翌日13日は朝から名取農場で農作業です。8名程集まり、ジャガイモや豆の草取り、土寄せ等、かなり作業もはかどりました。みつゆきさんの個人レッスンを午後の遅い時間に予約している2人を同行して行きましたので13時には上がりました。
生体システム実践研究会の昨年の秋期特別セミナーに参加した方に、生体エネルギー研究所所長佐藤政二先生からの特別プレゼントの情報入りカードを頂いています。そのカードを持参した方が最低3名いるとそこに特別な生態系が出来る仕掛けになっています。
13日の農場では6名の方がカードを持っていましたから、そこに生態系が出来ていて、各自がそれぞれの作業をする中でその範疇に含められるところの作物、人等が良い影響を受けています。作業もはかどり、作業する中に心身の調和、活性を頂ける空間装置です。通常の陣地つくり、場作り、とは異なる空間想造です。
心地良い疲労感で作業後シャワーを浴びて天命舎に戻りました。当然、アイリッシュハープに響きにも大きく影響していたことでしょう。
じんち(陣地)作りはいろいろな方法で出来ますし、理論として確立されています。手段としては、コンクリートで作ったブロックであったり、電磁波、文字等必要に応じで設置できます。この空間装置化で顕著な効果を上げているのが、私の中山歯科であり、あわの里天命舎です。さらにこの装置を移動して設置して活用しているのが座禅断食会です。今回7月19日から21日まで白石蔵王の遠刈田温泉の蔵王高原荘で第34回座禅断食会を開催しました。
座禅断食会は臨済宗の野口法蔵師が日本で最初にはじめられたもので、私も法蔵師にご縁を頂き、仙台で開催させて頂くようになり、早や10年目を迎えています。最初の7回は法蔵師の直接指導で開催していましたが、8回目以降は法蔵師の許可を頂き、私が指導して7年になります。そこで場作りを始めたのは蔵王高原荘に遷ってからですから5年以上になります。
基本は電磁波を活用するアンテナの装置とコンクリートブロックを四方に設置して作っています。最近は更に加算する形で会場の中心に円筒状のコンクリートを置いてそこにロウソクを灯したりしています。このお蔭で座禅の集中度が増して、座禅がしっかりできています。
最近、出版された法蔵さんの著書「からだに効く 座禅」は読ませて頂きましたが、とても良い本です。法蔵さんから、この著書についての言葉を紹介します。
「白隠禅師は坐禅の質を高め病気を改善する書、「夜船閑話」を表して多くの病人をなおしました。これを断食に活かせないかと坐禅断食24年の工夫をここに集めました。又、ここ3年の科学による坐禅の肉体への影響のデータも記しました。私の著書の中で一番皆様に役に立つ本になったと思います。」
その中でも座禅を深める方法としてロウソクの活用が記されています。更に、呼吸法は当然ですが、滝行や光の活用などがあります。禅堂等はおのずと坐禅するにふさわしい処に作られるのでしょうが、一般的に座禅を深める為の環境としての場作りについてはあまり考慮されていないように思います。
しかし、法蔵さんが1昨年作られた松本市の自宅に隣接した六角堂は、建築の段階に基礎を作るにあたり生体エネルギー資材(力丸、底力)を活用しています。そこには私も昨年訪問しましたが、木曽檜を使った素晴らしいものでした。
長野の生体エネルギー研究所での想造宇宙論講座には私も受講していますが、その講座の中で座りの時間が1時間程組み込まれています。生体エネルギーの最高の場で、特別の生体エネルギー処理した坐敷きござで座りますが集中が増し、座りが深まります。
今回の坐禅断食会も皆さん満願成就できました。参加者もこれまでの最少で12名です。ゆったりのんびり、寛ぎの空間を得られて、期間中は良く座り、集中し、休憩時間は良く休み、明け食もしっかり頂けて、滞りなく宿便が出て、笑顔で終える事が出来ました。
法蔵さんから直接指導頂いていて、場作りをしていなかった当時の坐禅断食会に比べたら、遥かに身体の反応は軽く済みます。法蔵さんのお弟子さんで同様な会を模様しているところが全国に20か所程あります。今回も他の会場で参加した経験のある方が参加していましたが、その違いを明らかに感じられるようで、不思議と思われたと同時に、何故かなと興味を示されていました。
断食期間中の反応は毎回異なりますが、明け食前に排便があった方もいましたが、逆に吐く方もいました。今回私はすこぶる順調で2日目午後の合掌行まで何の支障もなく過ごしていました。合掌行の後に野菜ジュースをコップ1杯頂くのですが、その時に胸がつかえを感じていましたが、結果的に翌日朝に吐くことになりました。これまでも野菜ジュースに違和感を抱くことが多々ありましたが、どうやら私には水だけの方が良さそうです。
明けの食も美味しくいただき、宿便出しも順調に出来て、すっきりさっぱり浄化できたようです。最近は年3回の開催ですが、皆さんを指導して健康への動機付けと実践法の伝授だけでなく、自分の健康の為にも欠かせない行です。
今回は法蔵さんの新著を皆さん読まれての坐禅でしたので、皆さん特に坐禅に集中できて、心のデドックスになったようです。
断食を昼過ぎに終えて、直ぐその後は、生体エネルギー活用実践教室「手軽に出来る陶芸教室」を開催しました。会場は隣町の村田町にある「塩内焼 自由窯工房」です。蔵王高原荘から30分ほどで着きますのでベストな開催です。
教室には17名の参加で会場一杯です。13時過ぎから始まり、終わってみれば18時近くまで楽しい時間を皆さんと共有しました。
そもそもは、生体システム実践研究会宮城支部主催で10数年前から開催していました。当時は私が支部長として活動に関与していましたが、昨年3月で12年間の支部長を退任していました。お世話して頂くTさんから今年は天命塾主催でお願いしたい、との依頼があり今年から天命塾主催で行う事に成りました。
古山少吉郎先生は異色の陶芸家でかつては料理人だったとか。工房も山間の狭い道を進み、行き止まりの野趣豊かなところにあります。家屋も古い民家で、地震があったら危ないかなと言う感じです。この陶芸教室は例年、夏場に開催していましたが、作業時は暑くて汗だくだくで行っていたのですが、今年は好天でありますが湿気が無く、涼し風に恵まれて最高の状態で出来ました。
初めての方もいますので最初に古山先生からデモンストレーションをして頂きました。
流石にプロの腕前は違います。あっという間にろくろの上に名品できあがります。それに触発されて、各自思い想いに工芸作家気取りで1キロの粘土に想創力を形にして行きます。
しかし、思うように粘土は動いてくれません。ポイントで先生のサポートを頂いて、どうにか形になって行きます。追加でもっと作成したい方々は1キロ粘土を購入して、次なる想造空間を試みて形にして行きます。
私は久しぶりの創作作業でしたので楽しく出来ました。私も粘土を追加して、大作に取り組みました。それぞれ1キロの粘土を使った大皿とどんぶりです。私たちが使ったこの粘土は特別なものです。古山さんが使われる良質な粘土に、Tさんが生体エネルギーの建築用資材「力丸」原液を混ぜ1年間養生して熟成しているのです。
力丸は主にコンクリートに混ぜて使う事でコンクリートのマイナスをプラスに変え、なおかつ強度やその他性能を高める機能を発揮します。
想造主、神はこの宇宙を創りました。私たちはその想造主、神の分け御魂、相似に出来ています。私たちが想造主として陶器を創作する意図、想いが遺伝子として組み込まれます。その内容が移入できる能力、環境があります。
今回は粘土にそのような因子を入れて養生し機能を発揮できる前提条件は出来ています。更に、創作する場には電磁波のアンテナを利用して空間を作り、かつ、参加者の多くの人が持つ生体エネルギーカードでの空間装置化も出来ています。製作者の作成能力を高めのだけでなく、陶器に意図と機能を発揮できるような情報処理が可能になっています。
この粘土で出来上がった陶器は素晴らしい情報を発信できる生体エネルギー準拠位置を持ちます。食べ物の味が変わって、食物の素材の良さが出て、美味しくなり、滋養豊かな物になります。置物としてもその場の環境を高め、心地良い情報を発信します。後は形体としての美が伴えば言う事無しですが、そこは今後の課題ですが、マイ陶器としての愛着、機能は十分発揮できることでしょう。
焼き上げる釉薬の色を決めて後は古山先生に焼き上げて頂くだけです。秋には仕上がって来ることでしょう。とても楽しみです。
終わってみれば四時半を過ぎています。テーブルを片づけて、これから後は、古山先生の御もてなしの食事を頂きました。いろいろな料理が次々と出されます。みんな美味しいのです。断食明けの身を忘れて、ついつい箸が出てしまします。締めは打ち立ての蕎麦ですがこれまた絶品で、美味しく頂きました。
ここでも喜びの暖かいエネルギーの思いに満ち満ちた空間で想造が出来た楽しい世界でした。