 現在有効とされるコロナ対策について為された研究等について興味深い記事を見ました。In Deepさんの2020年11月18日「コロナカオスの最悪期は4月までにやって来る。それは、感染事例と共に激増するロックダウン地獄の中で 」で、その中から1部抜粋して紹介します。

最悪のシナリオ
 11月17日に、ソフトバンクグループの孫正義会長が、米ニューヨーク・タイムズのオンライン講演会で、「世界経済を崩壊させる可能性のあるリーマンショックのような危機」について警告 したことが世界中で報じられていました。
世界で最も楽観的な投資家と言われている孫さんが、ここまで警告感の強い発言をするのは珍しいことなのかもしれません。
(途中略)
感染事例の増加を食い止めることは3月までは不可能
 今日も、「東京都のコロナ新規感染493人、過去最多に (日本経済新聞 2020/11/18)」という報道が出ていましたが、まだほとんど気温の顕著な低下が起きていない現在でこれですから、12月から 1月、 2月はどんなことになるのかわからない状況といえます。
 北半球は多くの国や地域で同じとなっていて、ヨーロッパでもアメリカでも減少する傾向を見せていません。
 ヨーロッパでは多くの国や地域でロックダウンを実施しているにも関わらずです。
(途中略)
 北半球は、もうほとんどといっていいほどの地域が、感染者数がそれ以前の 28日間からは増加しているか、「著しく増加」していることがわかります。
 先ほどのブログ記事「コロナウイルスの感染事例は「正確に気温と反比例する」…」から見れば、これから北半球の多くの場所で気温が低くなっていく中、このような状況はさらに大規模になっていく可能性がかなり高いと思われます。
 数倍、というような表現も出てくるかもしれません。
このような状況を受けますと、またも春のように「世界全体がロックダウンに?」というような懸念…というより、ヨーロッパではすでにそれを実施しているわけで、そして、「感染事例が減少しない限り、ロックダウンを解くことはない」と思われます。
 場合によっては、桜の季節くらいまで、ヨーロッパでは今のような状況が続く可能性もないではないのです。

 そのような中で、日本はどうするでしょうかね。
 日本もこれから気温の低下と共に感染事例が飛躍的に増えていくことは避けられないと思われます。感染が拡大していく理由は、今後、気温が低下するということだけであり、他にはほとんどないです。
 冬になれば気温が下がる。気温が下がれば(通常の)コロナウイルスの感染は拡大する。
この単純、かつ科学的な理由から 3月くらいまでの指数関数的な感染事例の増加は避けられないと思われます。
 なお、今回は、「ロックダウンや社会的距離、マスク」のすべてが感染抑制に無意味であることが示された大規模な実験的研究をご紹介して締めさせていただきます。

 世界で最も歴史ある医学専門誌の「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で 11月に発表されたもので、アメリカ海兵隊の兵士 3000人を使って、
「人間の分離、外出禁止、集会の禁止が感染抑制に有効か」ということを調査したものです。その論文を、アメリカ経済研究所(AIER)が記事にしていました。
 記事そのものは長いですので、「どんな調査だったか」という部分を引用します。

 米ニューヨークのマウントサイナイ医科大学が実施し、アメリカ海兵隊の 3,143人の新兵が参加した大きな研究です。
 軍事的に実施された検疫方法でさえウイルスの拡散を止めることはできないことを研究は明らかにした
 研究に参加したすべての海兵隊員の新兵は、睡眠中あるいは食事中を除いて、屋内でも屋外でも常に 2層の布製マスクを着用した。
 彼らは、すべての場所において、少なくとも 6フィート (1.8メートル)の社会的距離を確実に履行した。演習地を離れることは許可されなかった。
 また、表面透過に寄与する可能性(物体の表面に付着しているウイルスから感染する可能性)のある個人用電子機器やその他のアイテムにふれることは禁止された。
 さらに、定期的に手を洗い、彼らは洗面台付きの 2人部屋で就寝し、共有のダイニング施設で食事をし、共有のバスルームを使用した。
 すべての新兵は毎日部屋を掃除し、部屋を使用するたびに漂白剤でバスルームを消毒し、各小隊が食べた後に漂白剤で掃除した食堂で調理済みの食事を食べた。
 ほとんどの指導と演習は屋外で行われた。
 新兵のすべての移動が監視され、人と人との接触を最小限に抑えるために指定された建物の出入り口を使用し、一方向の人の流れが実装された。
 研究への参加に関係なく、すべての新兵たちは毎日体温と症状のスクリーニングを受けた。各小隊に配属された 6人の教官が 8時間交代で、検疫措置を実施した。
 新兵が新型コロナウイルスと一致する徴候または症状を報告した場合、電話で報告し、新型コロナウイルスの迅速な PCR 検査を受け、テストの結果が出るまで隔離された。
 教官たちも演習場からは出られず、マスクを着用する必要があった。あらかじめ準備された食事が提供され、毎日の温度チェックと症状のスクリーニングを受けた。
 陽性の症例が診断された小隊に配属された教官は、迅速な PCR 検査を受け、結果が陽性の場合、教官職務から外された。 (アメリカ経済研究所 2020/11/13)
 それで、このような厳しい検閲の生活を続けた後、新兵全員に検査をしてみると、
「感染は拡大していた」のでした。
 感染者の 90パーセントは無症状だったとのことですが、いずれにしても、「何をどのようにしても感染は広がる」ことが、ある程度実証されたと言える研究とも言えます。
 そのようなことは、実は各国の当局者も知っているはずですが、それでもロックダウンを行う、移動の制限を行う、緊急事態宣言を出す。
 なんで?とも思いますが、ディストピアとはそういうものなのかもしれません。

https://indeep.jp/worst-corona-chaos-will-come-by-april/