2014年7月26日土曜日

330「空間想造1」2014,7,25

 みつゆきさんのアイリッシュハープは日本人のこころの琴線を響かせて郷愁、懐かしさ、安らぎ、暖かさ、寛ぎ、癒しをもたらします。
 何故かと思うと、みつゆきさん自身がアイリッシュハープに出逢った時に、そこに響き、それらの感情、思いを抱いたからだと思います。
 なんの予備知識も無く、音楽すらわからない中で、生きる希望を求めて得られない、極度に閉塞感と自虐的な意識で暗澹としている、そんな時にアイリッシュハープに出逢ったので、体が喜びの世界に反転し、開放されていったのでしょう。みつゆきさんがこれしかないと思いそれからこの道を歩んできた、原点、始まりの始まりをそのように思えます。  
 そして起こりが起こりを起こした。それからが20年程アイリッシュハープと自分を磨き、掘り起し高めてきた日々があったのでしょう。
 
 音の響き、音を媒体としてコミュニケーションし、情報伝達して生きている私たちの肉体は将に楽器であり、受信機、発信機、変換機、翻訳機でもありそのコンダクターは己の意識です。意識の深層と肉体細胞の意識の共鳴共振共同が調和であり、安らぎで、そこが故郷、原点であるとしたら、現在の環境からもたらせる種々の混乱、渾沌とした情報が意識、マインドを乱してアンバランス、不調を来しています。
 環境がみつゆきさんの奏でるアイリッシュハープの響きでみたされると、肉体の楽器の反応が始まります。クリーニングされ、チューニングされ、情報伝達機能が整って変化、開放、発動が起きます。それが感動です。多くの方がその音色、曲に感応して満たされて歓喜します。
 しかし、みつゆきさんも人間として芸術創造者、演奏家としての能力は未だ途上であり、訓練し、熟達して磨かれてより表現の幅、深さ、広がり、可能性を求めて行きます。
能力は如何にして開花できるのか。基礎的素養は基本技能を習熟して繰り返し訓練することで向上して行きますが、場、環境の影響力に付いての検討があまり成されてきていませんでした。そんな中、みつゆきさんは仙台にお越しになり、天命舎の場で演奏をした時に驚きの経験をします。
 これまで出したいと思っていた音、響きを瞬間に奏でられる自分に出逢ったのです。通常では45分の演奏だったとしたら、ようやく演奏に馴染んできて、表現能力が高まり後半の辺りで出せる音が、なんと1曲目から奏でられるのです。本人がその違いに一番驚き、感動して、新たな可能性に興奮しているのです。当然、演奏を聴いている、その場を共有している方々の反応も違います。何が違ったのか、彼の欲深い向上心に火が付きました。   このことは仙台でコンサートを始めて聴いて、その後東京の某会場でコンサートを聞いた神奈川のAさんが、「そこの会場も環境に同様の装置を設置しているのにもかかわらず、 みつゆきさんの演奏にあまりにも違いを感じて、ほとんど響かず、がっかりしたと同時にその差に驚いた。」と言います。 Aさんは生体エネルギーの環境の作る力、その仕組みに強く興味を抱いて、ご自分の健康の事も含めて熱心に生体エネルギー応用商品を活用し、仙台の生体勉強会にも毎月参加しています。


 天命舎での最初のコンサートは2013年3月9日でした。私の自分への誕生日お祝いをという事でバースデイコンサートを開催しました。
 みつゆきさんはやさぐれていた青年時代に東北を自転車で巡り、この地で縄文の精神に触れ、人の暖かさに救われました。自分の本心、縄文スピリットに目覚め、それ以来みちのくの地はあこがれの故郷で、いつか訪れたいとの想いでいました。20年以上過ぎて訪れた仙台での初のコンサートは、縄文スピリットの共鳴因子を持つ聴衆に出逢い、改めて郷愁と喜びを感じたようです。
 みつゆきさんと初めて出逢った皆様も感動と共に、アイリッシュハープを身近なものと感じ、ご自分で演奏をしてみたいと思われる方がでてきました。みつゆきさんへのリクエストが続き、この1年4か月で仙台に7回来ていただきました。その間コンサートは10回、個人レッスンも10日間行って頂きました。マネジメントする天命塾は収支的には毎回赤字ですが、みつゆきさんと我々縄文スピリットを共有する仲間にとって、この学びと感動の共有は大きな意味があると思い継続して開催して来ています。
 全てに参加出来た方は少ないですが確実にアイリッシュハープは身近なものになって来ています。そして毎回、新しい音が、響きが発せられ、みつゆきさんにとってもとても楽しみな時間になっています。大阪に帰ると皆さんにリフレッシュして元気をチャージして来たね、と言われるようです。縄文の気、情報がベースにあるみつゆきさんにとって、仙台で天命舎に参加する皆さんの感性と共鳴することは確かなようです。


 天命舎の場作り、環境設定は生体エネルギー理論に基づいて行っています。そして毎回のように、プラス1の加算が成されていて、そこには沢山の生態系、物語加算と、情報アップが施されています。生態系を作り、そこをまとめ上げるコンダクター的情報は主に私から成されますので、私の生体エネルギー準拠位置が決め手です。私にとっても日々の準拠位置エネルギーのアップ、想造力の進化が課題でもあります。
 みつゆきさんは生体エネルギー理論にはまだ理解が十分ではありませんが、鋭い感性でそのエネルギー、情報の違いを敏感に感じ取り、感応して、それが直ぐに自分の能力向上に変化して現れます。みつゆきさんも生体エネルギーの商品を買い求められて自分でも活用していますが、自宅の環境も少しずつ改善して来ていて、眠りも深くなって来ているようです。

 7月12日朝の始発便で大阪からみつゆきさんは来仙頂きました。
 今回は私たちの仲間、岩手のKさんの誕生日です。今年3月9日の私の誕生日に2度目のみつゆきさんのアイリッシュハープバースデイコンサートを開催しましたが、その懇親会の席で、Kさんから次回は、「私の誕生日にコンサートをしてほしい」、とリクエストが上がったのです。
 すべては丁度良く、設定が出来て、開催出来ました。しかし3月末にKさんに転勤があり、新たな赴任校でクラブ活動の顧問として種々の拘束が起きてしまい、実は12日は大会の試合日になり仙台に来れ無い状況になってしまいました。部活動にあたってはいろいろな問題が発生したのですが、結果的には全ては善き流れ、善き結果で自分の進むべき道を自ら拓き、晴れて参加出来る事に成りました。
 Kさんも生体エネルギー理論、技術に興味を持たれ、私が指導する生体エネルギーの活用勉強会「日常生活を健康で豊かに過ごす方法を学ぶ会」に盛岡から毎月夜に通って来ています。いろいろ活用して環境や身体の改善、向上に努めて来ています。中心核が定まると目的に向かって色々な体験を経てたどり着けるという善き事例になりました。

 個人レッスンには初めての方も参加しました。その方は他の教室でアイリッシュハープを1年程学んでいて、現在も通っていて、小型のハープも持っている方です。私はその場に立ち会いませんでしたが、みつゆきさんのハープ、教え方に感動して、翌日の個人レッスンにも申し込みされコンサート、懇親会と参加して下さいました。何かが大きく感応したようで、喜びの感涙が見られたようです。

 12日、13日の二日間のコンサートも楽しく出来ました。
 最初の曲から素晴らしい響きでみつゆきさんも日頃の精進の程をいかんなく発揮でき、更にそれ以上の演奏が出来て驚いています。直ぐに寝て頂いてヒーリングコンサートです。
12日にはみつゆきさんからKさんにハッピバスディーの曲を演奏して頂き、皆さんで歌いお祝いしました。ハープの近くに生体エネルギーの塩やテンメイ名取農場で栽培されたキュウリで変化を確認したりしましたが、準拠位置の高いものは明らかに良い影響をもたらしています。




 13日には習熟した仙台のお弟子さん達3人と一緒に、四方で聴衆を囲むようにして演奏しましたが、新たな音での生態系が完成して、明らかな空間装置化が出来ていました。中で聴く私たちの共鳴、共振は更に強くなり、明らかに更なる解放、癒しをもたらしたようです。



 2日間ともコンサート後の懇親会も盛り上がりました。12日はいつもの稲荷小路にあるお店です。ささやかなそれでいた深い祝福に満ち満ちた誕生祝会になりKさんも喜んで頂きました。Kさんが持参したNHK朝ドラマ「あまちゃん」の衣装を、是非ともTさんに着て欲しいとリクエストあり、着てみたらなかなかぴったりで大うけです。




 みつゆきさんは仙台で飲む生体エネルギーの蔵ビール、玄米酒やすらぎの滴をとてもお気に入りです。皆さんとは既に馴染みの面々ですから、気安く打ち解けて和気藹々楽しく時間は過ぎて行きます。みつゆきさんは各所でコンサートをしても仙台の様な懇親会はあまり無いようです。特別にこの雰囲気が嬉しいようです。
 13日の懇親会はお店を変えて仙台駅近くの行きつけのお店です。宴もたけなわですがKさんが新幹線で帰る時間になりました。1週間後の再会を約束してお見送りです。
 皆さんのお蔭さまで、みつゆきワールドと生体エネルギーのコラボレーションの空間想造の楽しい2日間もあっという間に、充実して終わりました。
 次回は12月20,21日クリスマスコンサートです。是非とも皆様、参加下さい。