今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年01月02日「持って帰るもの」と2023年01月04日「神々が目指す地球の姿」の2つの記事を紹介します。
「持って帰るもの」
みずがめ座の時代に入り、今まで隠されてきた真実である霊主体従の時代、つまり、人間の心で思ったことが、この物理的な次元でも、現実化するスピードが、非常に早まる時代になりました。
物やお金が絶対の価値を持つ時代から、情報やネットワーク、コミュニケーションなど
・目に見えないもの
・物質ではないもの
が大切にされる社会に変容しようとしています。
現在はその過渡期であり、非常には早いスピードで、終わろうとしている時代の遺物、つまり、お金によって縛り付けられた不安と恐怖の時代の遺物が、醜い姿をさらけ出しています。
また、この時代は、宇宙の法則、「与えたものが、受け取るもの」の法則が、あまり時間差なく、目の前に現れる時代でもあります。
常に
・優しさ、
・真心、
・愛情、
・笑顔、
・お互いさま、
・お陰さま
を心がけようとしている人にとっては、物凄い朗報です。
その心を相手に対して出した良き思いが、倍のパワーで、神さまの恩寵も伴って、同じ物が、時間を置かずに、自分自身に帰ってくるからです。
さて今日は、作家、故三浦綾子さんの「氷点」「続・氷点」からご紹介します。
一生を終えて後に残るのは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたもの。
あくせくして集めた金や財産は、誰の心にも残らない。
しかし
・かくれた施し、
・真実な忠告、
・あたたかい励ましの言葉
などは、いつまでも残るのだ。
これに対して、故ノートルダム清心学園理事長渡辺和子さんは、こう仰います。
一生の終りに残るものは集めたものだと思いがちである。
方々に旅行して集めためずらしい品、買ったもの、預金通帳に集めた金、土地、建物。
しかしながら、人はこれらのものを、持って死ぬことはできない。
お棺の中に入れたとしても、焼けて灰になるものばかりであり、そうでなければ、遺品として他の人に分けられるものでしかない。
その人が、死後も「自分のもの」と呼べるもの、その人とともに永遠に残るものは、
生存中に与えたもの、つまり愛なのだ。
この愛と呼ばれる目に見えないもの、レントゲンで写しても決して映らないもの、
手術をしても解剖してもメスに触れえないものこそ、人生を生かす、大切なものなのである。
<引用終了>
私達は肉体が亡くなっても、その精神、魂は生き続けます。
どちらかと言えば、そちらの方が本物の生とも言えます。
私達が人間として生まれることは大変なことなのだそうです。
それこそ、文字通り、「有難し」なのだそうです。
沢山の生命体が人間として生まれてきたがっているそうです。
それは、人間としてしか味わえない、何物にも代えがたい経験が出来るからです。
そうまでして、はかない人生を通じ、 元居た世界(天国)に戻る時、私達が、そこへ持って帰れるものは・・
我々が集めたものではなくて、我々が与えたもの、愛、なのだそうです。
皆さん、愛 を感じたことはありますか?
お一人お一人、その感覚は違うものかもしれません。
ですが日常の生活の中に、いくらでも、その種は潜んでいるものですね。。
愛を感じた時、胸がじんわり、そして自然に両手が合わさります。
1508年、友情と感謝の心で制作された「祈りの手」 |
相手に対する
・優しさ
・思いやり
・受容(そのままを受け入れる)
・寛容
・愛情
そしてそこから生まれる
・助け合いの心
・お互いさまの心
そんなものが大切なのかもしれないですね。
そこから育まれた愛は、永遠の宝として、肉体無き後も魂に刻まれることでしょう。
愛に溢れた心で、世の中を見渡してみれば、全ての営みが調和しており、
いたるところに神々の恩寵を見ることができるでしょう。
すると、もう感謝の心しか湧いてこなくなることでしょう。
「神々が目指す地球の姿」
コロナウイルスという手段を使い、神々が何をなさろうとしているか?
何故、今ウクライナで戦争が発生しているのか?
ここで言う神々とは宇宙神や、地球意識などの高位の意識体のことです。
今日は、お正月ですので神々が私たちの暮らしを
どのような方向に向かわせようとしているのか、書きたいと思います。
コロナの影響で世界中ロックダウンした国も多くありました。
これは要するに外出禁止令です。
その方向性は収縮から離散へ、、統一社会(グローバル)から、個々の社会(ローカル)へ
つまりヨーロッパなどは、EU構築時の理想とは正反対のバラバラな状況になってきました。
日本でも同じようなことが起きています。
何が起きるかと言えば、
■家庭においては
・今まで社畜のように働いていた両親が家にいる
・子供たちも学校に行けなくなり家にいる
・家族と過ごす時間が、濃密なものとなる
■社会においては
・外国人入出国禁止
・世界的なサプライチェーンの崩壊
・産業の海外進出の停止
・留学等での海外渡航の停止
この結果、社会構造的には、今までの お金だけが全てという人々が音頭を取って進めていた、金儲けのためのグローバリズムは、停止し、皆の意識が、自分の国(ローカル)に向けられました。
具体的には、もっと小さな単位、住んでいる地方に向けられます。
家庭においては、今までバラバラだった家族が、強制的に物理的に一つにまとめられていきます。
もちろん、その息苦しさから、イライラしたりDVに走ってしまう人もいるでしょうが、それが収まるのも時間の問題です。
結局は、その事態を受け入れるしかないのですから、人は自ら崩壊の道を選ぶほど、まだ愚かではありません。
いままでの、この200年間進められてきた、「経済と物質」中心の世界は、
・金融資本主義社会、
・お金がすべての社会、
・お金や武力の力で人を支配しようとする社会
これらは、全て恐怖で人を支配しようとするものでした。
いわゆる悪魔的な方法です。
今まさにヨーロッパや西アジアを中心に起きている最終的な経済戦争は、主に情報戦を中心にくりひろげられています。
その手法は、今も昔も変わりませんが、踊らされる人も多い中、昔と違う所は、その背後にある思想を、多くの人が知る機会に恵まれているということです。
その結果、ほころびもあちこちで出ています。
今までお金が無ければ、破滅するという恐怖から、私達は、上へ上へと、人を押しのけてでも、良い学校、良い会社に入り、お金を沢山稼ぐことが良いことであるかのように教えられてきました。
自分さえよければよい、お金さえ儲かれば、人のことなど構わない。
仕事のできないものは排除せよ
効率主義、能力主義、極限まで人件費を削る企業体質
人件費を減らすため正社員を減らし、自己責任の元、非正規労働者を増やす政策
国民には真実を何も知らせず、利権の為に、広く浅く、生かさず殺さず税金をむしり取る政策
ですが、今まさに起こっていること、神仕組みは、これらと決別し、真っ向から逆の道に進めようとさせる動きです。
個人個人の精神性の復活に向けて、大きな時代のうねりが始まりました。
神々は、コロナウイルスのパンデミック化という手段を使い、その大きなうねりを起こし、
一人一人の心が大切にされる「精神性の復活」の時代へ舵を切ったのです。
そして最後のダメ押しが経済を主軸にした実際の戦争・紛争の勃発です。
弥勒菩薩 |
神々が進める今までとは逆の道とは・・・
・家族が、顔を合わせ仲良く暮らす(今までは家族を犠牲にしてまで仕事をしていました)
・利益を求め、外へ外へと出ていき、弱い外国から搾取する時代が終わり、地域コミュニティーが活気を取り戻し、一人一人が地域を大切にする
・悲しみ、聖なる諦めを経験した私たちは、共感力が高まり、人に優しくなれる
(今までは、自分さえ良ければ、人はどうでも好い世の中でした)
・生きるために、必然的に人と助け合う心が芽生える
(今までは、人をだまし、搾取し、自分だけが良い思いをしようとする人が大半でした)
まさに、神々が作ろとしている世の中です。
そこまで行きつくには、もう少し時間がかかるかもしれません。
まだ、コロナウイルスの持つ「金」の特性、「悲しみ」や「ウツ」。
それらを味わい、意識の方向性が、心の内側に向き、悲しみの本質である、「慈しみ」、「慈悲」の心を味わう必要があるからです。
ですが、その方向性さえしっかりと持っていれば、決して失望することも、あきらめることも、自暴自棄になる必要はありません。
神々が行うことに、破滅や絶望など決してないからです。
どんな状況が来ようと、笑顔と感謝で受け入れて、流れに任せていれば、いつの間にか、世の中が変わり、(実際には、人々の心が変わるのですが)美しき世の中になることでしょう。
どうぞ、笑っていてください。